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トップ > My ページ > 藤枝梅安 さんのレビュー一覧
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検索結果:39件中1件から15件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/06
録音から60年以上経っているがいまだに永遠のエバーグリーン的 名盤である。フィエルスタートの母国愛溢れる丁寧で美しい演奏は 長い年月を経た現代でも心の底から感動できる逸品である。 コンチェルトも自然の叫びをふんだんに表現した伴奏にカーゾンの 神のつぶやきのような繊細でロマンなタッチが相まって素晴らしい 演奏を繰り広げている。 持っているだけでうれしくなる宝のようなディスクだ。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/02/08
40年間、幻想の名盤を追い求めてきたがこのハイティンク盤の存在こそ知っていたが聞こうとは思わなかった。まったく不向きだと考えていたからだ。今回、人に勧められて今更ながら聞いてみたところ、自分の視野の狭さには恥ずかしさ思うほど素晴らしい演奏である。大騒ぎしなくとも立派な作品として 奏でる丁寧な演奏はミュンシュの感動とは別の良さがある。 まだ聞いていない方でじっくり幻想交響曲に向き合いたければこちらはお勧めである。もう名盤といわれるものは聞いたでしょうから。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
8人の方が、このレビューに「共感」しています。 2019/11/17
やはりこの人にはブルックナーは無理なのかなと思うほど特徴のない 調べが流れているだけである。特に気になったのは特有のとぎれとぎれ のブルックナーの音のエッジが効いていないためダラダラ感が 残ってしまう。深遠さ厳粛さなどの形容は全くできない残念なアルバム である。
8人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2019/11/17
素晴らしいアルバムが出たものだ。どこまでも甘い旋律と歌声。 そして何といってもウィーンフィルの音色にはうっとりとしてしまう。 メリーウィドウを聞きながらあまりの美しさに涙してしまった。 とにかく聞いてほしい。完全無欠。
13人の方が、このレビューに「共感」しています。 2019/10/20
音が良く演奏にキレはあるのだが漂うような香りとずっしりとした深み を求めたら肩透かしをしてしまうディスクである。全9曲のなかでは難しいことは抜きにして素晴らしいキレのある2番と7番が気に入った。特に7番はウィーンとしてはクライバー以来の名演である。ただし全体からいうと空虚な音が響く箇所も多々あり満点とはいかない。ブラームスの時も感じたがこの指揮者、このままでは器用貧乏になってしまうのではと思う。天才といわれる所以なのかそつなく音をまとめポイントのつかみ方は抜群なのだか聞き手に迫ってくるものがないのは年齢の若さからか?ボストンとゲヴァントハウスという2つの名門を任されているにしては疑問も多い。名指揮者にはなるだろうが大指揮者の雰囲気は今のところしない。 2と7は☆5つ。1と8は重ったるいところもあるがさわやか感にて☆4つ。3は後半が良かったがやはり☆3つ。6はウィーンフィルだから普通になったというだけで同じく☆3つ。4.5.9は切れ味さえ感じず☆2つ。 全体では☆3。
13人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2019/03/04
プレヴィンが亡くなった。89歳なので仕方がないだろうが老け込むのが早かったな〜という印象だ。最近は90を超えてもバリバリの指揮者が多いので残念である。以前もこの「真夏の夜の夢」にレヴューしたが改めて追悼の意味をこめて聴いてみた。以前も書いたがまさに「夢」の中の世界だ。数あるプレヴィンの名盤でも飛び切りの名演はこれしかない。大巨匠になってマーラーやブルックナーの大曲を残すことはなかったがソフトで優しく上品なスタイルは多くのファンは決して忘れないであろう。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2018/09/29
1981年のドレスデン録音と比べると非常に速いテンポである。 往年の巨匠は歳をとると遅くなるのだが彼は全く逆。正直言って 私には速すぎる。あの穏便ながら深い世界を作ったドレスデン盤を想像 していたらあっと驚く展開。特に40番に顕著。41番も古楽風なテンポと 乾いた打楽器の音にロマンは感じない。プロムシュテットの結論がこれなら 壮年期の落ち着いた名盤を私は採りたい。ただし録音も含め気合が入った 作品には間違いない。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/08/14
モーツァルトを聞き始めてからすぐに「これはステレオ??」と思ってしまった。よく聞くとステレオのようだがあまりにも痩せた音が野外コンサートの雑多な雰囲気と合体して潤いのない音になっている。66年の音は特にひどい。それに比べて67年は我慢すればというレベルだ。 ということで録音については期待よりはるかに低い残念な結果になっている。 ただし、演奏については良くも悪くもミュンシュらしい豪快なもの。そもそも緻密な演奏など求めていないので録音の悪さも手伝ってモーツァルトは明らかに雑。他の曲のなかではやはり十八番の幻想は凄いの一言。こちらは録音云々を超えたプロ中のプロの演奏だ。シカゴの名人芸もミュンシュの強引な指揮のもとパワー全開である。パリ管のお披露目ライブほどではないが普段の客演にてここまでやってしまうミュンシュの実演を見てみたかったのは私だけではないだろう。 もう少し音がよければ他の曲も味わい深く聞けたであろうがそこが残念。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/08/01
2008年のウィーンフィルニューイヤーコンサート以降約10年、この名匠の 演奏のとりこになってしまつた。同じような方も多いだろう。残念ながら 今年1月に亡くなってしまったがその後も過去の演奏が次々と発表されている。 こちらもその一つだ。 まず、2曲のドビュッシー。プレートルらしい大きな線で直線的に奏でているが晩年の遊び心という点では物足りない。もちろん統率力の素晴らしさは感じられるがこの2曲は夢の中で優雅な気品あるBGMを聞いているようなマルティノンの録音が好きなため普通の演奏に聞こえてしまう。 ビックリはボレロ。遊び心満載だ。ただし賛否両論だろう。楽譜のいじくりかたが堂にいっている。ニコニコかニヤニヤしながら楽員が奏でたのではないだろうか。ボレロのファーストチョイスとしては絶対にお勧めしないが気品あるクリュイタンス、精緻なマルティノン、豪快なミュンシュに次いで楽しいプレートルという順だろうか。 このボレロはヘタをするとあくびがでるような曲だが絶対に飽きないことは特筆したい。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2017/01/08
プレートルが1月4日に亡くなった。92歳。私が驚いたのは2008年のニューイヤーコンサートだった。当時83歳の彼の音楽は経験と若さが程よくブレンドされた見事な演奏だった。それ以来10年近く彼の音源を過去も含めて追い求めてきた。このブラームスの2曲も見事なもの。2番の流動性。3番の味わい深さ。 どちらも基本の「明るさ」を決して忘れない哀愁ある秀演である。 3番の第三楽章を聞きながら彼の冥福を祈りたい。 繰り返しになるが彼晩年の10年はまさに神であった。 ありがとうございました。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/09/07
すごい演奏である。感動しなかったらおかしい。日本のオーケストラ がこんな素晴らしい表現を具現化していたとは驚きである。楽器そのものが しゃべっている様な錯覚に陥るほど生々しい音である。録音などどうでもいい 世界が繰り広げられる。特に1.3楽章の表現はムラヴィンスキーさえも 超えていると思った。 唯一、ムラヴィンスキーというか全盛期のレニンクラードのとてつもない 技量にはN響でも遠く及ばない。ただしそれ以上の神がかった情熱が ここにはある。深い表現を聞きたければこちらに軍配か。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/01/04
フィラデルフィアサウンドの復活である。とにかくキレが素晴らしい。 ここ近年、財政上の問題からか不調の一途をたどってきたオーケストラ。 来日公演もいったがアメリカの5大オーケストラの中というよりもヨーロッパ から来るオーケストラと比較しても見劣りをする有様であった。 ところがこの録音の演奏は見事に往年の輝きに戻っている。ファンとしては 嬉しい限り。ただし細かな表現など指揮に起因する荒っぽさも見受けられる。 ネゼ=セガンの成長とともに解消されるであろう。 さあ、次はシェヘラザードかラフマニノフはたまた惑星?
10人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/07/25
あまりにも絶賛が多いので「多分、合わないだろう」と思いつつ 購入。予想通りの失望である。昔から賛否両論の多いカラヤンの ブルックナーであるが私は全くの否定派。つやつやとしていて 巨大な神の音ではなく人工的な響きは聞いていて不愉快になる。 ウィーンフィルも長年の付き合いと商売もあり録音したのだろうが 本意をもって奏でたメンバーは何人いたのか疑問である。 時々、周りの人が絶賛すると「自分の感覚がおかしいのか?」と 弱気になってしまうが、ことこのブルックナーは賛同していただける 人もいると確信した。
10人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/10/28
不思議な録音である。セッション録音なのに指揮者が指揮台に向かってきて 拍手喝采。最後の威風堂々のエンディングには曲が終わっていないのに拍手喝采。これはスタジオのライブ録音? 例のプロムスの弾けたライブと違うので違和感を感じる。演奏はというと熱気のないぶんずいぶんと落ち着いた調べが流れている。仰々しい演奏を期待していると完全な肩すかし。ただし威風堂々など丁寧にやるとこうなるよ。といった英国紳士サージェントの特徴がよく出ている。各曲とも面白みは全くないが珍しい曲もありそれなりに楽しめる。この時代としては録音も普通で復刻は歓迎すべきであろう。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/08/10
とかく技巧派は嫌われる がそもそもリストはこれが良いのだ。アルゲリッチの暑苦しさ、リヒテルのキレのなさより素晴らしい。時代は変わってもシフラの伝説は生きている。
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