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スレメガネ さんのレビュー一覧 

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/07/12

     ネガティブな感想から言うと、BPO盤に比べて生気がなく鬼気迫るような迫力は減退しているし、またACO盤に比べたら演奏に傷が多い。
     それを考慮しても、このIPO盤はバーンスタインが残したマーラー9番の録音の中でも最も特異なポジションにおけると思う。
     それは、この曲においてこれほどまで深刻な表現が可能だったのかという発見であり、これに比べたらBPO盤の迫力もどこか浮き足立って楽天的に聞こえ、またACO盤の表現が平和的に過ぎると思えるほどだ。
    第4楽章も甘美さよりは、独特の生気の欠如から諦めや暗い印象が残る。
     ライブ特有の熱気を味わうならBPO盤、傷のない意味での完成度を求めるならACO盤という選択肢に今後も変更はなさそうだが、最も深刻にマーラー(バーンスタイン)が感じた死の恐怖と祈りを味わうなら、このIPO盤となるだろう。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/07/10

    画質、音質ともに特に問題はない。
    以前Altusから発売されたサントリーホールライブに比べて、幾分デッドな
    音響だが、その分緊張感のある演奏が聴ける。クライマックスの金管群の強奏など気合の入り方が違う。
    繊細さではAltus盤が優位だが、チェリの気合のこもったブル5が聴きたい(観たい)方は是非どうぞ。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/04

    高い城の動機が再現される際、それまで優しくも厳しい面持ちであったクーベリックの顔に、一瞬恍惚の表情が浮かび上がる場面だけでも、このDVDを所有する意義があるし、その瞬間が演奏のハイライトの一つでもある。弱音部の静けさと緊張感も素晴らしい。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/10

    NHKのマスターテープが無い中、よく良好な状態で録音が残っていてくれたと思う。音質は同時期の来日ライブである東京FM盤ほどではないにしても、大変良質。HMVレヴューにあるように、絶品のプログラムで、ベートーヴェンのソナタ、謝肉祭、アンコールのガルッピなど、どこか癒し系。謝肉祭も、57年ロンドンライブより精妙で余裕があり、後年のEMIスタジオ盤よりも柔軟な演奏となっており、これをベストにする人も多いのではないか。プログラム、ミケランジェリの状態を考慮すると、東京FM盤よりこちらのALTUS盤をとりたい。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/08

    安心して、格調高きメルヘンの世界へ身を浸せる録音。終曲の包容感のある余韻も、堪らなく素晴らしい。こんな値段で、手に入れられることも嬉しい。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/07

    イイ音で、ショスタコ4番の凶暴性を聴く時の、最右翼的録音。ベルリンフィルとの再録ライブ(Digital Concert Hall)も、是非CD化してほしい。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2011/02/07

    奏者入場から、ミケランジェリが椅子を引く音まで、リアルに聴き取れる優秀録音。演奏は当時のコンディション、もしくは芸風の変化のためか、50、60年代に比べ、かなり落ち着いている。その「落ち着き」により、劇的な曲では少し物足りなさも感じるが、葬送行進曲、またラヴェルなどでは何ら気にならないし、むしろ曲の美質を表現し尽くしていると感じた。本公演のCDを聴いた人々が口々にラヴェルの演奏を称賛しているのも、そういう理由のためでもあるだろう(ラヴェルの録音自体が少ないという理由もあるが)。貴重なミケランジェリのライブ録音を、これだけの音質で、よくぞ残しておいてくれたと思う。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/03

    ミケランジェリのショパンを集中的に含んだ【DGスタジオ盤】、【62年DVD】と、本盤をおおざっぱに比較してみる。
    DG盤は音質はステレオで最高だが、やはり少々衰えを感じる曲がある(バラード1番など)。62年DVDは、若きミケランジェリの安定したピアニズムを体験できる。音質もモノラルだが、対して不満はない。そして67年ライブの本盤だが、音質はステレオとなっているが、モノラルとほとんど変わらず、期待しないほうがいい。(イヤホンで聴くとノイズが気になる)
    演奏は62年DVDよりもノリに乗ったもので、ソナタ第3楽章での瞑想、第4楽章のうねり、また大ポロネーズでの終盤へ向けて突き進む興奮など、どれも素晴らしい。完成度はDVDの演奏に譲っても、このライブを聴いた後だと、どこか平坦な印象を受けてしまうほどだ。よくぞCD化してくれたと思う。貧しい録音でありながら、ここまで高く評価されていることからも、このライブの素晴らしさがわかるだろう。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/27

    ピアノの音はアバドとの共演盤やミュンヘンフィルの弾き振りの録音に比べて小さく聴こえる。23番も良かったが、20番が特に素晴らしかった。北ドイツ響も曲にマッチしており、シリアスさが素晴らしい。ピアノをオーケストラが包み込む様な優しさに溢れた録音も良く、グルダの演奏もアバドとの共演時に聴かれた楽しさだけでなく、一抹の寂しさを感じさせてくれる。グルダファンは廃盤になる前に買われることをお勧めする。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/27

    最も好きな第九の一つ。コーダの迫力や生々しい録音など素晴らしい。音質はターラなどと比べての違いはよくわからないが、この値段で手に入れられる事に感謝したい。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/03

    これホント凄いよ・・・。歴史的名盤でしょう。
    北ドイツ放送響ライブのような爆演を想像すると最初は肩透かしかもしれません。
    ただ前者にはなかったスケール感に打ちのめされるうち、色々考えてしまします。
    「爆演」の先の境地へ行ってしまったテンシュテット。どんな轟音が鳴ろうとも聴き終えて、頭に浮かぶのは「祈り」の言葉のみ。
    北ドイツ放送響がダークサイドの頂点なら、今回のロンドンフィルはそれにも勝るホリーサイドです!

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/28

    この音質でスタジオ盤と同じような演奏をしていれば、注目されることもなかったと思いますが、演奏がぶっ飛んでるだけにひとによっては決定盤になるのではないでしょうか。
    ただ頭痛がしてくるほど、聴き手を狂わせる演奏故に、平常時に幻想を聴くときは別の演奏が必要かも。
    ここぞという時のリーサルウェポン的な最凶演奏です・・・。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/14

    「口パクの映像なんて・・・」と先入観を持っていたが、全く無駄な心配だった。素晴らしい映像、ジョーンズも美しく、ナイトリンガーの悪代官もカッコよすぎる。ベームの音楽もSKDとのスタジオ盤に比べ、余裕があり(録音の故か?)、スケールがでかい。そのためかフィナーレでは、非常に包容感に満ちた感動が待っている。本当に素晴らしい。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/04

    第1楽章、最初の低弦の音からガックリくる。ほんとに正規音源かと疑問におもうほどだ。(実はエアチェック?)録音は荒くて、迫力不足だと思う。そのためか第3楽章は盛り上がりに欠ける気がするも、第4楽章は不満はない。既出のスタジオ、ライブよりも暴れまわっている。拍手の収録時間が極端に短いので、なくすか長く収録するかどちらかにしてほしかった。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/04/28

    たしかにキンキンしていたのは改善されたようだが、音がこもり迫力もいまいち届いてこない。私個人が派手目の音が好みだからかもしれないが、感想は正直微妙なところ。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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