CD 輸入盤

『オール・ショパン・リサイタル』 ミケランジェリ(1967年ステレオ・ライヴ)

ショパン (1810-1849)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
DRCD79
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ミケランジェリ/ショパン・リサイタル
1967年プラート・ライヴ

当サイトでベストセラーとなっているミケランジェリのステレオ・ライヴ盤「ミケランジェリ/オール・ショパン・リサイタル」の、日本での輸入代理店が東武トレーディングとなり、安定供給されることとなりましたので、改めてご紹介します。

【プラトでのライヴ】
フィレンツェから20キロほど離れたところにあるプラートは、現在では大量移民問題で有名になってしまいましたが、かつては美しい街並みを誇る小都市で、ミケランジェリもこの町を愛し、「テアトロ・メタスタジオ」という、美しい内装と外観をもつ名門劇場で、通算10回ものリサイタルを開いています。
 ミケランジェリとプラートの縁は、1948年にプラート・コンサート協会を設立したロベルト・フィオラヴァンティとの個人的な友好関係によって生まれており、演奏にも気持ちがこもっていたものと思われます。

【アーカイヴから発見】
このアルバムに収められた音源は、演奏会から33年後の2000年にアーカイヴから発見され、慎重な修復が施されたもので、ミケランジェリ未亡人とミケランジェリのスタッフによる音質の承認を得ています。

【私家版から一般発売へ】
この音源は、最初、地元銀行のスポンサーシップを得て、関係者向けに私家版としてCD化し、僅かな数が配布されていましたが、日本からの交渉により、私家版の体裁に準拠する形で2007年に一般発売が認められたというものです。その際、英語の解説に加えて日本語の文章も掲載され、レコード芸術誌でも特選盤に選ばれるなど非常に高い評価を獲得しています。

【全盛期の実演録音】
ミケランジェリ[1920-1995]は、最晩年まで引退することなく活動をおこなっていましたが、やはり全盛期の演奏には素晴らしいものがあります。
 ここでも驚異的な技術と集中力で、独自の世界を築き上げており、まだまだ体力にも気力にも恵まれていた47歳のミケランジェリの凄さを味わわせてくれます。

【許光俊氏による日本語解説より】
ここでミケランジェリが奏でているのは、私たちがショパンというと連想する類の音楽とは著しく異なると言うしかないだろう。最初の「幻想曲ヘ短調」の冒頭からして、リズムの正確さ、明快さが際だつ。北ヨーロッパ的な霧や闇の雰囲気、あるいは幻想性は微塵もない。ミケランジェリはあらゆる音の響きや動きを手に取るようにわからせる。音符のひとつひとつが、あたかも地中海の明るい光に照らされているかのようにくっきりと見える。ハイドンのソナタを聴いているかのような錯覚すら起こさせよう。とはいえ、注意深く聴くと、この明るさのうちにも実に微妙、精妙な陰影が施されていることに気づかされる。和声的な響きの変化をこれほどまでに明瞭にさらけ出した演奏は、ほとんど他にないのではないか。まるでプリズムによって分解された光の七色を見せられているようだ。

【収録情報】
ショパン:
・幻想曲 へ短調 op.49
・前奏曲 嬰ハ短調 op.45
・ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調
・マズルカ ヘ短調 op.68-4
・マズルカ 嬰ト短調 op.33-1
・マズルカ 変ニ長調 op.30-3
・マズルカ 嬰へ短調 op.59-3
・バラード第1番 ト短調 op.23-1
・アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ op.22

 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)

 録音時期:1967年6月28日
 録音場所:プラト、メタスタシオ劇場
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

収録曲   

  • 01. ミケランジェリ/オール・ショパン・リサイタル

総合評価

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67年と言えば最初の来日公演の少し後。高校...

投稿日:2018/01/07 (日)

67年と言えば最初の来日公演の少し後。高校生の時に聞いたこの公演は、当方の未熟な理解度にとってさえ隔絶した名演だった。あのベートーヴェンのOP.111の響きは生涯忘れられない。けれど、このプラト・ライブは、残念ながらそれを想起させてはくれない。慎重なリマスターだとか、某批評家氏の「あらゆる音の響きや動きを手に取るようにわからせる」とかいう触れ込みとかに騙されてはいけません。冒頭からぼこぼこしたSP並みのレンジの狭い音にがっかり。変なノイズ・フィルターもかかっているみたいだし、とても、脳内に半世紀以上を経てさえ焼き付けられたあのOP.111の透徹な響きとは並べられません。演奏は確かに高度な集中度が感じられ、実際にはさぞやと思わせるものですが、CDでそれを補正しろと言うのは、日頃モノ時代の録音を脳内補正している私でも厳しい。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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如何せん音質が……。 ステレオとは名ばかり...

投稿日:2014/11/29 (土)

如何せん音質が……。 ステレオとは名ばかり、モノラル同然の音響の狭さだ。加えて盛大なノイズと音揺れ、やたらとうるさい低音などなど、ミケランジェリを鑑賞するには申し訳ないが堪えられなかった。 もっとも、ミケランジェリは録音の絶対数が少ない訳だし、しかも録音の悪さを超越した凄みがあることは百も承知だが。 やはり、DGや73年の来日盤のステレオがあれば十分な気がしてならない。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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ミケランジェリのショパンを集中的に含んだ...

投稿日:2011/02/03 (木)

ミケランジェリのショパンを集中的に含んだ【DGスタジオ盤】、【62年DVD】と、本盤をおおざっぱに比較してみる。 DG盤は音質はステレオで最高だが、やはり少々衰えを感じる曲がある(バラード1番など)。62年DVDは、若きミケランジェリの安定したピアニズムを体験できる。音質もモノラルだが、対して不満はない。そして67年ライブの本盤だが、音質はステレオとなっているが、モノラルとほとんど変わらず、期待しないほうがいい。(イヤホンで聴くとノイズが気になる) 演奏は62年DVDよりもノリに乗ったもので、ソナタ第3楽章での瞑想、第4楽章のうねり、また大ポロネーズでの終盤へ向けて突き進む興奮など、どれも素晴らしい。完成度はDVDの演奏に譲っても、このライブを聴いた後だと、どこか平坦な印象を受けてしまうほどだ。よくぞCD化してくれたと思う。貧しい録音でありながら、ここまで高く評価されていることからも、このライブの素晴らしさがわかるだろう。

ガリ さん | 神奈川県 | 不明

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ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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