Top 100 Japanese pops Artists - No.46

2003年10月16日 (木)

何年か前から、Kinki Kidsやお笑いタレント、またはアイドルと一緒に音楽番組をはじめバラエティーなどに主演し、恐そうだけど実はやさしそうなおじさんという新たなイメージを作った吉田拓郎。70年代のライヴで見せたアジテイターとしての凄さと、ポップス界の即製概念を覆した数々の記録的活動を、現在では知らない世代が増えてきている。そのな彼の歴史を。

吉田拓郎は46年4月5日、鹿児島県に生まれる。広島商科大学在学中より活動をはじめ、70年に広島フォーク村のLP「古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃじゃないだろう」でデビュー。 その年に”よしだだくろう”でイメージの詩/マークUでデビュー、アルバム青春の詩をリリースした。

もともと、和製ボブ・ディランなるキャッチ・フレーズのもと登場した吉田だが、結婚しようよ旅の宿など、次々にヒット曲を出し「フォーク界のプリンス」とも呼ばれ、一躍フォーク界の寵児となった。73年には拓郎作曲の襟裳岬森進一が歌い、レコード大賞を受賞する。そして、ポップス〜演歌まで他のアーティストに提供した楽曲も百発百中に近い確立でヒットを記録、作曲家としての地位も確立。

74年のコンサートツアーでは、なんと浜田省吾がドラムをたたいていたのは有名。 その他にも、キャンディーズ浅田美代子(のちに結婚→離婚)、石野真子にも曲を提供する。 75年にはつま恋(かぐや姫とジョイント)で、79年には篠島(長渕剛が前座)でビッグイベントを成功させる。

さらに76年に、井上陽水泉谷しげるらと共に設立したミュージシャン自身によるレコード会社『フォー・ライフ』は、音楽業界に波紋を巻き起こした。積極的にアーチストを発掘し、原田真ニのプロデュースも手がけることとなる。結婚歴は3回、四角佳子、浅田美代子、そして現在の奥さんの森下愛子である。

そんな吉田拓郎の最大の功績は、マニアックなファンのものであったフォーク・ソングをニュー・ミュージックという大衆性のある音楽に昇華させ、ポピュラー・ミュージックを次の地平に導く水先案内人としての役目を果たしたことではないだろうか。そして現在ではあまり感じられないが、当時のラジカリスト的な姿勢は、今でも多くのファンを獲得している。

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