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HMVインタビュー:RAZORS EDGE 2

Friday, February 26th 2010

interview

RAZORS EDGE

---RAZORS EDGEといえば、ライブだと思うんですけど、ライブの存在はやっぱり大きいですよね?

結局、ライブがあるからCDも出すし曲も作る。「SONIC!FAST!LIFE!」のLIFE!は正に、その音楽を作る上での大事な柱としてLIFE、人生ってもんで、LIVEがLIFEである、やっぱそこあってのものだからっていうのはありますね。だから、曲が書けなくなったりする怖さよりも、ライブ出来なくなることの方が怖いし不安ですね。すごく大事ですね、ライブ。それがなかったら、曲も作らなくなっちゃいますね。体が動かなくなったら、テクノでもやりますよ。体が動かなくてもライブが出来る音楽をやりますよ(笑)。お客さんとコミュニケーションがとれる音楽を作っておきたい。だから、体が動かなくなっても、パソコンいじりながらフロアに向けてDJでも出来るっていうのはいいと思う。ベットルームアーティストにはなりたくないです。

---曲を作るときにも、いろいろな作品を聴いているということでしたが、最近良く聴いていたりするCDやおすすめのCDを紹介していただけますか?

今回のアルバムを作るエネルギーになったもののひとつで、『AMERICAN HARDCORE』っていう映画があって、DVD化もされていて、原作となった本も出ているんですけど。80年代のアメリカのハードコアの歴史で、最初の5年くらいがすごい盛り上がっていて面白いところなんですけど、その本を読んだことによって、今回、すごいハードコアめの作品をつくろうっていうテンションになったんですよ。その中で一番登場してくるBLACK FLAGの、初期のシングルとかをまとめた『THE FIRST FOUR YEARS』、『AMERICAN HARDCORE』の原作本をおすすめします。聴きながら読むと、めちゃめちゃ楽しいんでね。

---それ、さっそく実践してみたいと思います(笑)。

昔は音だけ聴いてイメージ膨らませて音楽を楽しむ、それはそれで楽しかったんですけど、今は、昔のものが本という資料と一緒に触れることが出来てより深く知れる。新しい発見もあるしね。実は僕も再発ものばっかり昨年は買ったりしてましたね。ビートルズのモノボックスももちろん買いましたし、紙ジャケのリイシューものってずっと出るじゃないですか。オヤジくさいんですけど、そういうのを、レコードコレクターズとか古い雑誌を探して買って読みながら聴いたりしてましたね。

---それは、昔から好きでリマスターされたから、また聴いてみるとかやってるんですか?

そういうのもありで、リマスターだから買ってみるっていうタイミングで新しく知ることもあったり。僕、20代の頃とか、リマスターに対してなんで同じCDを買わなくちゃいけないの?とか思ってたけど、やっぱり、いい音で聴くとやっぱり気分も良いんで。それに気付いてからは、オーディオのスピーカーとか良いのを買ったり、リマスター盤の良い音で聴いたりとかしてね。若い時はお金がないからCD-Rでコピーとかして終わっていたとしても、いつかはそういう音楽の楽しみ方をみんな出来るようになってくれたらいいなぁ。

KENJI RAZORS

---仲のいいバンドとか、最近対バンしていてこのバンドがいいっていうバンドは誰ですか?

まずは、僕らの盟友BBQ CHICKENS。めったにライブやらないですけど(笑)。この間のPIZZA暴年会で数曲やって、やっぱりいいなって。他のバンドが持っていない何かを持っている。今年、来年あたり動きそうなんで注目ですね。一緒にツアーしたいってだけなんですけどね(笑)。

---実現しそうですか?

やりたいですねぇ。あとは、僕らハードコアバンドで始まって、メロディックのバンドとは最初の何年かはやったことなかったんですけど、最近はよくやるようになったんですね。やっぱり、dustboxやlocofrankやGOOD 4 NOTHINGとかは、メロディックだけでは片付けられないものがあって、そういう仲良くしているバンドは骨があってすごくいいなって思います。クオリティがライブにしても作る音源にしても高いんでね。勝手に僕のほうで意識して、おいてけぼりになんないように頑張ってるわけですけどね(笑)。あとは若いバンドで、UNITED SKATESっていうスカコアバンドがいたんですけど、今、THE SENSATIONSっていうバンドをやっていて、その周辺には面白いバンドが集っていますよ。

--- THE SENSATIONSですか!

いいですよ。曲が短いくせにアイデアてんこ盛りで。あっという間に終わる感じで、それでいてソウルフレーバーな感じが入っていたりとか。あとは、wiennersとか、MUGWUMPSとか、SORRY FOR A FROGとか、FRIDAYZとか、その辺も今後伸びてきそうな気がして。僕はすごく応援しているんですけどね。

---うちでも応援させていただいております。

その辺が元気だしてくれないとね!僕らは好きでずっとパンクやってるけど、やっぱりパンクは若い子のもんだから、どんなに不器用でもガンガンやっていないとね。だから、頑張れ!って言いたいです。

---今後のRAZORS EDGEの活動予定はいかがでしょうか?

3月10日に発売して、まずは3月6日にプレレコ発ライブみたいな感じでShibuya O-nestでRAZORS EDGEのイベントをやって、発売日の3月10日に大阪の僕らがよくやっている十三FANDANGOでもRAZORS EDGEのイベントをやります。そして4月からツアーを回ります。その間にイベントとかフェスとか出れたらいいなと思いつつ、9月の終わりくらいまでツアーです。あ、PUNKSPRINGの大阪と名古屋にも出る事が決まったんですよ!

---最後にHMV ONLINEをご覧のみなさまにメッセージをお願いします。

お店で試聴してもらって手に持って買っていただけるのが一番いいんですけど、お店に行けない方もいると思いますので、PIZZA OF DEATHのホームページで試聴していただいて興味を持ったら、ちょっと引っかかっただけでも買ってください。即買いでお願いします。
PIZZA OF DEATH RECORDS

---ありがとうございました!

KENJI RAZORS動画コメント

HMV ONLINE オリジナル特典:応募抽選でKENJI RAZORSサイン入りミニタオルを3名様にプレゼント


RAZORS EDGEニューアルバム『Sonic! Fast! Life!』を期間中にご購入されたお客様の中から抽選で3名様にKENJI RAZORSサイン入りミニタオルをプレゼント! (※どれが当たるかはお選びいただけませんのでご了承下さい。)

・HMV ONLINE・HMV MOBILEでお買い上げのお客様→商品出荷時にメールにてご案内します。
・HMVストアでお買い上げは対象外となりますのでご了承下さい。

購入対象期間 ( 2010/3/9〜2010/3/24 ※3/9以前にご予約の方も対象となります)
応募対象期間 ( 2010/3/9〜2010/4/7)
(当選は賞品の発送をもってかえさせていただきます)
※HMV本サイト及びHMVモバイルサイト以外からのご購入、非会員でのご購入は特典対象外となります。
※HMV ONLINE・HMV MOBILEでご注文頂いた場合、商品出荷のタイミングによっては応募対象期間を過ぎる場合がございますことをご了承下さい。
RAZORS EDGE『SONIC! FAST! LIFE!』(3月10日発売)商品詳細ページへ

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profile

Vocal:KENJI RAZORS
Bass:MISSILE
Drums:KRASH
Guitar:TAKA BEEF

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