おとぎ話 インタビュー 【第2回】
Friday, March 7th 2008
| Archive (更新の予定) ※更新日はあくまでも予定ですので、変更の場合があります。御理解の程を。 |
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第1回 「おとぎ話の軌跡」
第2回 「『ハローグッバイ ep.』全曲解説」 第3回 「影響を受けたアーティスト」 第4回 「印象に残っているライブ」 第5回 「これからの、おとぎ話」 ※インタビューの最後に素敵なプレゼントがあります! |
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有馬 僕、ネガティブな歌詞が全面に出ているのが嫌いなんですよ。僕が、やる意味はないというか。まあ、ネガティブな歌詞を歌う人でも好きなバンドいますけど、自分が音楽に乗せるときに書く歌詞はこういうものなんだというのが自分の中にあって。こういうものっていうのは過剰なポジティブさというもので。 --- 曲と歌詞、どちらが先に出来るんですか? 有馬 同時進行です。同じタイミングで歌詞も曲も出てくるんで。もしそれがサビのフレーズだったら、それだけ残しておいて、色んなドラマを発生させるっていう感じです。 --- それって、自分の作品を客観的に見られるようになってからこそ、自分の曲が好きと言えるんですよね。“俺ってすげー!”みたいな。 有馬 まさにそうです。だって、みんなに、“俺ってすげー!”って言いまくってますから(笑)。まあ、音楽をわかってる友達にだけですけどね(笑)。 --- (笑)。それって、過去の楽曲に関してもそう言えるんですか? 有馬 昔のは、ダメですね(笑)。いや、でもですね、その時に言いたかったことはちゃんと言えている感じはしているし、その時の日常を歌詞に出来ているので良いと思っていますけど…。 --- ということは、「SMILE」という曲が出来たことがかなり有馬さんの中ででかかったということですか? 有馬 でかいっすね。「SMILE」が出来て、Flaming Lipsの本当の良さがわかったというのもあったり、Daniel Johnston(注:2)の本当の良さもわかってきたり…。 --- ビートルズ・フリークであるおとぎ話が、ビートルズの数ある名曲の中から「Hello Goodbye」を引用したということも何かしらの布石にはなっていたということですかね? 有馬 そうですね。全てが繋がってきていると実感していますね。 --- 先ほど、“ポジティブな歌詞しか書かない”と言ってましたが、ビートルズの「Hello Goodbye」という曲はものすごくキャッチーでわかりやすい曲でありながらも、切ない歌詞ですよね。哀愁がたっぷりと入っていて。 有馬 切ないですよね。でもその切ないというのはネガティブに捕らえていなくて。メロディーがポップであれば切なさが入っていてもいいと思うんですよ。あの、僕、エグいっていうのが嫌いで。エグくなくて、切なくて、文字として残ったときに綺麗でありたいと思っていて。 --- そういう意識があるからこそ、ビートルズの「Hello Goodbye」では、「You say goodbye, I say hello.」という歌詞で終わっているところを、「ハローグッバイ」ではそのような切なさで終わらせないように、最後に、「Because the sky is high the sky is blue」というフレーズを敢えて挿入したということなんですか? 有馬 いやぁ。ありがたいっすねぇ、そこを突っ込んでもらえると(笑)。ほんっとにありがたいっすねぇ。いやぁ、“この歌詞書いてよかった!”って本気で思いました(笑)。いやぁ、嬉しいです!
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Profile 有馬和樹(Vo.& Gr.)
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注釈 (注:1) DVD フィアレス フリークス: フレーミング リップス ストーリー (注:2) CD Fun (注:3) CD How I Long To Feel That Summerin My Heart
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