TOP > Music CD・DVD > News > Japanese Pop > Top 100 Japanese pops Artists - No.2

Top 100 Japanese pops Artists - No.2

Saturday, November 29th 2003

細野晴臣高橋幸宏、そして坂本龍一といった日本を代表するアーティストでありクリエーターである3人によるイエロー・マジック・オーケストラは、この日本にテクノ・ポップという最先端のサウンドをもたらし、80年代に大ブームを巻き起こした。ということで、第2位はご存知YMOです。
生までにその人気は及び、幼少期や青年期に影響を受けたYMOチルドレンたちが今の音楽シーンで活躍している。彼等が生み出したテクノ・ポップは、80年代以降のアイドル音楽に取り入れられた一方、バンドブームや現在のテクノシーンにも大きな影響を与えた。その表現方法は違えども、現在ソロで活躍している彼等の影響は計り知れないものがあるだろう。

テクノ・ポップの創始者、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)は、1978年シンセサイザーによるエキゾチック・サウンドをコンセプトにしたグループとして結成された。ワールド・ミュージックの先駆者である細野晴臣のアルバムはらいそに、高橋幸宏坂本龍一が参加したことが結成のきっかけである。「外側から見た日本人像を、日本側から見直してみる」ことによって、人間の集合意識を含んだ潜在意識への訴求をテーマにした本作の延長線上に、YMOの結成があった。YMOは、マーティン・デニーのテクノ化を目指し、同年1stアルバムイエロー・マジック・オーケストラを発表するが、当初はその先駆者的サウンドはほとんど話題にならなかった。しかし、このリミックス盤が海外で大ブレイクしたことがきっかけになって、日本でも注目を集め始めることになる。

1979年、2ndアルバムソリッド・ステイト・サヴァイヴァーをリリース。よりポップでキャッチーになったサウンドや、赤い人民服を着たジャケット写真の新鮮で強烈なインパクトを与えて大ヒット、テクノ・カットとして知られるあのキレイに揃った髪型まで大流行し、その波は社会現象にまでなった。当時の小学生にまで人気は広がり、テクノ・ポップという言葉が違和感なく認知されるようになる。彼等は、歌謡曲的なポップな音楽をテクノ的に演奏するという狙いがあったようだが、それだけに留まらなかったのは、3人の作曲・編曲、演奏者としての才能とひらめきが顕在していたことによるものだろう。

80年に入ると、プラスティックスヒカシューハルメンズゲルニカ、そしてP-Modelなど、テクノ・ポップ、ニューウェイヴのバンドが続々とデビューする。YMOは1980年、前年に行なわれたワールド・ツアーを収録したライヴ・アルバム公的抑圧をリリース。さらに、スネークマンショーのギャグをふんだんに盛り込み、YMOのシニカルなポップ感覚を明確に表していた増殖をリリース。以降、1981年には4thアルバムBGM、5thアルバムテクノデリックをリリース。この2作では、これまでのポップ感覚が影を潜め、重く沈鬱な表情を見せた実験作だった。予想通り前作以上のヒットには繋がらなかったが、それ故にファンにはそれぞれ評価が高いことでも知られている。

その後、YMOとしては活動を休止し、3人各々がソロ活動に意欲的に専念した。1982年には、坂本龍一忌野清志郎の2人でシングルいけないルージュマジックをリリース。化粧品CMソングのタイアップ効果もありチャート1位を記録、テレビ出演ではその過激さが物議を醸した。細野晴臣、桑原茂一との共同プロデュースによる、ギャグとロックで構成されたお遊びアルバムスネークマン・ショーをリリース。小林克也伊武雅刀の自虐的なギャグで大ヒットした。

活動休止から1年経った1983年、YMOは歌謡テクノとも言うべき超ポップな曲君に胸キュンで華々しい復活を果たす。6thアルバム浮気なぼくらのなかでも、テクノ・ポップの明るくキャッチーな面を一回りして追求した、馴染みやすい内容になっている。

しかし、1983年の暮れの日本武道館コンサートを最後に散開。テクノ・ポップを合言葉に80年代の音楽シーンをリードし、ファッションにおいても影響を与えてきた偉大なる3人は、7thアルバムサーヴィスを最後に各々がソロ活動への道を歩み始めた。そして散開後10年が経った1993年に一時的に再結成し、オリジナルとしては最後のアルバムテクノドンをリリース。テクノ・ポップから現在のテクノシーンに刺激を受けたサウンドに進化したこのアルバムは、20世紀ポップスの進化が凝縮された作品として再評価されている。
2003年で結成25周年、解散20周年、再生10周年というYMO。2002年には 細野晴臣+高橋幸宏SKETCH SHOW /Audio Spongeがリリースされ、盛り上がりを見たが、さらに映像ベストDVD Visual YMO the Bestがリリース。高橋幸宏プロデュース、選曲、監修のこちらは、1979年の第1回世界ツアーから1983年解散武道館ライヴまでのライヴ映像を中心に、クリップス、TV出演の映像まで、ヒストリーを追って網羅した、初のDVDによるベストコレクション。また、同時発売で、しばらく廃盤となっていたオリジナルアルバム Yellow Magic OrchestraSolid State SurvivorPublic Pressure増殖など10タイトルが復刻しました。

そして結成25周年、散解20年、再生10周年。夢のような2枚組ベストアルバムUc Ymo Premiumが発売されました。基本となるのは、世界の教授坂本龍一が選曲・監修・解説・リマスタリングを施した究極の2枚組ベストコレクションですが、限定盤の付属Tシャツやバンダナもおすすめです。

Latest Items / Tickets Information

* Point ratios listed below are the case
for Bronze / Gold / Platinum Stage.  

Hmv Recomend

Uc Ymo Premium

CD

Uc Ymo Premium

YMO

User Review :4 points (30 reviews) ★★★★☆

Price (tax incl.): ¥22,000
Member Price
(tax incl.): ¥20,240

Release Date:06/August/2003

  • Deleted

%%header%%Close

%%message%%

Top 100 Japanese pops Artists The List So Far....