CD 輸入盤

カーメン・ドラゴンの芸術(17CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SC820
組み枚数
:
17
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


カーメン・ドラゴンの芸術(17CD)

「ルロイ・アンダーソンの芸術」4枚組が好調だった英スクリベンダムから、今度は「カーメン・ドラゴンの芸術」が17枚組で登場。
 カーメン・ドラゴンは、かつて世界的な人気を博したアメリカの指揮者&編曲者。ビルボードTOP40入りを果たしたこともあるなどキャピトル・レーベル・クラシック部門のビッグ・セラー・アーティストとして、数多くのアルバムを制作していましたが、その仕事を簡単にまとめると以下のようになります。

1.「純クラシック」:管弦楽曲を基本的にそのまま演奏
2.「編曲クラシック」:器楽曲、声楽曲などを管弦楽編曲して演奏
3.「ライト・クラシック」:映画音楽やポピュラー音楽を管弦楽編曲して演奏


今回、イギリスのスクリベンダムから登場するセットには、カーメン・ドラゴンの代表的な録音が大量に収められており、クラシック音楽・映画音楽・ポピュラー音楽の垣根を超えて、華麗なオーケストラ・サウンドで多くの人々を魅了した懐かしのサウンドを手軽に楽しむことができます。

オーケストラについて
カーメン・ドラゴンがキャピトル・レーベルとのレコーディングで指揮していた「ハリウッド・ボウル交響楽団(キャピトル交響楽団)」は、ブルーノ・ワルターの「コロンビア交響楽団」と同じく、「ロサンジェルス・フィルハーモニック・アソシエーション」という団体に所属する音楽家たちによって構成されていました。
 カーメン・ドラゴンとハリウッド・ボウル交響楽団の活動時期は1950年代なかばからの10年ほどでしたが、ワルター指揮コロンビア交響楽団のロサンジェルス録音はすべてその範囲でおこなわれているので、両楽団の近似度はかなり高そうです。
 「ロサンジェルス・フィルハーモニック・アソシエーション」に所属する音楽家の中には、レコーディング活動と並行して、隣町のコミュニティ・オーケストラ「グレンデール交響楽団(1924年創設)」に参加する者も多くなり、ワルターとの仕事が始動してクラシック分野の演奏が本格化した1957年には「グレンデール交響楽団」を常設オーケストラ組織とし、ワルターが死去した翌年には、カーメン・ドラゴンが定期演奏会を開催するようになって、彼らの演奏報酬が得られる機会を増やしています。

ややこしい名称問題
ちなみにカーメン・ドラゴンとワルターの楽員たちが所属していた「ロサンジェルス・フィルハーモニック・アソシエーション」は、ロサンジェルスの常設オーケストラの「ロサンジェルス・フィルハーモニック・オーケストラ」と関係はありませんが、この2つの団体の名前が似ているおかげで、コロンビア交響楽団の母体がロサンジェルス・フィルなどと言われることもあるようです。
 また、ややこしいことに、劇場施設としての「ハリウッドボウル」で、夏の名物であるオーケストラ・コンサートを1922年からおこなっていたのは「ロサンジェルス・フィルハーモニック・オーケストラ」でした。
 さらにややこしいことに、復活祭の時期に隣町グレンデールの森林芝生公園とロサンジェルスのハリウッドボウルの2か所でおこなわれる2万人規模の巨大宗教イベント「イースター・サンライズ・サーヴィス」で、1921年から演奏していたのも「ロサンジェルス・フィルハーモニック・オーケストラ」で、かつてはクレンペラーも、明け方の寒いグレンデールの丘で『パルジファル』前奏曲を指揮したり、ハリウッドボウルで『パルジファル』抜粋演奏会を開いたりもしていました。
 こうして、ハリウッドボウル、ロサンジェルス、グレンデールといったキーワードが入り乱れることで、「ハリウッド・ボウル交響楽団≒コロンビア交響楽団」のはずが「コロンビア交響楽団≒ロサンジェルス・フィルハーモニック管弦楽団」という説が形成されていったものと考えられます。

ハリウッドの音楽家
1920〜1950年代のハリウッド映画界はまだまだ景気が良く、制作本数の多さに加え、ヨーロッパから移ってきたクラシック作曲家たちの書く音楽によって、映画の魅力が底上げされるという現象も発生。本格的かつ新しいスコアゆえに、演奏する側にも初見能力の高さや、伝統的作品にはあまり出てこない速度やリズムにも対応できる一定の技術水準が求められるようにもなります。
 作曲家たちと同じくヨーロッパから移ってきた多くの演奏家たちは、既存の常設オーケストラに空きが出るのをずっと待つわけにもいかず、クラシックの常設オーケストラよりも報酬の良い映画音楽の仕事に魅力を感じ、はるばる西海岸の「南カリフォルニア」までやってくるケースも多かったようです(ちなみに現在は4,000万人を超えるカリフォルニア州の人口も1920年当時は340万人ほどで、その後、1950年に1,000万人を超え、1960年には1,500万人まで増加していました)。
 こうして1920年代の終わり頃から強化されたハリウッドのスタジオ・ミュージシャンたちが所属していたのが「ロサンジェルス・フィルハーモニック・アソシエーション」で、やがてレコード会社やラジオ局での仕事もおこなうようになります。
 1928年には、ユージン・グーセンス[1893-1962]が、「ハリウッドボウル管弦楽団」の名前で、セッション録音にも関わらず、敢えて野外のハリウッドボウルで「コンサート」の名をつけRCAで制作した78回転SP盤録音というものもありました。
 また、1945年には、レオポルド・ストコフスキー[1882-1977]が「ハリウッド・ボウル交響楽団」として常設オーケストラとして組織し、レコーディングだけでなくコンサートもおこなったりするものの、ストコフスキーの東海岸での仕事が忙しくなったため2年後には解散しています。
 1950年代に入って映画の仕事が減少傾向になると、キャピトル、コロンビア、RCAビクターなどレコード会社の仕事やラジオ局の仕事も積極的におこなうようになり、カーメン・ドラゴン、フェリックス・スラットキン[1925-1963]らとのキャピトルでの黄金時代が始まります。


カーメン・ドラゴンという名前
イタリアのシチリア島からアメリカに移民してきたカーメンの両親、フランチェスコ・パオロ・ドラゴ[1884-1968]と、母ロージー・グアステッラ[1879-1968]は、生まれてくる子供が女の子だと固く信じ、「カーミナ」という名前を用意して誕生を待っていました。しかし、実際に授かったのは男の子だったため、予定していた「Carmina(カーミナ)」の男性ヴァージョンである「Carmine(カーメン)」を考えるものの、どうしても赤ちゃんに女の子の名前を付けたかった両親は、「Carmine(カーメン)」とほぼ同じ発音で、当時は男の子の名前に使われることもあった「Carmen(カーメン)」という名前を選択。
 また、カーメンの父親の姓は「Drago(ドラゴ)」というイタリア語名でしたが、アメリカに移民後、語尾に「n」を追加して「Dragon(ドラゴン)」と英語風に改名しています。
 ちなみに1948年に誕生した娘の名前は、カーメン・エロイーズ・ドラゴン[1948-2010]で、ファースト・ネームが父の名前、ミドル・ネームが母の名前と同じです。女の子を欲しがったカーメン・ドラゴンの両親の願いを、自分の子供への命名によって叶えたということなのでしょうか。やがて彼女はハープ奏者になり、コンサートやレコーディングでも活動しますが、その際の名前も父とまったく同じ「カーメン・ドラゴン」だったので、いろいろと紛らわしかったものと思われます。
 また、2004年9月、カーメン・ドラゴンが生まれ育ったカリフォルニア州アンティオークでは、その音楽家としての名声や、長年に渡って音楽教育プログラムの「スタンダード・スクール放送」(スタンダード石油の後援)で演奏していた実績を称え、新設校に「カーメン・ドラゴン小学校」と命名しています。

幼少期
ドラゴン家は音楽好きで、家庭内では大小さまざまな15種類の楽器が演奏されていました。カーメン・ドラゴンも早くからいろいろな楽器に親しみ、ピアノ、コントラバス、アコーディオン、トランペット、トロンボーンなどを演奏。後年の仕事に役立つことになります。

旧アンティオーク高校時代
地元の旧アンティオーク高校に入学すると、カーメン・ドラゴンの音楽的能力が注目されるようになり、まだ15歳の時、演劇部によって『セカンド・チャイルドフード(耄碌)』がエル・カンパニル劇場で上演された際には、劇中のオーケストラ曲「進め、アンティオーク!」を作曲しています。なお、名前から判断されたのか、新聞記事には「女子高生カーメン・ドラゴン」と紹介されていました。


サンノゼ大学時代
高校卒業後、アンティオークの北東75kmほどのところにある同じカリフォルニア州のサンノゼ大学(サン・ホゼ大学とも)で音楽を専攻。しかし21歳の時に退学して隣町サンフランシスコのナイト・クラブでピアノ演奏をするようになります。

メレディス・ウィルスンとの出会い
サンフランシスコのナイト・クラブでピアノ演奏をしていたときに、その演奏とアレンジの能力が同地在住の音楽家メレディス・ウィルスンの目に留まります。
 ウィルスンは、トスカニーニ時代のニューヨーク・フィルでフルートを吹いていた人物で、1929年に退団後、東海岸のニューヨークから約4,000km離れた西海岸のサンフランシスコに転居、同地やハリウッドのラジオの音楽番組の仕事などをしていました。
 ウィルスンはカーメン・ドラゴンを誘い、自身のオーケストラのためのアレンジャーの仕事などを任せ、カーメン・ドラゴンは現場の仕事で実力をつけ、1935年頃にはすでに自分でも楽員と契約してオーケストラを持つようになります。


ハリウッド映画で活躍
メレディス・ウィルスンのおかげでハリウッドとも縁のできたカーメン・ドラゴンは、1941年公開のウィリアム・ホールデンやグレン・フォードなどが出演する西部劇映画『略奪の町』の音楽を共同で担当して以降、30以上の映画に関わり、1944年公開のリタ・ヘイワースやジーン・ケリーなどが出演するテクニカラー・ミュージカル映画『カバー・ガール』では、アカデミー賞最優秀音楽賞を共同で受賞してもいました。
 カーメン・ドラゴンが最後に音楽を担当した映画は、ドン・シーゲル監督による『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』で、1955年に制作、1956年2月に公開された興行収入300万ドル超えのSF映画の傑作で、カーメン・ドラゴンも緊迫感ある音楽を作曲・指揮して作品を支えていました。


ラジオで活躍
映画での仕事と並行して、カーメン・ドラゴンは、ラジオの音楽ドラマ番組「レイルロード・アワー」の音楽監督も務めていました。1940年代なかばから1950年代なかばにかけて放送され人気を博したこの番組は、アメリカ鉄道協会が後援していたシリーズ番組で、さまざまな音楽がアレンジして使用されていました。
 また、同じ時期にカーメン・ドラゴンが注力していたラジオの音楽教育番組「スタンダード・スクール放送」は、スタンダード石油の後援による事業でした。
 ちなみに1949年に、カーメン・ドラゴンがオペラ『ヘンゼルとグレーテル』の抜粋録音を米Columbia(CBS)におこなったのは、「レイルロード・アワー」にメトロポリタン歌劇場の歌手が出演していたりしたこととも関係があると考えられます。メトロポリタン歌劇場は米Columbiaと契約してもいましたので。

キャピトル・レコードと契約
映画やラジオで活躍するカーメン・ドラゴンは、1953年になるとアメリカの新興レコード会社キャピトル・レコードと契約。
 キャピトルは1942年に設立されたポピュラー音楽レーベルでしたが、大西洋を跨いだ販路拡大を求めて英デッカと提携し、その際にクラシックへの本格的な進出も図り、オーケストラものも手掛けるようになって「フル・ディメンショナル・サウンド」というハイファイ方式での録音も実用化。1953年から1955年にかけては、のちに有名になるジョン・カルショーがデッカから出向、アドバイザー的な立場でクラシック・レパートリーの構築を手伝ってもいます(クレンペラーとの契約にはキャピトル上層部の反対で失敗)。
 そのキャピトルがクラシック部門のアーティストとして、フェリックス・スラットキンやレナード・ペナリオに続いて契約したのがカーメン・ドラゴンで、1953年12月の下旬に、オール・クラシカル・レパートリーでアレンジ無しのアルバム「Starlight Concert」と「Echoes of Spain」をロサンジェルスのロイス・ホール(のちにメータのデッカ録音で有名になるホール)でレコーディング。その際、多くのラジオ局やポピュラー音楽ファンへの訴求対策としてシングル盤もリリースし、「フィンランディア」と「舞踏への勧誘」については、シングル盤に入るようショート・ヴァージョンも作成するなどキャピトルならではの配慮も見せて、カーメン・ドラゴンの知名度アップにも貢献。
 1955年6月、レーベル初のステレオ録音に選ばれたのも、クラシック部門のカーメン・ドラゴンで、ポピュラー部門のステレオ録音に1年ほど先行していました。
 そうしたキャピトルの方針は、英EMIがキャピトル・レコード株式の96%を850万ドルで取得して買収が1955年の終わりに成立したのちもしばらくは継続していきますが、6年後の1961年には、EMIはキャピトル・ブランドでのクラシック部門の活動を停止。カーメン・ドラゴンのシリーズも終了となります。ちなみに最後の録音の4か月後、1961年7月にはカーメン・ドラゴンはフィルハーモニア管弦楽団に客演しているので、何かの可能性も窺わせますが、EMIのレパートリー委員会の壁は厚かったのかもしれません。なお、デッカはキャピトルに代わる提携先として、1956年にRCAビクターと契約しています。



【年表】

1914年(0歳)
●7月28日、カーメン・マーティン・ドラゴン、カリフォルニア州コントラコスタ郡アンティオークに誕生。家族は音楽が好きで、家では15種類の楽器が演奏されていました。
 カーメン・ドラゴンは、ピアノ、コントラバス、アコーディオン、トランペット、トロンボーンなどを演奏。地元の旧アンティオーク高校を卒業後、同じカリフォルニア州のサンノゼ大学(サン・ホゼ大学とも)で音楽を専攻しますが、21歳の時に学校を辞めてサンフランシスコに行きナイトクラブでピアノ演奏をするようになります。
 卒業後は、トスカニーニ時代のニューヨーク・フィルでフルートを吹いていたメレディス・ウィルスンのオーケストラでアレンジャーを務め、1935年頃にはすでに自分のオーケストラを持っていました。
◆第1次大戦勃発。

1915年(1歳)

1916年(2歳)

1917年(3歳)
◆アメリカ、第1次大戦に参戦。

1918年(4歳)
◆アメリカ、シベリア出兵。

1919年(5歳)

1920年(6歳)
◆アメリカ、禁酒法施行。産業用アルコール需要を、石油需要に転向させるのが本来の目的。セオドア・ルーズヴェルト大統領による産業用アルコール無税化や製造普及政策により自動車にまで拡大していた産業用アルコールの需要を、1933年までに石油需要に転向させることに成功。以後、ロックフェラーのスタンダード石油は、文化事業にも多額の支援をおこなうこととなります。カーメン・ドラゴンの関わる教育番組にもスタンダード石油が支援したものがありました。

1921年(7歳)

1922年(8歳)

1923年(9歳)

1924年(10歳)

1925年(11歳)

1926年(12歳)

1927年(13歳)

1928年(14歳)

1929年(15歳)
◆9月3日、アメリカ、しばらく「買い」が蓄積して上昇を続けていたダウ工業株の平均が最高値381.17を記録。ほどなく利益確定のための「売り」が集中して1か月に渡って下がり続けて17%下落。その時点で底値と判断した「買い」が入って下落分の半分ほどまで上昇したもののそこで利益確定の「売り」が大きく入り、再び株価は下落。
◆10月24日、ウォール街株価大暴落。シカゴ市場、バッファローの市場は閉鎖。やがて損失確定組は、善後策として、各国への投資や預金などの資金を回収、結果的に、銀行や企業の相次ぐ破綻へと繋がって行きます。

1930年(16歳)
●2月、エル・カンパニル劇場で、旧アンティオーク高校の演劇部による『セカンド・チャイルドフード(耄碌)』が上演。カーメン・ドラゴンは劇中のオーケストラ曲「進め、アンティオーク!」を作曲しますが、新聞記事には名前から判断されて、「女子高生カーメン・ドラゴン」と紹介されていました。

1931年(17歳)

1932年(18歳)

1933年(19歳)
◆アメリカ、禁酒法廃止。

1934年(20歳)

1935年(21歳)

1936年(22歳)

1937年(23歳)

1938年(24歳)

1939年(25歳)
◆第2次大戦勃発。

1940年(26歳)

1941年(27歳)
●カーメン・ドラゴン、映画『略奪の町』の音楽を共同で担当。ウィリアム・ホールデンなど出演。西部劇。
●カーメン・ドラゴン、映画『あなたの夕食のために歌いましょう』の音楽を担当。
◆アメリカ、第2次大戦に参戦。

1942年(28歳)
●8月27日、息子のダリル・フランク・ドラゴン[1942-2019]誕生。ポップス・デュオ「キャプテン&テニール」のキャプテンとして有名になります。

1943年(29歳)

1944年(30歳)
●カーメン・ドラゴン、映画『カバー・ガール』でアカデミー賞最優秀音楽賞受賞。リタ・ヘイワース、ジーン・ケリーなど出演。
●カーメン・ドラゴン、映画『Mr. Winkle Goes to War』の音楽を担当。

1945年(31歳)

1946年(32歳)
●カーメン・ドラゴン、映画『Young Widow』の音楽を担当。
●カーメン・ドラゴン、映画『ダニー・ケイの牛乳屋』の音楽を担当。
●カーメン・ドラゴン、映画『奇妙な女』の音楽を担当。

1947年(33歳)
●カーメン・ドラゴン、映画『Out of the Blue』の音楽を担当。
●カーメン・ドラゴン、映画『Dishonored Lady』の音楽を担当。
●息子のデニス・ドラゴン[1947-2017]誕生。

1948年(34歳)
●1月17日、娘のカーメン・エロイーズ・ドラゴン[1948-2010]誕生。ファースト・ネームが父の名前、ミドル・ネームが母の名前と同じです。ハープ奏者になり、父と同じ「カーメン・ドラゴン」として、コンサート活動をおこない、レコーディングも実施。
●カーメン・ドラゴン、映画『The Time of Your Life』の音楽を担当。

1949年(35歳)
●カーメン・ドラゴン、フンパーディンクの『ヘンゼルとグレーテル』抜粋盤を録音。78回転12インチ盤4枚組と、33回転10インチ盤で米Columbiaから発売。

1950年(36歳)
◆マッカーシーによる「赤狩り」本格化(1954年まで)。
●カーメン・ドラゴン、映画『明日に別れの接吻を』の音楽を担当。

1951年(37歳)
●夏、金融危機により「ハリウッド・ボウル」閉鎖。
●カーメン・ドラゴン、映画『Night Into Morning』の音楽を担当。
●カーメン・ドラゴン、映画『The Law and the Lady』の音楽を担当。
●カーメン・ドラゴン、映画『The People Against O'Hara』の音楽を担当。
●娘のキャスリン・ローズ・ドラゴン[1951-2013]誕生。

1952年(38歳)
●カーメン・ドラゴン、映画『When in Rome』の音楽を担当。レイ・ミランドなど出演。
●カーメン・ドラゴン、映画『Lovely to Look At』の音楽を担当。

1953年(39歳)
●カーメン・ドラゴン、キャピトル・レコードと契約。
●12月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Starlight Concert」と「Echoes of Spain」をロサンジェルスのロイス・ホールでレコーディング。

1954年(40歳)
●カーメン・ドラゴン、サンフランシスコ交響楽団に客演。
●カーメン・ドラゴン、映画『明日に別れの接吻を』の音楽を担当。ジェイムズ・キャグニーなど出演。

1955年(41歳)
●5月、カーメン・ドラゴン、アルバム「La Danza!」をレコーディング。
●6月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Concertos under the Stars」をレコーディング。
●カーメン・ドラゴン、映画『襲われた町』の音楽と指揮を担当。

1956年(42歳)
●2〜3月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Fiesta!」をレコーディング。
●4月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Gypsy!」をレコーディング。
●7月、カーメン・ドラゴン、アルバム「L'Italia」をレコーディング。
●9月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Nocturne」をレコーディング。
●11月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Chopin by Starlight」をレコーディング。
●カーメン・ドラゴン、映画『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』の音楽と指揮を担当。

1957年(43歳)
●5月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Russkaya!」をレコーディング。
●6月、カーメン・ドラゴン、アルバム「The Music of Christmas」をレコーディング。
●10月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Serenade」と「A World of Music」をレコーディング。
●11月、カーメン・ドラゴン、アルバム「La Belle France」をレコーディング。
●12月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Invitation to the Dance」をレコーディング。

1958年(44歳)
●3月、カーメン・ドラゴン、アルバム「The Orchestra Sings」をレコーディング。
●3、6月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Orientale」をレコーディング。
●6月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Serenade」と「A World of Music」をレコーディング。
●6月、アメリカ・レコード協会(RIAA)がステレオLPレコードの企画を統一。
●6月、カーメン・ドラゴン、渡英し、BBCのコンサートで指揮。
●6、8、9月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Invitation to the Dance」をレコーディング。
●9月、カーメン・ドラゴン、アルバム「A Concert Gala」をレコーディング。
●12月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Melody」をレコーディング。

1959年(45歳)
●3月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Tempo Espanol」をレコーディング。
●4〜5月、カーメン・ドラゴン、アルバム「A Concert Gala」をレコーディング。
●5月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Stephen Foster Melodies」をレコーディング。
●5月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Romantique」をレコーディング。
●9月、カーメン・ドラゴン、再び渡英し、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでコンサートを開催。ソロはレナード・ペナリオ。
●9月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Concert Brilliants」をロンドンでレコーディング。
●9月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Over the Waves」と「Americana」、「Bless this House」をレコーディング。

1960年(46歳)
●3、4、7月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Nightfall」と「Romantique」をレコーディング。

1961年(47歳)
●3月、カーメン・ドラゴン、アルバム「Nightfall」をレコーディング。
●7月、カーメン・ドラゴン、渡英し、フィルハーモニア管弦楽団のコンサートで指揮。
●カーメン・ドラゴン、TVシリーズ『ドクター・キルデア』の音楽を担当。

1962年(48歳)
◆キューバ危機。

1963年(49歳)
●カーメン・ドラゴン、グレンデール交響楽団との定期公演を開始。



1964年(50歳)
◆アメリカで公民権法成立。

1965年(51歳)
◆アメリカ軍、ベトナムへの爆撃を開始。

1966年(52歳)

1967年(53歳)

1968年(54歳)

1969年(55歳)

1970年(56歳)

1971年(57歳)

1972年(58歳)

1973年(59歳)
◆アメリカ軍、ベトナムから撤退。

1974年(60歳)

1975年(61歳)

1976年(62歳)

1977年(63歳)

1978年(64歳)
●カーメン・ドラゴン、初来日。読売日本交響楽団に客演。

1979年(65歳)
●カーメン・ドラゴン、映画『あきれたあきれた大作戦』に指揮者役で出演。

1980年(66歳)

1981年(67歳)

1982年(68歳)

1983年(69歳)

1984年(70歳)
●3月28日、カーメン・ドラゴン死去。
●カーメン・ドラゴン、ロサンジェルス、サン・フェルナンド・ミッション墓地に埋葬。13年後の1997年には妻エロイーズ[1913-1997]の名も墓石に刻まれます。



【収録予定曲】

CD1 ジプシー&スペイン
1ドヴォルザーク:スラヴ舞曲,Op.46-8
2.民謡:2つのギター
3.ドヴォルザーク:スラヴ舞曲,Op.72-2
4.モンティ:チャルダッシュ
5.ブラームス:ハンガリー舞曲第6番ニ長調
6.サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
7.ドヴォルザーク:わが母の教え給いし歌,Op.55-4
8.ディニーク/ハイフェッツ編曲:ホラ・スタッカート
9.民謡:黒い瞳
10.エヴァンス:スペインの姫君
11.J.ガーデ:ジェラシー
12.パディーリャ:ヴァレンシア
13.マスネ:歌劇「ル・シッド」〜カスティレーヌ
14.ロドリゲス:ラ・クンパルシータ
15.民謡:チワワの君
16.民謡:アイ・アイ・アイ
17.ファリャ:歌劇「はかなき人生」〜スペイン舞曲
18.ビゼー:歌劇「カルメン」〜第3幕の間奏曲

CD2 スペイン
1.シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
2.ファリャ:バレエ音楽「恋は魔術師」〜火祭りの踊り
3.グラナドス:歌劇「ゴイェスカス」〜間奏曲
4.レクオーナ:「スペイン組曲」〜アンダルシア
5.J.ガーデ:タンゴ「ジェラシー」
6.ポンセ:エストレリータ
7.レクオーナ:「スペイン組曲」〜マラゲーニャ
8.パディーリャ:エル・レリカリオ
9.マスネ:歌劇「ル・シッド」〜カスティヤーヌ
10.マルキーナ:エスパーニャ・カーニ
11.ラヴェル:スペイン狂詩曲〜ハバネラ
12.メキシコ伝承曲:シェリト・リンド
13.メキシコ民謡:ラ・クカラーチャ
14.アルベニス:セギディーリャ
15.メキシコ伝承曲:ハラベ・タパティオ(メキシカン・ハット・ダンス)
16.アブレウ:ティコ・ティコ
17.アルベニス:タンゴ ニ長調

CD3 スペイン&イタリア
1.レクオーナ:シボネイ
2.ファリャ:歌劇「はかなき人生」〜スペイン舞曲第1番
3.マスネ:歌劇「ル・シッド」〜アラゴネーズ
4.ビゼー:.歌劇「カルメン」〜ジプシーの歌
5.ララ:グラナダ
6.イラディエル:ラ・パロマ(鳩)
7.グリンカ:ホタ・アラゴネーサ
8.モンテルデ:マカレーナの乙女
9.メキシコ伝承曲/ダ・カンポ編:ラス・チアパネカス(ハンド・クラッピング・ソング)
10.ドリーブ:カディスの娘たち
11.グラナドス:アンダルーサ(スペイン舞曲第5番)
12.ベンジャミン:ジャマイカン・ルンバ
13.メキシコ伝承曲:ラ・ゴロンドリーナ(つばめ)
14.ドリーブ:カディスの娘たち(ショート・ヴァージョン)
15.パガニーニ:常動曲,Op.11
16.チャイコフスキー:イタリア奇想曲,Op.45〜終曲
17.ララ:グラナダ(ショート・ヴァージョン)
18.ロッシーニ/レスピーギ編:バレエ音楽「風変わりな店」〜タランテラ

CD4 イタリア&フランス
1.ダンツァ:フニクリ・フニクラ
2.マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜間奏曲
3.コットラウ:サンタ・ルチア
4.ヴォルフ=フェラーリ:歌劇「マドンナの宝石」〜カモラ党員の踊り
5.ベーム:タランテラ
6.ディ・クルティス:帰れソレントへ
7.トセリ:セレナード
8.オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」〜ホフマンの舟歌
9.ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
10.ルジェ・ド・リール:ラ・マルセイエーズ
11.ドビュッシー:アラベスク第1番
12.トーマ:ミニヨンのポロネーズ
13.民謡:フレール・ジャック
14.ドリーブ:バレエ音楽「コッペリア」〜ワルツ
15.オッフェンバック:喜歌劇「天国と地獄」〜カン・カン
16.民謡:ひばり
17.パディーリャ:サ・セ・パリ
18.サン・サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」〜君が、み声にわが心開く
19.民謡:アヴィニョンの橋の上で
20.グノー:歌劇「ファウスト」〜ワルツ


CD5 アメリカーナ!!&海の音楽
1.アーン:ルール・ブリタニア
2.ローサス:波濤をこえて
3.ドビュッシー:小組曲〜小舟にて
4.グリエール:バレエ「赤いけしの花」〜ロシア水兵の踊り
5.ベケット:コロムビア、海の宝石
6.民謡:シー・シャンティ「ブロウ・ザ・マン・ダウン」
7.民謡:広きミズリー川(シェナンドア)
8.リムスキー・コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」〜海とシンドバッドの船
9.エメット:ディキシー
10.スーザ:.星条旗よ永遠なれ
11.プールトン:オーラ・リー
12.グローフェ:組曲「グランド・キャニオン」〜山道を行く
13.ステッフェ:リパブリック讃歌
14.ウォード:美しきアメリカ
15.コープランド:組曲「ロデオ」〜ホー・ダウン
16.民謡:峠の我が家
17.グールド:アメリカン・シンフォニエッタ〜パヴァーヌ

CD6 アメリカ・オブ・ソング
1.フォスター:草競馬
2.フォスター:なつかしきケンタッキーの我が家
3.フォスター:オールド・ブラック・ジョー
4.フォスター:老犬のトイレ
5.フォスター:主人は冷たい土の下に
6.フォスター:おお!スザンナ
7.フォスター:金髪のジェニー
8.フォスター:故郷の人々
9.フォスター:君眠る彼の地に
10.コール・ポーター:ビギン・ザ・ビギン
11.コール・ポーター:夜の静けさに
12.コール・ポーター:ワンダーバー
13.コール・ポーター:ソー・インー・ラヴ
14.コール・ポーター:そんなことなの
15.コール・ポーター:夜も昼も
16.コール・ポーター:君にこそ心ときめく
17.コール・ポーター:イージー・トゥ・ラヴ
18.コール・ポーター:あなたはしっかり私のもの
19.コール・ポーター:夜もすがら

CD7 夕暮れの音楽
1.シグムンド・ロンバーグ:乾杯の歌
2.シグムンド・ロンバーグ:学生王子のセレナード
3.シグムンド・ロンバーグ:ワン・キス
4.シグムンド・ロンバーグ:恋人よわれに帰れ
5.シグムンド・ロンバーグ:静かにめをとじて
6.シグムンド・ロンバーグ:わた心に君深く
7.シグムンド・ロンバーグ:リフ・ソング
8.シグムンド・ロンバーグ:一人淋しく
9.シグムンド・ロンバーグ:朝日のようにさわやかに
10.シグムンド・ロンバーグ:スタウト・ハーテッド・マン
11.シグムンド・ロンバーグ:砂漠の歌
12.ハーバード:歌劇「おもちゃの国の赤ん坊」〜おもちゃの国
13.グローフェ:「ミシシッピー組曲」〜古いクリオールの時代
14.クライスラー:オールド・リフレイン
15.バーンビー:スウィート・アンド・ロウ
16.ネヴィン:まるでバラのように
17.マクダウェル:野ばらに寄す

CD8 ロシア&オリエンタル
1.グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
2.民謡:ヴォルガの舟唄
3.リムスキー・コルサコフ:歌劇「雪娘」〜道化師の踊り
4.ルビンシテイン:ピアノ曲集「カメンノイ・オストロフ」〜天使の夢
5.チャイコフスキー:「なつかしい土地の想い出」〜メロディー
6.クニッペル:ポーリュシカ・ポーレ
7.イッポリトフ=イヴァノフ:組曲「コーカサスの風景」〜酋長の行列
8.クライスラー:中国の太鼓
9.キュイ:「万華鏡」〜オリエンタル
10.ベートーヴェン:劇音楽「アテネの廃墟」〜トルコ行進曲
11.リムスキー・コルサコフ:歌劇「サトコ」〜インドの歌
12.ウッドフォード=フィンデン:「インドの愛の歌」〜カシミール地方の歌
13.チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」〜アラビアの踊り
14.チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」〜中国の踊り
15.リュイジニ:「エジプト舞曲」〜第1曲
16.ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」〜ペルシャの奴隷の踊り

CD9 ザ・シアター
1.ロッシーニ:歌劇「セヴィリアの理髪師」〜わたしは町のなんでも屋
2.ビゼー:歌劇「カルメン」〜闘牛士の歌
3.ヴェルディ:歌劇「椿姫」〜アルフレード!私を愛して!
4.グノー:歌劇「ファウスト」〜兵士の合唱
5.プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」〜ある晴れた日に
6.レオンカヴァルロ:歌劇「道化師」〜衣裳をつけろ
7.ヴェルディ:歌劇「リゴレット」〜女心の歌
8.ワーグナー:歌劇「タンホイザー」〜巡礼の合唱
9.ヴェルディ:歌劇「椿姫」〜乾杯の歌
10.フロトウ:歌劇「マルタ」〜夢のように
11.プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」〜ムゼッタのワルツ
12.ビゼー:「アルルの女」第2組曲〜ファランドール
13.グレンジャー:カントリー・ガーデンズ
14.民謡:わらの中の七面鳥
15.ウェーバー/ベルリオーズ編:舞踏への勧誘,Op.65
16.スメタナ:歌劇「売られた花嫁」〜ポルカ
17.民謡:水夫のホーンパイプ
18.ギース:アマリリス
19.パデレフスキー:メヌエット,Op.14-1
20.ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク

CD10 ロマンス
1.民謡:僕の恋人は黒い髪
2.エルガー:愛のあいさつ
3.ルビンシュテイン:ヘ長調のメロディー
4.コレルリ:弦楽のための組曲〜ジーグ
5.ボルゾーニ:メヌエット
6.フリムル:愛よとわに
7.チャイコフスキー:無言歌
8.ベートーヴェン:ト長調のメヌエット
9.グリーグ:「ペール・ギュント」第1組曲〜アニトラの踊り
10.バーバー:弦楽のためのアダージョ
11.ブラームス:子守歌
12.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
13.ヤルフェルト:子守歌
14.ビゼー:.「アルルの女」第1組曲〜アダージェット
15.チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番〜アンダンテ・カンタービレ
16.ラフマニノフ:ヴォカリーズ,Op.34
17.グリーグ:「ペール・ギュント」第1組曲〜オーゼの死

CD11 星空の下に
1.ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調,Op.53「英雄」
2.ショパン:夜想曲第2番.変ホ長調,Op.9-2
3.ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調,Op.66
4.ショパン:前奏曲第7番イ長調,Op.28-7
5.ショパン:ワルツ第7番嬰ハ短調,Op.64-2
6.ショパン:ポロネーズ第3番イ長調,Op.40-1「軍隊」
7.ショパン:前奏曲第4番ホ短調,Op.28-4
8.ショパン:ワルツ第6番変ニ長調,Op.64-1「小犬のワルツ」
9.ショパン:練習曲第3番ホ長調,Op.10-3「別れの曲」
10.ショパン:ワルツ第1番変ホ長調,Op.18「華麗なる大円舞曲」
13.ウェーバー:舞踏への勧誘,Op.65(ショート・ヴァージョン)

CD12 ドリーム&セレナード
1.グリーグ:抒情組曲〜ノクターン
2.マスネ:劇付随音楽「復讐の三女神」〜エレジー
3.フィビヒ:ポエム(詩曲)
4.フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」〜祈り
5.シューマン:「子供の情景」〜トロイメライ
6.マスネ:タイスの瞑想曲
7.シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」〜セレナード
8.ドビュッシー:夢
9.ワーグナー:歌劇「タンホイザー」第3幕〜夕星の歌
10.ブラームス:子守歌
11.サン・サーンス:組曲「動物の謝肉祭」〜白鳥
12.民謡:夜もすがら
13.レオンカヴァッロ:朝の歌
14.ドリゴ:バレエ「百万長者のアルルカン」〜セレナード
15.グリーグ:君を愛す
16.ゴダール:歌劇「ジョスラン」〜子守歌
17.ルビンシュテイン:ヘ長調のメロディー
18.チャイコフスキー:ロマンスへ短調
19.メンデルスゾーン:歌の翼に

CD13 パッション!
1.リスト:.愛の夢
2.シベリウス:悲しき円舞曲
3.グリーグ:ソルヴェイグの歌
4.ゴドフスキー:古きウィーン
5.フォスター:夢路より
6.ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」〜家路
7.ワイルドマン:スウェーデン狂詩曲
8.ラフマニノフ:前奏曲第1番 嬰ハ短調,Op.3-2
9.パス:コーニシュ狂詩曲
10.リスト:.愛の夢
11.リチャード・アディンセル:ワルソー・コンチェルト
12.ベートーヴェン.:ピアノ・ソナタ第14番ハ短調「月光」〜アダージョ
13.アンリ・リトルフ:交響的変奏曲〜スケルツォ

CD14 華麗なるコンサート
1.ワーグナー:歌劇「ローエングリン」〜第3幕への前奏曲
2.ドビュッシー:レントよりおそく
3.ビゼー:「カルメン」組曲第1番〜アラゴネーズ
4.エルガー:行進曲「威風堂々」第1番,Op.39-1
5.ヨハン・シュトラウスII:喜歌劇「ジプシー男爵」〜ワルツ
6.ハチャトゥリアン:バレエ音楽「ガイーヌ」〜剣の舞
7.チャイコフスキー:弦楽セレナード,Op.48〜ワルツ
8.モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲K.492
9.ファリャ:バレエ音楽「恋は魔術師」〜火祭りの踊り
10.グリーグ:過ぎた春,Op.34-2
11.ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
12.シベリウス:交響詩「フィンランディア」,Op.26
13.グラズノフ:バレエ音楽「四季」,Op.67〜秋
14.チャイコフスキー:スラヴ行進曲,Op.31

CD15 音楽の世界
1.ビゼー:歌劇「カルメン」〜第1幕への前奏曲
2.アイルランド民謡.ロンドンデリーの歌
3.スメタナ:歌劇「売られた花嫁」〜道化師の踊り
4.ブラームス:ワルツ変イ長調,Op.39-15
5.チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」〜ポロネーズ
6.ジュナン:ヴェニスの謝肉祭
7.ヨハン・シュトラウスII. 喜歌劇「こうもり」〜序曲
8.シベリウス:交響詩「フィンランディア」,Op.26
9.リムスキー・コルサコフ:歌劇「サルタン皇帝の物語」〜熊蜂の飛行
10.ウェーバー:舞踏への勧誘,Op.65
11.チャイコフスキー:ただ憧れを知る人だけが,Op.6-6
12.ドビュッシー:「月の光」
13.シベリウス:「悲しきワルツ」
14.ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
15.エルガー:行進曲「威風堂々」第1番,Op.39-1

CD16 ブレッシング
1.ブルジョワ:すべての祝福の源である神をたたえよ(讃美歌「旧100番」)
2.バッハ/グノー編:アヴェ・マリア
3.ブラーヘ:ブレス・ディス・ハウス
4.シューベルト:アヴェ・マリア
5.ビゼー:「アルルの女」第2組曲〜アニュス・デイ
6.マロット:主の祈り
7.サリヴァン:みよや十字架の旗たかし
8.メイソン:主よ、みもとへ
9.サリヴァン:失われし和音
10.メイソン:夜のとばりがおりて
11.シベリウス:交響詩「フィンランディア」Op.26(ショート・ヴァージョン)

CD17 イッツ・クリスマス!
1.ドイツ民謡:樅の木
2.ルター:.神の御子のイエス様は
3.メンデルスゾーン:あめにはさかえ
4.レオントヴィチ:鐘のキャロル
5.レドナー:ああ、ベツレヘムよ
6.ウィリス:あめなる神には
7.ヘンデル:もろびとこぞりて
8.神は皆をよろこばせる
9.ラテン語聖歌:神の御子は今宵しも(アデステ・フィデレス)
10.まきびと羊を(第1ノエル)
11.アダン:さやかに星はからめき(オー・ホーリィ・ナイト)
12.ひいらぎ飾れ
13.グルーバー:きよしこの夜

ハリウッド・ボウル交響楽団
キャピトル交響楽団
カーメン・ドラゴン(指揮)

録音:1954-1961年



【商品説明:年表シリーズ】
指揮
アルヘンタ
オッテルロー
ガウク
カラヤン
クイケン
クーセヴィツキー
クチャル
クラウス
クレツキ
クレンペラー
ゴロワノフ
サヴァリッシュ
シューリヒト
ターリヒ
チェリビダッケ
ドラゴン
ドラティ
バーンスタイン
パレー
フェネル
フルトヴェングラー
メルツェンドルファー
モントゥー
ライトナー
ラインスドルフ
ロスバウト

鍵盤楽器
ヴァレンティ
カークパトリック
カサドシュ
グリンベルク
シュナーベル
ソフロニツキー
タマルキナ
タリアフェロ
デムス
ナイ
ニコラーエワ
ノヴァエス
ハスキル
ユージナ
ランドフスカ

弦楽器
カサド
コーガン
グリラー弦楽四重奏団
シュタルケル
シュナイダー四重奏団
パスカル弦楽四重奏団
ハリウッド弦楽四重奏団
ブダペスト弦楽四重奏団
フランチェスカッティ
ヤニグロ
リッチ
伝説のフランス弦楽四重奏団

作曲家
アンダーソン
ヘンツェ
坂本龍一

シリーズ
テスタメント国内盤

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権利切れの音源を纏めて復刻しているスクリ...

投稿日:2021/04/12 (月)

権利切れの音源を纏めて復刻しているスクリベンダム、一時期活動停止だとか言われたが最近また動き出したようで、新しい音源をリリース、これもその一枚。 アメリカの作編曲家、カーメン・ドラゴンが、ハリウッド・ボウル交響楽団を振った録音をCD17枚分に収めた物だ。 ドラゴンはキャピトルの看板アーティストとして1950年代に多数のアルバムを発売している。 CD時代には東芝EMIが一度纏って復刻したが、それ以来長らく復刻もされず、たまにコンピレーション盤に1〜2曲収録されているぐらいであったので、今回の復刻は非常に嬉しい。 ドラゴンはキャピトルではコステラネッツに代表するようなライト・クラシックを担当していたが、普通のクラシック音楽も振っており、クラシック指揮者としても、ライト・クラシック指揮者としても優れた才能を発揮していたのがよくわかるセットになっている。 オケのハリウッド・ボウル交響楽団はロサンゼルスのミュージシャンで結成された団体だそうで、当時全盛期であったハリウッドの映画音楽を演奏した人物がほとんどだそうだ。 その腕前は中々上手く、クラシックからポピュラーまでを難なくこなしていく技量は映画音楽奏者として培われたものが生きているのだろう。 選曲はオリジナル通りのもあれば、時間の関係上、別のアルバムに入れれたのもある。 古い録音だが、年代を考えれば音は良い方だ。 ただスクリベンダムの他のCDにも共通するが、曲が終わって間髪入れずに次へ行く編集がされており、この辺りは評価が分かれるところ。 CDはクラムシェル仕様なので、解説はないがHMVのサイトに、これ程詳しいドラゴンの情報が載っているので十分と言えるだろう。

レインボー さん | 不明 | 不明

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ライトクラシック系の演奏家としては最もゴ...

投稿日:2021/03/03 (水)

ライトクラシック系の演奏家としては最もゴージャスな演奏を聴かせてくれる。ちょっと大げさすぎるんじゃないかなと思う時もあるが、そこがまたドラゴンのいいところで、イージーリスニング風癒やし系演奏とは一線を画している。以前、国内盤として発売された頃からずっと愛聴してきただけに、ドラゴンの演奏がまとめて聴けるのはうれしい限りである。欲を言えばかつての国内盤のようにオリジナルジャッケットであれば理想的であったのだが…。

HONA さん | 埼玉県 | 不明

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恥ずかしながら全く知らないアーティストで...

投稿日:2020/04/05 (日)

恥ずかしながら全く知らないアーティストでした。ライトクラシックという分野になるのでしょうか?しかしながら音楽は単なるライトではなく、むしろ情熱的で思い切りが良く、さまざまなアーティキュレーションはグッと心に響き大変気に入りました。純クラシックと区分されているものでも実際には編曲が施されていて、一家言あるコアなクラシックファンの餌食になりそうな事が満載なのですが私は気に入りましたよ。フォスターなども良いです。オケも華麗なサウンドと言われるとおりですし、演奏技術も立派なものです。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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