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Theta さんのレビュー一覧 

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     2010/05/06

    同じシリーズのブラームス2番、英雄と同じくストレートなSP復刻。ブラームス2番ほどの見事な出来ではありませんが、ノイズリダクションをかけた他社のディスクよりは(ノイズさえ気にしなければ)いい音でしょう。ただ、この年代の録音であれば、もっと響きそのものが明晰で柔らかいものになっていていいはず。中高域に妙な歪み感があって音色がやや不自然ですし、全体に(他盤よりは全然ましですが)ぼやけ気味。もっといい音で復刻できるんじゃないかなと思います。

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     2010/05/06

    針音を全く(あるいはほとんど)カットしていないストレートなSP復刻なのに、ノイズフィルターがかかったようなぼやけた音になっているのは残念。カートリッジの選定の問題か、イコライジングの設定が違うのか。同じシリーズのブラームス2番が素晴しかったので期待したのですが、これはがっかりでした。イコライザーで補正して聞くと、この演奏本来の軽やかさ、流麗さが伝わってきますが、針音がさらにうるさくなるのでちと辛いですね。

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     2010/05/06

    片側のチャンネルの音が時々ドロップアウトして聞きづらいのですが、響きそのものは実に豊かで柔らかく明朗。惚れ惚れします。VPOとフルトヴェングラーがザルツブルグで出していた響きの見事さが、これならわかります。オルフェオの暗く鈍い音とはまるで違います。ウェーバー、シューベルトともに、協会盤が入手できなくてもこれで十分かと思います。

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     2010/05/06

    以前のレビューを訂正し、☆5つに変えます。先の方がご指摘になっていた通り、小生のボロな機械ではちゃんと鳴らないようです。ですが、パソコンに取り込んだWAVファイルをサウンドプレーヤー(小生はLilithを愛用しています)のイコライザーで補正し、そのファイルをパソコンからインターフェース経由でオーディオにつないで鳴らすと、びっくりするほど音の情報量が増え、色彩、空間の広がり、ダイナミックさなど見違えるような見事な演奏で、博士による同曲演奏の中で最も感動できるものになりました。ただ、機械によってはそのままではうまく鳴らない、というのは困りものですね。ですが、レーザー復刻でどれだけ多くの音が拾われていたかというのはよく分かりました。復刻者の中山氏の努力に敬意を表します。

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     2010/05/06

    博士のブラームス1番の中でも最高の名演と評価の高い演奏ですが、響きが暗く冷たく感じられ、立派とは思いながらも個人的には親しみの持てない演奏でした。デルタではどうかと期待しましたが、残念ながら印象は変わらず。これに比べれば、53年BPOのライブ、音は悪いですがコンセルトゲボウとの50年ライブやルツェルンのライブの方がフルトヴェングラーのブラームス1番の素晴しさを感じさせてくれるように思います。

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     2010/04/11

    制作者のコメントを見ると音源が明記されていませんね。デルタさんはLP起こしでは音源を明記していますが、戦後のテープ録音のライブの場合、ほとんど出所不明。このディスクも含め、正規音源を使用した協会盤やTAHRA、AUDITEなどと競合するものをいくつも出していますけど、なぜあえてそうするのか、判断材料がなければユーザーを惑わせることになりませんか?音源を明記するべきだと思いますけど。これは全くの憶測ですが、音源を明示できないのは、協会盤や過去に出回ったCDの再利用だからではないですか?今回のものは察するに(間違っていたらごめんなさい)協会盤(SWF942-3)、またはそのコピーのエラボレーション盤、それをコピーしてコンピュータ処理して仕上げたものか何かですかね?だとすればTAHRAよりはいい音でしょうけどね。

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     2010/04/11

    強音部が歪んだりかなり荒れた音。テープ音源の正規盤CDでかなりいい音のものが聞ける演奏だけに、LP起こしのメリットは感じられませんでした。使用したLPそのものもそんなに状態が良いものとは思えません。これはあまり意味の感じられない復刻です。

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     2010/04/11

    きれいに整理された音で聞きやすいんですが、ホールの外から聞いているようなもどかしい響き。何より生気が失せている。イコライザーで音をいじると音は荒れますが本来の疾走感とスケールの大きさが戻ってきます。ただし響きの輝きや質感はどうにもならない。テープ劣化はいかんともしがたいのか、単にリマスタリングが悪いのか。どうしても44年エロイカは決定的なものが出ませんね。満足しない人が多く、期待してあれこれ買い漁る。だから点数が多いのでしょうが。

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     2010/04/11

    これは質の良い復刻です。SPの音を素直に生かした感じ。もう少し柔らか味と軽さがあってもいいのですが、フルトヴェングラーとヴィーン・フィルのコンビが生み出す響きの見事さは十分に堪能できます。40番の演奏としての出来不出来は…うーん、もうちょっとこのコンビならやれたのではと思いますが。グランパルティータは贅沢なヴィーンの響きのご馳走です。

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     2010/04/11

    みなさんおっしゃっている通り、確かに立派なオケの立派な音による立派な演奏なんですが…何か違和感がありますね。朝比奈様式の忠実完璧なコピーという感じで、指揮者の言った通りにしかやっていないというのでしょうか。今のドイツのオケはこんな感じなんですかね。これだと、朝比奈の解釈の(良くも悪くも)大雑把さがそのまま現れてしまうだけで、正直なところいささか単調な演奏に聴こえます。誠実で真摯な演奏ですけど、私には朝比奈の良さが本当に出ているとは感じられません。音色はいくらか貧しく、あちこちに造形の緩みやアンサンブルの拙さはあっても、新日フィル(フォンテック)との湧き上がるような高揚感、大フィル(2000年サントリーの2種)の清澄さ、高雅さを取りたいです。

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     2010/01/08

    数あるこれらの曲の名盤の中でもさらに屈指の名演ではないでしょうか。シェリング、オイストラフ、パールマンといった「定番」よりも品格の高さ、柄の大きさ、デリカシーの細やかさで勝る。女流の名演ではデ・ヴィートがありますが、ヴァイオリンだけ取ればそれさえ超えているかも。シゲティやブッシュ、スポールディングといった往年の名演と比較した方が良いような高みに達していると感じます。いい意味で現代離れした、何の衒いも気負いもなく、純粋に音楽に没入しきった至高の演奏です。このソナタの良さを本当に味わいたい方には、ネームバリューや評論家のご託宣に惑わされず、まずこの演奏を聴いていただきたいですね。

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     2010/01/03

    オリジナルテープ音源ということで期待したのですが、この年代のものとしても潤いや広がりのない音で、その点は少しがっかりしました。金管、木管はくっきりよく聞こえますが、弦が引っ込んでもやついている感じで、普通にマーラーの「復活」のいい演奏を聴きたい、という方にはお勧めできません。演奏そのものは素晴らしいです。終楽章コーダの合唱の高揚感は全身に震えが来るほどでした。シューリヒトは合唱の扱いが本当に素晴らしいと思うのですが、そのよさがここでも発揮されており、大変魅力的な演奏でした。録音(あるいはリマスタリング?)の貧しさの分、☆ひとつ減点ですが演奏は☆5つです。

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     2010/01/02

    これは凄いです。94年サントリーのライブを超えていると感じました。映像用の収録なので音のバランスなどほとんどいじっていないように感じますが、それが幸いしてか、生で聴いた時に客席で受ける感覚に非常に近い、リアルな演奏です。ディスクを通じてしか朝比奈を聴いたことのない人は驚くかもしれません。個人的には、2001年の最後の8番と並び、録音の多さの割には8番の名演の少ない朝比奈の、正真正銘、会心の演奏だと思います。

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     2009/11/27

    これは凄い。バッハはフィッシャー、シュナーベルをさえ越えているかも。グールドの自意識過剰な神経症気味のバッハなど、これを聞いたら病人の演奏にしか聞こえない。天才ギーゼキングの本領が存分に発揮されている名演。

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     2009/11/14

    録音は決して良くないですが、これは心の底から揺さぶられる感動的な演奏です。ベストフォームのシューリヒトでしょう。オーケストラと合唱が冒頭から結尾まで最高度のエネルギーの高揚を維持し続けている稀有な記録です。細部の欠点はあるのでしょうが、この演奏が起こっている空間に充満している真摯で純粋な愉悦、幸福感は本当にかけがえのないものだと思います。

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