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ヴォーカルディスコーズ さんのレビュー一覧 

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     2016/01/10

     皆さんお目が高い。確かにシャーリー・ヴァーレットはもう一つですし、これには異論があるとは思いますがニコライ・ギョーロフの声が深すぎて?面白くない(失礼!バスはライナー盤のトッツィが素晴らしいと思います)。尤も、どの録音でも四人のソロイストすべてに満足したことはありません。この録音で最も私が感心するのは合唱です。特に「サンクトゥス」の男声は凄いですねぇ、なかなかプロでもこうは歌えませんよ。合唱は知る限り最高。注文はありますが独唱は総じて高水準。よってトスカニーニ盤を別格とすれば、歴代最高録音と断言します。

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     2016/01/10

    LPレコード時代からこの盤のファンです。上手い演奏かというとそうではありません。しかし全体の雰囲気が良いのです。それに加え、まっすぐな歌いぶりのボーイソプラノを思わせるソプラノ独唱、そしてバリトンのピエール・モレの何とも言えない味わいのある歌唱がウリでしょうか。モレは学生時代フランク・マルタンのオラトリオ「ゴルゴタ」のイエス役で初めて知って、言葉を大事にした歌唱に惚れ込んだ歌手です。モラーヌをもっと軟派にした?(良い表現ができませんが…)独特な歌手です。早めに教師生活に入ったようで、録音は数少なく、他にはアコードにあったフランス歌曲集、オネゲルの「クリスマス・カンタータ」、ラヴェルの「子供と魔法」くらいですが、私にとってすべて魅力的で、忘れえぬ魅力的な歌手です。今の演奏に満足できない人は一聴されることをお薦めします。

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     2015/04/30

    これは素晴らしい。ミニー役のヴォイトがややオッカサン化してはいるが、立派に歌っています。マゼール盤と比較すると、主役級はやや劣りますが、傍役と演出はこちらが上。トータルではこちらを上にしたいと思います。CDを含めた場合別の選択肢もありますが、映像ソフトに限れば、トップクラスのディスクです。

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     2015/01/18

    中身が「日本の子供の歌」と言えるのかどうかは別にして、良いCDが発売されました。日本人による月並みな歌に食傷していた者として、待望の録音です。外国人歌手が必ずと言っていいほど歌う、私の大嫌いな「さくらさくら」が入っていても我慢します。人によっては編曲により旋律が変わっていたりするのが気になるでしょうが、私にとっては総じて高水準で新鮮な作品集となっています。最初の“七つの子”では正直、涙が出ました…

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     2015/01/09

     いい音楽が揃ってますね。子供の頃よく耳にした「新日本紀行」「青い地球はだれのもの」、初めて聞いた「学校」ほか、改めて富田勲の才能を認識した次第です。「リボンの騎士」などはこのCDのおかげで私のカラオケレパートリーとなり、歌うたびに柄に合わないと、周囲の顰蹙をかっています。交響楽団の演奏は厚みがあって、素晴らしいと思います。残念なのは「ジャングル大帝」でして、編曲作品としてこれはこれで良いのですが、出来れば私の愛唱歌だったテーマソングの平野忠彦に代わる男声独唱での演奏がほしかったところです。ということで、マイナス1点で総合星4つとしました。

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     2014/10/13

    私が持っている唯一のCD。LP時代の評論家の批評で、「男声二人の声が衰えているのが惜しい」とあったのを思い出す。確かにステーファノは瑞々しさが消えているかもしれないが、タッデーイについては…。まっ、昔も今も声や歌に不案内な学者あるいはジャーナリストあがりの音痴批評家がいるのですねぇ。聴くたびに苦々しく思い出します。

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     2014/10/13

    地味な存在のガルデッリだが、多くのオペラ録音を残しており、そのほとんどが名演といっていいだろう。オペラ演奏において、いい意味で最大公約数の演奏を常に行う人ではなかろうか。ガルデッリを侮るべからずである。また、この盤は歌手陣も充実しており、特に彗星のように現れ消えたスリオティスの代表盤としても貴重だ。

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     2014/10/12

    アンセルメのクリスマスカンタータで私が特に気に入っているのは、F・マルタンのオラトリオ「ゴルゴタ」でイエスを淡々と演じた、バリトンのピエール・モレの歌唱です。マルティノン盤のモラーヌも、力まず流麗な歌唱で最高の歌手ですが、モレは更に力みのない歌いぶりで、これには参りました。全体は、演奏・録音共にとてもバランスが良い決定盤です。マルティノン盤・コルボ盤もとても良い演奏ですが、このアンセルメ盤は管弦楽、成人合唱と少年合唱、そして独唱の絡み方が素晴らしく、最終部での合唱の盛り上がりと合唱が治まってからの味わい深さは格別で、感動します。ただただ残念なのは最終部での音のひっくり返り。正に玉に瑕!

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     2014/09/25

    優秀録音。指揮するメータは絢爛豪華なこの作品を描くのに最適な一人。サザランドも世評はどうあれ、浮世離れした姫にマッチしていると思うが如何?パヴァロッティも本来の役ではないが、切れの良い歌唱はさすが。さらに見事なのはリューの歌とピンポンパンのアンサンブル。カバリエの弱音の素晴らしさ、そしてクラウゼ以下ヴェテラン達の芸達者ぶり。ここがカラヤン盤他を凌駕している部分です。

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     2014/09/03

     国内盤も持っていますが、また買ってしまいました。まあ、すべてが素晴らしいといっていいでしょうが、特にお気に入りは、「三日月(正確には四分の一の月)」「ティリトンバ」そして「夢のフローレンス」ですかねぇ。「三日月」などは涙が出ますよ。特に古い録音ならではの強調されたストリングス主体の間奏がとても効果的!それにしても、オペラ歌手の声楽テクニックが向上しているのと反比例するかのように魅力的な美声の歌手が減ってますね。それとカンツォーネあるいはナポリターナを歌って様になる歌手も。ひょっとしたら歌手の国際化の進みすぎの弊害なのかもしれないと思う今日この頃です。

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     2014/09/03

     シャブリエなどは、それまで実直さが取り柄のラプラントぐらいしか聴いていなかったので、スゼーの、ちょっぴりくどいけれどやっぱり洒落た歌いぶりに参ってしまいました(言いすぎかな?)。その影響で、歌仲間と開催したジョイントリサイタルでは、さっそく「夏の夜」の中の一曲とシャブリエの「小さなアヒルたちのヴィラネル」を歌ってしまいました。聴いていた友人からは、「スゼーそっくりじゃねえか」とからかわれたのも懐かしい思い出です。さて、洒落ているとは言いましたが、はっきり言って、声はヘロヘロです。でも一曲一曲に年輪を感じさせる彫琢を施しています。ベテランの人ほど魅力的に思える盤ではないでしょうか。

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     2014/08/07

     もともとホッターは嫌いでした。モゴモゴ声で、ドイツリートでは致命的だと思っていました。世評高い「冬の旅」「白鳥の歌」も感心しませんでした。ところが、この録音で初めてホッターの魅力に目覚めたのです。60代に入ったホッターは、実際の年齢以上に「ご隠居化」していて、祖父が孫に聴かせるような歌いぶりが、なぜか私にマッチしたのです。かつて嫌いだったモゴモゴ声も全く気にならず、むしろ個性的な歌に感じられました。
     お気に入りは、「アナクレオンの墓」「楽士」「花を摘むなら」「憩え恋人」「私の心の王冠」等々で、いまだに私にとってのベスト歌唱です。ブラームス歌曲に全く興味のない私でも、このホッターの歌だけは聴けるのです。

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     2012/07/16

    四半世紀以上前の海賊盤が甦ったことに驚いた。また解説書を見たら、1977日本初演時のプログラムに寄稿された前田昭雄さんの文がそのまま載せられていたのに二度ビックリ。当時初録音は廃盤で、ホッフシュトラッサーとこれしかなかった。ここでの聴きものはヴンダーリッヒ。デルモータは小節を誤って歌っていたりして、東京文化会館での丹羽勝海さんの2小節早出を思い出してしまう。ところでこの作品の合唱部分は私が経験した曲の中でも屈指の難物。メストあるいはアーノンクールになってようやく満足できる合唱になった。残念ながらこれも不満が残るが、歴史的な価値は高い。

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     2012/06/23

     この人の歌唱はいつも気持ちがいい。ジャンルは違うが、ジュール・バスタンのようだ。一緒に歌ってこんなに気持ちのいい人は少ない。
     さて、この「白鳥の歌」である。聴き始めは、おや、D=F・ディースカウに似ているなと思ったが、すぐに気にならなくなり、よりまっすぐな歌いぶりで、思わず唱和してしまった。良いのか悪いのか分からないが、人々のお手本になる歌唱を、ヘンシェルはいつもしてくれる。へんてこりんな歌(けなしているわけではありません!)を聴きたい時はボストリッジやゲルネだろうが、普通に聴くならこの人とクヴァストホフだろう。今までこの人のCDを買って後悔したことはありません。おっと、ワーナー盤の「冬の旅」は唯一ビミョーだったが…

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     2011/10/16

     この曲は本当に美しい名曲だ。しかしこの演奏は音が重すぎる気がする。心弾まない演奏なので、アンセルメやマルティノン、最近ではコルボのCDに手が伸びてしまう。交響曲はなかなかだったのに残念だ…。

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