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10人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/15
ゼルキン、老境に入った晩年の、詩情、哀感、悦楽感、心こもった名演奏。アバド、ロンドン響も、それにつられて心に響く演奏している。27番2楽章等、寂寥感、生きる事のつらさが溢れていて、一方悦楽、軽妙、味わい深い、優美な演奏。なかなか出来る事でない。ラローチャと並んで、優しい。春、聴けば清々しく、夏は涼しく、秋侘びしく、冬には、暖かい。丁寧に紡ぎだされた音楽への奉仕、老いて尊敬を集める人格者の名演奏。亡くなられても、この素晴らしい演奏が聴けるのは、有難い。
10人の方が、このレビューに「共感」しています。
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/15
クリヴィヌさん、いつの間にやら古楽オーケストラを作ってた!嫌みの無い、頭でっかちでない、とっても、ロマンチックな演奏。これでいいのだ。さあ、ベートーヴェンが、待っている。モーツァルトも聴かせて欲しい。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/15
’68年、アバド、ロンドン響と録音し。代名詞となったのと同じ曲を、一度は飛行機の席をけってケンカ別れした元ダンナと、元ダンナの下で力を付け、有名になったオーケストラでの、30年後のレコーディング。人生色々で、音楽は奏でられます。若かったから良かった所もある、歳をとったからこそよくなった事もある。生きていて、音楽やっていたからこそ分かりあえる二人、何だか恥ずかしげなジャケットもいい。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/14
ラトル、バーミンガムとの最後の来日公演を思い出す。このCD、ライヴ盤があるなら、ベルリンフィルとの再録は、必要ない。ちょっと、録音は遠いけれども。スケルツオ、悪夢から目覚めたら、そこは、漆黒の闇の中に独り、と言う様な怖ろしさ、丹念に描いた、ラトル、恐るべしの名演。
エルガーの最高傑作であり、名匠バルビローリの代表的名演奏。ひとりの人間の死そのもの、神、天使、悪魔との対話の中、死を迎えると言う普遍的内容を持った作品。イギリス人指揮者しか録音が無いのが、惜しい、まっ、エルガーなので仕方ないか。日本では、大友直人さん、最近では、バレンボイムが、ベルリンフィルで取り上げていた。ハレでは、マーク・エルダ―が再録しています、アンドリュー・デイヴィスさんの演奏も聴きたい。深い、濃厚、救済の労作。ラスト、Farewell の歌声とともに消えて行くのは、残酷でもある。が、それが、人間の生。人間、いつかは・・・。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/13
嗚呼、なんて良い曲達で、これまた活き活きと楽しい演奏なんでしょう。これから楽しい歌芝居が始まる。でも、この序曲達でも充分、美味な演奏。モーツァルトをスイトナーさんの指揮で聴ける日本人は幸せ。だって、こんなにいい演奏なんだもん。東ドイツで主に活動されていたので、西側、特に英語圏では、評価が低い?聴いてから言え。こんなに、自然で優美、快活なモーツァルト演奏できる人が他にいるか?音楽が作ろうとしたって出来ない、自然と生まれた演奏がここには、刻まれています。私の宝物。シュターツカペレ・ドレスデンとのモーツァルトも、すんごくいい演奏だよう!!
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/13
両一番は、ベルリンフィルと、2番は、ロンドンフィルとの演奏。ヤンソンスのショスタコーヴィッチは、いつもの様に、それほどに濃厚でなく、準音楽として捉まえて演奏。ドロドロ感は少なく、軽妙、ピアノ、オケ、トランペットの丁々発止、ほとんど嫌がらせのように、それぞれ自己主張しつつ、まとまっていく音楽はユニークで面白い。遊びまくっている、また時代を反映した秀作。佳演。
最近は指揮者としても活動している、ハンナ・チャン、これもパッパーノとの演奏で、雄々オーケストラと絡み合い、複雑、高い技巧を要求される作品を見事に弾き切っています。チェリストは、レパートリーが少なく、より優れた作品の演奏を求めて指揮者となるのも致し方ない所か。でも、チェロは、捨てないで欲しい。’02年の録音。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/12
小澤征爾氏も、主張する、歌うオーケストラ、サイトウキネンとともに、こんなに情感深い、優しく暖かく、慈愛に満ち、厳しい、不穏な怖ろしい所まで踏み込んだ演奏をする巨匠になられました。凄い事です。私達の誇りです。病いで、小澤氏の現在の音楽を聴く事が出来ないのが、残念、悔しい、むごい。人生は、かくも残酷。嗚呼、なんて良いブラームス、感動の音楽なのでしょう。心に響きます。只々、感服。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/12
ロストロポーヴィッチは、この名曲、カラヤンをはじめ、録音をいくつも出していますが、最後に録音したのが、盟友、小澤征爾との’85年の演奏。カラヤン盤とのいきり立った演奏では、ありませんが、流石に枯れた味を醸し出しつつ、静かに燃える小澤さんは、ボストンとともに、ここでも柔然、やや厚みに欠けるものの、鋭敏に情感豊かに、優しく尊敬と情熱の演奏で応えています。それにしても、ドヴォコンは、いい曲だ。ロココも野太い、自家籠中のチャイコ、お得意の小澤さんとの安心、秀演。年輪を感じます。
協奏曲の演奏者として、小澤征爾さん程、適しているいる人はいないのではないでしょうか。確かな技能、柔軟性があって常にしなやか、カンも鋭い、独奏者は安心して演奏できる、最たる人だと思います。ここでも、ラフマニノフとキーシンの世界、充然のサポートで、支え、披露させています。でも、何故か、あれだけレパートリーの広い小澤さん、ラフマニノフは似合うと思うのですが、協奏曲だけで、交響曲は録音されていません。本来、生み出ては消えて行く音楽、商品として、後に形となって残っていく録音と言うのは、どういう意味を持つのか、と考えてしまいます。ウィーンでは、モーツァルトや、ベートーヴェン、チャイコフスキーは、指揮出来ても(それだけで凄い事ですが)、念願のワーグナーは、とうとう指揮させてもらえませんでした。ショスタコのシンフォニーなんてのも、もっと聴いてみたかった。同じく大家となった、ポリーニとのブラームス、ティーレマンでなく、小澤さんベルリンフィルで聴いてみたかった。アルヘリッチは嫌だろうけど、アルヘリッチとの競演、ピーター・ゼルキンとの演奏も今一度聴いてみたかった。かなわぬ夢となるのが、悲しく、人生は、短く、惨い。小澤さん、ボストン時代の代表的ライヴ演奏の一つ。
小澤征爾氏が、世界進出、日本と言う国を出て、西洋音楽の本拠へ進出するにあたって必殺技、西洋人に目新しさと東洋人であるユニークさを披露するのに、武満氏の音楽は、必須であり、好適、名刺代わりであり、武器でした。この独自の響きを認めてくれたバーンスタインをはじめとする、西洋人の度量の広さもある。若き、小澤征爾さんと、日本人にしか、武満さんしか絶対に生み出せない響き、不安感。これから成長し熟してゆくであろう音楽と音楽家、日本と言う異国の音楽。小澤さんとは、生涯の盟友となった武満の音楽に触れるには、外せない、残り続け、聴き継がれるべき青春と、昇りゆく国と時代、人を象徴する音楽。
小澤征爾さん、老大家、ゼルキンとの幸せな出逢いが記録されているディスク。ゼルキンさん、流石に指が、と言う所も、優しく包む小澤さん、ボストンとの、堂々たるベートーヴェン。愛聴盤。小澤さんは、ゼルキンさんの息子さん、当時やんちゃしてたピーターさんの面倒見てくれるよう、ゼルキンさんに、請われていた。信頼と慈愛の名演奏。’81年、録音したテラークは、偉い。私の青春も詰まっている1枚。
クラシックの世界では、異邦人の小澤氏、「復活」を願うマーラーに挑むには、楽譜に忠実に、カナワ、ホーンらの名歌唱を借りての渾身の演奏。ライヴの人なので、ライヴ演奏だったらもっと熱いものが伝わるのだろうけれど、この頃(’86年)はまだセッション録音が主流、もちろん精緻、情熱は充分に伝わってきます。後年のサイトウキネンとの演奏の様な濃厚さはありませんが、清新、やっぱり感動を禁じ得ないマーラー。正直、真摯な、小澤さん、ボストンとの、実は色々ありつつ、成し遂げられたマーラー全集の中の、大切な二枚組。今にして思えば、よくぞ、ボストン響は、音楽監督に日本人、小澤征爾を据え、伝統と革新、毀誉褒貶あって当然だったと思う。小澤氏にとっても、挑戦と天才的努力、精進の日々だった事でしょう。記念碑的演奏。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/11
私の大好きなこの曲を、バーンスタインは、しっとり、ウィーンの柔和な弦、木金管とともに、優美、時に不穏に、期待を裏切らずに演奏してくれた。オーソドックスで情感は深い。1楽章、展開部の繰り返しで、ゆったり流れゆく音楽に浸れるのも有難い。4楽章の突っ込み加減もバースタインらしい。晩年の、もう少しテンポの遅くなった演奏で、もう一度聴いてみたかったが、敵わぬ夢だ。バーンスタインが、DGと残した、クラシックの主だった作品ほとんどを、指揮者として一番いい時期に、ウィーンフィルを中心とするオーケストラで、編集はされているものの、ライヴで、残してくれたのは、有難い、貴重。多くは、畢境の名演で、20世紀の遺産、知と才、格闘、主張、祈りと人間愛の偉人の贈り物。その影響は、21世紀の人達に、確実に受け継がれている。ついでに、煙草とアルコール、男性も好きだった愛すべき人。作曲家としても、「ミサ」は、大好き、「キャンディード」も。マーラー、特に9番の演奏は、最高峰。
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