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かんたあびれ さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/11/07

    「悲愴」の20世紀の演奏の極地が東がムラヴィンスキーとすれば、西はカラヤンか。いづれも素晴らしく、思春期に涙しながら聴いたものだが、今日的な観点では演奏家の美的感覚が前面にでている様に感じない訳でも無い。ゲルギエフは現代の一流指揮者の中でも飛び抜けて個性的な存在と思う。キーロフ管を指揮したこの演奏もセッションと思えない程、熱く激しい。オケの音が暗く重い。テンポは感情の起伏に沿って動くが、不自然さを感じない。これまた指揮者の個性だが、それ以上にチャイコフスキーの深い悲しみや絶望感を聞いた気がした。本来この曲はこうあるべきなのだ。不惑を過ぎ、ようやくムラヴィンスキー、カラヤンの呪縛から解放されそうだ。ロメジュリも同じ傾向の音楽運び。この盤が悲愴とロメジュリの代表盤と言われる様になっても、何ら不思議ではない。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/10/18

    私はピアノを弾かないので、技術的な事は分からないが、ピアノを聴くのは好きだ。本当に好きなピアニストは少ないが、ケンプのピアノを聴くと、何故かホッとする。安心するのだ。恐らくそれは、技術的な理由でなく、ピアニストの人間性に拠るものと考えている。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/12

    確かに本来チェンバロ、またはピアノで弾くべき曲です。しかし、個人的にこの演奏は好きです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/09

    ムソルグスキーという作曲家はクラシック音楽史の中の何処にも位置しない特異な存在だとおもう。一般社会から一番遠い所にいた匂いがある。ポゴレリッチの「展覧会の絵」は鬼才作曲家のアンバランスさやグロテスクな面を剥き出しにする。これを聴いた後ではラベルのオーケストラ版が綺麗な包装紙に包んだ製品のように感じる(言い過ぎか)

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/04

    この曲を四半世紀きいてきましたが、皆様のレビューを読んでHMVで購入。今ではパイヤール盤、コープマン盤を抜いて個人的にNO.1の盤になりました。演奏の素晴らしさは、先にリスナーの皆様が書いていらっしゃる通りです。全体的に穏やかな雰囲気に満ちていながら、瑞々しさに溢れる演奏です。ソリストの素晴らしさも特筆ものですが、その中でヴァイオリンとヴィオラを受け持つヨゼフ・スークが全体をリードしていて、聴き手には何とも心地良いのです。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/15

    かれこれ30年ベートーヴェンの交響曲は色々な演奏を聴いてきたが、この全集には心底感動した。ヴァントの音楽は力強く曖昧さが無い。ベートーヴェンの意志の強さを表現し尽くしているように感じる。個人的に感銘を受けたのは、NO.1/2/4/7/8

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/07/08

    演奏については最早何も述べる事はないでしょう。驚異的なのは音質。本当に50年前の録音かと思わせる。リマスタは成功している。クリアーで素晴らしい。中に入っているブックレットにハイフエッツや共演者の写真が載っていてよい。CDの紙ケースはLPジャケットのデザインを裏表とも忠実に再現、
    廉価盤にありがちのペラペラでなく質感があるのも良い。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/03

    クレンペラーの遺した録音の中でも最良の演奏ではないだろうか。スケールが半端なく大きい。「真夏」序曲の最後の数小節のロマンティックなこと!続くスケルツォは重厚さが良い。夜想曲はこれ以上ない遅いテンポだが、オケがついて行けている。幻想的ですらある。結婚行進曲はまるでワーグナーを聴いているかのような壮大なスケール!ヘブリーデンも印象は同じ。ハイドンはクレンペラーらしく男性的でロマンティックな音楽。マティス、ファッスベンダー、バイエルン放響どれを取っても素晴らしい。録音は文句なし。ライブらしい生々しい雰囲気が良い方にむいている。これ程の巨大な演奏を聴くとなかなか他の演奏で満足出来なくなりそうだ。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/22

    価格を見て、思わず予約購入してしまいました。シューベルトの三大歌曲集は高校生の頃(ああ20年以上前!)カセットテープで何度も繰り返し聞いた思い出の録音。それらにリヒテルとの「マゲローネ」やバレンボイムとの「さす若」が入ってこの価格とあっては...堪えきれず買ってしまいました。結果は大正解です。特にシューマンの録音はDGの全集(エッシェンバッハのピアノ)よりも20年位前のものだが、とても良かった。CD11のドキュメンタリー(インタビュー)は英語で会話がなされています。英語が解せる方には充分理解できる内容です。ちなみにブックレットに曲ごとの詳細な録音データの記載あり。英・仏も含め対訳はありません。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/22

    初出の輸入版(もちろんフィリップスの赤ライン入り)を持っています。私はこの演奏を名演だと思う。ハイティンクは殊更自分の個性を強調するタイプの指揮者ではない。映像で見る指揮ぶりも極めて端正で無駄が無い。スタンドプレイは皆無。彼の持ち味はオケの実力を上手に引き出しながバランスの良い音楽を作っていく所にあると思う。ハイティンクの同曲の別録音は聴いていないが、このブル8はハイティンクの美点が最大限発揮されているように思う。ウィーンフィル持ち味をここまで引き出せる人もなかなかいないのではないか。全曲にわたって自然な息遣いで、ブルックナーの要求しているハーモニーを鳴らし切る。クレッシェンドは決してうるさくならず、スケールが大きい。特に第3楽章は白眉。クナ、ケンペ、チェリダッケ、ヴァント、ヨッフム、マタチッチ、ライトナー、朝比奈センセイなどなど色々聴いて参りましたが、この演奏もそれらに比肩する演奏であると確信します。この曲を初めて聴く人には最良では無いだろうか。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/17

    極めて感動的な名演である。ヨッフム翁のおおらかな人間性がにじみ出るような音楽で、コンセルトヘボウの豊かな響きが隅々まで美しく、特に弱音の消え行くような余韻は筆舌しがたい。超スローテンポな第二楽章は、このコンビだからできた演奏だ。祈り、回想、安らぎ...様々な想いの込められた神々しいまでのロマンティックな音楽で、これをブルックナーでないと批判する人は、何を持ってブルックナーと言うのか!この演奏を生で聴けた人を心から羨ましく思う。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/15

    日本人歌手が残したドイツリートの最高演奏である。高い音楽性、作曲家ごとの解釈、深々としたドイツ語の発音などお手本のようだ。この内容とこの価格、興味のある方は迷わず買うべきです。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/08

    ペルトの音楽のもたらす静寂に共感出来る人にとって大切な一枚になるだろう。ヒリアードアンサンブルの演奏はペルトの魅力を最大限引き出している。音楽の質の高さと音の数は比例しない。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/03

    クリップスの面目躍如。ライブらしい生き生きとした演奏です。特にティルは素晴らしい。グレートは殊更重々しくせず自然体。この指揮者は聞き手に音楽を押し付けない。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2010/01/23

    クラシックのCDを1000枚以上持っていますが、ベ-ト-ヴェンのチェロソナタ全集のCDはこれだけです。しかしこれ以外のCDを欲しいと思いません。高い次元のアンサンブルで、ナヴァラの味わいある音色はもとより、サンカンのセンス抜群のピアノも素晴らしいです。スタープレイヤー同士の対決も良いですが、私自身はこういった演奏が好きです。1966年の録音ですが、ノイズが少なく不満ありません。ただこのジャケットのデザインは好きになれません。値段が値段なのであまり贅沢は言えませんが。

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