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トップ > My ページ > オペラかじり虫 さんのレビュー一覧
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12人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/06/05
ショルティはウィーン・フィルの団員に事の外嫌われていた――なんてことを何とかの一つ覚えみたいに書く評論家がいる島国で、不当に評価の低い録音ですが、歌はもちろんのこと、オーケストラの美音を完璧にとらえた名録音として、名プロデューサー、カルショーは今尚不滅です。DIVA唯一のスタジオ録音。ウールのトリスタンが非力と、鬼の首を取ったように言われ続けていますが、例えばペーター・ホフマンと比べて、果たしてそうでしょうか? 手頃な価格で聴けるとは、大歓迎です。LP時代にオマケで付いていたデモ・レコードもついでに復活して欲しかったですね。
12人の方が、このレビューに「共感」しています。
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/05/27
これは素晴らしい音楽の聴けるオペラです。2幕の美しさは唖然とするほどのものです。識者によれば、台本の不出来のために、スカラ座での初演は不評で、そのためロッシーニは序曲も含めて、最終的には「セビリャの理髪師」に転用しますが、その原典オペラを聴かぬ法はありません。手元にあるのは、同じ指揮者によるジェノヴァでのスタジオ録音。名ソプラノ、ルチアーナ・セッラの貴重な録音のひとつ。 イタリアの未詳のレーベルAngelicumの97年出盤。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/05/27
これはチョーお買い得! これからカラスを聞き込みたいという人に差し上げるために、店頭買いしました。音の悪いスカラ座ライブ「ラ・トラヴィアータ」を止めて、彼女の全録音の中で、何故か満天下に無視されているCHETRA録音を収めておれば満点でしたね。残念ながら、EMIはカラスの声の実体を録り損ねました。モノ録音に消極的だったことなど、あのテバルディDECCA録音とは比較になりませんね。「この歌手はオーケストラみたいに歌う」と実感された歌唱は、ついに私たちの耳には届きませんでした。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/05/20
LP時代からの名録音。F=Dが亡くなり、今こそマンドリカ役が当たり役だったことの証しに、全篇撮られた映像の発売が期待されます。手元にある非正規映像で見る、デラ・カーザの美しさ! ローテンベルガーの初々しさ! 無論モノクロ映像ですが、そんなことは問題じゃない。F=Dの映像DVDを見ると同時代の《影のない女》も映像収録されている模様です。実は、こちらの方がぜひ見たいもの。これからの大歌手の追悼ソフトの大盤振る舞いを期待したいものです。《ファルスタッフ》なんて無いものでしょうか?
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/05/10
故三浦淳史氏のお陰で、早世したアメリカのバス歌手ノーマン・トリーグルを知り、この録音に辿り着きました。これは見事な録音です。METの陰に隠れて、とかく看過されるNYシティオペラの音楽監督ルーデルの達意の棒の下で繰り広げられるイタリア・オペラ界きってのワグネリアン、ボーイトの大作――いささか大げさで、耳驚かす音楽ですが、面白く聞くことが出来ます。トリーグルの迫力に圧倒されますが、マルゲリータを歌うカバリエがこれまた素晴らしい。もちろんドミンゴも圧唱で、これは数少ない同曲の中の一番の聴きものかも。上演も珍しければ、録音も限られているこのオペラ、本当に傑作なのか? ボーイトって、それほど傑出したリブレッティストなのか? オペラ・ハウスのレパートリーに定着していない、このオペラの現実を考えると、何やら首を傾げるものがあります。マルゲリータの罪と救済が、今少しドラマの中核として描かれておれば――とそんな埒もないことを考えました。それはともかく、名盤です。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/05/06
カルショーによれば、本来はベームが振るはずだったとか――ショルティはいささか鋭過ぎますが、オケは燦然と鳴っていますね。何より歌手陣が粒選りです。それをDECCAサウンドが十全に聞かせてくれます。引退寸前の1回きりの来日で、ほとんどその実体を知ること叶わなかったDIVAの美声もたっぷり。日本ではホッターの陰に隠れて、ほとんど無視されたロンドンの歌いぶり――エトセトラ、興味の尽きない録音です。廉価盤大歓迎!
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/05/06
驚きました。序曲の開始から何かただならぬ雰囲気、演奏の気配です。1幕がこれほどまでに見事な録音は、私は初めての体験です。あのヴィーラントWがマエストロをバイロイトへ呼ぼうとしたのもむべなるかな。歌手全員が格別のテンションで歌っています。加えてオーケストラの鳴りっぷり! シーリアは有名なバイロイト録音を上回る出来と思われます。録音も優秀。実は、落穂拾いかも、と手を出さずにいました。いやはや、スゴイ!
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/21
カラスの数ある録音の中で、唯一、全く無視された録音。30になるかならずか、声の有り余っていた頃のヴィオレッタ。悪かろうはずがありません。当時のカラスに、スカラ座第一のテノールやバリトンを起用するはずも無く、この録音の価値は、このいわば定番名作オペラの録音に、敢てカラスを起用した担当者の炯眼に敬意を表することはあっても、ないがしろにするものではありません。後年の芸の深まりは当然ながら無いものの、既にこの役を自家のものにするDIVAの心意気は十二分に聞き取れます。単独の再発売は大歓迎。未聴の人はぜひお聴きあれ!
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/19
これは楽しみな録音の登場ですね。デヴィーアは60歳を越えてもまだ歌唱力衰えず、今シーズンもフィレンツェで「アンナ・ボレーナ」を歌うそうです。ルクレツィアはかつてスカラ座が改装中に、アルチンボルディ劇場で歌った素晴らしい映像があります。クラシカ・ジャパンで放送。そちらもソフト化が切望されます。メジャーレーベルが一顧だにしなかったDIVAですが、幸い声はマイナー・レーベルが正規発売してくれており、簡単に楽しめます。今なお歌うウィーンのナイチンゲールも結構ですが、やはりベルカントはこの人でしょう。ドニゼッティの名作の、何よりの録音です。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/14
EMIが正規盤として出している名演ですが、これは別音源の発掘ということなのでしょうか? その辺りの詳細を、はっきりと解説してもらいたものです。それが不明だと、買い換える意味がありません。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/04
今年は没後35年、来年は生誕90年――DIVAのこの手の商品が、手を変え品を変えて現われて来ることでしょう。これは全部映像も残されており、今更音だけを聴いても、と思いますが、企画物ということなのでしょう。同じことなら、パリ・オペラ座のカラスとして、音は貧しくとも、「ノルマ」の抜粋をチョイスするとか、プレートル指揮のコンサートによるベッリーニをフィルアップするとか、エトセトラ、プログラムに筋が通るみたいな、工夫をして欲しいものです。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/03
なかなか見応え聴き応えある優れた映像です。屋外とは思われぬ、凝った舞台、衣裳も豪華でテザインもお見事。色調の趣味の良さなど、さすがはフランスのプロダクションです。昨今の舞台からは、こんな目の楽しみも失われ、この時代絵巻オペラも、「目を閉じて音楽だけを聴く」時代になり、文字通り「世の虚しさ」を知らされています。歌手たちはまず、好調なアラガルもいいし、カバリエの貫禄も、さすがに持ち役と感じ入ります。ダントツはバンブリーで、実に堂に入った名唱名演。ふたりのバスも及第点。日本語字幕が無いので、☆ひとつ減点しておきます。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/02
素晴らしい! まったくもって素晴らしい。LP時代に、ベームやイッセルシュテットを聴いても、今ひとつピンと来なかったオペラでした。ある時、82年のMETライブ映像を見て、びっくり。ポネルの名演出もさりながら、パヴァロッティに脱帽しました。この時もスター歌手勢揃いでしたが、この録音もスゴイ。彼が単にミスター・ハイCと奉られただけのノーテンキなテノールでは無かった証しの最たるものが、この録音で聴くことが出来ます。歌いぶりの格調の高さは、随所に聞けますし、その歌い口の上手さは、他の追随を許さぬものです。3人の女声が揃っているのもうれしい。加えて、プリッチャード指揮するウィーン・フィルの美音もたっぷり。モーツァルトのオペラに関する名著を書いたデントが、このオペラは歴史的に大歌手が歌ったことが無い、と指摘していますが、それは言うならば、大歌手たちに歌わせたいオペラだ、ということなのでしょうか。ここにそれを実現した、粒選りの名歌手たちによる録音があります。☆を六つ差し上げたいところです。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/26
この全集の最大の魅力は、オーケストラの音色にあります。もちろん、マエストロの腕前の賜物ですが、響きのつややかさ、特に弦の滑らかさに聞き惚れます。通人の好む、凄みは無いかも知れませんが、ベートーヴェンの味わいは充分です。私の好みでは第7番が少しつっこみが足りず、残念ですが、それはそれ。中学生になる男の子に、ぜひプレゼントしましょう。解説は不要。ただひたすら聴くべし、というもの。どうしてこんなものをくれるの? 精神的に成長する年ごろに相応しい〜それだけて事足りましょう。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/20
海賊盤LP時代から、音質の良いカラスの「ノルマ」のひとつです。もうそろそろBBCの放送音源が日の目を見てもいい頃ですが、どうなっていることやら。新しいエアチェック音源が発見されぬ限り、音質向上は期待出来ませんね。端役にサザーランドが出ているので有名です。
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