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森崎友理子は小学五年生。ある日、中学生の兄・大樹が同級生を殺傷し、失踪するという事件が起きた。兄の身を心配する妹は、彼の部屋で不思議な声を聞く。「君のお兄さんは、“英雄”に憑かれてしまった」。大叔父の別荘から兄が持ち出した赤い本が囁いた。『エルムの書』に触れ、最後の器になってしまった、と。友理子は兄を救い出すべく、英雄が封印されていた“無名の地”へと旅立った。
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友理子は“印を戴く者”ユーリとなり、額の印に魔力を授かって無名の地から帰還した。 兄を探して、彼女が次に向ったのは『エルムの書』発祥の地ヘイトランドだった。 従者として連れ帰った無名僧ソラ、魔法でネズミに化身した赤い本アジュ、謎の“狼”アッシュも同行するが、旅先では幾つもの試練が待ち受けていた――。
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最後まで誇り高かったクラスの女王さま。親戚中の嫌われ者のおじさん。 不運つづきでも笑顔だった幼なじみ。おとなになって思いだす初恋の相手。 そして、子どもの頃のイタい自分。 あの頃から時は流れ、私たちはこんなにも遠く離れてしまった。 でも、信じている。いつかまた、もう一度会えるよね――。
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