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金閣寺

Yukio Mishima

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101050089
ISBN 10 : 4101050082
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2003
Japan

Product Description

コンプレックス。挫折。美。23歳の男は、なぜ金閣を炎上させたか。

一九五〇年七月一日、「国宝・金閣寺焼失。放火犯人は寺の青年僧」という衝撃のニュースが世人の耳目を驚かせた。この事件の陰に潜められた若い学僧の悩み――ハンディを背負った宿命の子の、生への消しがたい呪いと、それゆえに金閣の美の魔力に魂を奪われ、ついには幻想と心中するにいたった悲劇……。31歳の鬼才三島が全青春の決算として告白体の名文に綴った不朽の金字塔。

<三島由紀夫>(1925-1970)東京生れ。本名、平岡公威。1947年東大法学部を卒業後、大蔵省に勤務するも9ヶ月で退職、執筆生活に入る。1949年、最初の書き下ろし長編『仮面の告白』を刊行、作家としての地位を確立。主な著書に、1954年『潮騒』(新潮社文学賞)、1956年『金閣寺』(読売文学賞)、1965年『サド侯爵夫人』(芸術祭賞)等。1970年11月25日、『豊饒の海』第四巻「天人五衰」の最終回原稿を書き上げた後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決。ミシマ文学は諸外国語に翻訳され、全世界で愛読される。

Content Description

1950年7月1日、「国宝・金閣寺焼失。放火犯人は寺の青年僧」という衝撃のニュースが世人の耳目を驚かせた。この事件の陰に潜められた若い学僧の悩み―ハンディを背負った宿命の子の、生への消しがたい呪いと、それゆえに金閣の美の魔力に魂を奪われ、ついには幻想と心中するにいたった悲劇…。31歳の鬼才三島が全青春の決算として告白体の名文に綴った不朽の金字塔。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    再読。作者31歳の時の記念碑的作品。冒頭の1文から末尾の1文に至るまで、信じられないくらいに精緻に組み立てられた小説。失われた有為子と、厳然としてそこにある金閣。内界と外界。認識と行為。主人公の溝口は、こうした対立項のことごとくを、負の方向へ止揚していく。そして、この小説は、美の崩落性を言語によって構築するという矛盾を十全に承知しながら、あえてそのことに挑んでいるのだろう。

  • パトラッシュ

    三島由紀夫は「美」をテーマにした作家であり、その美に魅せられた人間が狂気じみた行動に走り破滅する姿を繰り返し描いてきたとする評論家がいた。しかし最近、三島の描く美とは昭和天皇のメタファではないかと唱える人が出てきた。金閣は天皇で住職は「君側の奸」であり、日本の美の中心であったにもかかわらず敗戦後はアメリカに媚を売って存続した天皇への怒りと幻滅のシンボルとなる。つまり本書はローンウルフ型テロリストが天皇暗殺を果たすまでを描く恐るべき政治小説に読み替えられるわけだ。そう考えれば納得できる部分も多々あるのだが。

  • ehirano1

    「究極の美が滅びゆく時」に対して「行為を起こすか、認識を変えるか」の二択の境界線上で揺り動かされる主人公が超絶妙に描かれていて圧巻でした。

  • mura_ユル活動

    ずっと温めていて読まなかった本。まさに狂人。劣等感、相手に劣等部分があれば、その人と同格で話すことができる。美について、「美は何か」を問う。永続する美の悪。先日60すぎの会社の人と飲んでて、私の生まれ年を言ったら、「大体、三島由紀夫の自決した年だ」と言われた。そして自決した時、三島さんは45歳で今の自分の歳に近しい。親近感のようなものを感じた。『金閣寺』新潮で連載が昭和31年。文庫化は昭和35年。金閣寺、再度ディテールまでまじまじと観賞したい。

  • だんぼ

    KIBOU

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