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藤村詩集 新潮文庫 66刷改版

島崎藤村

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101055169
ISBN 10 : 4101055165
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2008
Japan

Product Description

あの頃、部屋の片隅で泣いた。代表作を一冊にまとめたベスト詩集。まだあげ初めし前髪の林檎のもとに見えしとき。

〈まだあげ初めし前髪の/林檎のもとに見えしとき/前にさしたる花櫛の/花ある君と思ひけり(初恋)〉〈とほきわかれにたえかねて/このたかどのにのぼるかな(高楼)〉他に『千曲川旅情の歌』『椰子の実』等々、青春の日の抒情と詠嘆を、清新で香り高い調べにのせ、一読忘れがたい印象を残す近代浪漫詩の精華。本書をひもとくことは、在りし日の青春と邂逅することにほかならない。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 新地学@児童書病発動中

    美しく、しみじみとした情感が漂う詩集。定型を守っている詩が多いためだが、調べが整っているので、声に出して読むと心地良い。今では古典になった詩だが、発表された時は革新的だったことが解説を読んで分かった。自分の心情を率直に表現する詩は、島崎藤村が作り上げたのだ。この功績はもっと知られても良いと思う。世間体や家柄に囚われない個人の尊厳を文学の中で確立したのだ。抒情詩だけではなく、社会的な「農夫」や、対話という形式を取った斬新な「合唱」なども含まれていて、奥深い藤村の詩の世界を知ることができる1冊。

  • 扉のこちら側

    2016年336冊め。10日程かけて少しずつ読んだ。古文や漢文の素養がないのでなかなか背景を知ることは難しいが、五七調や七五調の言葉の美しさを味わう。そんなイメージはなかったけれど、結構恋の詩が多いようだ。

  • ころこ

    この時代の詩は文語調で、新体詩と呼ばれているはずだ。『破戒』に出てくる一説が藤村の詩に近く、後期の『夜明け前』には半蔵のつくった和歌は書かれているものの、その様な調子の文章は無い。後期に詩的な調子が消えた理由は、言文一致が定着したからではないか。逆にいえば、言文一致が定着していない時に、自由で新しいことを表現したいが、言文一致という形式が整わない端境期に生まれたのが藤村はじめとした新体詩だったのではないか。

  • 双海(ふたみ)

    登録忘れ。再読、音読しました。

  • 寝落ち6段

    青春の瑞々しさから、社会に揉まれ自然の美しさに心を奪われ、自由になっていく、そんな心情もあるだろうか。実に声に出して読みたくなる。音律を整えて、漢語を極力避けて、大和言葉で描いている。漢語の振り仮名に敢えて和語の読みを書いているのに強い拘りを覚えた。柔らかい感じがするのが、自然の美しさに繋がるのかもしれない。詩よりも唄に近いように感じる。個人的には、『落梅集』収録の「椰子の実」を読めたことが嬉しい。やはり地元にも碑があり、親近感がある。時代を隔てても共感できるのが、詩集の良さだと思う。

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