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海尾水 さんのレビュー一覧 

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     2021/03/03

    オーケストラははっきり言ってヘタであるが、パワー感が無いためトッティでうるさくはならない良さはある。ユダヤ系のオーケストラはイスラエルフィルを始め、音が柔らかくモサついた音になり勝ちなよう。しかし、指揮者のコントロールのせいか、バラつき勝ちなオーケストラでも要所は押さえられている。しばらくかなり遅い運びでローカル色全開だが、4楽章から突然速くなり、ザッハリヒ度が上がる予想外の展開に。

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     2021/03/03

    解釈の系統としては、ドイツ正統派に新味をバランス良く加味したもので、スコアは最新だが、やり方は穏健にというタイプ。しかし、特に6番は木管を大分強調しているし、3楽章のトリオ入りのバスはバリバリと性急に弾かせ、終楽章はトスカニーニ以上の速さなど、面白いところもある。録音も悪くない。

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     2021/03/03

    今までの演奏と比較すると、一聴して音の響きがかなり制御されているのがわかる。これだけでも統率力は当世でも屈指と言えよう。随所にみられる細部の抉りも聴いたことの無いレベルで、細部の音の重ねや聞きなれない音が良く飛び出す。よって、スコアが今までのものと違うような気もしてしまうがそれは不明。洗練度は同曲最上レベルに感じた。第2楽章のホルンソロは強く美音で、ロマン性も犠牲にしていないところも素晴らしい。

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     2021/03/03

    ショパンのポロネーズが特に良い。かなり弾き込んでいたようで、本格的解釈。技巧の高さがプラスに作用し、テンションも高い。他にベートーヴェンの皇帝やショパンのエチュード集など、今まで聴けなかったレパートリーが多く楽しめた。

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     2021/03/03

    ケーゲルのドイツ正統派の一面が強く出た名演である。細部が丁寧。テノールは時々ズレなどあるが、メゾソプラノは浸透力のある声で素晴らしい。クレンペラーより後のものでは、ベルティーニと並んで最も深みがあるものの一つであると感じた。

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     2021/03/03

    内田光子のソロは意外と大人しくオーソドックス寄りだが、ベルリンフィルの音は強力。カラヤン時代と比べると編成を小さくしているようだが、動きは良く、躍動感はアップしているし、最近の古楽系のより小編成のオケに慣れるとかなり重厚に感じられる。私的にはオーケストラ部はベストクラスであった。若干、見透し悪いが、録音もSACDの良さを生かせた良いもの。

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     2021/03/03

    ロトは個人的には苦手な指揮者だが、それはハルモニアムンディの録音が悪いためだったようで、このレーベル録音はSACDであることも手伝って、十分楽しめた。細部が異常とも言える神経質さで、特に管楽器の音の重ね方が周到である。

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     2021/03/03

    マゼール+ウィーンフィルのものは後年のものより大概良いがこれも例外ではない。ドンキホーテはソロが地味ながら、名演である。カラヤン程演出せず、よりオーソドックス。録音も素晴らしく、細部明瞭。ドンファンも情報量多く良い出来。

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     2021/03/03

    テンポが最速の部類で終わりの方までサクサクと進んでいく。しかし、3楽章後半の「生への別れ」再現部で突然音楽が濃厚となり世界が一変する。ここの部分を強調したいがためのサクサクだったのか!と思わせる驚天動地の音楽。

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     2021/03/03

    古楽器とも言えるエラールのフォルテピアノによる演奏だが、モーツァルト、ベートーヴェンの頃のフォルテピアノに比べるとモダンピアノの音に近い。よってあまりフォルテピアノのクセは感じられず、苦手な人でも楽しめるのではないだろうか。演奏は若干地味だが、丁寧で上品に聴こえた。

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     2021/03/03

    マルティノンのブラームスはいつもの冷静さで細部を彫刻していくが、1楽章などテンポが良く変化し意外であった。
    マルティノン目当てであったが、ミュンシュのブラームスも良かった。うなりごえが随所に有りかなり気合いが入った熱演。1楽章ではテンポが有名なセッションのものよりも変化しているよう。しかし、同じ仏系の指揮者でも真逆の解釈で、ここまでキャラクターが異なるものかと感心した。

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     2021/03/03

    ワイラースタインのチェロは女流と思えぬ強力なもので、ロストロポーヴィチに近い力強さを見せられ驚いた。オーケストラはカラヤン、セル等と比べると緩く迫力はないが、この曲のローカル色にはむしろ合うかも知れない。録音についてはとても良く、同曲中私的ベストである。

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     2021/03/03

    この解釈の斬新さには驚愕した。ブラームスの交響曲は元来、ベートーヴェンのもの等に比べ、解釈上大きな変化は起こりにくい性質であると思う。例えばトスカニーニのブラームスは意外とオーソドックスに近く、ベートーヴェンの時ほど個性的で無いことでもわかる。

    しかし、久石譲は冒頭のティンパニから激しく、前人未踏とも言える個性を発揮していく。演奏時間は最速の部類でキレは最上級。木管もよく絡み、音色もカラフル。録音も素晴らしく、今まで聴いた数千枚中でトップである。
    3、4番も早く聴きたいものだ。

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     2021/03/03

    交響曲について、シュターツカペレ・ドレスデンの交響曲全集と比較すると、より若かった頃のせいか勢いがあり、よりエネルギッシュでオーケストラはよく動いている。その分細部の彫刻は浅い感じではあるが、総合的には同等レベルの高水準である。

    また、何よりもリマスターが良く、アナログ的でCD臭さが無いところが良い。オーストラリア製でも侮れない。

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