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影の王子 さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/19

    カルロス・クライバーは少しも好きな指揮者ではないが、この録音は評価せざるを得ない。昔は音が薄い録音だと思っていたが、最近の複数のコンサート(&ゲネプロ)の編集&イコライジングかけまくりで、濁った抜けの悪い音のCDに比べたら、一発ライブの本盤の方がよほど録音が良い。演奏も決して「スポーツ的」(みなさん、今年81歳の某評論家で毒されていますね)な軽いものではなく、優しく歌う第2楽章など、なかなか一筋縄ではいかない。オリジナル楽器もしくは奏法の演奏は、どうしてもこの楽章の歌いこみがうまくいっていないだけに、やはり当盤を評価せざるを得ない。

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     2011/06/19

    ラトルは正直、ベルリン・フィルの音楽監督をするだけの音楽家とは到底思えないが、バーミンガム市響との録音には良いものもなくはない。「大地の歌」の男声2人は正直キツい。どうしても変化に乏しくなる。ラトルのことだから「変わったことをしてやろう」とこうしたのだろうが、ハンプソンが素晴らしいので結果オーライになった。録音もEMIにしては上出来。オケも健闘している。

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     2011/06/18

    このCDを購入される方はやはりアルゲリッチのファンの方々でしょう。アルゲリッチが参加していない演奏も含まれているので、ファンの方には「まるでバ○ダイのガ○ダムの”抱き合わせ商法”だわ」と感じられている人もいらっしゃるかも?でも、結果はアルゲリッチ参加の演奏=★3つ、アルゲリッチが参加していない演奏=★5つ、でした。後者はメンデルスゾーンのピアノ六重奏曲、グリンカの六重奏曲、ラヴェル自身による2台ピアノ版の「スペイン狂詩曲」、ブロッホのピアノ五重奏曲第1番…となかなか耳に出来ない曲が、なんとも魅力的に聴こえてくるのです!何度も聴いてしまいます。みなさん、ぜひ聴いてみてください!ついでながらアルゲリッチの演奏は緊張感・新鮮味に乏しいのです。ファンの方には申し訳ないのですが、その名声に演奏がついて行っていない感じがつきまといます。本当は★5つですが、アルゲリッチの今後に期待する気持で★4つに減点させていただきました。

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     2011/06/18

    吉松隆氏やウゴルスキの様に「シェーンベルクこそ音楽の罪人」と公言している「常識人」が多い中、こうしたアルバムを出すラトルこそ現代のドン・キホーテ(良くも悪くも)!ただ、低迷しているクラシック音楽界には何の貢献も無いのも確か。

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     2011/06/15

    心が洗われるような演奏。音色の美しさ、哀愁感、躍動感…そして空間性を感じさせる録音の素晴らしさ。このCDの製作者たちに感謝したい。

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     2011/06/14

    プロコフィエフの2曲は録音自体が珍しくて貴重。演奏は詩情が溢れ出てくるようで大変素晴らしい。モノラル録音だが聴きにくさは全くない。

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     2011/06/11

    演奏・録音ともに素晴らしく★5つです。が、3幕がそれぞれ1CDに収まるのに、4CDにした理由はLP発売のために編集したマスターをそのまま使用したからでしょう。この録音を公にしたこと、マスタリングの労苦には頭が下がりますが、購入者に対する考慮が足りません。で、★1つ減。

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     2011/06/11

    60分ものゆったりした演奏。テンポの揺れはほとんど無い。「動のバーンスタイン」に対し「静のマゼール」、「ハリウッド映画的な面白さ・愉しさのバーンスタイン」に対し「雄大な映像美のマゼール」か。もちろん、ウィーン・フィルだからこそ可能な確信犯的演奏。ムジークフェラインでのセッションで録音が良く、バトルの歌唱はマゼールにぴったり。

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     2011/06/11

    小編成のモダンオケで全般的に中途半端。オリジナル派の鋭さも大編成のモダンオケの重厚さも無い。オケの音色は美しいが、緊張感に欠け、聴いていて間延びしてくる。

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     2011/06/10

    ラストが衝撃!とにかく読んでください!現在の日本のヒントになるかも?

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     2011/06/08

    やはりこのジャケットいいよね。30年前中学時代に買って、買ってから1週間毎日聴いていた。いじめに遭っていた自分にとって、この演奏がどれだけ希望の光となったか計り知れない。ナチ時代の苦難、戦後の演奏禁止時期を経て再び表舞台に復帰した巨匠のように、自分にも未来が来ると信じられた。曲が違うけど、この演奏に比べたらバイロイトの第9はいかにも駄目。この演奏ほど、巨匠と曲が合致したものは無い。文化遺産ですよ!ところでLPは大フーガはなくて2,200円。で、倍以上の価格だから、当然オリジナルマスターに遡ってリマスタリングされていますよね。EMIみたいに。このSACDシリーズはCDと同じカップリングだけど、まさかそのままSACD化した…ってワケじゃないですよね?

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     2011/06/08

    懐かし〜い!!このジャケットのLPを持っていました。29年前中学時代。
    この2曲+ウェーバーの「オイリアンテ」序曲で確か2,200円。
    このSACDは、より収録時間が短く、値段は2倍以上ですか…
    これでLPより音が悪かったら、切腹ものですよね。マスターテープが劣化していたら、その可能性大。演奏は素晴らしいが、バーンスタイン&ウィーン・フィル盤があれば、まぁ、買わなくていいよね。

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     2011/06/07

    無伴奏=楽器1本なので、ともすれば退屈になりかねないが、有田氏の演奏は多彩なニュアンスに富み、大変楽しいものだ。58分が短く感じられる。録音の良さが貢献しているのはもちろんのこと。また、ジャケットも良いですね。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/07

    FMのエアチェックのようなチープな音質。
    「幻の巨匠の伝説の初来日公演」といった「物語」を剥ぎ取ったら、「商品」としてのCDははなはだお粗末。
    一部の評論家が不必要に持ち上げているが、「曲を聴く」のなら、これより素晴らしいCDは山とある。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/05

    なぜ、この作品が愛され上演され続けているのか納得できた。ボッファデッリのヴィオレッタが何より素晴らしい。迫真の演技。ブルゾンのジェルモンは貫録を感じさせる。ゼッフィレッリの演出、ドミンゴの指揮も良く、画質・音質も満足がいき、★5つだが、個人的にはパイパーのアルフレードが色黒で恰幅がいいのが「純情な青年」のイメージにそぐわないので★1つ減点。

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