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無明 さんのレビュー一覧 

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     2018/06/06

    >2006年に”the music society”から発売されたものと同じだと思います。
    >祝・復活United Archives

    というレューがそのまま掲載されているが、このSony Classical盤は発売元の資料では「今回Sony Classicalとしてオリジナル・マスターテープより24bit/192kHzテクノロジーを用いてリマスターをおこない、正規盤として初CD化」となっている。
    従来のUnited Archives盤などは、実は「アナログLP盤から起こしたと思われる非正規盤」だったというのが、Sony Classicalとしての公式発表である。
    従来の商品とは別物であることを認識されたい。

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     2016/04/03

    この録音の数日前に、ワルターはロサンゼルス・フィルの演奏会で、この曲を指揮している。
    そのコンサートの成功を踏まえて、実質的にはロス・フィルであるオケがコロンビア交響楽団の名前で録音したのではないか、という指摘は、以前からあった。
    やはりロス・フィルでした、というのなら、もったいぶらずに、そう告知すればよいのだ。
    平林直哉は、自分が新発見したと思ってるのだろうか?

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     2014/03/21

    日本での『グレの歌』LP初出当時の「レコード芸術」誌の批評を、個人的な記憶だけで書いている抜け作がいるので、当時の批評を振り返っておこう。
    このフェレンチーク盤のほうが「レコード芸術」1975年度4月号の推薦盤。
    ブーレーズのソニー盤は7月号の推薦盤。
    このフェレンチーク盤も推薦盤だったのだ。
    「オーケストラ、合唱団とも力の限りの白熱的力演」「フェレンチークも全力投球」「第3部の後半から終結にかけて凄まじい迫力」「独唱陣も期待以上」と、誉め言葉が並んでいた。
    いっぽう、「語り手」が往年の名歌手ユリウス・パツァークなのは懐かしいが、何も「語り手」を歌手が務めなくてもよいのではないか、と疑問視される出来だと評価されていた。
    (ブーレーズ盤は、指揮者の解釈だけでなく「語り手」のギュンター・ライヒの出来がよかったことも、高評価につながっていた)
    全体的な評価では、このフェレンチーク盤も、ライヴならではの白熱的な迫力のある演奏で歌手も健闘しているとの評価であり、決して悪い評価ではなかった。
    むろん、この『グレの歌』は、ライヴならではの力演だけでは楽曲の表現としては不十分なほどの内容を湛えている。
    今日では、ブーレーズ盤だけでなく、ギーレンの精緻な名演盤があり、シャイー、サロネン、ヤンソンスら当代一流の指揮者の録音もあるので、あくまでも「過去の名盤」でしかない。
    が、それでもなお、この力演は、その力強さゆえに『グレの歌』が後期ロマン派爛熟期の果実である事を聴き手に納得させる、と言って良いだろう。

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     2013/03/05

    「マクロプロス事件」の日本語対訳なら、ネット上で無料で読めるよ。
    それに、日本でヤナーチェクのオペラのBDをわざわざ買ってみるような人は、
    ある程度以上の教養人だから、英語字幕でも特に問題は無かろうと、
    レーベルは思っていることだろう。
    マーケットが広いかどうかではない。
    実際に、売れてるかどうかだ。
    日本で、「マクロプロス事件」のBDは、いったい何枚売れるだろうか?

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     2012/10/21

    「秘蔵テープ」なのだから、音質的には限界があり、資料的な価値しかないのは、やむをえない。
    「素人ですらパソコンで音質補正出来る」のだから、自分で補正して聴けば良いだけ。
    そもそも、聴きやすい音質は、人それぞれだ。
    下手にいじるより、現存する素材をそのままダビングし、あとは聴き手に委ねる。
    現代芸術のありようとしては、むしろ、それが自然だ。
    それがわからない人は、そもそも、こういう音源に手を出すべきではない。
    フルトヴェングラーの戦前の放送録音を聞いて「音が悪い」と言うのと同じくらいナンセンスな批評は、いかにユーザーレビューとは言え、掲載すべきではない。

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     2012/09/20

    キングレコードは、LP時代には、トスカニーニの放送録音のエアチェック(途中でチューニングがずれ、別の放送が混信して来るひどい音質のもの)を正規盤として発売し、CD時代には、グレン・グールドの放送録音で同じ事をやって、「背広を着た海賊」とまで揶揄されたものだった。「ハイパー・リマスタリング」シリーズも、トスカニーニのチェトラ原盤を「オリジナルマスター」と称して発売するなど、恥知らずな事をやってきた。そのキングが、「名盤の数々が、CD時代になるとよくある薄手のサウンドに変質してしまい、熱心なファンを失望させることも少なくなかったとか」とは、よくも片腹痛い事が言えたものだ。そもそも、ドイツ・シャルプラッテン音源のLPなど、キングは発売していなかったのでは? 古くは日本フォノグラムの「フォンタナ」シリーズ、その後は徳間音工の「エテルナ」シリーズだった。「エテルナ」は日本国内のプレス工場がテイチク系で、「ドイツ・シャルプラッテン」のロゴに変わってからはプレス工場もソニー系に変わり、国内盤LPの音質が激変したと騒がれたことは、長岡鉄男氏の著書にも書かれていたはずだ。国内盤のLPでは原音などはじめから味わえなかったのだ。よくまぁウソが書けるものだ。今は発売権がキングに移ったとは言えど、キングはデッカ原盤の発売権を持ちつつも、デッカのオリジナルマスターではなく、自社所有のLPマスターからCDを発売し、「原音復活」はユニヴァーサル盤の発売を待たねばならなかったではないか。そのキングが恥ずかしげも無く、こんなリリースを流し続けていることに、呆れて物が言えない。
    星5つは、徳間盤のCDに。

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     2012/09/19

    このboxには、CD単品での初発売時には世界初録音が「売り」だった曲目が含まれている。
    従って、「代表作が入っていない」などというレビューは見当はずれ。
    さらに言うなら、それらは、まだ批評が健全だった頃の「Répertoire」の10点(満点)、廃刊前の「Le Monde de la musique」の「CHOC」マークを獲得していた演奏である。
    「シェルシ独特の世界を十分に租借しておらず」という意味不明な形容も当てはまらない。
    普段から「咀嚼」という言葉を使っておらず、「そしゃく」の変換候補の最初に上がってこないから、「租借」と誤変換するミスが起こるのだ。
    早い話が、半可通が適当な事を書き込んだだけではないのか。
    こんなレビューが、なぜ掲載されているのか、理解に苦しむ。

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     2012/07/20

    再生産に当たって、「ブランデンブルク第5番の第3楽章冒頭のアウフタクトの1音が抜けている」点をはじめ、これまで指摘されていたミスは、修正されるのだろうか?
    ミスをそのままに再生産するとしたら、ずいぶんいい加減なレーベルだと思うが。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/13

    第二は楽譜にも休みの指定があるんだから、第1楽章が終わったところでディスクを取り替える仕様になっているなら、むしろそれで当然。
    CD1枚に収録して流して聴けるようにする方が、おかしい。
    むしろ、惜しむらくは、かつては第九と組み合わせてCD化されたこともあった、インタビューとリハーサルが入っていない事ではないかな?
    もう1枚増やしてでも、今回のBOXに入れたほうが良かったのでは?

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     2011/08/13

    『広島の犠牲に捧げる哀歌』と名づけられた曲が、聴いて楽しむための曲ではないことくらい、タイトルを見ただけでわかるはずだ。
    ショパンの故国であるポーランドの国民は、芸術文化を愛する誇り高き民であり、
    かつては大ピアニストのパデレフスキが首相を務めていた。
    だが、20世紀の歴史は文化国家にとっては過酷なものであり、ポーランドはナチス・ドイツによって蹂躙され、また旧ソ連の支配下に置かれ、長く苦しい時代をすごした。
    この2枚組アルバムには、旧ソ連支配下におけるポーランド国民の心情を反映した作品が並んでおり、そこでは歴史の蔭で翻弄され踏みにじられた、幾多の者たちの怨嗟の声が響き渡り、共産主義体制下では言葉にして語ることの許されなかった怒りと哀しみが渦巻いている。
    従って、決して聴いて楽しいものではないし、美しくもない。
    戦争はある日突然の侵略で始まり、いつ果てるとも知れぬ苦痛をもたらす。
    その無間地獄を描こうとしてると思えばよい。

    なお、この作品集の収録作品以降、1970年代後半からの作品は、同じポーランドのグレツキと同様の作風の転換を見せ、宗教的な雰囲気や、緊張感が張り詰めた静寂の深遠を感じさせるようになる。
    あたかも今日のポーランドが、治安も安定し教育程度も高い、観光国家としての一面を持つ反面、今なおドイツやロシアに対しては、深く複雑な思いを抱き続けている事を象徴的に表現しているかのごとく。

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     2011/08/01

    半数以上をばら売りで所有しているが、いずれ劣らぬ剛毅でオケの統率力に優れた秀演ぞろいだ。
    たとえばラヴェルの「ボレロ」で、ソロを取る奏者の自発性に任せているかのような、伸びやかな演奏が展開し、終結部で初めて
    「各パート、腕前の披露は終わったな?
    では、全員こちらに注目!
    ラストを綺麗に締めるのは、指揮者の仕事だ」
    とスタインバーグが号令を出したかのように音楽の表情が引き締まり、見事なクライマックスを築く呼吸の見事さなど、指揮者と楽員との結びつきが強固でなければこうはなるまいと感じさせる。
    まさにプロの仕事。多くの方に聞かれることを望む。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/05/08

    LP時代からアドルフ・ブッシュやシゲティの録音で知られてきたブゾーニの協奏曲(シゲティ盤は、本盤と同じソナタ第2番とのカップリングでCD化されていた)を、「知らない曲」だと堂々と書ける人がいるのには、恐れ入った。
    ブッシュ盤は余りにも録音が古くなり(1929年)、シゲティ盤の両曲とも1950年代のモノラル録音であったから、最近の録音での良い演奏で聴けることは、非常に喜ばしい事だ。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/10/19

    無いものねだりをしても仕方が無い。うっかり買い逃し、ネットオークションで競り合って負けたりした、あれやこれやが一挙に入手できる喜びのほうが大きい。 LPサイズボックスが不満、という意見も不思議だ。バーンスタインの熱心なファンであれば、LDボックス『バーンスタインの偉大なる遺産PARTV』として発売後、まだDVDにもなっていないドキュメンタリー映像や、オリジナル盤LPの1つや2つ、所蔵していて当然であろうし、そのための棚も持っているはずだ。(私も持っている。「バーンスタイン・ヤング・ピープルズ・コンサート」の字幕付きLDだって、まだ捨てられないから、棚に一緒に入っているのだ)そうした棚に、このボックスも納めればよい。棚から取り出して聴くのが面倒なら、ロイヤル・エディションやバーンスタイン・センチュリーで持っているものは、そちらを聴けばよいだろう。(笑)

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/25

    ベルリン・ドイツ交響楽団が現在の名称になったのは1993年。
    シャイーが主席指揮者を務めていた1980年代には、
    まだ名称はRadio-Symphonie-Orchester Berlinだったし、
    録音も、改称前に行われているのだから、
    日本語表記はベルリン放送響で正しい。
    なぜ「ベルリン・ドイツ交響楽団が正しい」という意見があるのか、理解に苦しむ。
    むしろ、改称後の録音であるのに、「ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団」と表記していない方が間違い(BOXにはRoyal Concertgebouw Orchestraと、
    「正しく」表記されている)なのだが。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/07/11

    なぜシュトックハウゼンが「イロモノ」なのか?
    しょーもない表示はやめてほしい。
    こんな無意味なおせっかいを、ユーザーの誰かが希望したのか?
    仮に希望があったとしても、バカにあわせる必要など無い。

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