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カール・シューリヒト・ボックス(10CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SC011
組み枚数
:
10
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明


カール・シューリヒト・ボックス(10CD)

1960年から1966年にかけてシューリヒトのセッション録音をおこなっていたレーベル「コンサート・ホール・ソサエティ」のステレオ音源からのコレクション。
 1960年代といえばシューリヒト80歳代、最晩年にあたりますが、何歳になってもテンポが遅くなったり、アンサンブルが弛緩したりすることがないどころか、決めどころでのえぐり方や、強調パートの選択など、逆にどんどん深化していったのがシューリヒトの凄いところで、改めてその特別な芸風に驚かされます。

【コンサート・ホール・ソサエティ】
「コンサート・ホール・ソサエティ」は、LP時代に通販というかたちでクラシック音楽を家庭に配布していたレーベルで、シューリヒトのほかにも、ミュンシュ、モントゥー、クリップスなどの一流指揮者や、ピアニストではペルルミュテール、マガロフ、グルダなどといったアーティストがレコーディングをおこなっていました。
 英スクリベンダム・レーベルからのこのリリースでは、リマスターは、アビーロード・スタジオのエンジニアであるイアン・ジョーンズが起用され、ARTシステムによるリマスタリングで、可能な限りの音質改善がおこなわれています。


【シューリヒト】
ヴァイオリンとピアノと作曲を学び、歌劇場のコレペティートアからキャリアを始め、ヴィースバーデン歌劇場の音楽監督を33年も務めたシューリヒトは、オペラハウス叩き上げの指揮者でしたが、大戦末期にスイスに移り住んでからは、主にコンサート指揮者として活動、亡くなるまでの四半世紀近くを各地のオーケストラに客演して数多くのレコーディングも遺しています。


【1960年代年表】

1960年
●1〜2月、ハンブルク/北ドイツ放送交響楽団
・ブルックナー:交響曲第9番
●7月、ウィーン・フィル名誉会員に選出。
●8月、ザルツブルク/ウィーン・フィル
・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番
・モーツァルト:交響曲第38番『プラハ』
・モーツァルト:交響曲第41番『ジュピター』
●9月、シュトゥットガルト/シュトゥットガルト放送交響楽団
・シューベルト:交響曲第9番『グレイト』Disc4
●12月、シュトゥットガルト/シュトゥットガルト放送交響楽団
・シューマン:交響曲第3番『ライン』Disc3
・シューマン:『マンフレッド』序曲Disc3

1961年
●1月、ジュネーヴ/スイス・ロマンド管弦楽団
・ブルックナー:交響曲第7番
●3月、ウィーン/ウィーン・フィル
・ニコライ・コンサート
●5月、シュトゥットガルト/シュトゥットガルト放送交響楽団
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番
●8月、ザルツブルク/ウィーン・フィル
・シュテルツェル:合奏協奏曲
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番
・ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』
●9月、ミュンヘン/バイエルン放送交響楽団
・ワーグナー:『リエンツィ』序曲Disc2
・ワーグナー:ジークフリート牧歌Disc2
・ワーグナー:『ローエングリン』第1幕への前奏曲Disc2
・ワーグナー:『マイスタージンガー』第3幕への前奏曲/徒弟たちの踊り/第1幕への前奏曲Disc2
・ヘンデル:合奏協奏曲Op.3−第4番Disc5
・ヘンデル:合奏協奏曲Op.6−第10番Disc5
・ヘンデル:アレクサンダーの饗宴Disc5
・ヘンデル:合奏協奏曲Op.6−第4番Disc5
・ブラームス:交響曲第4番Disc6
・ブラームス:悲劇的序曲Disc6
●11月、ウィーン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・ブルックナー:交響曲第9番
●12月、ジュネーヴ/スイス・ロマンド管弦楽団
・ブルックナー:交響曲第4番


1962年
●6月、ウィーン/ウィーン・フィル(シュテファン大聖堂)
・モーツァルト:レクィエム
●9月、バーデン・バーデン/南西ドイツ放送交響楽団
・ブラームス:ハイドン変奏曲Disc6
・ウェーバー:『オベロン』序曲Disc9
・ニコライ:『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲Disc9
・メンデルスゾーン:劇音楽『真夏の夜の夢』抜粋Disc10
・メンデルスゾーン:序曲『フィンガルの洞窟』Disc10
・メンデルスゾーン:序曲『美しきメルジーネの物語』Disc10
・メンデルスゾーン:序曲『ルイ・ブラス』Disc10
●10月、シュトゥットガルト/シュトゥットガルト放送交響楽団
・ブルックナー:交響曲第5番
●12月、シュトゥットガルト/シュトゥットガルト放送交響楽団
・モーツァルト:セレナーデ第7番『ハフナー』


1963年
●2月、ウィーン/ウィーン・フィル
・ブルックナー:交響曲第5番
●4月、ロンドン/ロンドン交響楽団
・ヴェーバー:『オベロン』序曲
・モーツァルト:交響曲第40番
・ブラームス:交響曲第4番
●5月、パリ/フランス国立放送管弦楽団
・シューマン:『マンフレッド』序曲
・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
・ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』
●6月、パリ/パリ・オペラ座管弦楽団
・モーツァルト:交響曲第38番『プラハ』Disc7
・モーツァルト:交響曲第41番『ジュピター』Disc7
●9月、ウィーン/ウィーン国立歌劇場管弦楽団
・J.シュトラウス:『シャンペン・ポルカ』Disc3
・J.シュトラウス:『常動曲』Disc3
・J.シュトラウス:『ジプシー男爵』序曲Disc3
・J.シュトラウス:『ウィーン気質』Disc3
・J.シュトラウス:『南国のばら』Disc3
・J.シュトラウス:『酒・女・歌』Disc3
●12月、ウィーン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・ブルックナー:交響曲第8番


1964年
●1月、ロンドン/ロンドン交響楽団
・モーツァルト:交響曲第35番『ハフナー』
・ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
●8月、ザルツブルク/ベルリン・フィル
・モーツァルト:交響曲第38番『プラハ』
・ブルックナー:交響曲第7番
●9月、ハーグ/ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団
・ブルックナー:交響曲第7番Disc1
●11月、パリ/パリ・オペラ座管弦楽団
・モーツァルト:交響曲第40番Disc7

1965年
●3月、ロンドン/ロンドン交響楽団
・シューベルト:交響曲第8番『未完成』
・マーラー:亡き子を偲ぶ歌
・ブラームス:交響曲第2番
・モーツァルト:クラリネット協奏曲
●4月、ウィーン/ウィーン・フィル
・シューベルト:交響曲第5番
・ブラームス:交響曲第4番
●6月、パリ/フランス国立放送管弦楽団
・ベートーヴェン:交響曲第1番
・ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
●8月、ザルツブルク/ウィーン・フィル
・モーツァルト:交響曲第23番
・モーツァルト:交響曲第40番
・モーツァルト:交響曲第36番『リンツ』
●12月、ウィーン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・ブルックナー:交響曲第3番

1966年
●3月、シュトゥットガルト/シュトゥットガルト放送交響楽団
・ブラームス:交響曲第2番
・ワーグナー『パルジファル』前奏曲
●5月、チューリヒ/チューリヒ・バロック・アンサンブル
・バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番Disc8
・バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番Disc8
・バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番Disc8
・バッハ:ブランデンブルク協奏曲第4番Disc8
・バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番Disc9
・バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番Disc9

1967年
●1月7日、コルソー=シュル=ヴヴェイの別荘で死去。コルソー=シュル=ヴヴェイはスイス、レマン湖畔の標高445メートルほどのところにある絶景の町。
●1月10日、ヴヴェイ、聖マルタン教会で葬儀。
●1月、ヴィースバーデン、北墓地に埋葬。シューリヒトはヴィースバーデン名誉市民でした。



【収録情報】


Disc1

●ブルックナー:交響曲第7番[60:31]
ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団

1964年9月

Disc2
●ワーグナー:『リエンツィ』序曲[10:55]
●ワーグナー:ジークフリート牧歌[16:32]
●ワーグナー:『ローエングリン』第1幕への前奏曲[7:32]
●ワーグナー:『マイスタージンガー』第3幕への前奏曲/徒弟たちの踊り/第1幕への前奏曲[17:33]
バイエルン放送交響楽団

1961年9月

Disc3
●シューマン:交響曲第3番『ライン』[29:02]
●シューマン:『マンフレッド』序曲[11:21]

シュトゥットガルト放送交響楽団

1960年12月

●J.シュトラウス:『シャンペン・ポルカ』[2:02]
●J.シュトラウス:『常動曲』[2:57]
●J.シュトラウス:『ジプシー男爵』序曲[7:01]
●J.シュトラウス:『ウィーン気質』[8:28]
●J.シュトラウス:『南国のばら』[8:35]
●J.シュトラウス:『酒・女・歌』[5:03]
ウィーン国立歌劇場管弦楽団

1963年9月

Disc4
●シューベルト:交響曲第9番『グレイト』[52:07]
シュトゥットガルト放送交響楽団

1960年9月

Disc5
●ヘンデル:合奏協奏曲Op.3−第4番[10:26]
●ヘンデル:合奏協奏曲Op.6−第10番[16:04]
●ヘンデル:アレクサンダーの饗宴[12:58]
●ヘンデル:合奏協奏曲Op.6−第4番[12:04]
バイエルン放送交響楽団

1961年9月

Disc6
●ブラームス:交響曲第4番[39:34]
●ブラームス:悲劇的序曲[11:04]
バイエルン放送交響楽団

1961年9月

●ブラームス:ハイドン変奏曲[18:06]
南西ドイツ放送交響楽団

1962年9月

Disc7
●モーツァルト:交響曲第38番『プラハ』[23:28]
パリ・オペラ座管弦楽団

1963年6月
●モーツァルト:交響曲第40番[23:33]
パリ・オペラ座管弦楽団

1964年11月
●モーツァルト:交響曲第41番『ジュピター』[26:43]
パリ・オペラ座管弦楽団

1963年6月

Disc8
●バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番[22:04]
●バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番[12:28]
●バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番[10:02]
●バッハ:ブランデンブルク協奏曲第4番[16:00]
チューリヒ・バロック・アンサンブル
1966年5月

Disc9
●バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番[21:05]
●バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番[19:10]
チューリヒ・バロック・アンサンブル
1966年5月

●ウェーバー:『オベロン』序曲[7:54]
●ニコライ:『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲[8:30]
南西ドイツ放送交響楽団

1962年9月

Disc10
●メンデルスゾーン:劇音楽『真夏の夜の夢』抜粋 [35:01]
●メンデルスゾーン:序曲『フィンガルの洞窟』[10:18]
●メンデルスゾーン:序曲『美しきメルジーネの物語』[11:25]
●メンデルスゾーン:序曲『ルイ・ブラス』[8:55]
南西ドイツ放送交響楽団

1962年9月

カール・シューリヒト(指揮)


総合評価

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4.5

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 何十年も昔、初めて買ったクラシックのL...

投稿日:2014/02/26 (水)

 何十年も昔、初めて買ったクラシックのLPが、コンサートホール盤のシューリヒト指揮モーツァルトの40番だった。シューリヒトは当時、某評論家が推奨するだけの至って地味な存在にすぎなかった。それが今や巨匠と目され、ライブ音源が次々に日の目を見ているのだから、まさに隔世の感がある。没後数十年を経て、さらに声価が高まるというのは本物の証だろう。その指揮はあるいは疾走し、ひょうひょうと歩み、時に大鉈一閃の荒技を見せる。定評あるモーツァルト、ブルックナーはいうまでもないが、ワグナー、ヘンデルもおもしろく聴いた。最も印象深いのはシューベルトの第九。この曲がこれほど心地よく響くのは初めてだ。第一楽章がアレグロであったことを実感した。  なお、最後のディスクの最後のトラックに不良箇所があった。10枚組の一枚だし、購入後一ヶ月過ぎていたのでどうかと思ったが、すぐ良品と交換していただけた。特筆して感謝したい。

ひらかな さん | 兵庫県 | 不明

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演奏は優れたものがたくさんあるのだが、何...

投稿日:2012/11/15 (木)

演奏は優れたものがたくさんあるのだが、何せ音が悪すぎる。特にシュトゥットガルト放送と南西ドイツ放送のものが酷い。コンサートホールだからこんなものかもしれないが聴き続けるのが辛くなる。シューマンいいのになあ、残念。リマスタリングで鮮明になった分、お粗末な録音がより際立った。日本コロムビア盤をお持ちの方は大事にされた方がいい。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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 シューリヒトの音楽作りから感じられるの...

投稿日:2012/08/04 (土)

 シューリヒトの音楽作りから感じられるのは“潔さ”(フリッチャイからも同じような感じを受けます。トスカニーニも)。10枚組み…フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュやチェリビダッケ等々…なら,とてもとてもサッとは聴き終えられない。ですが,シューリヒトは然したる抵抗なく聴き終えられる。それは決して“軽い”を意味しているわけではない。脂っこくないってこと。無駄な贅肉のない筋肉質だってこと。  ブッルクナーなど,力強い鎌倉文化の木像のようだし,『ライン』も『グレイト』も,勿論ブラームスの4番も…そう!質素ながら力強い鎌倉時代の至宝たちを連想させる。バッハやモーツァルトも鳥肌ものの“潔さ”だ。シューリヒトは“潔さ”とは何か,“虚心坦懐”とは何かを,音楽を以て私に伝えてくれる稀有の存在です。

masato さん | 新潟県 | 不明

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