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交響曲全集 シャイー指揮コンセルトヘボウ管、ベルリン放送響(10CD)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4753312
組み枚数
:
10
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

優秀録音で聴くブルックナー交響曲全集(10CD)
第1番ウィーン版の名演を含む注目の内容!
リッカルド・シャイー指揮コンセルトヘボウ管、ベルリン放送響

シャイーのブルックナーは、色彩的で入念に歌いこまれた美しい演奏揃い。名門オーケストラ、コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮したもの(2・4・5・6・8・9)はもちろん、ベルリン放送交響楽団を指揮したもの(0・1・3・7)も、デッカの優れた録音技術もあって、サウンド・クオリティの高さはかなりのもの。
 デッカ特有の細部までシャープな音響が、作品の音素材の豊富さに完璧に対応しており、各パートがきちんと識別できる透明度の高さとトゥッティの迫力というふたつのポイントを難なくクリア。ソロ・ヴァイオリンやハープの美しさも印象に残りますし、低弦やホルン・セクションの深々とした響き、重量感のあるティンパニも立派です。
 たとえば第8番。壮麗なことで知られる第4楽章の再現部(13分2秒〜)で、シャイーはなんとエコー音型を思いっきり強調し、面白い立体感を付与することに成功しているのです。楽章冒頭の呈示部がダブルで戻ってきたという感じで、これはこれでけっこうやみつきになる方も多いのではないでしょうか。
 聴きどころは第4楽章再現部だけにとどまるものではなく、たとえば同じ楽章の終結部では前半のえぐりの効いたティンパニと後半の深みのある響きが織り成すコントラストが強烈ですし、また、第1楽章では再現部第2主題部での絶妙なルバートを伴うカンタービレが満喫できます。とはいえ、さらに素晴らしいのはやはり第3楽章アダージョでしょうか。ここでのシャイーの演奏は見事なもので、第1主題部ではリズム動機を強めに出して立体感を巧みに演出し、天上的な第2主題部とのコントラストもくっきり鮮やかに決めてくれます。クライマックスの強大さもさすがですが、すごいのはむしろそのあとで(20分37秒〜)、力強くしかも繊細、豊かな表情に彩られ深い感動に満たされた作品の特質をパーフェクトに示し得ているのです。
 単なる歌に終始することなく、構成素材のひとつひとつに濃やかに配慮した非常に優れた演奏&録音によるブルックナー全集です。(HMV)

【収録情報】
■交響曲第0番 ニ短調(1869年ノヴァーク版)
 シャイー指揮ベルリン放送交響楽団
 1988年2月デジタル録音
 15:15+13:47+06:47+10:35=46:24

■交響曲第1番 ハ短調(1891年ウィーン版)
 シャイー指揮ベルリン放送交響楽団
 1987年2月デジタル録音
 13:13+13:45+09:11+18:05=54:14

■交響曲第2番 ハ短調(1877年ハース版)
 シャイー指揮コンセルトヘボウ管弦楽団
 1991年10月デジタル録音
 19:39+18:13+09:42+19:39=67:13

■交響曲第3番 ニ短調『ワーグナー』(1889年ノヴァーク版)
 シャイー指揮ベルリン放送交響楽団
 1985年5月デジタル録音
 20:41+15:49+07:01+12:20=55:51

■交響曲第4番 変ホ長調『ロマンティック』(1886年ノヴァーク版)
 シャイー指揮コンセルトヘボウ管弦楽団
 1988年12月デジタル録音
 18:43+15:05+10:20+21:56=66:14

■交響曲第5番 変ロ長調(1878年原典版)
 シャイー指揮コンセルトヘボウ管弦楽団
 1991年6月デジタル録音
 20:24+18:07+13:07+23:31=75:29

■交響曲第6番 イ長調(1881年原典版)
 シャイー指揮コンセルトヘボウ管弦楽団
 1997年2月デジタル録音
 17:05+16:44+08:58:14.27=57:30

■交響曲第7番 ホ長調(1885年ノヴァーク版)
 シャイー指揮ベルリン放送交響楽団
 1984年6月デジタル録音
 22:46+22:48+09:58+13:21=69:08

■交響曲第8番 ハ短調(1890年ノヴァーク版)
 シャイー指揮コンセルトヘボウ管弦楽団
 1999年5月デジタル録音
 16:05+14:59+25:29+22:06=79:01

■交響曲第9番 ニ短調(1894年ノヴァーク版)
 シャイー指揮コンセルトヘボウ管弦楽団
 1996年6月デジタル録音
 24:44+10:41+27:22=62:47

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Bruckner, Anton - Overture In G Minor
  • 02. Symphony No.0 In D Minor
  • 03. Bruckner, Anton - 1. Allegro (1869 Version, Ed. Le
  • 04. Bruckner, Anton - 2. Andante (1869 Version, Ed. Le
  • 05. Bruckner, Anton - 3. Scherzo: Presto (1869 Version
  • 06. Bruckner, Anton - 4. Finale: Moderato (1869 Versio

ディスク   2

  • 01. Symphony No.1 In C Minor
  • 02. Bruckner, Anton - 1. Allegro (version 1890/91 Wie
  • 03. Bruckner, Anton - 2. Adagio (version 1890/91 Wien
  • 04. Bruckner, Anton - 3. Scherzo. Lebhaft/trio Langsam
  • 05. Bruckner, Anton - 4. Finale. Bewegt, Feurig (versi

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総合評価

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ブルックナーはピアニッシモ、弱音表現が命...

投稿日:2019/04/03 (水)

ブルックナーはピアニッシモ、弱音表現が命とも言える音楽で、とにかく録音が 素晴らしい。元々は潜水艦のソナーを研究していたデッカの録音技術が伺える。 3番のみ少々ハイテンポな気がするが、個人的好みなので悪しからず。 このディスクはある程度大型のSPで再生してこそ生きる気がする。

ラブラドライト さん | 東京都 | 不明

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ヨッフムと朝比奈で聴き慣れたブルックナー...

投稿日:2016/09/22 (木)

ヨッフムと朝比奈で聴き慣れたブルックナーとは違う。確かに、録音もよく、様々な楽器の小さなパートが聞き取れる。そういった意味では、ブルックナーの楽譜を忠実に再現したことになるのかもしれない。交響曲を鑑賞するという意味では、素晴らしい音と音響で素晴らしい美しさといってもいいが、ブルックナーを鑑賞するという意味では、私は賛成しない。またいろいろな音が鳴り過ぎて聞こえてくるので、疲労感が残る。ということで、星3つとしたい。

ぴあの好き さん | 京都府 | 不明

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田舎臭さや武骨さを否定した女性的で繊細な...

投稿日:2016/09/13 (火)

田舎臭さや武骨さを否定した女性的で繊細なブルックナー。細部の表現にも丁寧さが溢れ、どちらかと言うと神経質で野性味の少ない演奏だが、逆にこの演奏を聴くとドイツ系の指揮者はいかに雑で大雑把な表現をしているかということを認識させてくれる。それをブルックナーらしさとしている人たちには受け入れられないところもあるでしょうが。形而上的な背後世界を強調したものでもなく、現世的なきらびやかな演奏で、だからと言って軽いノリとも違うしっかりした演奏。ヨッフムとかスクロヴァチェフスキと併せて持っていれば、自分のブルックナー像を持つ手助けとなるという意味で、「この全集がベスト」云々と関係なく持ってて損はない全集だと思う。あとチェリビダッケを聴けば、ブルックナーはそれほど単純な作曲家でないということが分かるのではないでしょうか。

ゆあがり さん | 愛媛県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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