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カニさん さんのレビュー一覧 

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     2017/12/20

    再販時、カットされた「フルトベングラー ”第9”を語る」のインタビューが、復活したのが、大変うれしい。
     しかしながら、フィルハーモニア管弦楽団と、フルトベングラーの指揮は、相性が悪いのか、フルトベングラーの名人芸が、イマイチ堪能できない。
     曲の解釈や、スタイルはフルトベングラーのものだが、演奏時の間やテンポの変化が、フィルハーモニア管弦楽団の各パートで、ガツチリと修正している。楽器の音の間に歌声や強調させたい楽器の音を作る、間や強弱、テンポの変化を、各パートが修正し、揃えてしまいます。不揃いが出ても音楽が崩れないのが、フルトベングラーの名人芸だ。その点を減点しています。

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     2017/11/19

     評判道理のクナッパープッシュの素晴らしいハイドンの交響曲第94番「驚愕」でした。
     そして、それ以上に、非凡な指揮者の演奏では、全く別の曲かと、「目を開かせる」ブラームスの交響曲第3番でした。ブラームスの交響曲第3番は、指揮者の優劣を見せつける。平凡ならワルーターの様な清涼感のある平凡な曲。しかしながら、このクナッパープッシュやフルトベングラー、最近では朝比奈隆やヴァントの指揮だと、まるで別の曲となる。この暗さが、ブラームスの交響曲第3番で、本来のブラームスの世界。そして、それに負けまいとする力強さが、ブラームスの真骨頂だと思います。

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     2017/10/11

    フルトベングラーの名人芸を、この演奏でも楽しめます。
     しかしながら、フルトベングラー指揮・トリノ・イタリア放送交響楽団の演奏は、いまひとつ。その上に、聴衆の程度の低さが、非常に残念です。チャイコフスキーの交響曲第5番でも、フィナーレの間の緊張感の一瞬に、拍手してしまっていましたし、このジョコンダ・デ・ヴィートのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲で、全楽章連続演奏だが、何らかの理由で、第一楽章と第二楽章の間で、少し間がある。ここで、聴衆が勘違いして、拍手してしまっている。これは、以前、所有していたCDでは、カットされていた。やはり、トスカニーニの演奏を最高として、フルトベングラー指揮は、ベートーヴェン交響曲第5番「運命」のみ最高としていた、当時のイタリアの聴衆には、多くを期待してはいけないのだろう。

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     2017/09/30

    これもまた、フルトベングラー・ファンのための1枚だ。私は、このフルトベングラー指揮・ウィーン・フィルのベートーヴェン交響曲第6番「田園」は、初めて聞いたものだと思う。ウィーン・フィルの各楽器の音を堪能してもらうために、極端にテンポを全楽章で遅くしてる。所々で音が濁るのが、残念だが、それでもなを、美しい。嵐の表現など、この演奏は私が聞いた中で、一番大人しい。
     「モルダウ」は、東芝EMI版と同じ演奏なのだが、こちらの方がシンバルの大音量など、フィナーレがフルトベングラーらしい。

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     2017/09/15

    これはひどい。まず、テンポの動きが多すぎる。さらに、ブラスの音量が大きすぎる。次に、1番ヒドイのは、第4楽章だ。第4楽章の「警鐘」で、カリオン(鐘)を、カットして大太鼓の連打に変更された。(何を考えている。)他にも、「血の日曜日事件」の「レクイエム」が消滅しているのは、「トンデモナイ」考えだ。欠点を上げれば、キリがない。

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     2017/09/15

     これはもう「ボウトク」以外のなにものでしかない。前衛的なショスタコーヴィチ交響曲第4番が、テンポの揺らぎが大きすぎて、完全にアナログ的でも、デジタル的でもない。混沌とした演奏とかしている。さらに、ユダヤの歌が消えて、ショスタコーヴィチ交響曲第5番「運命」の旋律が表れるに至っては、もうデタラメだ。

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     2017/09/15

    従来のデッカ版より、このテープ音源を基にしたこのCDは、音質的にも向上している。とくに、管楽器の音が、素晴らしい。シューベルトの「グレート」のホルンが、何処までも聴いていたくなる感覚がハッキリ自覚出来る。ハイドン交響曲第88番「V字」の心地よさは、絶品です。

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     2017/09/10

    フルトベングラー指揮のシューマン作曲交響曲と言うと、交響曲第4番が有名だが、所有している2枚のシューマン交響曲第4番より、シューマンの交響曲第1番「春」も、2枚持っていますが、絶対、交響曲第1番「春」の方が、私は大好きです。何故ならば、交響曲第1番「春」は、「フルトベングラー・エディション」とも言うべき、改訂版です。例えば、「トライアングルの追加」は、「マーラー・エディション」でも、行っているが、フルトベングラーほど徹底的に響かせていない。まさに、作曲家の一面を持つフルトベングラーの名人芸が、爆発しているのだ。
     そして、フランクの交響曲も付くのだから、大好き。

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     2017/09/07

     これはもう名盤です。戦後復帰復帰、第一番なので、手探りで進むような、ベートーヴェン交響曲第5番「運命」は、3日目の熱狂的な演奏と対照的です。さらに、ベートーヴェン交響曲第6番「田園」は、3日目の熱狂と対照的に、ワルターの演奏を想像させるおとなしかは、少々意外だがフルトベングラー指揮の特徴も忘れない。ぜひ、フアンなら持っているべきだ。

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     2017/09/07

     このモーッアルト交響曲第40番は、ベルリン・フィルらしい重厚感はあるものの、東芝EMIの同曲と比べると、第一楽章の疾走感が足らず、評論家の小林秀雄さんが絶賛した「青春の疾走感」や「青春の寂莫感」が不足している。そういう意味では、もう一つだ。

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     2017/09/05

     従来のデッカから販売していた「1953年5月」のフルトベングラー指揮・ベルリン・フィルのベートーヴェン交響曲第7番&第8番は、音質は、いいが、第7番の第2楽章や第8番の演奏に、ライブ録音にもかかわらず、フルトベングラー指揮にしては、おとなしかったり、余韻がなく、カール・ベーム指揮ではないかと、疑惑があった。
     しかしながら、これは、間違いないと言えるでしょう。音質は多少落ちるが、フルトベングラー指揮・ベルリン・フィルでしか聴けない第7番第2楽章の不滅のアレグロが、戦前からの脈々と流れる哀しみがある。戦後復帰のフルトベングラー指揮には、「疲れが出てる。」を裏書きするように、第7番の第1楽章や第4楽章のフィナーレは、戦前に比べると迫力に欠ける。(でも、これは音質の悪さかも)
     第8番も、東芝EMIから出ているストックホルム・フィルより、フルトベングラー指揮・ベルリン・フィルならではの重厚感があるし、フィナーレの加速感もある。ぜひ、フアンなら買うべき1枚だ。

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     2017/01/22

     怪獣映画の音楽集と思ってほしくない。また、お馴染みの「伊福部昭」のオンパレードとも、思ってほしくない。例えば、「ゴジラの逆襲」の「佐藤勝」の音楽は、他の「ゴジラシリーズ」と一線を画す爽快感がいい。同じく、「美女と液体人間」の「佐藤勝」の音楽は、重いテーマを吹き飛ばす娯楽音楽として、素晴らしい。また、「ガス人間第1号」の「宮内圀郎」の音楽は、TVシリーズ「ウルトラQ」にも流用された不気味な名曲。「妖星ゴラス」の「石井歓」の音楽は、実に効果的だった。そして、同時代のサブ・カルチヤーに多大な影響を与えた「ゴジラ対へドラ」の「真鍋理一郎」の音楽と主題歌「かえせ!太陽を」は、今も古びない。これらを、1枚のCDで聞けるのだから、素晴らしい。

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     2017/01/22

     全体的に、テンポが遅すぎる。本人は、「自分のテクニックを、よく来て欲しい。」なのだろうが、聴く方は、ウンザリする。特に、最後の「チゴイネルワイゼン」は、安全演奏より、失敗しても、曲の爽快感と情緒に惹かれる。そういう意味で「完全な期待外れな演奏だった。」

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     2017/01/22

    ワーグナーの「リング」を、愉しむより、フルトベングラーの名人芸(芸術!?)を堪能するアルバムである。よく言われるように、「リング」を純粋に楽しむなら、他のを聞いてほしい。全体的に、「歌手」の「歌声」が綺麗に聞こえるのだ。「なぜ?」聞こえるかというと、オーケストラの音が揃っていないのだ。なのに、音楽として、全体像が明確に伝わるぐらいに、バランスがとれている。普通なら、これだけオーケストラが、揃わないなら、音楽も成立しない。つまり、「バカと天才は、紙一重」と言う「綱渡りを、意図してか?無意識か?見事に成立させているのだ。」これを、「名人芸」と言わずしてどう表現しよう。私は、フルトベングラーの他のアルバムにも通ずる「名人芸」を充分に、楽しめた。

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     2016/09/27

    この名作を、いっでも手に入るようにしてほしい。本当に、名作です。

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