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ヴォーカルディスコーズ さんのレビュー一覧 

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     2015/04/30

    これは素晴らしい。ミニー役のヴォイトがややオッカサン化してはいるが、立派に歌っています。マゼール盤と比較すると、主役級はやや劣りますが、傍役と演出はこちらが上。トータルではこちらを上にしたいと思います。CDを含めた場合別の選択肢もありますが、映像ソフトに限れば、トップクラスのディスクです。

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     2015/01/18

    中身が「日本の子供の歌」と言えるのかどうかは別にして、良いCDが発売されました。日本人による月並みな歌に食傷していた者として、待望の録音です。外国人歌手が必ずと言っていいほど歌う、私の大嫌いな「さくらさくら」が入っていても我慢します。人によっては編曲により旋律が変わっていたりするのが気になるでしょうが、私にとっては総じて高水準で新鮮な作品集となっています。最初の“七つの子”では正直、涙が出ました…

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     2015/01/09

     いい音楽が揃ってますね。子供の頃よく耳にした「新日本紀行」「青い地球はだれのもの」、初めて聞いた「学校」ほか、改めて富田勲の才能を認識した次第です。「リボンの騎士」などはこのCDのおかげで私のカラオケレパートリーとなり、歌うたびに柄に合わないと、周囲の顰蹙をかっています。交響楽団の演奏は厚みがあって、素晴らしいと思います。残念なのは「ジャングル大帝」でして、編曲作品としてこれはこれで良いのですが、出来れば私の愛唱歌だったテーマソングの平野忠彦に代わる男声独唱での演奏がほしかったところです。ということで、マイナス1点で総合星4つとしました。

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     2014/10/13

    私が持っている唯一のCD。LP時代の評論家の批評で、「男声二人の声が衰えているのが惜しい」とあったのを思い出す。確かにステーファノは瑞々しさが消えているかもしれないが、タッデーイについては…。まっ、昔も今も声や歌に不案内な学者あるいはジャーナリストあがりの音痴批評家がいるのですねぇ。聴くたびに苦々しく思い出します。

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     2014/10/13

    地味な存在のガルデッリだが、多くのオペラ録音を残しており、そのほとんどが名演といっていいだろう。オペラ演奏において、いい意味で最大公約数の演奏を常に行う人ではなかろうか。ガルデッリを侮るべからずである。また、この盤は歌手陣も充実しており、特に彗星のように現れ消えたスリオティスの代表盤としても貴重だ。

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     2014/10/12

    アンセルメのクリスマスカンタータで私が特に気に入っているのは、F・マルタンのオラトリオ「ゴルゴタ」でイエスを淡々と演じた、バリトンのピエール・モレの歌唱です。マルティノン盤のモラーヌも、力まず流麗な歌唱で最高の歌手ですが、モレは更に力みのない歌いぶりで、これには参りました。全体は、演奏・録音共にとてもバランスが良い決定盤です。マルティノン盤・コルボ盤もとても良い演奏ですが、このアンセルメ盤は管弦楽、成人合唱と少年合唱、そして独唱の絡み方が素晴らしく、最終部での合唱の盛り上がりと合唱が治まってからの味わい深さは格別で、感動します。ただただ残念なのは最終部での音のひっくり返り。正に玉に瑕!

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     2014/09/25

    優秀録音。指揮するメータは絢爛豪華なこの作品を描くのに最適な一人。サザランドも世評はどうあれ、浮世離れした姫にマッチしていると思うが如何?パヴァロッティも本来の役ではないが、切れの良い歌唱はさすが。さらに見事なのはリューの歌とピンポンパンのアンサンブル。カバリエの弱音の素晴らしさ、そしてクラウゼ以下ヴェテラン達の芸達者ぶり。ここがカラヤン盤他を凌駕している部分です。

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     2014/09/03

     国内盤も持っていますが、また買ってしまいました。まあ、すべてが素晴らしいといっていいでしょうが、特にお気に入りは、「三日月(正確には四分の一の月)」「ティリトンバ」そして「夢のフローレンス」ですかねぇ。「三日月」などは涙が出ますよ。特に古い録音ならではの強調されたストリングス主体の間奏がとても効果的!それにしても、オペラ歌手の声楽テクニックが向上しているのと反比例するかのように魅力的な美声の歌手が減ってますね。それとカンツォーネあるいはナポリターナを歌って様になる歌手も。ひょっとしたら歌手の国際化の進みすぎの弊害なのかもしれないと思う今日この頃です。

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     2014/09/03

     シャブリエなどは、それまで実直さが取り柄のラプラントぐらいしか聴いていなかったので、スゼーの、ちょっぴりくどいけれどやっぱり洒落た歌いぶりに参ってしまいました(言いすぎかな?)。その影響で、歌仲間と開催したジョイントリサイタルでは、さっそく「夏の夜」の中の一曲とシャブリエの「小さなアヒルたちのヴィラネル」を歌ってしまいました。聴いていた友人からは、「スゼーそっくりじゃねえか」とからかわれたのも懐かしい思い出です。さて、洒落ているとは言いましたが、はっきり言って、声はヘロヘロです。でも一曲一曲に年輪を感じさせる彫琢を施しています。ベテランの人ほど魅力的に思える盤ではないでしょうか。

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     2014/08/07

     もともとホッターは嫌いでした。モゴモゴ声で、ドイツリートでは致命的だと思っていました。世評高い「冬の旅」「白鳥の歌」も感心しませんでした。ところが、この録音で初めてホッターの魅力に目覚めたのです。60代に入ったホッターは、実際の年齢以上に「ご隠居化」していて、祖父が孫に聴かせるような歌いぶりが、なぜか私にマッチしたのです。かつて嫌いだったモゴモゴ声も全く気にならず、むしろ個性的な歌に感じられました。
     お気に入りは、「アナクレオンの墓」「楽士」「花を摘むなら」「憩え恋人」「私の心の王冠」等々で、いまだに私にとってのベスト歌唱です。ブラームス歌曲に全く興味のない私でも、このホッターの歌だけは聴けるのです。

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     2012/07/16

    四半世紀以上前の海賊盤が甦ったことに驚いた。また解説書を見たら、1977日本初演時のプログラムに寄稿された前田昭雄さんの文がそのまま載せられていたのに二度ビックリ。当時初録音は廃盤で、ホッフシュトラッサーとこれしかなかった。ここでの聴きものはヴンダーリッヒ。デルモータは小節を誤って歌っていたりして、東京文化会館での丹羽勝海さんの2小節早出を思い出してしまう。ところでこの作品の合唱部分は私が経験した曲の中でも屈指の難物。メストあるいはアーノンクールになってようやく満足できる合唱になった。残念ながらこれも不満が残るが、歴史的な価値は高い。

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     2012/06/23

     この人の歌唱はいつも気持ちがいい。ジャンルは違うが、ジュール・バスタンのようだ。一緒に歌ってこんなに気持ちのいい人は少ない。
     さて、この「白鳥の歌」である。聴き始めは、おや、D=F・ディースカウに似ているなと思ったが、すぐに気にならなくなり、よりまっすぐな歌いぶりで、思わず唱和してしまった。良いのか悪いのか分からないが、人々のお手本になる歌唱を、ヘンシェルはいつもしてくれる。へんてこりんな歌(けなしているわけではありません!)を聴きたい時はボストリッジやゲルネだろうが、普通に聴くならこの人とクヴァストホフだろう。今までこの人のCDを買って後悔したことはありません。おっと、ワーナー盤の「冬の旅」は唯一ビミョーだったが…

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     2011/10/16

     この曲は本当に美しい名曲だ。しかしこの演奏は音が重すぎる気がする。心弾まない演奏なので、アンセルメやマルティノン、最近ではコルボのCDに手が伸びてしまう。交響曲はなかなかだったのに残念だ…。

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     2010/06/17

     合唱指導が同郷の石見出身の栗山さんなので、期待して聴きました。一番感心したのは、栗友会合唱団のしっかりした歌いぶりです。この作品の日本初演に「ど素人」として参加した私からすれば、合唱団の皆さんの充実ぶりは、同じアマチュアでもこんなに違うのだなぁと感心するのみです。 今は無き、我が「フィルハーモニー合唱団」は、新宿駅西口で、通りすがりの普通の学生やOLを強引に口説き落とし、合唱の道に引きずり込むことにより存続していたのですから、声楽的レベルはないに等しかったです。ただ年五回の定期演奏会に多くの合唱曲を日本に初めて紹介するのだという狂信的な思いに憑かれていたようなものでした。1977年12月の10周年記念演奏会にこの曲を取り上げることになり、皆が猛練習中の10月末にひょんなことから私は入団したのです。代々木のオリンピックセンターや初台教会、松原教会での毎日練習に今までの夜遊びの時間を捧げ、小田急、京王線のプラットホームで狂ったように譜読みを続け、何とか当日に間に合わせたのでした。そんな調子でしたからこのCDを聴いていても曲ごとに当時の情景や感情がよみがえってきて、冷静な聴き方にならないのです。
     といいつつも感想を言えば、ソロイストは一定の水準は保ってはいますが、まずリッペルトはヨハネの適役とは思えず、リドルも後半お疲れのご様子で、一瞬LP時代のように回転がおかしくなったのかと思える場面もありましたが、合唱はとても上手で、恐らく栗友会の皆さんは余裕をもって練習をされていたのだろうな…と想像しています。私たちの荒っぽい歌とは雲泥の差です。 オーボエの美しい旋律に続くヨハネの歌の後の「おぉ、見よ。屠られた羊を!」のデリケートな合唱の歌いだし。第二の封印の男声の充実等々、皆さんの歌を堪能いたしました。またこのライブをCDとして世に出した製作者に拍手を送りたいと思います。 最後に負け惜しみ的感想を二つ、ひとつ、今まで生演奏を含め10種類以上聴いていますが、狂信的だったほどは、私たちが歌った以上の白熱した「ハレルヤコーラス」は聴いたことがありません。(再演ではすでに熱気が薄れています)ふたつ、今から思うと信じられませんが、暗譜でこの大作を歌っていました。

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     2010/04/25

    一体何人の人がこのコンビの録音を聴いているのだろうか?両者とも故人であるし、作曲家ブリテンはともかく、個性的な声の持ち主だったピアーズは今やブリテン専用というマイナー歌手として、一般的には忘れ去られようとしている存在だろう。しかし、一言一言噛み砕いて提示してくれるかのようなピアーズの歌唱、それを支えるブリテンのピアノといい、有名な「菩提樹」など古今の録音の中でトップクラスだと思う。40年前、クメントとかDFディースカウの歌しか知らなかった私にとって、カートンボックスに入っていたこのLPはとても個性的で衝撃的な盤だった。今聴いても、その印象は変わらない。誰かが言っていたが、これは「撫肩」の歌唱だ。いわゆるドイツリートとしては邪道かもしれないし、ピアーズの声が苦手な人がいるのは容易に想像がつくが、じっくり聴くことをお勧めする。そしてこれに慣れたら、ほかの録音も聴いてほしい。お薦めはシューマンの「詩人の恋」だが、今は廃盤か?個人的には最高の演奏と思っているのだが…

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