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eroicka さんのレビュー一覧 

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     2009/12/14

    昔、吉田秀和氏のFM番組でLPが放送されたとき、エアチェック(テープに録音、死語)したものだ。なぜかこのヴィースバーデンのライヴは音がさえないせいか、不人気なようで、なかなか発売されないが、久しぶりに邂逅できて懐かしい思いだ。良きも悪しきもTHARA的なリマスター音ではあるが、成功しており、聴きやすい音に整えられている。

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     2009/12/14

    ジュリーニのような歌心と構成感を持った名演。遅いインテンポでじっくりとマーラーの厭世的な世界をどろどろと歌い上げる。ホーレンシュタインにはロンドンでのステレオライヴ盤もあり、迫力や濃厚な表現はそちらに及ぶべくもないが、ワルターWPのライヴのようなウィーンのオケの鄙びた甘い響きがなんともいえぬ懐かしさをかきたてる。隠れ名盤であり、これからもカタログに残してほしいものだ。ノーマン・フォスターとの歌曲は米VOXからも以前CD化されていたが、交響曲に比べると、独唱者の力量の問題もあって、感銘度は1ランク落ちるが、決して悪い演奏ではない。

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     2009/12/14

    小澤父子の共演がほほえましい。真夏の夜の夢は、十八番だけに軽やかさの中に、老練な設計がのぞく。工藤重徳らオケの奏者の顔ぶれを見るのも楽しい。ピアノ協奏曲も退屈な曲ながら、才気でそれなりに聴かせてくれる。

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     2009/12/14

    昔、廉価盤LPで聴いていたが、久しぶりに聴いてみた。2曲とも予定調和的な感じは否めないものの、完成度は高い。特に協奏曲の方はお勧めだ。オーマンディの十八番はシベ2ではあるが、RCA録音の新盤の方が完成度が高いだろう。録音年代が古くヒスノイズなどが気にならなくもないが、響きは新鮮で当時の米コロンビアの録音技術の高さには感心する。

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     2009/12/13

    本家DGからのブライロフスキーの協奏曲集再発売はありがたいことだ。録音が1930年ごろなので万人には勧めないが、心あるマニアには、ルーシュタインにも通じるロマンに満ち溢れたゴージャスなグランドマナーを堪能していただきたい。昔、pearlから出ていたものよりは若干音質は良くないような感じがするが、市場にこうした往年の名盤が出続けることは意義深い。ヒストリカルというと、最近はフルヴェンやクナの名盤の板おこしばかり目立つ。それを否定はしない(というか小生もその愛好者の一人ではあるが)が、玉石混交ではある。むしろ、ファンの関心がそちらに向かいすぎることで、さまざまな演奏家の演奏が廃盤になっているのではと危惧する。事実、フルヴェン、クナ、シューリヒト以外の往年の演奏家のカタログは年々さびしくなるばかりだ。メーカーには往年のさまざまな隠れ名盤を発掘し後世に伝えていってほしい。同時にヒストリカルファンも、著名評論家のU氏やその追随者らに踊らされず、視野を広くもち、様々な名演奏家に目を向けていくべきだ。

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     2009/12/13

    シカゴ交響楽団の管の巧さや力強さは圧倒的で舌を巻く。このオケの力と技は、シリーズの最大の売りだろう。ハイティンクの解釈は90年代のベルリンフィル盤やライヴのコンセルトヘボウ盤と比べると、特に第一楽章はテンポが速めで表現もあっさりした印象だが、中間楽章のきめ細やかさな表情付けにはさすがに老練さを感じさせる。個人的には生命感や表現の濃さという点で、ビデオになっている90年代のベルリンフィルとのライヴを好むのだが、これも持っていて悪くはない。独唱の2人は素晴らしい出来だ。若々しい声、技量・表現ともに卓越しており、見れば古楽やモーツァルトやバロックオペラなどで実績がある若手で、これからが期待できそうな注目株だ。

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     2009/12/11

    ブラームスはウィーンフィルやNDR,SDR、フランス国立管などライヴ盤が多数あるが、これはオケの力量の問題などもあって、その中ではも不出来な方だ。日ごろアンセルメのような綿密な指揮者と仕事をしているオケだと、ライヴで即興性の高い指揮をするシューリヒトとは合わないのだろう。ステレオプレゼンスや高音の強調が目立つリマスターも魅力を下げている。とはいえ、歌いまわしやテンポや間の微妙な揺れなどに非凡なシューリヒトらしさがみられ、平均以下とまではいうのは酷であろう。ブラームスよりも、むしろ管弦楽組曲の方が素直に楽しめた。

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     2009/12/11

    グールドとバーンスタインのベートーヴェン2番は愉悦と刺激に満ちた演奏。バーンスタインの生気あふれた指揮が触媒となって、グールドから生き生きした音楽を引き出している。グールドとしては珍しいレパートリーのブラームスの五重奏曲は放送録音のようで、ややひずみが目立つ音だ。良きも悪しくも室内楽的な演奏で、小ぢんまりとまとまった端正な表現。しかし、モントリオール四重奏団の力量のせいかで、全体的にやや平凡な印象が否めない。

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     2009/12/04

    メニューインの神童時代から晩年まで、幅広いレパートリーを俯瞰できるセットだ。名演が並び、値段もお買い得だ。しかし、EMIに残した全録音ではないのが実に惜しまれる。他の評者の指摘のように、フルヴェンとのバルトークやデ・ヴィートとのバッハの協奏曲、バッハの無伴奏など、50年代を中心にいくつかの重要な録音が抜けており、アンソロジーとして物足りなさは否めない。どうせなら、値段が若干高くなっても枚数を増やし、さらに長らくお蔵入りになっているマズアとのブラームスの協奏曲の映像なども加えて、完全な全録音集とすべきだったのではと思う。良い仕事なだけに残念だ。

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     2009/11/29

    VOX盤のジャケットに平林氏の解説と1260円なら実にお得だ。肝心の音質だが、残念ながらDG盤の方に軍配が上がると言わざるを得ない。平林氏の解説によると、音源は、VOX社にあったオリジナルテープだそうで、経年変化は拭えない印象だ。また、もともとあったテープの揺れも若干聴きづらく、著しい改善を期待すると肩透かしを食らう。それでもWPらしい音色が随所で聴けるのはありがたい。ともあれ、この値段なら、気に入ろうがいるまいが、聞き比べの楽しみもでき、持っていて損はあるまい。板おこしとテープをつないで第2楽章を補修したものが出れば望ましいのだが。

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     2009/11/20

    カラヤンアレルギーの人には勧めないが、ステレオ録音のローエングリンではこれを超えるものは未だにないのが残念だ。すべてが完璧に磨かれ浄化されきって、ローエングリン伝説のお伽の夢世界に浸ることができる。遅めのテンポ、残響の長い録音や、時のベルリンフィルの響きにも陶酔させられる。声楽的な部分は幾分問題があり、カラヤン的な耽美主義的な(ベタベした鼻につくような)歌い回しが、やや伝統的なワーグナー歌唱と異質ではある。事実、この録音に5年を要したのは、ルネ・コロとカラヤンの意見の食い違いからだという。しかし、ローエングリン歌手も最近は、P.ザイフェルトなどのようにテクニックは高いが線が細くなる一方であり、ケントナガノ盤のようなに細く繊細な声質のテノールまで舞台に登場している現在では、もはや大半の聴き手には違和感を持たれまい。メルヒオール、メゾン、ローレンツ、スヴァンホルム、フェルカー、ヴィントガッセンのようなマッチョで輝かしい往年のヘルデンテノールはいずこに行ってしまったのだろうか。フルヴェン36年のローエングリン全曲ライヴ盤があれば、決定的名盤となりうるのに、実に惜しい。

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     2009/11/20

    パレナン四重奏団はフランス近代音楽の録音で有名(EMIに多数音源があるが多くは09年秋現在廃盤)だが、このモーツアルトも品の良さと的確なアンサンブル力でなかなか聴かせる。録音・演奏ともにk525よりk136〜138の方が優れている。初期のLPで中古市場では高値で取引されているようなマイナーな音源が発掘されるのは(玉石混交の感があるものがあるも否めないが)嬉しいものだ。万人には薦めないが、マニア心をくすぐる一枚。

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     2009/11/17

    この組み合わせは、数年前、DECCAの国内盤CDで出ていたもの。ブラームスは、シューリヒトの変幻自在のテンポが秀逸だ。フェラスのソロは真摯に切々と美しい音(線は細いが)で歌い上げ、若々しい覇気に満ち、カラヤンとのステレオ盤(DG)とは違った芳香を放っている。ミュンヒンガーとのモーツアルトは指揮はやや硬いが、若々しく輝きを放つフェラスの美音を堪能できる。

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     2009/11/12

    この70年代初頭の全集はLPで持っているが、90年前後の再録音よりも、みずみずしさや活力で、優れている。なぜずっと廃盤となっているのか不思議だ。メーカーは自社の録音をきちんと聴いて商品化を考えているのか甚だ疑問だ。

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     2009/11/12

    当時、蜜月時代だったアバド・BPOとムローヴァの火花散る快演。当時話題になったのを懐かしく思い出す。こんな安くなっていて驚いた。今のファンのなんと幸せなことか。

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