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ブルノのおっさん さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/02/18

    スラヴ舞曲は録音が多いために、どの録音を最初に聴いたらよいか迷うところですが、少なくともこのクーベリック&バイエルン放響の演奏は確実におすすめできるものです。ドヴォルザークの曲に表出されてしまいがちな田舎臭さや特殊性が抑えられ、より普遍的で一般的な世界になっています。他の録音をそれほど持っていないので説得力に足らないところがあるかもしれませんが、これほど表現が豊かで、かつ聴きやすいものはなかなか見つからないと思われます。また、スラヴ舞曲といえば第1集の第1・2・8番や第2集の第2・7番あたりがポピュラーだと思いますが、ぜひマイナーな番号の曲もじっくり聴いてみて下さい。実は、私はずっと第1集の第2番が好きだったのですが、この録音を聴いてから他の曲の魅力に気づき、結果的に全て気に入ってしまいました!

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/02/13

    愛らしい舞曲に似合う優しく繊細な演奏で、自然と落ち着いてしまいます。シェプスというピアニストは聞いたことがありませんでしたが、シューベルトの舞曲集という珍しい曲目に惹かれて買ってしまいました。(ジャケットの彼女が可愛らしかったからという不純な動機も否めないところですが(笑))ともかく、シューベルトの馴染みのない一面を窺わせる作品ばかりで、これまでの固いシューベルト像をやわらげてくれる意義深い1枚といえそうです。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/02/12

    ついにビエロフラーヴェクがチェコ・フィルに帰ってきました!本当にうれしい限りです。コンサートをはじめ、録音もたくさんやっていってほしいですね。さて、リターン後初となる今回は早速ドヴォルザークの傑作協奏曲。注目したのはやはりワイラースタインのチェロです。非常にエネルギッシュな演奏で、驚くべき存在感を表出しています。自信のこもった彼女の主張には、聴き手も納得せずにはいられません。続く小品集も絶品。特に「家路」はオリジナル(管弦楽版)を損なうことなく、チェロの低音も生かされたきれいな仕上がりとなっています。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/01/25

    2曲ともに弦楽作品の巨頭ともいうべき作品ですね。個人的にはドヴォルザークのセレナードの方が好きなのですが・・・。ところで、指揮者デイヴィスはこの演奏において普遍性、一般性を見出すことに成功していて、民族の壁を越え、よりインターナショナルなものに仕上げています。特にドヴォルザークのセレナードは民族色の濃い曲なので、独特の土臭さから抜け出すのはなかなか難しいと思われますが、デイヴィスは見事に純粋なセレナードへと昇華させています。バイエルン放送の弦セクションも申し分ありません。確実に名盤だといえます。

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     2014/01/22

    交響曲全集で唯一持っているのが、このマゼール盤なのですが、ラフマニノフの曲にあまり強いロマン性を求めない私にとっては、十分に良かったと思います。しかし、もっと(大げさなくらいの)感情表現が豊かなものを好む人にとっては、若干物足りなさがあるかもしれません。また、交響曲第2番で連続して聴けない(第3楽章がCD2枚目からである)ことが少し残念ですが、CDの時間の都合上仕方がないでしょう。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2014/01/20

    マルチヌー作品の中でも比較的親しみやすい協奏曲を3曲収録しています。オーボエ協奏曲は、民謡的な旋律が盛り込まれた、晩年のマルチヌーの故郷へのオマージュともいえる最大の傑作!セキアルトのオーボエは本当に見事で、技巧と表現の双方を備えています。続くチェンバロ協奏曲は、新古典的な作風で、美しい緩除楽章が印象的です。最後のピアノ協奏曲第3番は、全5曲のピアノ協奏曲の中でもひときわ重々しい性格の曲です。ピアノのパーレニーチェクは、ヤナーチェクやマルチヌーなどを得意としており、やはり説得力のある演奏です。

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     2014/01/17

    極めて美しい旋律を世に残したグラズノフ。同時代の作曲家の多くが前衛的な音楽語法を模索する中、グラズノフはチャイコフスキー譲りの国民楽派のスタイルを生涯貫いた人でした。当盤に収録された初期作品(「ロマンティックな間奏曲」や「2つの小品」)は、とりわけ美しく、何度も聴いてしまいました。有名でないことが不思議なくらいです。「仮面舞踏会」は同じ劇音楽である「四季」や「ライモンダ」などに比べるとあまり有名ではない(今のところ当盤以外の録音は見たことがありません。)と思いますが、合唱も随所に交えた(無伴奏合唱の場面はとりわけ美しい!)完成度の高い作品です。物語の進行に合わせて、曲の雰囲気が次々と変化していくのが聴きどころであり、面白いところでもあります。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/12/27

    チャイコフスキーのピアノ作品はあまり知られていないものが多いと思いますが、「四季」は、やはり代表作と呼ぶに相応しく、もっと録音が増えてほしいです。しかし、そうは言っても、このトロップ盤は今後も長く聴き継がれていく名盤であり続けるに違いないでしょう。何よりタッチの柔らかさが格別で、心が自然と安らぐような演奏だからです。ロシアの作曲家のピアノ作品は技巧的で重々しい印象をうけることが多いなか、チャイコフスキーは実に温和な曲を書いたものです。曲の題名を見て、寒冷なロシアの土地の風物を想像しながら、ごゆっくりおくつろぎ下さい・・・。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/12/26

    まさに類い希な名盤!古楽器による演奏でこれほどまでに活気に満ちた演奏が出来るとは思いませんでした。ルーヴル宮音楽隊(フランス語で「レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル・グルノーブル」とも)は、世界で最も有名な古楽器オーケストラのひとつで、当盤においても素晴らしい統率力を見せるマルク・ミンコフスキによって設立されました。ミンコフスキはダイナミックなのに細部に注意がしっかり払われていて、少し変な表現になりますが、「文武両道」みたいな指揮者です。ところで、これまでの古楽器演奏を振り返ってみると、傾向がおおよそ二分されると思います。一つは、理知的でスコアの入念な分析が窺える演奏。特に巨匠ガーディナーは徹底的に分析して、作曲者の意図に忠実な態度をとってきました。しかし、残念なのが、どうしても音の迫力が不足してしまうことです。まさに古楽器の弱点を突きつけられた感じです。では、もう一つの傾向は何かというと、先のスタイルとは逆の爆演系の解釈です。例として真っ先に思い当たったのが、ニケ&コンセール・スピリチュエルのヘンデル録音。ニケも当時の音楽を再現しようとする点では前者に共通するのですが、とにかく演奏が大胆。薄味のイメージだった古楽器演奏に新たな息を吹き込んだ画期的な瞬間だったに違いありません。しかし、今度は粗雑さが表に出てしまうリスクを伴ったのです。そんな中、当盤は生まれたわけですが、贅沢にも両者の長所どちらも感じられる演奏です。ミンコフスキの手腕は本当にお見事です。今後も長く当盤の「水上の音楽」を聞き続けたいと思います。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2013/12/06

    ストラヴィンスキーの世界に入りこむのに格好のボックスです。もともとは、3大バレエ「火の鳥」、「春の祭典」、「ペトルーシュカ」ぐらいしか持っていなかったのですが、「結婚」や「カルタ遊び」などを聴いてみて、新古典主義時代の諸作品にも親しみを持つことができました。まだ完璧に全体を聴き通したわけではありませんが、カメレオンことストラヴィンスキーの作風の変遷を丸ごと楽しむことができ、どれも優秀な録音、代表的な演奏です。7枚組で、なかなかの規模ですが、躊躇する必要はないでしょう!

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/11/08

    カラヤンのチャイコフスキー、噂には聞いていましたが、本当に素晴らしいものです!どうしたらこれほどまでに壮大で美しいユニゾンを奏でられるのでしょうか。驚くべきオーケストラ・サウンドです。特に「花のワルツ」は何度聴いても初めて出会ったかのような感動を覚えます。高評価をしたらキリがありません。永久不滅の名盤とは、まさにこれのことでしょう。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/11/08

    ブルックナーにはそれほど興味のなかった頃、安かったので聴いてみようと思い、購入したのがこのベームのブルックナーでした。ブルックナーというと、大編成で規模の大きい曲だというイメージが強く、ロマン派特有の長大交響曲にやや苦手意識があったのですが、それは全くの聴かず嫌いであったのだと思いました。確かにブルックナーの交響曲は各楽章が密度の大きい大規模なものですが、ベームの演奏はクセがなく、息の長い旋律をべたべたと引きずったりしない、すっきりとしたものだと思いました。しかし、情味に欠けているわけでもありません。ノヴァーク版では第3楽章のハープと弦の絡みは絶品!第8番の代表盤として推薦します。

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     2013/11/08

    曖昧模糊な感じになりやすいドビュッシーの音楽を、これほどまでに輪郭のはっきりしたものに仕上げているのは他にないかもしれません。ベロフのピアノは1つ1つの音が明確なのに、柔らかい含みや余裕を持っており、メロディーが確実に、かつ流れるようにスッと入り込んでくる、最初に彼のリサイタルを聴きに行ったときは本当に驚いたものでした。このような特長が彼の得意とする近現代作品の解釈に活きているのだと思います。折角ですので、まとめてボックスで買ってしまった方が良いでしょう。

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     2013/11/07

    古楽器演奏が主流となっている現在でも、決して色褪せないモダン楽器演奏による不朽の名盤!初めてこの盤を見たときは、クーベリックが「水上の音楽」を振るなんて、と少し驚いたものでした。実際に聴いてみると本当に素晴らしい演奏で、録音は1960年代で古いのですが音質も良いです。はじめにも述べたように、最近は古楽演奏の録音ばかり見られますが、モダンオーケストラもこの流れに臆せず、もっと演奏してほしいと思います。

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     2013/11/06

    ターリヒがロシアものを振っている貴重な録音です。しかもチェコフィルの演奏。どんなものか興味を抱き、聴いてみたところ、思いのほか情熱的な演奏でした。ボヘミア風チャイコフスキーというようなものを想像していましたが、土俗的な表現には陥らず、ターリヒは実はロシアものも上手いのだと思いました。どうしてもドヴォルザークなどのチェコもののイメージが強いターリヒですが、悲愴交響曲においてはむしろ得意分野とさえいえるかもしれません。悲愴の録音の代表格とまではいえないものの、正に隠れた名盤というに相応しいものです。

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