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ビアだる太郎 さんのレビュー一覧 

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     2021/03/01

    ラ・ペリがNYP時代の屈指の名演だったので、CDが入手しずらかっただけにこの復刻は嬉しい。ファリャも三角帽子と協奏曲が別々のCDだったので、一緒に聴けるようになって有難い。ラ・ぺりは、とにかくニューヨークのオケとは思えない、色っぽくて繊細なサウンドが魅力。重低音もしっかり入っていて。リスニングルームの空気が匂うような幻想的な雰囲気に包まれて素晴らしい。ブーレーズのレパートリーとは真逆と思えたファリャも、ややスマート過ぎるかもしれないが、なかなか面白い。フィナーレに向かってぐんぐん加速するスタイルはちょっと好みが分かれるかもしれない。

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     2021/03/01

    実はこのハルサイは、ブーレーズのオケコンと同じく、サークル配置で録音されているのだが、オケコンのような四方に楽器を配置することはなく、後方が残響のみでSQ4ch化されたはず。当時、音の混濁感を防ぐため、ケンペの第9なども合唱てオケが対抗配置で録音されたり、そのまま4ch化したら面白そうな録音があるが、サラウンド時代の今こそ録音されたそのままの状態で再生したいものだと思うのは私だけだろうか。今回のSACD化で2chで聴いても、当時FMエアチェックした際には、音が団子状態で暑苦しいサウンドだったイメージが、すっかり払拭されて、以外と細かい音が聴こえるのは感心した。大太鼓の威力もなかなかのもので、改めてバーンスタインの聴かせ上手な語り口のうまさを堪能できた。カップリングの合唱物はLP当時からお気に入りだったので、続けて聴けて満福になった。

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     2021/03/01

    2chで聴くと、5楽章のバンダが出しゃばりすぎることで有名な録音だが、やっと正規の4chで再生できるのが嬉しい。しかし、我が家のサラウンド再生機は不調で今は2ch再生のみなのが残念。でも、今回のマスタリングでは、2chでもバンダのバランスや定位の不自然さをそれ程感じずに聴くことができてよかった。録音としては、ややナローレンジで、重低音にも不満があるが、スローテンポで穏やかな表現とはマッチして、ストコフスキーの晩年の境地がよく理解できる。同じ、ロンドン響を使い、教会でSQ4ch録音したバーンスタイン盤も同様にSACD化されるといいのだが…(一応DVD版でサラウンド再生できるが)。

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     2021/03/01

    実は、エロイカとマーラーはアルトゥスのシングルレイヤー盤を買ったばかりなのだが、レヴューに同日のベト1が入ったターラ盤の方がいいというコメントがあったので、1番が聴きたくて中古でこうにゅうした。エロイカは、アルトゥスのSACDよりカッティングレベルが高くて、冒頭などちょっと聞くと迫力がある様に感じるが、録音レベルが均一化されている感じで、クレシェンドでは、アルトゥスのSACDの方がぐんぐん音が大きくなっていく起伏の大きさを感じる。低音も、ちょっと聴くとターラ―盤の方が量感があるが、サブウーファーの音域まで低音が伸びているのはアルトゥスの方である。ターラは小型の装置向けで、再生しやすく一般にお勧めだが、アルトゥスのシングルレイヤーはマニア向けといったところかな。お目当ての1番は、エロイカ以上にフルヴェンのお気に入りの曲なんだなと感じるような和やかさが心地よい。

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     2021/03/01

    EMI盤のSACDも持っているが、さりげなくマーラーやラヴェルが入っているところが気に入って購入した。このレーベル特有の残響処理で拡がりを持たせたマスタリングが心地よく、古さを感じさせず音楽に没入できるのがよい。DG原盤のラヴェルは持っていなかったので、初めて聴いたが、予想以上に細かい音が鮮明に聴こえて驚いた。ディースカウのおかげで、初めてマーラーの音楽が理解できたとフルヴェンが語ったさすらう若人の歌は、やはり一世一代の名演。晩年のブラームスと音楽談義を交わしたことがあるマーラーの曲をボヘミア的なブラームスの舞曲の後に入れる選曲のよさもなかなかのものである。重ね重ね、このレーベルがなくなるのは残念だ。

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     2021/03/01

    リストは、LPのブライクトロン盤からずーっと愛聴している。CDでも、ブライクトロンの板起こしやテープ復刻を聴いているので、モノラルをきちんと聴くのは初めてな気がする(EMIのモノは持っているが他の曲が目当てでほとんど聴いた記憶がない)。残響処理でやや拡がりを持たせた復刻なので、それ程ブライクトロン盤との違いを感じず楽しめた。選曲と曲順がなかなかうまくて、続けて何度も再生してしまった。ハイドン変奏曲も交響曲のオマケよりこうしたカップリングの方が聴きやすいような気がする。ピチカートポルカで終わる余韻がとても素敵だ。ただ、皇帝円舞曲が入ってないのがちょっと残念だった。

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     2021/03/01

    セル盤一筋だったので、恥ずかしながらこの演奏の存在を今まで知らなかった。今回の在庫処分で偶然出会えてラッキー。ワルターとは別のウィーンの伝統的スタイルによるマーラーで、しみじみとした味わいがある。男声がバスなので、音域の関係か魚に説教するパドバの聖アントニウスをフォレスターが歌っている。セル盤にはない、原光を含む版なのもいい。フリッチャイがマーラーを残していたのも初耳で、本当に貴重な演奏が聴けてよかった。

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     2021/03/01

    ラフマニノフの中でも、私が大好きな2曲がカップリングというのが最高!どちらも、セガンらしく、今までの演奏とは、一味違う演奏効果が聴かれ、へぇ〜ここでこんなバランスで再現されるんだという発見があって新鮮だ。デュトワとの録音が個人的に往年のフィラデルフィアサウンドとイメージが違ったので、ようやく理想のフィラデルフィアサウンドのラフマニノフが聴けた悦びに感無量です。

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     2021/03/01

    BWV.532が拾い物。こんないい曲があったなんて、オルガン曲全集を持っていたはずなのに恥ずかしい。編曲も素晴らしく、ストコフスキーのようにオーケストラの劇的効果が前面に出すぎるのではなく、あくまでも宗教音楽としての佇まいを崩さない匙加減がいい塩梅で感動的。ラフマニノフも同様で、落ち着いて聞ける。でも、BWV.532はブラスでやっても面白そう。コラールは練習でも一部をやったような記憶があるから、バッハとブラスは相性がいいと思う。

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     2021/02/28

    オルガン版展覧会の絵は何種類も持っているが、トランペットとのデュオはグッドアイデア!想像以上にベストマッチで、マイルスのアランフェス以来の衝撃と言っても過言ではない。とてもトランペット1本とは思えない表現力に舌を巻く。物置に眠っているペットをまた練習しようかしら。

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     2021/02/28

    チャイコフスキーはSACDだったのに、ノーマルCDなのはやや残念。しかし、美しい音で申し分ない。法悦の詩は、生で聴くとオルガンも加わりとてつもないサウンドだが、家庭ではさすがに同じ音量で再生という訳にもいかないので、どうしても箱庭的な印象になってしまうが、合唱が加わるクライマックスは感動的。もっと、このバージョンの録音が増えるといいと思う。

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     2021/01/25

    エロイカはさすらう若人の歌が聴きたくて、同レーベルのCDを持っているが、他の曲は、他レーベルを所有。手持ちのブラ1のSACDがフィナーレで音が乱れるので、今回シングルレイヤーがCD(4枚組)よりお値打ちなこともあり、思い切って買い直した。独特の低域重視のマスタリングは、好みが分かれるだろうが、私の好みには合っている。どちらかと言うと、LP以来ブライクトロン盤の方を愛聴しているのだが、写真で見ると、低弦センター配置。やはり、センターからドーンを低音が響いてくるのがよいのだろう。9番は、ドンチャン華々しかったドリームライフよりも落ち着いて聴ける。シングルレイヤーだからといって凄く音がよくなった訳ではないが、一枚でどっぷりと堪能できるのは、至極の悦びを感じる。下記レヴューで初心者向きとあるが、まだまだ私も初心者なのだろう。

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     2020/11/19

    最近ヴァンスカやヤンソンスなど立て続けに購入したので、迷っていたが、まとめ買いの数合わせ程度の気持ちで購入した、しかし、聴いてビックリ!最近の演奏は終楽章が速すぎるのが不満だったが、これは、細かいテンポ変化こそあるが、全体に落ち着いたテンポで、実に色彩感豊かな曲の隠れた魅力を再認識させてくれます。このレーベル特有の低音の豊かさも相まって部屋が豪華な音の絨毯で埋め尽くされるよう。細部にも、眼が行き届いていて聴くほどに新発見がありワクワクします。4楽章など自然体でありながら、クレンペラーと並ぶ美しさと言ってよい。この指揮者は侮り難いぞ、今後も要チェックだ。

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     2020/11/17

    ブル1は、高校の頃FMでエアチェックしたのだが、空きテープがなくて、従兄から貰った語学学習用のカセットテレコと付属テープを使ったらラスト1分前でテープがなくなってしっまた。以来、テレコが壊れるまで愛聴していたが、壊れてからライヴだったことを忘れて、レコードやCDの音が記憶と違う事に不満を持っていた。今回、購入してやっとエアチェックしたのが、このライヴであることを思い出した。50年余りの年月を経てようやく長年のもやもやがすっきりと解決して本当に嬉しい。この雷鳴のように会場一杯に轟き渡るティンパニの響きこそが記憶の残っていた音だった。この時代のアボドがやっぱり最高だ!

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     2020/06/18

    入荷まで随分と待たされたが、待ったかいがありました。初期のペンデレツキやリゲティ、そしてクセナキスを全部一つにまとめたような、まさに現代音楽の玉手箱。私のように、難しいことはいいからひたすら音響の渦に飲み込まれたい人向きの分かり易い曲です。もうキングコング対ゴジラみたいで、ぶつかり合う音の饗宴にワクワクします。

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