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　2021/03/05

驚くほど音が良くなっています。高音域のきつさが取れてかなり聴きやすくなっています。その分モノラルっぽい音ですが、それを補って余りあるリマスターだと思います。音楽がしなやかさを増し今までとは違うトスカニーニを感じられます。曲にムラがありません。凄いの一言です。ベートーヴェン交響曲全集のマイ・ベスト！

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　2021/03/05

例えば「春のきざしと乙女たちの踊り」。他では聴かれない鮮烈な表現で野性的、「音楽学」的演奏とは一線を画しています。このころのちょっと尖がっていたアバドは円熟したベルリンフィル時代とは違う魅力があります。このスタイルで「火の鳥」を全曲録音して欲しかった！

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　2021/03/05

冒頭の1音からノックアウトされてしまう衝撃の名演。激しい部分も優しい部分も感情を排した冷静な表情がそこはかとないニュアンスを醸し出します。問題は録音で低音部が全然伸びない！今回のリマスターで少々改善されましたが…

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　2021/03/05

この「驚愕」の演奏は心臓によくありません！ほんとにびっくりします！ライブ録音なので聴衆の反応が少し笑えますよ。オカルト的なところはここだけ。あとはハイドンはこんなに素晴らしい音楽だったのか！と、アッと言う間に2枚共聴きとおしてしまいます。録音もライブとは思えないほど秀逸です。

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　2021/03/05

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管との演奏も名演でしたが、こちらはスケールがさらに大きくなり、第3番が後期交響曲群と全く遜色のない作品であると実感します。特に終楽章ラストの部分、果てしなく続く地平線の彼方に巨大な夕日が真っ赤に天空を染め上げ、ゆっくりと、ゆっくりと沈んでいくような…そんな印象を感じさせてくれます。ブルックナーファン必聴の名演です。

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　2021/03/05

強烈なバックのもとアシュケナージもいつになく気合の入ったような演奏です。特に第4番の終楽章は聴きもの。激しくぶつかり合う火花飛び散る名演！録音はCDフォーマットでここまでできるのか！？という位素晴らしく音が改善されています。DECCA本来のサウンドとはこんなに生々しかったのですね。

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　2021/03/05

少し早めのテンポで颯爽かつ重厚な演奏です。解説ではリマスターのことに触れていませんが音は確かに明瞭で改善されています。

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　2021/03/04

「新世界より」のこの演奏を初めて聴くのでしたらまずは第3楽章から聴きましょう。クライバーも真っ青の急速なテンポで一気に駆け抜け圧倒的な爽快感を味わえます。民族色？あぁ、どっかに忘れてきてしまったようですがこのようなドボルザークもありだと思います。その他の曲も血沸き肉躍る若き日のバーンスタインの面目躍如たる名演です！

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　2021/03/04

オリジナルのジャケットってこんなだったのですね。演奏はこの曲が好きな人なら一度は聴いておきたいジャズ・フィーリングに溢れたもので特選ものだと思います。ブルースペック化でオケ部分はかなり音質が改善されていますが、肝心のピアノの音がこもったまま。ちょっと違和感を感じたので☆一つ減点と言うことで...

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　2021/03/04

とある音楽評論家の先生が「古い器に入れた新しいワイン」と評されていましたが、けだし名言！偶数番号の作品は以前から高く評価されていましたが、どうしてどうして奇数番号の作品も聴かせますよ！でもベストはやっぱり「田園」のさわやかで重厚な（変な表現ですが）演奏だと思います。リマスターはいまいちと言う感じで少し高域が痩せています。

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　2021/03/04

クナッパーツブッシュのブルックナーのセッション録音のセットで改訂版を使用しています。ハースだのノヴァークだの関係ありません。皆でクナさんの至芸とも言える演奏を聴きましょう。痩せた録音だった8番がこんな充実した音だったとは！

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　2021/03/04

ヨッフム2度目の全集で演奏はともかく録音が悪いとの評価がありました。
今回のリマスターは成功だと思います。金管群が泣けてくるぐらい美しく朗々と響きます。シュターツカペレ・ドレスデンはやっぱりいいなぁ！

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　2021/03/03

BSで放送されていたプレスラー氏の日本公演ライブを見て(聴いて)、アンコールで演奏された「月の光」がなんと感動的だったことか！そこで思わずこのCDを購入した次第です。心の襞に優しく沁みとおるような、これほど素敵なピアノはちょっと聴けません。日本公演では演奏終了後観客総立ちのスタンディングオベーションだったのは頷けます。その感動がこのCDでも感じられます。隠れ名演とはこのような演奏を言うのでしょうか？是非皆さんに聴いて欲しい1枚です！

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　2021/03/03

今回のグランドスラム盤は悪くはないのですがあえて追加で購入する、買い替えるほどの魅力は感じられませんでした。現在ワーナーから発売されている廉価盤よりは生気と迫力を感じますが…☆は録音評で演奏は☆5つです。

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　2021/03/03

このグランドスラム盤はやはり音がどういう風か？というのが焦点になると思います。CDのみでの私の印象ですが、ソニークラシカルのブルースペック盤より音がおだやかです。ソニー盤の方は生々しく迫力がありますが高域がややきつく感じられます。香港ソニーのK2HDと比較すると音が少し乾いたカサカサした感じです。同じ音源ですが聴いた印象がそれぞれ違います。このグランドスラム盤は「絶対これ！」という決めてにはかけるかもしれませんがアナログ的な音が好きな方には良いかと思います。☆の数は録音評価で演奏は☆5つです！やっぱり！