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鬼才シュタイアーがハルモニア・ムンディに帰ってきました!

2003年11月1日 (土)

モーツァルトの受けた音楽的影響を明らかにする凝った選曲&見事な演奏!
鬼才シュタイアーならではのモーツァルト・アルバム


シュタイアーがハルモニア・ムンディに帰ってきました。1995年にヘレヴェッヘとおこなったシューマンのピアノ協奏曲のレコーディングを最後に、以後はテルデックの専属アーティストとして活躍していたシュタイアーですが、今回、WARNER MUSICの方針変更に伴い、アーノンクールのBMG(&ドイツ・ハルモニア・ムンディ)への転籍同じく、シュタイアーも同社を後にすることになりました。
 シュタイアーが選んだのは古楽界の雄、ハルモニア・ムンディ・フランスで、リリース第1弾がハイブリッドSACD(通常のCDプレーヤーでも再生が可能なスーパーオーディオCD)での発売というのもアーノンクールと同様。

 シュタイアーのモーツァルト演奏は、これまでに、レザデューとのピアノ四重奏曲第1番&第2番(ドイツ・ハルモニア・ムンディ、廃盤)、コンチェルト・ケルンとのピアノ協奏曲第9番&第17番第18番&第19番があり、いずれも高い評価を獲得してきましたが、独奏曲は今回が初めて。

 演奏はいかにもシュタイアーらしい見事なもので、そのメリハリの効いた小気味良いダイナミズムが雄弁な表現力に結びついており、「優雅な」モーツァルト像との決別を聴き手に促すかのような説得力に満ちています。

 選曲も凝っています。名技的・即興的作風が面白い『グルックの主題による変奏曲』、バッハへのオマージュとしてつくられたユニークな『小さなジーグ』、ヘンデルの作風に倣った『組曲ハ長調』、アダージョで始まる典雅なソナタ第4番、そしてドラマティックに深化した傑作ソナタ第14番と幻想曲ハ短調というラインナップは、モーツァルトの受けた音楽的影響を明らかにしながらその本質に迫ろうという、バロック音楽に精通したシュタイアーならではの実によく考え抜かれたものと言えるでしょう。

   録音会場にはヘレヴェッヘがよく使っているケルンのシュトルベルガー・ザールが選ばれており、楽器の美しい響きがよく捉えられています。


W.A. モーツァルト:ピアノ作品集
◆組曲 ハ長調 K.399(385i)
◆ジーグ(小さなジーグ) ト長調 K.574
◆ソナタ第4番 変ホ長調 K.282
◆グルックの歌劇『メッカの巡礼』の「われら愚かな民の思うは」による10 の変奏曲 ト長調 K.455
◆幻想曲 ハ短調 K.475
◆ソナタ第14番 ハ短調 K.457

アンドレアス・シュタイアー(ピアノフォルテ)

使用楽器:アントン・ヴァルター・モデル(1785年、ウィーン)のモニカ・マイによるレプリカ(1986年、マールブルク)

2003年3月、ケルンのシュトルベルガー・ザールにおけるデジタル録音
プロデューサー:マルティン・ザウアー
エンジニア:トビアス・レーマン(TELDEX STUDIO)
編集:フィリップ・クノップ(TELDEX STUDIO)


シュタイアーのプロフィール

 アンドレス・シュタイアーは1955年、ドイツのゲッティンゲンに誕生。ハノーヴァーとアムステルダムでレオンハルト、コープマン、アーノンクールに師事してピアノとチェンバロなどを学んだ彼は、1983年から1986年までドイツの古楽アンサンブル“ムジカ・アンティクヮ・ケルン”のチェンバロ奏者として活躍。そして1987年から1996年にかけてはバーゼル・スコラ・カントルムで教えながらソリストとして活動。やがて、フォルテピアノとチェンバロのスペシャリストとして国際的な評価を獲得してゆきます。
 もともとアンサンブルの一員としてスタートしたせいか、シュタイアーはリートの伴奏や、室内楽奏者としての演奏も見事で、クリストフ・プレガルディエンやルネ・ヤーコプス、アンナー・ビルスマ、ファビオ・ビオンディといったアーティスト達と数多く共演しています。
 レコーディングにも熱心に取り組んでおり、ドイツ・ハルモニア・ムンディやテルデックですでに多くのアルバムを制作しています。


シュタイアー・ディスコグラフィ(カッコ内は制作年)

【アルヒーフ】
■C.P.E.バッハ&W.F.バッハ:2台のチェンバロのための協奏曲
 ムジカ・アンティクヮ・ケルン
■J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲、三重協奏曲(1988)
 ムジカ・アンティクヮ・ケルン

【ドイツ・ハルモニア・ムンディ】
■ボッケリーニ:ピアノ五重奏曲(1988)
 レザデュー
■C.P.E.バッハ:ソナタ&ファンタジア集(1989)
■J.S.バッハ:クラヴィーアファンタジーエン(1989)
■C.P.E.バッハ:ピアノ協奏曲&交響曲集(1990)
 ヘンゲルブロック指揮フライブルク・バッロクオーケストラ
■C.P.E.バッハ:室内作品集
 レザデュー
■バッハの息子たちの室内作品集
 レザデュー
■J.S.バッハ:パルティータ全曲(1994)
■ドゥシェク:ソナタ集 Vol.1(1989)
■ドゥシェク:ソナタ集 Vol.2(1995)
■ハイドン:ソナタ集 Vol.1(1991)
■ハイドン:ソナタ集 Vol.2(1993)
■ハイドン:ソナタ集 Vol.3(1993)
■モーツァルト:ピアノ四重奏曲(1992)
 レザデュー
■無秩序の中の喜び〜パーセル、ロック、ほか:リコーダー作品集(1995)
 メメルスドルフ(ブロックフレーテ)
■D.スカルラッティ:ソナタ集 Vol.1(1991)
■D.スカルラッティ:ソナタ集 Vol.2(1992)
■シューベルト:美しき水車屋の娘(1992)
 クリストフ・プレガルディエン(T)
■シューベルト:シラー歌曲集(1993)
 クリストフ・プレガルディエン(T)
■シューベルト:ゲーテ歌曲集(1995)
 クリストフ・プレガルディエン(T)
■ハイネの詩による歌曲集(1995)
 クリストフ・プレガルディエン(T)
■シューベルト:冬の旅(1989)
 ミヒャエル・ショッパー(Bs)

【カプリッチョ】
■ドゥシェク:ピアノ協奏曲集(1995)

【ハルモニア・ムンディ・フランス】
■シューマン:ピアノ協奏曲、ほか(1996)
 ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団

【トーロフォン】
■シューベルト:合唱曲集(1997)
 北ドイツ・フィグラル合唱団

【テルデック】
■ファンダンゴ(1999)
■バッハ:トランスクリプションズ(1998)
■バッハ:プレリュード&フゲッタ(2000)
■ベートーヴェン、クルフト、ラハナー:歌曲集(1999)
 クリストフ・プレガルディエン(T)
■ブラームス:美しきマゲローネのロマンス(2000)
 クリストフ・プレガルディエン(T)
■バード:ハープシコード作品集(2002)
■クレメンティ:ソナタ集(2000)
■メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲(1998)
 コンチェルト・ケルン
■モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番&第17番(1995)
 コンチェルト・ケルン
■モーツァルト:ピアノ協奏曲第18番&第19番(2000)
 コンチェルト・ケルン
■サリエリ:ピアノ協奏曲、ほか(1995)
 コンチェルト・ケルン
■フィールド:ピアノ協奏曲集(1999)
 コンチェルト・ケルン
■D.スカルラッティ:ソナタ集(1996)
■シューベルト:冬の旅(1997)
 クリストフ・プレガルディエン(T)
■シューベルト:マイアホーファー歌曲集(2001)
 クリストフ・プレガルディエン(T)
■シューベルト:ピアノ・ソナタD.845,D.946(1996)
■シューベルト:ピアノ・ソナタD.958-960(1997)
■シューベルト:ディヴェルティメント(1998)
 アレクセイ・リュビモフ(P)


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