オールソップ&ウィーン放送響/ジョン・アダムズ:シティ・ノワール、他
2024年03月06日 (水) 16:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
ジョン・アダムズ:シティ・ノワール
現代アメリカを代表する作曲家のひとり、ジョン・アダムズの作品集。このアルバムには彼の代表作『シティ・ノワール』を含む3つの作品が収録されています。
冒頭の『シティ・ノワール(City Noir)』は1940年代から50年代のロサンジェルスの文化と社会史からインスピレーションを受けた「想像上の映画音楽」と彼が呼ぶ作品。巨大なオーケストラを縦横無尽にあやつるアダムズの手腕を知ることができます。
『フィアフル・シンメトリーズ(Fearful Symmetries)』は彼がオペラ『中国のニクソン』を成功させた時期の作品。管弦楽にシンセサイザー、サクソフォンなど多彩な楽器を加えた、いわば変型版ビッグバンドとも言える編成で、打楽器などのサンプリング音源も用い、蒸気機関で動く機械を連想させるミニマル風の曲です。
指揮者のマリン・オールソップはカブリヨ現代音楽祭で活動を始めた30年以上も前からアダムズと協働を続け、その間に彼の作品を数多く演奏してきました。今回は彼女の手兵であるウィーン放送交響楽団とともに愛するアダムズの作品を演奏、共感溢れる音楽を披露しています。
アルバムの最後に置かれた『ローラ・モンテスはスパイダー・ダンスを踊る(Girls of the Golden West - Lola Montez Does the Spider Dance)』は、オールソップがカブリヨ現代音楽祭を離れる時にアダムズが彼女のために書いた曲で、短いながらも温かい心情、ユーモアにあふれた作品です。(輸入元情報)
【収録情報】
アダムズ:
1. シティ・ノワール(2009)
I. The City and its Double -
II. The Song is for You
III. Boulevard Night
2. フィアフル・シンメトリーズ(1988)
3. 黄金の西部の娘〜ローラ・モンテスはスパイダー・ダンスを踊る(2016 rev.2020)
ウィーン放送交響楽団
マリン・オールソップ(指揮)
録音時期:2022年5月31日〜6月2日(1,3)、12月1,3日(2)
録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール&オーストリア放送協会大ホール
録音方式:ステレオ(デジタル)
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