ベッリーニ(1801-1835)

ベッリーニ(1801-1835) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

152件
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  • 女声二人ラドヴァノフスキーとディドナートの出来が素...

    投稿日:2022/08/03

    女声二人ラドヴァノフスキーとディドナートの出来が素晴らしく、男声二人カレヤとローズは決して悪くはないものの霞んでしまうほどです。METの常連リッツィがこの作品にかける熱意は並々ならぬものがあり、オケとコーラスから力強く、かつ美しい演奏を引き出しています。画質・音質とも良好です。

    好事家 さん

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  • ベッリーニ26歳の力作。ただし、3年後のベッリーニ傑...

    投稿日:2022/03/24

    ベッリーニ26歳の力作。ただし、3年後のベッリーニ傑作の森「カプレーティとモンテッキ」「夢遊病の女」「ノルマ」と比べるとベッリーニならではの旋律美がいささか足らず、それがあまり上演されない原因になっていると思う。今回ベッリーニ生地カターニアでの録音はヒロインを歌うラトヴィアのソプラノ、マリナ・レベカが自らプロデュースしたセッション録音。わざわざ「これはライヴではありません」と書かれている。それだけ用意周到に行われたものだけあって驚くべき高水準な演奏になっており、作品の欠点を吹き飛ばす。レベカもド迫力だが、メキシコのテノール、カマレナの高音連発も凄い。他の歌手も皆大変優れており、カターニアのオケ、合唱も文句なし。優秀録音。20年くらい前、イタリアの地方でのオペラ録音は一人優れた歌手がいて、あとはそれなりののんびりしたものが多かったが、今はレベルが違う。更に、装丁、対訳付きのブックレットも大変結構で、制作者のCD愛に満ちている。ベルリン・フィル制作盤のような高額でもないし。こういう素晴らしいCDをすぐ廃盤にしないことはできないだろうか。

    フォアグラ さん

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  • 「夢遊病の女」の舞台映像は4つ見たが、私は総合的に...

    投稿日:2021/07/21

    「夢遊病の女」の舞台映像は4つ見たが、私は総合的にはこれが一番良かった。その第一の要因は何と言ってもスイスの自然を表現した舞台の美しさだ。変なおふざけもなく、哲学的な意味合いを求めて深読みする必要もない、ただただ美しいだけの舞台。ベッリーニの極上の音楽にはそれだけで十分ではないだろうか?こういう本来なら当たり前のはずの演出が近頃少ないだけに逆に新鮮に感じた。アミーナはエヴァ・メイが一番上手いと思ったが、このグティエレスという歌手は、明るい鈴のような美声のメイとは対照的に暗めの声が印象的だ。シラグーサはメトロポリタンのフローレスと甲乙つけがたい。アライモの安定感もさすが。願わくば、こういう演出でロッシーニの「ウィリアム・テル」を見てみたいものだ。

    グー さん

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  • ある意味真面目に取り合ってはいけないのがベッリーニ...

    投稿日:2021/07/18

    ある意味真面目に取り合ってはいけないのがベッリーニというものだと思うのだが、その考え方で言うと「清教徒」はともかく歌唱を聞くもの、だと思う。そういう意味ではこのディスクは何はともあれパヴァロッティを、Ah te o caraを聞くべきであって、その為だけに持つ価値のある録音だと思います。パヴァロッティはアリア単独での録音もあるのですが、この全曲盤での歌唱も実に見事。サザーランドは、勿論いいのだけれど、まぁ、ともあれパヴァロッティです。

    Verdi さん

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  • グルベローヴァ55歳の舞台、エルヴィーラを歌うには若...

    投稿日:2021/03/19

    グルベローヴァ55歳の舞台、エルヴィーラを歌うには若くはないが、全く衰えはない。この翌年ボローニャ歌劇場と来日してエルヴィーラを歌い、さらに10年以上この役を歌っていた。 コンチェルターテでオーケストラと合唱の中を切り裂くように突き抜けるパワーと、一方で弱音のゾクゾクする程の張り詰めたコントロール、切れ味の良いアジリタ、どれも素晴らしい。 ホセ・ブロスも好調で輝かしい声、逡巡するアルトゥーロの心情の表現など充実した出来だ。第3幕の二重唱は実声ギリギリまで頑張ったがFには届いていない。 オルフィラのジョルジョは声は充分だが、もう少し表現力が欲しい。 ハイダーは当時グルベローヴァのパートナーで、来日公演でも指揮した。オペラを心得た適切な指揮、小気味良いテンポで歌手を引き立てる。 良く行われる範囲での慣習的なカットや変更がある。

    Cherubino_492 さん

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  • ディドナードのロミオもキャベルのジュリエッタも、憂...

    投稿日:2020/03/12

    ディドナードのロミオもキャベルのジュリエッタも、憂いが乗った声で繊細さと伸びやかさが両立している。二重唱が重要なこのオペラで、二人の陰影に富んだ表現は聴かせどころだ。ピルグは新国立劇場のネモリーノやウェルテルで日本での人気も急上昇、ここでのテバルトも輝かしい声と端正な表現で魅了する。ルックスも良いのでクリスチャン・ラクロワの衣裳が良く似合う。指揮のフリッツァは、オーケストラからイタリアの響きを引き出すのに成功している。演出は舞台の作りも所作も様式的なもので、その範囲では美しい。リアルから離れた世界感なので、最後の捻ったまとめ方も納得できる。ただ第1幕のジュリエッタのアリアで、洗面台みたいな所によじ登って歌わせたのは歌い難かったと思う。

    Cherubino_492 さん |60代

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  • なんと美しいメロディーにあふれている作品だろう。 ...

    投稿日:2019/10/30

    なんと美しいメロディーにあふれている作品だろう。 この美しさはドニゼッティにもヴェルディにもプッチーニにもない。 また、パヴァロッティとギャウロフの美声に酔いしれることが出来る録音でもある。 サザーランドもここではそれほど癖の無い歌い方をしている。

    ユローヂィヴィ さん

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  • スカラ座管弦楽団の演奏ではトップクラスの録音ではな...

    投稿日:2017/07/30

    スカラ座管弦楽団の演奏ではトップクラスの録音ではないだろうか。 シンフォニアの素晴らしいこと。 音質もいい。 54年にもセラフィン指揮、スカラ座で『ノルマ』は録音しているが、この60年の録音はカラスの総決算という感じがする。

    ユローヂィヴィ さん

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  • グルベローヴァのソプラノは、すばらしい。 ベッリー...

    投稿日:2016/10/23

    グルベローヴァのソプラノは、すばらしい。 ベッリーニのオペラアリアが聴きたくて購入しました。 本アルバムには、1968年のオペラデビュー後24〜34年の録音が収められています。いずれも感情が入っていて、心に伝わってきます。 Nightingale *cl* No:NC001024(発売2012年08月25日)は、「これからグルベローヴァを聴いてみよう」という方にもお薦めの1枚だと思います。

    HQ さん

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  • NHKのイタリア・オペラ団でスリオティスとコソットの...

    投稿日:2016/10/03

    NHKのイタリア・オペラ団でスリオティスとコソットのこの曲を聞きにいったら初日の不調でスリオティスが降りてしまい、代役は比較すべくもなくてコソットばかりが目立つという始末だったのを思い出す。この盤でのスリオティスは絶好調で、力強く美しい。カラスと比べるのはギリシャ生まれの宿命とはいえ気の毒だが、ああいう表現のヒダの深さをまだ20代半ばだったスリオティスに求めるのは酷で、一幕はややモノ足らないが、二幕は充分感動的だ。コソットも最高のアダルジーザだが、それ以降の絶頂時に比べると声は柔らかく若々しい。ただそのためノルマとアダルジーザの年齢差とかがあまりくっきりしない憾みは否定出来ない。デル・モナコは負傷後の声だが、輝かしさは減じていないが、少し声が細くなっていると言うか剛直さが失われている。まぁ、若くなっているともいえなくはない。ヴァルヴィーゾはここでは可もなく不可もなしというところかなぁ。カラスを聞くなら私はステレオ盤より音は良くなくともヴォットーとのミラノ・ライブをとる(シミオナートのアダルジーザのためも大いにあるが)ので、ステレオのファースト・チョイスとしては当盤としたい。

    mari夫 さん

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ありがとうございました

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