トップ > My ページ > トラトラトラ さんのレビュー一覧

トラトラトラ さんのレビュー一覧 

検索結果:70件中31件から45件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/10/13

    正直無伴奏バァイオリンのためのソナタとパルティータというのは難しい。
    初めて聴くときにはそれまで聴いてきた偉大なバァイオリニストの思い出が
    蘇ってきて今聴いている音楽を邪魔する。だから、よく聴いてみなければめったなことは言えない。
    そして、サントリーホールでスラトキンとセントルイスフィルとの組み合わせでメンデルスゾーンの協奏曲を聴いていらいずーっと特別な思いのある演奏家でもあるのでなかなか判断がつかない。とても個性的な演奏である。これはさすがであると思う。そして全体に安定した演奏であるので良い演奏なのだろう。しかし、派手な印象の演奏ではない。青磁とか白磁とかそういう世界の演奏のように思えるときもある。しかし、そうでない時があってその時の音楽が単なる激情なのかなにか意図かがるのか見極めるのにまだしばらく時間がかかりそう。しかし、そのようにいろいろと考えながら聴く時間は楽しいものであるのでそういう意味では良い演奏なのだろう。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/09/01

    このCDを聴きながら天才の閃きというか、創造の原点というべきものを感じ取ろうと考えて購入した。オリジナル版の楽譜が使用されているらしいし、ブルックナーは親切な周りの有名ではあるが、凡人のティストに合わせて自分の作品を改定していった悲しい天才である。その天才の本心はどんなものなのかヒントでも見いだせたらよいと思った。指揮者のインバルは才能に満ちた指揮者であることは多くの実演体験からわかっていたが、こういうことをやらせると彼の才能がさらに生きてくることが分かった。彼の指揮とオリジナル重視の楽譜によってかこれまでとは一味違う別の魅力をもつブルックナーを聴けたのは本当に良かった。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/08/17

    ケンペの名歌手目当てに買ったが残りのオランダ人もローエングリンも良い。
    どのように良いかというと正統派の音楽だなぁ、という印象。ローエングリンも名歌手もオランダ人もいろんな演奏家で聴いてきた。それからいうと一歩引いた地味さがあるのは事実である。とくに名歌手。しかし、その地味さゆえに本物の味わいのようなものが感じられる。また、歌手の歌う歌詞が聴き取りやすい。これも大きな長所だと思う。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/06/20

    カラヤンは嫌いだからという人がいたとしても、このボックスに集められた音楽を録音するために集結した叡智の総量はものすごい物です、否定できません。今の時代、これだけの人とカネを集めて録音するなんて事は夢のまた夢です。考え方を変えれば、カラヤンのせいで生じたマイナスは微々たる物だと思うし、カラヤンもそういう回りの人たちの努力を無にしないように頑張っているのは聴き取れる。絶対に持っておきたい箱だと思う。ただ、オペラの歌詞の対訳があればもっと広くの人に勧められるのにと思うと惜しい。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/08/29

    以前は60枚組で曲がメチャクチャな並びで発売されていました。つまり、このCD箱のHMVの解説にでている出ているような並びです。これが50枚組に成りBWV番号順にきちんと並んでいます。これは凄いことではないでしょうか!!この演奏は以前から聴いていますが聴いていてイラッとしない点がホントに素晴らしいです。ときどき牧歌的すぎるかなともおもいますが、それさえもキリスト教的に思えます。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/08/20

    画面は解像度が低いだけで昔だったら文句も出ない映像だったろう。
    VCRレヴェルよりはまし。演奏の内容は素晴らしいのひとことですね。サントリーホールに通い詰めていた頃を思い出しました。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/08/09

    この全集は透明プラステック製のケースに一枚一枚入れて売っていた頃に
    買いました。これまで長い間聴いてきた感想です。これは本当に真面目な演奏だと思います。一音一音本当に真面目に考えて演奏しています。いわゆるドイツ風というか伝統的なやり方に安直に頼らないできちんと考えてやっているところが現代風というか現代人の耳になじみやすいのかもしれませんがこの演奏の基本にあるのは真面目と誠実さです。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/13

    パルシファルは入っていない。それ以外は、主要なオペラは網羅されている。音は、素晴らしいと思う。当時の劇場の雰囲気とか熱気が生々しく蘇ってくる。演奏は、大物歌手を中心に据えた演奏であるように思われる。
    しかし、指揮者は水準が低いというわけではない。ボダンスキーもウィーンでマーラーの助手をやっていたそうだ。ただ、自分の個性を強引に押し出さない。まずは、大物歌手が前面にでる演奏。それでいて、正当派のしっかりした演奏である。いま、こういうスタイルは絶滅している。それだけに、この体験は、とても新鮮である。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/06

    この箱と、auditeのボックスを買えば、フルトヴェングラーのコレクションの難しい部分をだいぶ楽に攻略できる。というのも、鍵になる同曲異演をかなり攻略できるからだ。エロイカ2種。合唱3種。ブルックナー8番2種。不完全ながらマタイ2種。そのた集めるのが面倒そうなのがいろいろ入っている。肝心の音は、ノイズがないので聴きやすいが、音はとがっているような気がする。俺は、高級住宅街に住んでもいないし、最高クラスのオーディオがあるわけでもないので、いまのところこれで十分満足した。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/01

    私は、ウィーンフィルを非常に評価している人間なのでこのボックスについては好意的に見ることが出来ます。指揮者もいろいろ出ていますし、ウィーンフィルのいろいろな特徴、最高の美質がこのボックスセットで楽しむことが出来ますし、しかもこのお値段ですから文句はないです。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー、マーラー。世の中のクラッシックの交響曲名曲にはウィーンフィルの音を前提として作られたような曲が多すぎますし、現代の曲もそれなりにこなすことが出来る奇跡のオーケストラです。家が火事になったとしても、この箱を持って逃げられたら最悪の喪失感もなんとか耐えられるくらいに押さえられるかもしれません。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/31

    ピアノソナタの箱は有名どころは揃えましたが、その歴代の大物と比較しても聴きやすさとか、居心地のよさとかに関してはかなりのものかと。非常にスムーズに入ってくる音楽です。録音も慎み深さがあっていいです。グールドのバッハのように、現代にベートーヴェンの魅力をアピールする良いアルバムかと思います。特に、初期のソナタのそれぞれの個性がきちんと描き分けられているのは素晴らしいですね。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/06

    評判がいまいちな『千人の交響曲』から聴いた。評判悪い理由は、よくわからないけど、『千人の交響曲』は、実演で見ても集まってる演奏者の割り意は迫力はないのでびっくりする。そういう点では、スカラ座とかのヴェルディ『レクイエム』と違うというか、この曲がようわからんかった原因でした。しかし、あれだけの人間そろえる必要あるのは、迫力のためというより、ニュアンスの幅を広げるためではなかろうかと考え、この曲に迫力を求めなくなって、違和感なくこの曲が聴けるようになった。このゲルギエフの演奏は、オペラぽい演奏です。というのは、オペラで盛り上がるときの、独唱と合唱とオケがうまい具合にまとまって行くライブ感があって、よいと思う。そして、適度にグタグタ感もスコアから引き出せているところがこの演奏のすごいところで、オペラ的な感動がある。こういうのは、いままでになかったもので、この全集は、存在価値があると思う。ほかに聴いたのは、五番と三番です。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/15

    これは、個性全開の演奏ばかりで素晴らしい。
    ただ、これで味を占めて他のも欲しくなる。たとえば、俺はマーラーの全集まで買うハメになった。そういう意味では危険な箱と言える。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/09/09

    たとえば、エルメンドルフのタンホイザー。これは、トスカニーニが練習をつけて、本番をキャンセルしたもので、トスカニーニのワーグナー全曲盤?で、音が比較的いいのはこれだけだそうです。内容的にも、トスカニーニの痕跡は明白だそうです。

    あと、ロイヤルオペラのケンペの『指環』を持っているので、ケンペの『神々の黄昏』は助かります。

    あと、マタチッチとサヴァリシュの録音が楽しみです。他は持っています。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/08/24

    マリアカラスの凄さはいずこにあるのか? カラスが歌うと、そのオペラ全体に命が吹き込まれて、生き生きとしたものになるということだと思う。そういう意味では、オペラの上演に於いて指揮者以上の影響力を持っている。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:70件中31件から45件まで表示