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　2010/08/13

　もともとシェリングは好きなヴァイオリニストなのでどうしても点が甘くなってしまうのですが、このアルバム冒頭のバッハを聴いただけで“あぁヴァイオリンていうのはなんて美しい音の出る楽器なんだろう！”と幸せな気持ちになること請け合いです。
　でも単なる美音ではなく（それはそれで好きなんですが）、やはりシェリングならではの清潔なフレージングとライブの高揚感みたいなものが一体となってとても満足度の高いアルバムだと思います。
　Vn好きは是非聴いてみてください!!

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　2010/08/09

冒頭の“夜の騎行と日の出”からとても伸びやかな音に耳を奪われます。ニュージーランド響も優秀ですが、録音がナクソスにありがちな平板さが無くとても自然で良いと思います。同レーベルにはサカリ＆アイスランド響の全集もありましたが、このコンビで交響曲全集出ないですかね？

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　2010/08/08

正直言いますとクレメル＆アルゲリッチでもピンとこなかったシューマンのヴァイオリン・ソナタなんですが、これはイザベラ・ファウストの隠れた名盤だと思います。これを聴いて初めてこの曲の良さが実感できた気がします。

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　2010/08/02

“ラ・フォル・ジュルネ”あたりで一部には有名になったP・ノイマン。モーツァルトのミサ曲全集も重要な仕事でしたがやはりバッハ！期待に違わぬ素晴らしさです。MD+Gの企画力に脱帽です。この調子でマタイも・・・是非お願いします。

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　2010/07/19

ピアノの好きな方には是非聴いて欲しいセットです。
とても思索的、内省的なベートーヴェンとシューマンですが、ドイツ系の奏者と違ってギリギリで抑制の利いた造形感覚が素晴らしいと思います。
中期〜後期は勿論、ベートーヴェンの初期のソナタ群がこれほどまでの名曲とは!!

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　2010/07/19

昨年の暮れ（収録日のすぐ後）にコヴェントガーデンで本公演観てきました。
特にロドルフォのイリンカイは要注目！
私にとってはただでさえ“ボエーム”は弱い（CD聴いただけで泣けてくる）演目なんですが、本公演でも三幕の後半から泪が止まらなくなってしまいました（傍から見たら中年の日本人のオジサンが一人で泣いてるのは異様だったでしょうが。。。）。
美術、衣装、演出はどれも“王道”と言っていいでしょう。それだけに若い歌手達のひたむきな演唱にタップリ浸れると思います。

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　2010/06/19

YoutubeでStar Wars視聴しましたが、大げさではなくこれは必聴必見です！
まさかウィンナホルンによるスカイウォーカーのテーマが聴ける日が来るなんて。。。（涙）
ありがとうFranz!!

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　2010/04/21

モーツァルトのレクィエムはブルックナー同様版の問題ばかりが取り沙汰されますが、そういう些細な（？）事はしばし忘れて音楽そのものを味わいたい時に取り出す一枚です。
どちらかと言うとメリハリの強い表現に傾きがちな曲ですけど、この演奏からは外面的な効果に捉われない“祈り”が聴こえてくるはず…。
弱音で歌われる「アーメン」に何度聴いても涙が出ます。

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　2010/04/18

シベリウスの5番はそれこそ色々な演奏を聴きましたが、やっぱりこの演奏が一番しっくりきます。特に各楽器の強弱のバランス、ブレンド具合は“完璧”と言ってもいいのではないでしょうか？
録音はEMIらしいというか、若干低音の量感不足が気にはなるものの、この曲の場合はマッチしているように思います。

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　2010/04/14

久しぶりのCD復活!!
以前復刻された際に買いそびれてしまい、“そのうち再発されるだろ”とタカをくくっていたら待てど暮らせど出る気配なし…。数年間中古屋を探し回って手に入れたセットです。
　“精緻”なんて形容されがちな彼らですが、今の超デジタルな演奏に慣れてしまうと精緻さよりもそこから滲み出る温かさに惹かれますね。。。
　私の所有しているCDの音質が若干硬めな気がするので、レーベル変更によりそのあたりが改善されている事を祈ります。

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　2010/04/04

魔笛からルサルカまでまさに完璧！最近の歌手にはない“品格”を感じます。
何度聴いても飽きることのない“永遠の名盤”です。

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　2010/04/03

若い頃はマタイを敬遠してましたが、ある時意を決して購入したのがこのセットでした。それからは随分いろいろなマタイを聞きましたが、私にとっては未だにこのアルバムがマタイの1stチョイスです。
噂に聞いていたヘルマン・マックスの指揮する合唱はさすがに素晴らしい!!
独唱陣もハイレベルです。

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　2009/12/22

確かに音質は良くないですが、彼の録音の中では決して“ヒドイ”という程ではないですよ。それよりも音質を気にしてこの演奏を聴かないのはあまりにも勿体無い話じゃありませんか！
これを聴く彼の振ったと4番とか6番も辺りも聴いてみたくなりますね。振ってるのかな〜？

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　2009/12/21

メンデルスゾーンは彼の演奏であれば、もっとキリリと淡麗辛口になるものと勝手に想像してたのですが、聴いてみれば意外に“渋甘い”演奏にビックリ。
全体的にウェットな質感は伴奏によるものでしょうか？
白眉はやっぱりシューマンですかね。オケの音色もピタリとハマってます。

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　2009/11/22

小学生の頃LP（!!）で買って以来、いまだに杏里の最高傑作だと思ってます。
「COOL」も「Timely」もいいアルバムですけど、今聞くと若干時の流れを感じる部分もあるのに対して、何故かこのアルバムは時代を感じさせない新鮮さがありますね。
リマスター＆紙ジャケ万歳!!今サンパウロ在住ですが、思わず購入しちゃいました…。