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ほんず内閣総理大臣 さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/09/29

    レヴァインの比較的初期のレコーディングに当たるブラームスを集めたセット。結論から言うと「玉石混交」であります。では順に。交響曲では第2番と第3番が良い出来です。いずれも無理に大仰になることなく、抒情味を活かして落着きのある好演となりました。それに比してよくないのは第1番と第4番。焦点が定まらず、「まあ、いいか」的なイージーな進行のうちに終始しております。力の感じられないモヤモヤした演奏。ピアノ協奏曲は逆になんだか騒々しい。ニュアンス不足で、曲の魅力が伝わってこなかったな。「ドイツ・レクイエム」は傑作。声楽の扱いのうまさはさすがレヴァインで、またコーラスも実に美麗な仕上がり。名演といってよいでしょう。このボックスを聴き終えて、実は一番ステキだと思ったのは、協奏曲のフィルアップの歌曲集。ソリストたちの美声も相俟って、ビューティフルな曲がいっそう魅力的となりました。聴き惚れましたぜ。録音は、交響曲の第1・4番がなんだかよくない。カサついて美しくない。ほかは優秀。「ドイツ・レクイエム」と歌曲集の充実ぶりをたたえ、星は4つとしましょう。

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     2013/09/28

    「復活」は残念な出来でしたが、この第6番は結構かと思います。「復活」に顕著だったテンポの落ち着かない揺れがほとんどなく(第4楽章にあるのは惜しい)、だいたい落ち着いて聴けます。アプローチは至極まっとうなもので、はみ出しはなし。響きも含めてやや軽めかもしれませんが、妙なあざとさがないのはいいことでしょう。ただ、特に「売り」もないんだなあ。特別な気構えというか、踏み込んだ「力」は欲しいね。名演とまではいえないにせよ、好演くらいにはなりましょう。

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     2013/09/28

    前の方は酷評していますが、私はこのディスク、いいと思いますよ。グラーフさん指揮のオーケストラが実にカラフルでチャーミング。充分に力強くもあり、全体を弛緩することなくしっかり牽引しています。テノールのクンデさん、主にイタリアオペラで主役を張っている歌手で、来日もしているんですな。美声だし、高音域が万全で、安心して聴けるのが何よりも結構。『大地の歌』を歌うヘルデン・テノールの皆さん、高音がツライ方が多いのでねえ。第1曲は大いによし。第3・5曲はもっと柔軟に、もう少しリリックにしてよかったな。ヘンシェルさんはまずまず。大歌手たちみたいに歌い過ぎないのは結構じゃな。録音が超優秀で、オーケストラが目の前にいるかのよう。明瞭でカラフルで、とてもビューティフル!ヒューストン交響楽団も立派な演奏。しかもこれ「ライヴ」と書いてあります。大したもんじゃありませんか。総じてやや楽天的な印象はありますけれど、このディスク、私は大いに楽しみましたよ。

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     2013/09/26

    2枚組で有名曲4連発。どれもオケをしっかりと鳴らして、いかにもシュトラウスらしい魅力をしっかり作っています。ヤルヴィさんは意味不明の暴走演奏を近頃よくやりますが、これらはみなよいテンポにて結構。正直なところ、特別なセールスポイントはないかもしれないのですが、スタンダード的な感じでいいですかねぇ。オケはよくやっていて不満なし。録音はシャンドス好みの、やや飽和した音響で、もうちょっと細部が明瞭でもいいですかねぇ。なお、「アルプス交響曲」で、嵐の直前のところで音が途切れるブランクが5秒くらいあります。昔のレコードならちょうど面を換える当たりの時間帯に当たるので、そういう時代のマスターの名残りかな。だとすると手抜きだな。違うなら編集ミスであり、それもまた良くないな。といふ欠陥あり。いかんですぜ。(-_-;) それで減点。

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     2013/09/26

    みなさまの高評価はごもっともで、確かに名演。曲が持つ振幅の大きさをそのまま音にして、はみ出しもなくしかし不足もない。20世紀の音楽においてラトルさんがみせる手腕の鮮やかさは本当にすばらしい。才能の横溢、存分に感じさせます。最後にブリテンが付くってのも実に絶妙。このプロデューサーの見識は大したもんだな。オケも見事な腕前。ベルリンやシカゴと何にも引けを取りません。録音もいいんじゃないですか。細部も明瞭だし、量感もしっかりありますよ。すばらしい!

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     2013/09/26

    いや〜、曲目も含めて実にいいっすね〜。抒情が際立つ曲のカップリングで、そしてまさしくその期待通りの出来栄えです。ブラームスは例の有名な第3楽章が実にすばらしい!儚げに、たゆたうように歌うオケの何と美しいこと!もちろん、全体に力もあり、立派な出来栄えであります。ラヴェルは繊細さよりも音の綾を縦横につむいで巧みに遊んでいるかのような印象。実演ならではのスタイルで、ま、これはこれでいいんじゃない。録音は新しいわりにやや良くない。ヒスが感じられ、大味なバランスですかなあ。でも鑑賞には問題ありません。なお、ライナーノートで、ジャン=イヴ・ブラなる人物が、ジュリーニはブラームスの交響曲第3番を1968年まで演奏していないと書いておりますが、周知のように、ジュリーニさんにはフィルハーモニアを振ったEMIの全集があり、1960年に第3番を録音しております。文は平心に読めば、演奏とはコンサートのことだけに限っておりませんので、「何言ってんの?!」といふところです。どうもこのヴァイトブリックのシリーズには変なライナーノートが多いなあ。いかんです。

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     2013/09/25

    ま、みなさまのおっしゃることはその通り。個人的には、とにかく美しいオーケストラ演奏が極上の録音で聴けたことに何よりも喜びを感じ、満足したといふところです。この曲は確かに毒も皮肉もありまして、平和なムード一辺倒じゃないし、「腹に一物」というところがあるんですけど、でもこうして丹念に磨き上げられた場合に至福の美を味わえるのも事実。よいと思います。録音も最高。「美演」として賞賛申し上げたく存じます。

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     2013/09/24

    「いま、帝王の時代を再検証する!」というサブタイトルがあるのですが、やっぱり全体のコンセプトがよくわからない気がします。この2013年段階でカラヤンの業績や意義を検証し直す、この企画自体をもっときちんと説明する必要がありましょう。今年は生誕105年で特に記念の年でもないし、特に大量のディスクが出るわけでもないし。再検証のコンセプトははっきりさせてほしいな。そういう不満を持つのは、結局このムックの出来栄えが不満だからなんですよね。例えばまずカラヤンの音楽とはいかなるものであったか、しっかり聞きなおすのはどうでしょう。まずは膨大なレコーディングについて、彼のレパートリーのトレンドの分析をする。演奏の特徴、テンポやダイナミクスの分析をし、録音する度の変化を挙げる。そして実演での彼について同様な試みを行う。特に実演を多く聴いた人の証言を集め、また没後に多くリリースされるようになったライヴ録音のディスクを俎上に載せる。とにかく実演での彼はレコーディングとは大違いの姿を見せてもおり、そこにしっかり触れないとね。次に、今や古楽器隆盛のおり、カラヤンの演奏様式はいかに評価されるべきか、検討する。単なる「時代遅れ」ではなく、そのスタイルの持つ意義をきちんと評価すること。次なるポイントは、カラヤンの影響。彼によって興隆したのはレコード産業なのか、音楽家育成なのか。彼のおかげでどういうレパートリー(作曲家)がメジャーになったか。いろいろありましょう。ま、とにかく、期待するような検証がない(ないし希薄)であるとしか思えない出来栄えです。残念至極。

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     2013/09/24

    大作曲家の「未完成」作品を対象として、各種の「都市伝説」を検証し直してあらためて実際のところを探った本。ミステリーに類するケースもあれば、先入観にとらわれて誤解したケースもあり、どれもなかなかに興味深いであります。面白い読み物として一読をお勧めしましょう。なお、ショスタコーヴィチのところで例のヴォルコフの『証言』につき偽書と断ずる説の多いことを言います。但し、ルドルフ・バルシャイ先生が『音楽の友』のインタビューで、「あの本には自分とショスタコーヴィチしか知らない話が載っている。偽書ではない」と断言していたのが私はいまだに気になります(何年何月号だったかは忘れましたが)。バルシャイのこの「証言」、顧みられることがないのですけど、大変重要じゃないですかねぇ。それだけちょっと追加。

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     2013/09/22

    序曲はめったやたらに有名ですが、全曲を聴くことなどもうほとんどあり得ないという大オペラ。私も、廉価になったのでどんなもんかと興味を持って購入してみた次第(しかも実はロッシーニは好きではない)。キャストが強力で、歌の魅力でずいぶん聞かせます。中ではゲッダがすばらしい。高い音域が多い難役ですが、美声を存分に披露し、最高のヒーローの歌。女声ではカバリエの美声が魅力的です。『レコ芸』の評では、サザーランドとともに表現の浅さで酷評が多かったカバリエさんですが、今聴くとその美声は格別のもので、こういう声(歌)を聴くのだってオペラの醍醐味であり、不当な評価が多かったというべきでしょう。他の歌手陣も万全。ガルデッリの指揮は、いかにもこの手のオペラをよく知った人の巧みなもので、歌をよく支えつつ、いいテンポと適切なダイナミクスで立派なものなのではないでしょうか(初めて全曲を聴いたからよくわかんないけど、きっとそう)。録音も良好。ところどころで音が歪む(特に歌の高音域)こともありますが、総じて問題はなし。演奏は難しいですけど(長いし、歌は難しいし)、でもきっと傑作のこのオペラ、ご興味がおありの方はぜひともどうぞ。ロッシーニ、さすが当時の人気作曲家でした。

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     2013/09/20

    アバドさんのメンデルスゾーンといふことで、軽やかにして爽やかな演奏を期待しました。でまあ、基本はそうなのかもしれませんが、意外にそうでもないなと思いました。編成が大きいんですかね、響きが結構重くて、軽やかではないですな。また、これらの曲を大きな規模のものとして正面から取り組んだ感じで、結構ずしっとした手ごたえを残し、爽やかでもないな。あと、どこかオケの響きが「濁っている」ような印象もあります。ロンドン交響楽団は優秀なオケですし、アバドさんの他の演奏でもそういう印象を持ったことはないので、これはそもそもメンデルスゾーンのオーケストレーションのせいですかねぇ。ベルリオーズがメンデルスゾーンのオーケストレーションについて「汚らしい」とかヒドイことを言っていましたが、それはこういうことを言っていたのかなあ。ま、何にせよ、トータル、いいのはいいんですけど、当方の期待とはやや違っていたなという気は否めません。そこでちょっと減点。また、これらの曲にはいろいろ名演もあって、ファースト・チョイスもないようには思います。

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     2013/09/16

    今やすっかりワーグナーの巨匠になったバレンボイムさんの一連のレコーディングとしては最初のワーグナー作品かな(映像ではバイロイトの『トリスタン』がありますか)。最初が『パルシファル』というところは、意欲的と見るか、蛮勇と見るか、やや微妙かもしれませんな。スコア上は複雑ですが耳で聞く分にはモノトナスな進行の部分が多いので、それをどう処理するかが問われます。強弱や緩急をつけて変化を志向するか、あるいはそれらを拒否して静かで穏やかな滔々たる流れを築きその長いスパンでの積み重ねによるカタルシスのような高揚を図るか、いずれかの道があり得ましょう。ここでのバレンボイムさんは、ちょっとどっちつかずで、部分的な高揚がやや目立ち、全体の印象はいささか散漫。感動は薄いですな。歌手も現在からみたネーム・ヴァリューでは最強キャストですが、これらの配役ではもう少し後の方がやはり成熟しておりまして、やや甘いかもしれません。ベルリンフィルもやや実力を発揮しきれていないかなあ。録音はよし。総じて、もう一つの出来栄えです。難しい作品ですねぇ。

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     2013/09/16

    チョンさんの「幻想」は、例のコルネット入り。第2楽章でぴらぴらプカプカ、大活躍です。慣れないと「何?」という感じもあるでしょうがね。さて、総じて繊細さと豪壮さを持ったよい演奏です。第1楽章の冒頭は、それはそれは繊細な造り。絹がさっと触れるような感触。進むにつれ気分も音響も盛り上がっていきます。第2楽章はコルネットのせいもあってやたらに華やか。第3楽章はやや陰った雰囲気を出し、第4楽章はちょっと珍しいフレージングで「おや?」と思わせます。第5楽章は怪奇さはなく明るめの気分のうちに全曲終了。私は大いに楽しんで聴きました。録音は超優秀。序曲なども好演かな。チョンさん&バスティーユのコンビ、いい成果ですよ。個人的には満足いたしましたぜ。でも、噴き上げるような情熱がもうちょっと欲しいかな。それで★一つ減。

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     2013/09/13

    一番古い第4番が1988年、最後は第5番で2003年、といふことで足掛け16年かかった全集。レーベルも違いましたし、おそらく当初は全集の予定ではなかったんですかね。しかし、ギーレンさんのマーラー全集が完成したことは大変に喜ばしいことでした(この後さらに第10番も録音済み。超名演!)。ザッハリッヒなテイストで、よく整頓されたオケにより、きっちりしたマーラーを聴くことができます。そういうスタイルのせいか、第2番と第3番という肥大化作品がすばらしい名演。しっかりした見通しのもと、緊張感をもって曲の良さが引き立ちました。一方、意外に気勢が上がらないのが第5番・第9番といった純器楽曲。それらはあまり突き放すと魅力が薄くなるなあ。第8番は声楽陣にやや難があって、ギーレンさんとしてもちょっとつらかったかな。ほかはまずまず。全体に大変に質の高い演奏ぞろいではあるのですが、プラスαにちょっと欠けるかもしれないという気はします。録音は優秀。16年もの開きを感じさせぬ統一感があります。

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     2013/09/10

    聴けば聴くほどその偉大さがわかり、何よりその魅力にひかれてゆくマエストロ、バルビローリさん。このボックスも実に結構であります。曲目の選択とか、そもそもヴォリュームも含めた構成のコンセプトとかには、いろいろとご意見ご不満もおありでしょう。私の見るところでは、これは「バルビローリの芸術 中級編」という感じですかな。イギリス音楽が多いところはなかなか初級よりは「通」っぽいし、チャイコフスキーやマーラーも有名なる「悲愴」や9番ではないし、ブラームスだってわざわざ3番だし、ちょっと考えたところがある選曲がいいですなあ。そしてどの曲も名演。1〜2枚目のVWが実にいい!魅力たっぷり。定評あるシベリウスもすばらしい。マーラーの第5は個性的演奏。すごい余裕の「上からマーラー」。フランスものは繊細ではなくてむしろ噴き出すような情熱と輝きが特徴。まとにかく、バルビローリさんの至芸を味わえる絶好のボックス。上級編(究極奥義編)を作るとなると、マーラーも9番になり、ブラームスも4番になり、とかいろいろ想像できますなあ。バルビローリさん、若い時は大メジャーのニューヨークフィルのボスになりましたが、その後はハレ管というイギリス地方オケのボスにとどまり、メジャーオケのポストには就かずじまいでした。その事情は想像するに、ニューヨーク時代のあらゆる経験(はっきり言えば挫折)が大きかったのでしょうね。あの偉大なトスカニーニのあとを継いでニューヨークフィルに赴きましたが、若い指揮者への軽視と社交界でのストレスとにずいぶんと苦しんだらしいです。ハレ管では余計な雑音に煩わされることなく、自分の信じる音楽にひたむきに打ち込めたのではないでしょうか。それは一つの幸せではあったでしょうけれど、でもその韜晦によって特に録音の面では実現しなかったプログラムも多かったんじゃないかな。オペラがもっと残されればよかったですし(特にワーグナー!)、シューマンなんか聴きたかったな。いろいろと考えてしまいましたよ。録音はおおむね良好。チャイコフスキーの交響曲がやや古めかしい音である以外は、どれも何の問題もなし。よかった、よかった。すばらしい。ますます、敬愛の念、湧いてまいりました。

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