永久保存版 カラヤン いま、「帝王」の時代を再検証する! 文藝別冊

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309978017
ISBN 10 : 4309978010
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
223p;21

内容詳細

ベルリン・フィルを率い、指揮界に君臨した「帝王」の魅力と弱点を徹底解明。どの曲で、一番カラヤンが輝くか、きっぱり追究。

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「いま、帝王の時代を再検証する!」という...

投稿日:2013/09/24 (火)

「いま、帝王の時代を再検証する!」というサブタイトルがあるのですが、やっぱり全体のコンセプトがよくわからない気がします。この2013年段階でカラヤンの業績や意義を検証し直す、この企画自体をもっときちんと説明する必要がありましょう。今年は生誕105年で特に記念の年でもないし、特に大量のディスクが出るわけでもないし。再検証のコンセプトははっきりさせてほしいな。そういう不満を持つのは、結局このムックの出来栄えが不満だからなんですよね。例えばまずカラヤンの音楽とはいかなるものであったか、しっかり聞きなおすのはどうでしょう。まずは膨大なレコーディングについて、彼のレパートリーのトレンドの分析をする。演奏の特徴、テンポやダイナミクスの分析をし、録音する度の変化を挙げる。そして実演での彼について同様な試みを行う。特に実演を多く聴いた人の証言を集め、また没後に多くリリースされるようになったライヴ録音のディスクを俎上に載せる。とにかく実演での彼はレコーディングとは大違いの姿を見せてもおり、そこにしっかり触れないとね。次に、今や古楽器隆盛のおり、カラヤンの演奏様式はいかに評価されるべきか、検討する。単なる「時代遅れ」ではなく、そのスタイルの持つ意義をきちんと評価すること。次なるポイントは、カラヤンの影響。彼によって興隆したのはレコード産業なのか、音楽家育成なのか。彼のおかげでどういうレパートリー(作曲家)がメジャーになったか。いろいろありましょう。ま、とにかく、期待するような検証がない(ないし希薄)であるとしか思えない出来栄えです。残念至極。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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