CD 輸入盤

ブラームス:交響曲第3番、ラヴェル:『マ・メール・ロワ』組曲 ジュリーニ&スウェーデン放送響(1992、96)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SSS0141
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ジュリーニ&スウェーデン放送響ライヴ・シリーズ
1992〜96年ライヴ(ステレオ)


マーラーの第9番でスタートしたジュリーニ&スウェーデン放送響ライヴ録音シリーズ。スウェーデン放送交響楽団は1965年に創設された比較的新しいオーケストラであり、初代首席指揮者には、かのチェリビダッケ[1965-1971]が就任、以後6年の空白の後、ブロムシュテット[1977-1982]、サロネン[1984-1995]、スヴェトラーノフ[1997-1999]と個性的な首席指揮者が続いています。
 今回登場するジュリーニの客演は1992年と1996年のものなので、サロネンがオーケストラに色濃く反映されていた時期ということになりますが、ジュリーニの完全主義と高機能な放送オケという条件により、どれもジュリーニならではの音楽が味わえる仕上がりとなっているのが大きなポイントでもあります。晩年のジュリーニがお好きな方、大注目アイテムの登場です。


SSS0141
ブラームス:交響曲第3番、ラヴェル:『マ・メール・ロワ』


どちらの作品もジュリーニの得意レパートリーで、複数の録音が存在します。
 ブラームスの3番では、今回の録音の2年前に収録されたウィーン・フィルとのライヴ盤(DG)が有名ですが、その演奏時間は以下の通り、第3楽章以外は非常に似通っており、完全主義者ジュリーニならではの厳格さを感じさせる一方で、盛り上がる部分ではうなり声をあげ足音まで聞こえてくるなど気合いの入り方にはかなりのものが感じられます。
 DG 14:59 + 9:32 + 7:00 + 8:56 = 40:27
 今回 14:56 + 9:27 + 7:29 + 9:04 = 40:56
 『マ・メール・ロワ』では1989年にコンセルトヘボウ管弦楽団と録音したセッション盤(SONY)が有名です。今回の録音は1996年におこなわれているので、7年ほど開きがありますが、コンセルトヘボウ盤の19分35秒に対して、今回は18分51秒と、実演ということもあってか、逆に若干速くなっているのが特徴的でもあります。
 なお、ライナーノートは、英語、日本語、ドイツ語で掲載され、ジュリーニの伝記作者でフランス国立放送のディレクターを長年務めたジャン・イヴ・ブラ氏の文章が読み応えあるものとなっています。(HMV)

【収録情報】
・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
・ラヴェル:『マ・メール・ロワ』組曲

 スウェーデン放送交響楽団
 カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)

 録音時期:1992年6月13日(ブラームス)、1996年4月27日(ラヴェル)
 録音場所:ストックホルム、ベルワルド・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

ユーザーレビュー

総合評価

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いや〜、曲目も含めて実にいいっすね〜。抒...

投稿日:2013/09/26 (木)

いや〜、曲目も含めて実にいいっすね〜。抒情が際立つ曲のカップリングで、そしてまさしくその期待通りの出来栄えです。ブラームスは例の有名な第3楽章が実にすばらしい!儚げに、たゆたうように歌うオケの何と美しいこと!もちろん、全体に力もあり、立派な出来栄えであります。ラヴェルは繊細さよりも音の綾を縦横につむいで巧みに遊んでいるかのような印象。実演ならではのスタイルで、ま、これはこれでいいんじゃない。録音は新しいわりにやや良くない。ヒスが感じられ、大味なバランスですかなあ。でも鑑賞には問題ありません。なお、ライナーノートで、ジャン=イヴ・ブラなる人物が、ジュリーニはブラームスの交響曲第3番を1968年まで演奏していないと書いておりますが、周知のように、ジュリーニさんにはフィルハーモニアを振ったEMIの全集があり、1960年に第3番を録音しております。文は平心に読めば、演奏とはコンサートのことだけに限っておりませんので、「何言ってんの?!」といふところです。どうもこのヴァイトブリックのシリーズには変なライナーノートが多いなあ。いかんです。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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晩年のジュリーニの持ち味がすべていい方に...

投稿日:2013/05/15 (水)

晩年のジュリーニの持ち味がすべていい方にでた名演。響きが雄大でありながらすっきり、重たさと軽やかさという相反するものを同時に感じさせるという魔法のような演奏。

高木 さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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