CD 輸入盤

楽劇『パルシファル』全曲 バレンボイム&ベルリン・フィル(4CD)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
9031744482
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

1989年デジタル録音。バレンボイムのワーグナー初録音にあたるもので、1987年バイロイトで同成功裡に上演した実績を受けて収録されたものです。オケはベルリン・フィルを起用、その見事なアンサンブルが特筆されます。バレンボイムはきわめて精緻でしなやかな指揮ぶりと、減退していくリズムや和声をハッキリと刻印していくスタイルを採り、作品の深遠かつ神秘性をクリアにする新鮮な視線を示しています。歌手では現代最高のクンドリーといわれるマイヤーが見事で、ダム以下の男声低音パートが充実。イェルザレムも健闘。

総合評価

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今やすっかりワーグナーの巨匠になったバレ...

投稿日:2013/09/16 (月)

今やすっかりワーグナーの巨匠になったバレンボイムさんの一連のレコーディングとしては最初のワーグナー作品かな(映像ではバイロイトの『トリスタン』がありますか)。最初が『パルシファル』というところは、意欲的と見るか、蛮勇と見るか、やや微妙かもしれませんな。スコア上は複雑ですが耳で聞く分にはモノトナスな進行の部分が多いので、それをどう処理するかが問われます。強弱や緩急をつけて変化を志向するか、あるいはそれらを拒否して静かで穏やかな滔々たる流れを築きその長いスパンでの積み重ねによるカタルシスのような高揚を図るか、いずれかの道があり得ましょう。ここでのバレンボイムさんは、ちょっとどっちつかずで、部分的な高揚がやや目立ち、全体の印象はいささか散漫。感動は薄いですな。歌手も現在からみたネーム・ヴァリューでは最強キャストですが、これらの配役ではもう少し後の方がやはり成熟しておりまして、やや甘いかもしれません。ベルリンフィルもやや実力を発揮しきれていないかなあ。録音はよし。総じて、もう一つの出来栄えです。難しい作品ですねぇ。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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HMV レビューの通り。タイトルロールのイェ...

投稿日:2006/07/05 (水)

HMV レビューの通り。タイトルロールのイェルザレムは健闘の範囲で魅力がない。

ジューン さん | 東京 | 不明

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バレはこのワグナ−最後の深遠な作品のを一...

投稿日:2005/07/13 (水)

バレはこのワグナ−最後の深遠な作品のを一つ一つ明確に解き明かす様に決して引きずらす凭れず料理している重々しカトリシズムの看板をはぎ取り消え入らんばかりの無限旋律を明確につなぎ合わせているベルリン・フィルもそんなバレのバトン捌きに答えるごとく精緻な響きを紡ぎ出しているとかく重苦しい表現になりがちのこの作品を癒やしの音楽にしていると思う。

Bob さん | おお | 不明

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