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影の王子 さんのレビュー一覧 

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     2011/06/04

    アメリカの音楽評論は辛辣でバーンスタインもニューヨーク・フィルの音楽監督時代は常に非難に晒されてきた(もっともバルビローリやクーベリック、マルティノンのような運命は辿らなかった)。ウィーンも同様で、テンシュテットなどは「ウィーン・フィルは演奏しなければならかった」の一言で切り捨てられ、二度と呼ばれることはなかった。また、ウィーン・フィルもかなり悪辣で、ガーディナーとのリハーサル中、指揮をしている間は気の抜けた演奏をし、ガーディナーが音響をチェックするために観客席に降りて、オケが指揮者なしで演奏する時は見違えるような演奏をしたという。その後、ガーディナーはメジャーから消えた。バーンスタインはこのCDの1966年から死の年まで、四半世紀にわたりウィーン・フィルと関係を維持してきた。当然、マーラーのリハーサルのような衝突もあったが、バーンスタインがウィーンから酷評を浴びたのは一度きり(「ジークフリート」の演奏会形式)。ウィーンの評論やウィーン・フィルの評価が全てではないが、やはり演奏家には「格の差」があるのも事実である。このCDはバーンスタインの非凡さを証明する格好の1枚ではないだろうか。なお、彼は「弾き振り」の録音を数点遺しているが、ショスタコーヴィチの第2番とベスト2を形成していると思う。

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     2011/06/04

    ”仮面ライダー0号”として原点回帰し、過去のシリーズとの繋がりを一旦断ち切り、スタッフを一新した名作。特に撮影に1ケ月を費やした第1話は全ライダーシリーズでも最高の部類に入ると思う。作品としては申し分ないが、問題はDVDとのしての商品。この作品に限らず、東映のDVDは@値段が高い(2枚組だし尚更)A画像が悪い(LD化のマスターをそのまま使用した?)B音が悪い からだ。で、★一つ減。

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     2011/06/04

    自分はヤマトはこの「第1作」しか認めない。TVの編集版なのでどうしても「ダイジェスト感」は否めないが、あらゆる意味でエポック・メーキングの作品。このDVDは画像も音質(ステレオverもあり)も大変良く、しかも廉価なので、一家に一枚!

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     2011/06/04

    公開当時2回も観た。このDVDにはその「公開版」も収録されているのが有難い(ラストのラオウとの戦いの終末が異なる)。シンとの最初の戦いからラオウとの初対戦までをうまく再構成(トキは登場しない)し、1本の映画として実に見応えのある仕上がり。核戦争後の世界の描写は「猿の惑星」を思わせるし、TVシリーズではぼかされていた「あべし」「ひでぶ」シーンも、原作者が嫌悪感を露わにしたほどの徹底ぶり。とにかくお奨め!

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     2011/06/04

    「画家マティス」はイスラエル・フィルの弦の美しさを活かした端正な仕上がり。死の前年の録音だが、フォルムの崩れは無い。「ウェーバーの主題による交響的変容」は畳み掛けるような迫力と抒情的な歌が同居した名演。「協奏曲」はニューヨーク・フィルと再録音して欲しかった。

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     2011/06/04

    イスラエル・フィルとのチチェスター詩篇を除いたのが、LPオリジナル。ロサンゼルス・フィルとの同時期録音のアルバム(「アパラチアの春」等)からの曲との編集盤にして欲しかった。ガーシュウィンはともかく、自作は文句無しの演奏。ただ、作曲家バーンスタインの偉大さによるものか?指揮者バーンスタインの力によるものか?なのは未だに判らない。

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     2011/06/04

    モーツァルトが生きた時代、シンフォニー=交響曲は、オペラの序曲をはじめとしたオーケストラ曲を指した。個人的にはモーツァルトの交響曲は、ブリュッヘン、ノリントン、インマゼールといったオリジナル楽器派の演奏に魅了されてから、モダンオケの演奏には興味を失った。で、バーンスタインの後期交響曲集をあらためて聴いてみた。バーンスタインは、これらの曲を当時のオーケストラ曲としてではなく、ベートーヴェンの先駆として解釈する。当然、重厚かつ恰幅の大きな演奏となる。もちろん、バーンスタインは古典のフォルムを崩す真似はしない。結果、密度の高い聴きごたえのある演奏となっている。もちろん、ウィーン・フィルの力は絶大。両者の初録音のひとつが1966年の「リンツ」だった。それからバーンスタインの死まで両者の関係は続くのだが、ここには両者の「共生」が刻み込まれている。「ハフナー」と「プラハ」はバーンスタインの唯一の録音であり、このセットは彼のモーツァルトの最終論文となった。もちろん、万人向けの演奏ではないし、これらの曲のベストなどとは決して思わない。しかし凡百の演奏とは明らかに違うものである。

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     2011/06/03

    曲・演奏・録音すべてが素晴らしいCD。
    テレマンが生前、バッハやヘンデルより人気があったのも納得できる。

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     2011/05/30

    バーンスタインは、ハイドンやモーツァルト、シューベルトの交響曲の古典的フォルムを遵守する。ここでも、やや大柄だが、決して大味にならないニュアンス豊かでスケールの大きい音楽が作られている。自我を押し通すのではなく、盟友ウィーン・フィルに委ねるところは委ね、「共生」の精神が感じられる。

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     2011/05/29

    まず、録音の良さにビックリ!近年のオーケスラ録音=ライブ編集盤がいかに編集でイコライジングをかけて音を均らし、結果抜けの悪い音盤を量産しているかが理解できた。さすがにニューイヤーは編集できないから。さて、演奏内容だが、ウィーン・フィルの美音を引き出しつつも、痛快な迫力(「インディゴと40人の盗賊」序曲など)もあって、なかなか一筋縄ではいかない。正直、ニューイヤーコンサートには期待もしていなかったが、これは優れたエンターティメントだ。カラヤンは衰えが酷いし、クライバーの2年も神経質さが感じられて満足できなかった。これは繰り返し愛聴できる素晴らしいCDである。

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     2011/05/27

    ベルリン・フィルハーモニーのライブ・レコーディングは難しいのだろうか?どうにも音の抜けが不足して冴えない録音。世界一のオケ?の割には各ソロが出来がよろしくない。激しい闘争も狂おしい愛も黒い不吉な影も闘争の果ての諦念も、この演奏は既に過ぎ去った遠い過去の様に聴こえてくる。それはそれで評価できるのだが、競合盤の中では「下の上」の印象。

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     2011/05/27

    日本においては、フルトヴェングラーは天皇のような存在だ。古楽器演奏・ピリオド奏法がその正当性を既に認められているにもかかわらず、恣意的な彼のベートーヴェンが今なお最高と崇められている。本場志向が強い日本では、ナチスドイツに代わって音楽でヨーロッパを征服したカラヤンが今なお絶大な人気を誇る。かたやバーンスタインはアメリカ出身のニューヨーク・フィルの指揮者として、「非本場モノ」の色眼鏡で見続けられてきた。1980年にウィーン・フィルとのベートーヴェン全集が発売されるまでそうではなかったか。没後20年の今も彼ほど一方的な視点で見続けられている指揮者も少ないのでないか?「人は彼を愛するか憎むかしかなかった。その中間はなかった」は彼の伝記のコピーだが、彼の残した演奏でも、この「悲愴」ほどその言葉がそっくり当てはまる演奏はないかもしれない。晩年の彼にしては珍しいセッション録音なのだが、これほどの徹底した解釈、特に終楽章の闇に消えゆくような感覚はライブ録音では無理だったろう。CDも余裕をもって終わらせているのが良い。とにかく、バーンスタインは先入観を捨てて聴くべきだ。

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     2011/05/27

    交響曲といってもいわゆる「表題音楽」であり、こうした「劇場型作品」でのバーンスタインの語り口の巧さはさすがと唸らせられる。録音がソフトフォーカスなので、迫力や生々しさには乏しいが、逆に言えば夢想的であり「絵本を読む」ような愉しさがある。★5つでもいいが、自分が持っていた初出LPのシルバーメタリックのジャケットで、引き締まった顔のレニーだったのが、差し替えられているので★1つ減点。

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     2011/05/24

    「悲愴」は端正な仕上がりで、曲の良さは伝わってくるが、指揮者がこの曲に共感しているのか?疑問が残った。「兵士の物語」は最高の演奏!1977年でアナログ完成期の名録音。さすがシカゴのメンバー!

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     2011/05/11

    古楽器演奏ではない古さを感じさせるものの、カントロフの演奏は正鵠を得た実に立派なもの。録音も良い。

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