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snk さんのレビュー一覧 

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     2021/03/13

    近年、クレンペラーのCDは単発でもBOXモノでもガンガン売りまくっているから結構集めた。それらの録音状態については玉石混交だと思う。この幻想交響曲はクレンペラーCDの中では「玉」の部類だと思う。酷い録音はまさにチープと言いたくなるのもあるが、この幻想は全く違い、とても1960年代の録音とは思えない。随所で重低音が響き、オーケストラの分厚い響きを堪能することができる。1960〜1970年代のフィルハーモニア管の録音を評して「フィルハーモニア管の絶頂期」というコメントを見かけることがあるが、クレンペラーの幻想を聴くと納得できる。録音が良いと迫力もダイレクトに伝わる。第5楽章など曲の凄みを改めて感じ、最後まで聴き入ってしまう。

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     2021/03/11

    指揮のロジェストヴェンスキーといえば、1970年代後半頃、NHK−FM放送でたしかチャイコフスキーのバイオリン協奏曲だったと思うが、圧倒的名演が強く印象に残っている。先年(2018)、訃報に接した時は驚くとともに、残念の極みであった。訃報に接した頃、ショスタコービッチの第7交響曲のCDを少し集めていた時期だったので、ロジェストヴェンスキー盤を見つけて飛びついた。密かに爆演系を期待していたが、全くといっていいほど違って普通の演奏に感じる。気になったのは録音だ。1984年(1986年?)の録音のようだが、あまりパッとしない。まあ旧ソ連時代も末期を迎える頃だから仕方が無いか。

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     2021/03/11

    2006年、スペイン、マドリード王立劇場(ライヴ)収録の『ドン・ジョヴァンニ』がブルーレイそれも廉価盤で出たので、結構早い段階で購入した。日本語字幕はないが、だいたいのストーリーとメロディーは頭に入っているので問題ない。視聴すると、視覚的には舞台の映像が薄暗く、これも演出の一つかと思っていたが、その後もあまり変わらない。そして何よりも納得できないのは音だ。ブルーレイなので大いに期待して聴いたが、我が家のシステムではCDと同等かそれ以下にしか聞こえなかった。これもいつか良くなるかと思って聴いてみたが、場面が進んでも変わりようがなかった。原因は録音機材か?エンジニアか? 申し訳ないが、全曲聴くことは耐えられなかった。それにしても「マドリードの超高画質『ドン・ジョヴァンニ』がBlu-rayに」というセールストークは如何なものかと・・・。

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     2021/03/11

    2013年のザルツブルク音楽祭ライヴで、舞台はトルコではなくザルツブルクの飛行場ということだ。2つある格納庫のうちの一つでオーケストラが演奏、そしてもう一つの格納庫で物語が進む。今までCDではベーム・シュターツカペレドレスデン盤に始まり、ガーディナー盤やクリスティ盤を聴き、DVDではベーム盤、ミンコフスキ盤、ジェルメッティ&シュトゥットガルト放送響盤等の舞台で慣れ親しんできた者としては、この演出はあり得ない設定だった。その映像だが序曲の段階からファッションモデルのような美女たちが登場し、聴こえるのは紛れもなくオペラの序曲だ。これはもう視聴を続けるしかない。驚くべきはその音質だ。「場面設定が・・・」という気持ちは、この豊かな音を聴いて吹き飛んだ。映像も鮮明でクリアだ。場面設定への疑問はさておいて、映像と音楽は充分堪能させてもらった。なお合唱部分では分離があまりよくなくオーケストラと合唱がごちゃ混ぜに聴こえ、このあたりは、この設定による収録の限界点だろうか?

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     2021/03/07

    近年、自分の中でCD購入の基準は録音重視傾向にあるので、本来クナッパーツブッシュは対象外になるが、ウィーンの森の物語が収録されており、ハイパーリマスタリングということなので興味本位もあって購入してみた。曲はラデツキー行進曲で始まるが、録音が宜しくないとドンちゃん騒ぎに聞こえてしまう。2曲目からは録音状態は良くなっていると思う。そして7曲目にウィーンの森の物語が来る。ウィーンに行ったことはないが、「これがVPOによるウィーンの演奏なんだ」と勝手に感じさせてくれる。極めつけはツィターの音色だ。数年前に飛行機のイヤホンで同曲を聞いてツィターの音色が気に入って、その後カラヤン盤を購入したものの何の感慨もなかった。当盤では民族楽器ツィターのウィーンを感じさせるような音色に酔うことができた。8曲目の軍隊行進曲も良かった。このような小品たちを巨匠が振るとこうなるというのを見せてくれたような気がする。

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     2021/03/07

    『愛しい友よ〜イタリア・オペラ・アリア集』と題された森麻季のアリア集で、驚いたのは音の良さ。確かにSACDというだけあるのかもしれない。録音は2006年6月22-25日で、録音場所は:ヴロツワフ、ポーランド放送局大ホール、そして大勝秀也&ヴロスワフ・スコア・オーケストラの演奏。ヴロスワフ・スコア・オーケストラというのは全く聞いたことがないが、ジャケットの解説を引用すると「ポーランド南西部の都市ヴロツワフを拠点に、録音やプロジェクトに応じて編成されるオーケストラ」ということで、同地にはフィルハーモニー、室内管弦楽団、歌劇場管弦楽団があり、スコアオーケストラのメンバーはその楽団員から選ばれているそうだ。収録されている曲はイタリアオペラの有名曲で、音が良いのでたっぷり音楽に浸ることができる。なお今は2000円ぐらいだが、ジャケットを見ると購入当時3000円だった。

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     2021/03/07

    自分は特別ミケランジェリのファンではないが、ベートーベンのピアノ協奏曲をいろいろ聴きたくて当盤を購入した。聴いてみて驚いたのは音質だ。録音は1979年で、ムジークフェラインザールでのTV放送用公開演奏会のライヴということだ。ムジークフェラインザールはホールでは極上の音を聴けるが、その音質を維持して録音するのは至難の業だと聞く。自分の所有するムジークフェラインザール録音(多くはない)のCDで、明らかに音が良いと感じる演奏でパッと思い浮かぶのは、イッセルシュテット指揮のベートーベン交響曲(所有は5,6番)ぐらいだ。さて当番の音質だが、現代のブルーレイ録画によるハイファイサウンドとは違うが、アナログ世界での重低音を聴くことができる。ジュリーニって、こんなに重低
    音を響かせる指揮者だったか?と思うほど深い響きを見事に再生している箇所が随所に見られる。これもムジークフェラインザール録音の賜物なのだろうか。

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     2021/03/07

    モーツァルトの交響曲29番を初めて聞いたのは約40数年前、ワルター指揮ニューヨークフィル(もちろんモノラル)の演奏だ。以後、単発または全集でモーツァルトのCDを集めてきた。そして先日、日曜夜のNHK音楽番組(かつてのN響アワー)でモーツァルトの交響曲29番を視聴した。自室でTVをオーディオシステムに接続しているので、CDと同等もしくはBS音楽番組などはCDを凌駕するレベルで聴くことができる。さてN響(指揮は山田和樹)の29番だが、テンポゆっくり目の感動的な演奏だった。ワルターも含め普通にイメージする29番のテンポより明らかに遅く、最近ではあまり聴いたことのない速さで音楽が流れていた。その時すぐ脳裏に浮かんだのが、ベーム・VPO日本公演ライヴのCD(当盤)だ。ベームは生前、特に日本では神格化されるほどだったにもかかわらず、没後の評判は芳しくない。しかしだ、29番についてはベーム・VPOのこの演奏を聴いてしまうと、これが望みうる最高の演奏で、昨今のアッサリ演奏はとてもじゃないけど聴けないという気持ちになる。ちなみにBPOとのモーツァルト交響曲全集中の29番は、ベーム・VPO日本公演ライヴよりやや早め。29番についてはVPO日本公演ライヴの方がベームの真骨頂という気がする。

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     2021/03/04

    今やモダン楽器によるバロック演奏にはいろいろな意見があると思うが、カラヤンの当盤のブランデンブルグの録音は1964〜65年。まだピリオド楽器が台頭する前の頃で、当時の演奏ではクレンペラー盤やコッホ盤など私もお気に入りのCDがあるが、カラヤン盤で特筆すべきは第1番4楽章の速さだ。2楽章も遅めだが、4楽章のこの超スローテンポはどう説明したら良いのだろうか?カラヤンにその思いを聞いてみたいものだ。ここまできたら、カラヤンBPOの演奏に付き合ってたっぷり味わうしかない。なおCDジャケットには5番のチェンバロはエディット・ピヒト・アクセンフェルトの名が記載され、1楽章最後の独奏と通奏低音を担当しているようだ。

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     2021/03/04

    購入当時、NHK-FMか何かでキーシンの演奏(曲名は覚えていない)が気に入って、「展覧会の絵」も入ってるし・・・程度の気持ちで入手した。1曲目はバッハのBWV564、最初の一音で音の良さに驚いた。初めて聴く曲だったが気に入って、何度も繰り返し聴いた。その後、バッハ全集BOXを購入してこの曲を聴いてみた。恥ずかしながら原曲を聴いて初めて、この曲がオルガン演奏だったことを知った。ブゾーニ編というのはそういうことだったのかと納得した。音楽的なことはわからないが、ブゾーニの編曲とキーシンの演奏は見事だと思う。「展覧会の絵」も凄いとしか言いようがない。ここまでの演奏を聴くと、他の演奏を聴こうとは思わない。

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     2021/03/01

    ピエール・アンタイのことは、BSで放映された、目黒雅叙園でのスキップ・センペとのチェンバロ・デュオ(曲はラモーの「優雅なインドの国々」など)で知った。CDのクチコミでは結構評判が良さそうなのでゴルドベルク変奏曲を入手してみた。ゴルドベルクの演奏で自分の中で特に注目している箇所があるが、最初は冒頭のアリアから第一変奏に移るところだ。例えばグールドは起伏が大きいが、アンタイはアリアと同様ややゆっくり目のペースですすめていく。他にもややゆっくり目のテンポで演奏している変奏があるが、何か威厳があり今まで気づかなかったものに気付かされたような感じがする。

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     2021/02/28

    この演奏で最も気に入っているのは第1番だ。自分にとって、管弦楽組曲第1番の素晴らしさを最初に教えてくれたのはコープマン盤で、それから多分10数年の歳月を経てこのCDに出会った。この演奏の第1番のどこが気に入っているかというと対位法的旋律の扱いだ。それまで何セットかの管弦楽組曲の演奏を聴いてきたが、ストラヴァガンツァ・ケルンの演奏では明確に聞き取ることができた。特にガボットやブーレなどでのファゴットで顕著で、いつも痺れさせてくれる。

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     2021/02/28

    CD1はNO9から始まるが、冒頭の音を聴いて驚いた。我が家のシステムから、こんな凄い音が出るのか、という重低音や奥深い響きを聴くことができた。SACDでも何でもない通常のCDだ。やはり録音機材やサウンドエンジニアの力量なんだろうか。購入のきっかけは、当盤へのHMVコメントで高評価が多かったためで、お陰様で超ハイファイサウンドを楽しむことができた。なおNO5は2楽章冒頭のコントラバスに注目しているが、今まで聴いてきた中ではバーンスタイン盤がコントラバスを強調しているように思っていた。録音年代も違うので比較に意味はないかもしれないが、当盤は自然な感じでクリアでダイナミックなサウンドを聴くことができる。

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     2021/02/28

    あのyou tubeでビックリの演奏のCD版だ。最初、知人から教えてもらってyou tubeで、この演奏を視聴したときはビックリ仰天だった。ヘンデルのあの「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」が、実にアグレッシブというか超刺激的な演奏を展開していた。初めてyou tubeを見たときから1〜2年経過してようやく演奏団体を突き止め、CDを入手することができた。古楽器研究を極めるとここまでくるのかという演奏。

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