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ガメラ さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/26

    第8番、第2番が気に入ったクーベリック/バイエルン放送交響楽団のマーラーですが、大好きな第6番はDGではなくAuditeのLIVEにしてみました。
    この曲のイメージと合わないかもしれませんが、大変美しい演奏です。特に第1楽章展開部終盤のバイオリンのトレモロにチェレスタの和音が重なる辺りからカウベルを遠くに聴きながらバスクラリネットがタッタター、タッタターとふ点付きの音型を繰り返してアルペジオで下がって来る辺り、そして第3楽章の全体に亘って、いやあ、美しいです。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/26

    交響曲第8番の名演で知ったクーベリックバイエルン放送交響楽団のマーラー、次に第2番を探しましたが、クリムトの絵画を使った一連のシリーズはどこでも入手困難でした。今年になってこのCDが新たに発売されたことを知りました。原光を彷彿とさせるジャケットも素敵です。
    この曲ではやはりオーケストラのうまさが際立ちます。特に第1楽章冒頭の重厚な低弦、第5楽章の部隊外のバンダの演奏もぴったりです。
    もちろん二人の独唱者も合唱団もオーケストラに劣りはしません。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/26

    テンシュテット/ロンドン・フィルの演奏で親しんできたこの曲ですが、ドイツ・オーストリア系のオーケストラで聴きたくなり、ヤンソンスやサロネンの指揮で最近よく聴いているバイエルン放送交響楽団の演奏にすることに決めました。となれば指揮はやはりクーベリックでしょう。
    オーケストラの音も重厚で良かったですが、合唱と独唱が素晴らしかったです。あるHPで、これは歌を聴くべき演奏である、と書かれていました。
    この組み合わせでマーラーの他の歌入りの交響曲、特に第2番を聴いてみたくなりました。歌無しだけど大好きな第6番も是非。通常2枚組になる曲をCD1枚に収めているのも嬉しいですね。
    テンシュテット/ロンドン・フィルとクーベリック/バイエルン放送交響楽団をこの曲の演奏の双壁と評している人もいました。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2012/09/25

    聴いたことのない曲でしたが、思い切って買ってみました。いろいろな引用については何とも言えませんが、チェレスタなどの静かな打楽器での終わり方が第4番と似ていて気に入りました。
    注文する時にはペトレンコの盤とどちらにするか迷いました。あまり好きでない第2番とのカップリングだったので止めました。第2番の演奏を2種類持っていてもしょうがない。
    聴いてみるとクラリネットが活躍する部分があったので、ドイツ・オーストリア系のクラリネットを好み、イギリス・オランダのクラリネットが苦手な私としてはこちらの盤を選んで正解でした。
    第1番・第9番でもチェリビダッケミュンヘン・フィルの演奏が大好きなのもそんなところに関係があるのかもしれません。第9番第2楽章にクラリネットの長い旋律があります。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/08/18

    重く、おどろおどろしいと考えられているこの曲ですが、最終第5楽章に入ると、軽妙な曲調に驚かされます。歌唱が終わると、弦楽器のトップ奏者による弦楽四重奏のような音楽が奏でられます。続いてチェレスタの美しい響き。
    交響曲第4番の最終第3楽章をふと思い出しました。

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     2012/01/24

    クラリネット入りの40番のディスク2枚目です。ケルテス/VPOの演奏でクラリネット入りの40番を聴いて以来「40番はやっぱりクラリネット入りの方がいいよ」と感じ、探していてこの盤に辿りつきました。やはり「このフレーズはクラリネットしかない」と感じさせてくれる演奏でした。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/23

    別CDでまずグリーグの演奏に感銘し、シューマンにも期待して購入しました。大成功でした。第1楽章からピアノと管楽器のかけ合いが絶妙です。第2楽章でもピアノとオーケストラ(特に弦楽器)の対話が美しい。そして第3楽章は躍動感にあふれ、まるで渓谷を水しぶきをあげて流れ下るライン川のようです。平地をゆうゆうと流れる大河ではない。
    シューマンの協奏曲はアルゲリッチ/アーノンクール盤を愛聴してきましたが、このアンスネス/ヤンソンス盤の方が私は好きです。
    バイエルン放送交響楽団を指揮したCDも聴きましたが、ヤンソンスってすごい指揮者ですね。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/02

    あまたあるラベルのピアノ協奏曲のCDの中からこの盤を選んだのは「左手のためのピアノ協奏曲」とのカップリングだからです。職場(リハビリテーション病院)で患者さんからピアニスト館野泉さんのことを聴かされ、この曲に改めて興味がわきました。結果的には”両手のための”ピアノ協奏曲ト長調と比べるとちょっとつまらなかったです。
    左手のためのピアノ作品について言うならば、バッハ作曲の無伴奏バイオリンパルティータ第2番のシャコンヌをブラームスがクララ・シューマンのために左手用に編曲した曲が館野泉「左手のためのピアノ作品集」(エイベックス・クラシックス)に収録されていてお薦めです。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2010/12/28

    学生時代に学生オケで演奏したグリーグのピアノ協奏曲です。2010年11月に「県民コンサート」で仲道郁代&群馬交響楽団の演奏で久しぶりに聴いて感激し、CDを探しました。
    第3楽章の最後の盛り上がりのモチーフが最初にフルートソロで登場する部分が特に気に入ったので、まずは管の音が好きなオーケストラから探しました。ドイツ・オーストリア系なら大丈夫です。この部分はこの曲の要のようで、コンサートでも曲が終わった後ピアニストと指揮者に促されて美しいソロを聴かせてくれたフルート奏者が立ち上がっていました。
    CDでこのフルートソロを何度聴いても心が和みますし、曲の終盤でオーケストラとピアノ全体でこのモチーフが力強く演奏されると気分が高揚します。
    ピアノ作品集については私はよくわかりません。他の方のレビューを参考になさってください。
    シューマンのピアノ協奏曲とのカップリングの盤とこの盤のどちらにするか迷い、シューマンのピアノ協奏曲はアルゲリッチ&アーノンクールの盤がお気に入りなのでこちらの盤にしましたが、シューマンのピアノ協奏曲でもグリーグ同様にいい演奏をしているのではないか、と気になってきました。

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     2010/12/26

    2010年5月の朝日新聞群馬版で群馬交響楽団(群響)の新しい主席指揮者兼芸術アドバイザー並びにコンサートマスターが就任し、そのお披露目コンサートで演奏するショスタコーヴィッチの交響曲第12番を高く評価している記事を読みました。
    ショスタコーヴィッチの交響曲はハイティンクの指揮で全曲持っているつもりだったのですが、第12番は持っていませんでした。ハイティンクの指揮の盤を買うことも考えましたが、ハイティンクがショスタコーヴィッチの交響曲で組んでいるコンセルトヘボウ管とロンドン・フィルの音はあまり肌に合いません。
    ヤルヴィ&エーテボリ交響楽団 のこのCDをみつけてボロディンの交響曲第2番の素晴らしい演奏が耳によみがえってきました。ショスタコーヴィッチでもきっといい演奏をしてくれるに違いないと思い購入しました。そして期待は裏切られませんでした。分厚い弦楽器群と管楽器のうまさがいいです。
    ソ連の歴史といちいちつきあわせることはないですが、第4楽章を「人類の夜明け」と名付けたショスタコーヴィッチがソ連の崩壊とその後の旧ソ連諸国の姿を見ずに生涯を終えられてよかったですね、とは言いたい。

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     2010/12/26

    群馬交響楽団(群響)の演奏会で『ペール・ギュント』第1組曲を聴きました。どうも物足りない気がしたのは「ソルベイグの歌」が入っていないからに気付きました。調べたところ、第2組曲に入っていることがわかり、両方収録されているこのCDを購入しました。
    ところが聴いてみたらちょっとがっかり・・・・・というのはオーケストラの演奏だけで歌(ソプラノだったはず)が入ってなかったのです。組曲だから当然だと言われればそれまでなのですが、私のように失望する人が繰り返されないように改めて書いておきます。
    群響の演奏会の曲間に指揮者が解説していたのですが、ノルウェーでは組曲ではなくお芝居の『ペール・ギュント』が結構頻繁に上演されるのだそうです。

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     2010/12/26

    学生時代に市民オーケストラで演奏したシベリウスの交響曲第2番、2010年11月に「県民コンサート」で群馬交響楽団の演奏を聴いて感動し、CDを探しました。ヤルヴィ以外の北欧系の指揮者としてサロネンやサラステも考えましたが、オッコ・カムの演奏に決定しました。
    ベルリン・フィルはあまり聴かないのですが、管も弦も躍動感にあふれた演奏をしています。カラヤンのような指揮者の支配を離れて生き生きと演奏しているようにすら感じます。
    交響曲はカラヤンの指揮ではないので要注意、という文をどこかで見かけましたが、「インランディア」等の小品もオッコ・カムの指揮で聴きたかったという気すらします。

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