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昭和の名盤楽派 さんのレビュー一覧 

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     2020/01/25

    演奏者に最大限の拍手を送りたい。素晴らしい演奏である。
    大編成のオーケストラを要するブルックナーの交響曲をピアノ1台で表現するというのには最初は半信半疑であったが、1曲1曲聴いていくうちに正直すっかりハマってしまいました。初期の交響曲はまるで上質なピアノ・ソナタを聴いているようでオケで聴く以上に満足感が得られ、全作品を通しても、スケルツォ楽章は本盤のピアノ演奏の方が躍動感に溢れ、アダージョ楽章では抒情性が際立ち、曲想によってはある意味オケよりも雄弁に語っているようなところもあります。大聖堂での録音のため残響がかなり大きく賛否が分かれるところかも知れませんが、私はブルックナーの交響曲についてはこれはありと考えます。最近はベートーヴェン、ブラームスやマーラーの交響曲のピアノ編曲版がどんどん出てきていますが、このブルックナーはひとつの金字塔と言っても過言ではないと思います。

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     2018/05/10

    ”ウィーンフィルを聴く”という喜びを毎回感じる名盤である。冒頭のホルンの音から聴き手を一気にブルックナーの雄大かつ深遠な世界に引き込んでいく。DECCAの優秀なステレオ録音とウィーンフィルの美音、ブルックナー演奏のツボを押さえたベームの指揮の見事な調和がこの奇跡のような名盤を生んだと思わざるを得ない。第4交響曲の録音は現在までにもう何十種類も聴いてきたが、個人的にはやはりこの盤がベストとなっている。ベームのブルックナー録音はそんなに多くないが、私にとってはDECCAの3番、4番、DGの7番、8番はいずれも数ある名演の中でもコアな存在となっている。最近は4番の初稿による録音も多くなってきているが、この曲はやはり最終稿の方が魅力に溢れていると感じる。ブルックナーの交響曲全集もいろいろ出てきているが、4番が初稿だと手を出すのに躊躇しているのは私だけだろうか・・

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     2018/05/10

    70〜80年代においてはブルックナーの3番は1889年の第3稿で演奏・録音されるのが主流であったが、この最終稿は曲全体のスケール感がアップしているのは勿論であるが、特筆すべきは第2楽章の美しさであろう。ベームとウィーンフィルによる本盤はDECCAのステレオ録音によりウィーンフィルの美音を堪能できる第3交響曲の決定盤との評価を長らく与えられていたが、中でもこの第2楽章の演奏の美しさは今の時代においても全く色褪せていないと思わせるほど格別のものである。90年代以降1873年初稿、1877年第2稿による録音が顕著に増えてきたが、曲の改訂の変遷を知るにはいいことだが、聴き手を本当に感動させるほどの魅力があるのか個人的には疑問に思っている。ブルックナーの3番は美しい第2楽章を擁する最終稿での演奏・録音が今後も増えていくことを願う。70年代のステレオによるベーム、ウィーンフィルのブルックナーの一連の録音は、現在に連なるブルックナー音盤史の初期の確固たるスタンダードであったと言っても過言ではないだろう。

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     2018/05/06

    冒頭の一音目から音が生き生きしている。音の粒粒が聞き手にビンビン迫ってくる。ボストン響の音色が実に美しい。スケルツォのテンポも絶妙である。この演奏は小澤とボストン響の最良期を示す貴重な記録の1枚ではないか。マーラーの1番というと世間的にはアバド、テンシュテットやワルターなんかに目がいきがちであるが、本盤こそ当曲の決定盤として認知されるべきものだといえよう。

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