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またたび度々 さんのレビュー一覧 

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     2010/08/05

    アバド/CSOによる交響曲全集の第5作目のCD。既に3大交響曲を録音した余裕なのでしょうか?それともソニーの録音方針の変更の為なのか、このCDは全体的に柔らかな音作り、ffと思われる箇所でもあまり響かず、全体的に大人しいイメージ。重量感とは無縁の演奏になっています。同じ初期の交響曲でも第1作目の2番とは録音、演奏とも随分と違っています。チャイコフスキーの交響曲の中で一番人気がなく、唯一の長調交響曲ですが、何とも地味な印象です。

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     2010/08/05

    SMH-CDも購入したのですが、まだ未聴です。と言う事で初回発売CDの両曲の印象を書きます。5番はアバドらしく、第1、第2楽章は抑え気味で第4楽章で放出という感じ。7番も同じ傾向ですが、5番のほうがより一層、このスタイルが徹底されているように感じます。5番なんかは、当時衝撃的だった古楽演奏によるベートーヴェンも意識した結果かも知れません。第4楽章冒頭のファンファーレ風のパッセージでテンポを落し、音価も伸ばしてますが、流石にちょっとやり過ぎの感が否めません。7番はこのコンビによる演奏で一番相性が合致しているのではないかと思います。第3楽章はPrestoそのもの。ハイティングのような演奏を期待したい場合には完全に肩透かしを食ってしまいます。第4楽章の突進は凄まじいもので、提示部内にも、更にもう1箇所反復記号があって、そこを完璧に反復し(合計4回)突進していくのですから、もう凄いです。この全集で一番安心して聴く事ができるのが、7番、8番と言うのが私の見解です。

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     2010/08/05

    田園は合唱幻想曲などと、8番は7番とそれぞれカップリングされて発売さてました。録音面ではどちらも同じ傾向の音質なので、この2曲のカップリングでも違和感は少ないものと思われます。この2曲では、私は8番の伸び伸びとした演奏に軍配を上げたいと思います。6番は第1楽章が少し大人し過ぎの傾向を感じます。ゆくっりとしたテンポ設定(反復実行)は評価できるのですが。第2楽章は始めゆっくりとしたテンポのですが、曲の進行と伴にテンポが速くなり、これ以上は・・というところで元のテンポに戻ると言った感じの演奏です。第九の第3楽章と同じような解釈です。鳥の鳴き声の模倣は流石にVPOという感じです。第5楽章の喜びに満ちたような演奏も聴きどころですが、前述のように第1楽章とバランスを考えると、やはり終楽章に力点を置いている演奏と思わざる得ません。

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     2010/08/05

    当初、101番は93番とカップリングされて発売されていた。アバドは101番では第1、第2楽章でオケを抑え気味に演奏し、第3楽章以降でオケを鳴らす。この手法はアバドのお家芸であるが、ハイドンのような古典派のシンフォニーでは、あまり良い効果は期待出来ないように思う。その点100番は第1楽章からオケを鳴らし、正面からアプローチするようになっているので安心して聴ける。アバドの演奏スタイルの変化を感じ取れるCD。

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     2010/08/04

    アバド/BPOと言う強力なバックのCDだが、アシュケナージを聴きなれている耳には物足りない感じがしてしまう。アバドはトゥッティー部分では引き締まった演奏をしているが、それが仇となって物足りなさに拍車をかけている点は否めない感じがする。

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     2010/08/04

    ポリーニは交響的練習曲では本来の版にカットされた数曲を挿入して演奏してます。もちろん演奏は折り紙つきです。一点、アラベスクでの優しいサロン風な解釈も素晴らしいです。問題はピアノ協奏曲、技巧的な面が先行して、シューマン独特の幻想的な詩が殆ど聴かれません。アバドもこれに合わせるかのように速いテンポで曲を運びロマン性を欠いてます。ピアノ協奏曲は元々、シェーベルクのピアノ協奏曲とカップリングしていたもので、演奏の力点はそちらの方に置かれていたと記憶しています。ピアノ独奏曲の良いイメージを協奏曲で持続できない点に当盤の欠点を感じてしまいます。

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     2010/08/04

    この9番の数年前にアバドは、ソニークラシカルにBPOとライブで8番を録音しています。その録音と比べると当盤はアバドの円熟ぶりを感じてしまいます。スケルツォ以外はゆっくりとしたテンポで演奏され、そこには余裕のようなものさえ感じます。第1楽章の出だしの音量の低さはマルケヴィッチやマゼール/VPOばり。そしてスケルツォでは、アバドらしく、曲に正面から取組み、少しでも良い演奏を実現しよとする往年の姿さえ感じ取れるように思います。個人的にはアバドのベスト演奏の一つに数えても良いと思います。とにかく、それまでのアバドのイメージを大きく変えた演奏だと思います。DGの録音も力強く、かつてのソフトな音場感の録音イメージとは一線をなすように思います。

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     2010/08/03

    テレビの来日公演の中継で良い感じでしたので、輸入盤を購入しました。しかし、当盤を聴いてガッカリ。何より第4楽章冒頭、運命の動機の演奏が晴れ晴れした感じがなく無機質な感じ。同楽章の終結部でも冷静でクール。これはカラヤンやノイマンとも共通する点で今更論じる事ではないでしょうが、マズア/LGOやザンデルリンクのような演奏を好む自分としては、物足りなさを感じまず。最後の終結部はCSOとの録音とは違って、インテンポで曲を締めくくっているのは良いのですが。

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     2010/08/03

    テンペストはSONYにCSOと録音したチャイコ2番のカップリングとしての録音がありました。約3分ほど演奏時間が長くなっています。スラブマーチは10分代と遅めのテンポで、バーンスタイン/IPOやM.ヤルヴィー/エーテボリSOをお聴きなる方にはもたつきを感じるかもしれません。ロメ・ジュリはテンポが妥当で、この曲に関しては最近当盤を愛用してます。1812年は合唱なし版で演奏されてますが、鐘が登場する前の部分のテンポの落し方が浅く、あっさりしているのが惜しまれます。この時期のアバドに言える特徴ですが、繰返し演奏される旋律では有名なものでも歌い始めでオケを押さえ込む解釈を行っており、それがテンペストやロメ・ジュリの前半では、通常音量で聴き取り難くなっている点は、やや物足りなさを感じてしまうのが惜しまれます。

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     2010/08/03

    82年の録音でアバドが円熟期に入っていく前のはつらつとした演奏を聴く事が出来ます。正に第1番からアバドワールド全開。一連のブラームス録音のさきがけとなったCDでもあります。一級のオケによるハンガリーダンス演奏には、そんなにお目にかかれない点でも当盤は貴重な音源と言えます。尚、当盤は通常のDGのVPO録音とは音場感が異なっています。これは録音会場がDECCAがVPO録音に使うホールを使用したと言う事を当時の雑誌記事で見たことがあります。確かに原盤の英語の解説書には録音関係の記載にDECCAの文字が書かれてました。

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     2010/08/03

    この種の分野のCDとしてはナイーブ・レーベルから廉価盤が出たばかり。ラルテ・デラルコはCHANDOSのシャコンヌシリーズにも録音を残していたりします。やや小編成ですが、ビオンディーのような刺激性はなく、ピノックのような華麗でソフトな感じでもありません。適度に締まった演奏と言う感じ?でしょうか。有名な2つのマンドリンのための協奏曲は、まずまずと言ったところ。RV82の第2楽章は若干、テンポを遅く取ってリュートソロに余裕を持たせている点は個性的かも。ソナタと協奏曲での音場の変化があまり感じられないのは、ナイーブ盤と共通してますが、当盤は全体的に立体感があるよな音作りをしてます。最後に収録されているRV780本当にチェンバロ協奏曲なのかは詳細は分かりません。番号からして、最近発見された作品なのかなー?

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     2010/08/03

    ヴァイオリン協奏曲でのシャハムは、フランクのソナタやメンデルゾーンの協奏曲の時のように甘く、センチメンタルな表現を避けているように思います。ただ個性が強く、数ある同曲録音では他の演奏に耳が向いてしまいます。ドッペルの方ではチェロも加わった為か、個性的な要素が弱まり、なかなかの演奏になっているように感じます。BPOもアバドの指示に従いならも雄大さを損なわないところが流石と思わせます。第2楽章の渋さは聴きもの。第3楽章は少し綺麗な感じで、欲を言うと、もう少し重みが欲しいですが、雄弁さは充分です。

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     2010/08/02

    アバド/VPOによる交響曲全集の第2作目として発売されたCD。第4楽章以外ではゆっくりとしたテンポ設定です。特にPresto部分は本当に速い。第1楽章の開始冒頭(再現部の開始部分)の32分音符の部分はあっさりした運び、もっと粘って欲しい気持ちもあります。スケルツォは2箇所とも反復を実施。同時期のショルティーやハイティングの録音とは違っています。トリオはPresto通りのに演奏してます。第3楽章のファンファーレは、正にウィナー・ホルンの聴きどころです。
    第九の有名な主題が低弦楽器、高音弦楽器、トゥッティーへと引き継がれる部分は、本当にぞくと来ます。発売当時は、今後のベートーヴェン演奏を予見する演奏と評されましたが、21世紀の現在、そのようにはいってないですね。

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     2010/08/02

    アバド/LSOによるメンデルスゾーン交響曲全集から分売。スコットランドではシンフォニックな迫力より端正な面を強調したした演奏で、メンデルスゾーンとの相性も良いと感じます。提示部は反復を実行しています。第2楽章が極めて美しく、瑞々しい感じが印象に残ります。第4楽章では最後のフェルマータがやや力不足なのが少し惜しまれます。4番は、後にソニーにBPOでライブ録音してますが、私個人としては当盤のはつらつとした演奏の方が好きです。南国イタリアですがから、こう言う演奏の方が渋みを帯びた演奏よりは良いと思います。もっとも最後はイ短調で終わってしまうのですが。CDが世に出た頃の初期の録音で、しかもメンデルスゾーンで、ロンドンの大き目のホールでの録音のためか低音が不足気味なのが残念です。OBPIでのリマスターを望みたいです。

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     2010/08/02

    VPOのシューベルトと言う事で、このシリーズを集めました。このCDは第4作目でこのコンビもだいぶ安定期に入った後のCDです。第2作目までの硬質で引き締まった響きとは異なり、VPOらしい残響豊かな録音となってます。ムティーは未完成では提示部の反復を実行してますが、明らかに1回目と2回目では冒頭のコントラバスの音量が異なっています。意図的なものなのかどうかは不明です。第1楽章最後のフェルマータは力を落して消えるように演奏されています。トータルの演奏時間は標準的な範囲ではないかと思います。モーツアルトの39番とそっくりな出だしの1番も美しい演奏ですが、流石に3番などと比べても見劣りするのは否めません。私はいまだに初回盤のCDで聴いてますが、リマスターの当盤ではどのくらい音質が改善されているのか聴くのが楽しみです。

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