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トップ > My ページ > レインボー さんのレビュー一覧
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検索結果:4783件中121件から135件まで表示
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/01/23
フェリックス・スラトキンは1950年代にハリウッド・ボウル交響楽団と多数の録音を残しました。 こんにちではほとんど復刻されないものの、繰り返し発売されているのがこのCDに収められたガーシュウィンとグローフェの作品です。 共に録音当時新しい音楽に入った20世紀アメリカの管弦楽曲で、キレが良く、軽快な50年代のアメリカらしいご機嫌な快演が続きます。 オーケストラは録音用に集められたメンバーによるものとの事ですが、技術力も高く、安定しています。 かなり古い録音ですので、最新録音と同じとはいきませんが、年代の割には良い方でしょう。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/01/22
アンタル・ドラティが指揮したバルトークとエネスコの作品集です。 オケはミネアポリス交響楽団、フィルハーモニア・フンガリカ、ロンドン交響楽団と3団体にわたり、いずれも録音当時ドラティとよく録音を残した団体の演奏です。 いずれの作品も民族色の強い作品ですが、ドラティの演奏は割とそこまで色の強い演奏ではなく、例えばルーマニア舞曲はロンドン交響楽団の腕の良さが聴きどころだと思います。 録音は1950年代から1960年代で、かなり昔の録音になりますが、当時のマーキュリーの録音が優秀なのもあって現在でも充分聴けます。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/01/21
一時期新星堂が東芝EMIに委託製造して発売して栄光のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団シリーズの一枚。 このCDはルーマニア出身の指揮者で1950〜1960年代にかけて活躍したコンスタンティン・シルヴェストリが、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を振った録音を集めたもの。 メインはドヴォルザークの交響曲第7番であり、これもなかなか見事な演奏であるが、余白に入れらた2つの狂詩曲が大変に素晴らしい出来だ。 ルーマニア狂詩曲はシルヴェストリが爆演指揮者と言われたのがよくわかる。 収録音源は後にカップリングを変えて再発されているが、このCDが世界初CD化だった模様。 録音はそれなり。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/01/20
ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団によって演奏されたシベリウス交響曲集。 バルビローリのシベリウスといえば1960年代後半録音のものが有名であるが、これは1949年~1957年にかけてEMIとPEYに録音された古い方の録音です。 後年の録音よりテンポが速い演奏ですが、濃密な音楽は聴きどころ。 1番と5番が特に良いと思います。 復刻は時期相応だと思います。
アタウルフォ・アルヘンタが振った、チャイコフスキーとアルベニスです。 チャイコフスキーは交響曲第4番が収録されています。 オーケストラは、スイス・ロマンド管弦楽団。 アルヘンタらしいドライブ感のある演奏で、なかなか素晴らしいのだが、個人的にはアルベニスのイベリアが良かった。 こちらはパリ音楽院管弦楽団を起用しており、全盛期のこのオケからスペイン情緒豊かなサウンドを引き出した好演奏だと思います。 録音は良好です。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/01/17
ウィリアム・スタインバーグがピッツバーグ交響楽団と残した録音から集めた内容です。 ラフマニノフの交響曲第2番をメインに、プロコフィエフの交響曲第1番、リヒャルト・シュトラウスのティルオイレンシュピゲールの愉快な悪戯を収録しています。 スタインバーグらしく輪郭のはっきりとした演奏で、さっぱりとした仕上がりながらも、メロディは歌うところは歌っており、聴き手を飽きさせません。 やはり知名度的に地味な印象のあるスタインバーグですが、聴いてみるとなかなか良い演奏が多く、これもそうです。 録音は時期相応でしょう。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/01/16
ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団によるシャブリエの名作群とルーセルの組曲ヘ長調を収録したCD。 パレーとデトロイト交響楽団のフランス物の演奏には定評があり、中にはフランスオケを超えたと言われるぐらいの評判がついた演奏もある。 このシャブリエとルーセルも大変熱の入った演奏であり、名演奏と言えるのではないだろうか。 シャブリエも、ルーセルも国内盤は貴重であるし(といっても本CDはいわゆる輸入盤国内仕様だが) マーキュリーの録音は当時から評判高く、録音から半世紀以上たった今でも現役盤として通用する。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/01/15
アンドレ・クリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団、フランス国立放送管弦楽団による、フランクとダンディの作品集です。 録音は1953年、クリュイタンスのモノラル録音の一つ。 EMI原盤で、CDではステレオ時代の録音が出回っているため、モノラル時代の録音は聴く機会が少ないが、この時代の演奏は、フランス独自のサウンドが強く残っていた時代でもあり、この録音でも端正なクリュイタンスの音楽と、独特の繊細なフランス・オケのサウンドが聴ける好演奏である。 録音は年代を考えると聴きやすい方だろうか。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/01/14
アンドリュー・デイヴィス指揮、BBC交響楽団&合唱団演奏のイギリスの作曲家、ティペットのオーケストラ作品集です。 作曲家、存命中の録音の一つでして、ティペットの作品の中では比較的有名な作品ばかりを集めています。 デイヴィスはBBC交響楽団の首席指揮者を1989年から2000年まで務めていましたが、その時代にテルデックにイギリス音楽を吹き込みました。 これはそのうちの一枚で、演奏は丁寧に演奏されたもの。 メリハリに欠けるという難点もありますが、この価格で聴けるなら充分でしょう。 録音も良好。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/01/12
カルロス・クライバーの父として有名な、エーリヒ・クライバーが残したシューベルト交響曲集。 交響曲第5番と交響曲第9番、俗にいうグレートを収録したもので、5番が北ドイツ放送交響楽団、交響曲第9番はケルン放送交響楽団による演奏となります。 オケが変わっても、スタイリッシュな演奏になっているのはこの指揮者らしい演奏です。 どの演奏も隅々まで手が入っています。 しかし録音からかなり経ち、音質も良くないのでマニア向きの一枚でしょう。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/01/11
トーマス・ビーチャム指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団によって録音された、シベリウスの作品集です。 交響詩『タピオラ』と『交響曲第2番』を収録したアルバムです。 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を創設した事で有名なビーチャムですが、戦前から戦後すぐ位はロンドン・フィルとの録音も多く、この音源もそうです。 シベリウスとビーチャムは親交が篤く、録音も幾らか残しており、本音源の演奏も悪くはないのですが、録音の状態が今ひとつで、音源に困らない今、わざわざこの盤を取るのはファン以外にはおすすめしません。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/01/10
アメリカの作曲家、ウォルター・ピストンの作品集。 レナード・スラトキン指揮、セントルイス交響楽団の演奏で収録されたもの。 ピストンはバーンスタインやアンダーソンを教えた事でも知られるが、作曲家としても作品を残している。 本盤のうち、バレエ組曲『不思議な笛吹き』『交響曲第6番』は特に有名。 輸入盤ならまだ幾つかアルバムがあるが、国内盤でピストンを扱ったアルバムは珍しい。 演奏は硬質なスラトキンらしい演奏だが、熱意が感じられるいい演奏だ。 録音も良好。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/01/09
キープという会社が発売していた、ロイヤル・フィルハーモニック・コレクション。 これはロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を起用して、クラシックの名曲を録音したもの。 本CDはフィンランドの国民的作曲家、シベリウスを取り上げたもので、交響曲第2番をメインにカレリア組曲に、フィンランディアとシベリウスの代表作を集めたもの。 指揮はチャールズ・マッケラスである。 演奏は正攻法の演奏で、当時のロイヤル・フィルのパワーあふれる金管や精緻なアンサンブルを駆使したダイナミックな演奏である。 シベリウスらしい演奏ではないかも知れないが、水準は高く良い演奏だ。 録音も良好。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/01/08
ヤッシャ・ホーレンシュタインが、ウィーン交響楽団の楽団員からなる室内管弦楽団を振って録音した、バッハのブランデンブルク協奏曲全曲です。 録音は1954年で、まだまだ巨匠達が幅を効かせていた時代の録音、当時のバロック音楽の演奏は、まだモダン楽器による重厚な演奏が多かった時期の録音ですが、ホーレンシュタインのこの録音は現在の古楽器演奏に通ずる様な現代バロック音楽の走りのようなすっきりとした演奏です。 また録音メンバーの中に若き日のアーノンクールが参加していた事でも知られています。 録音は年代を考えるとまずまず。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2024/01/07
イタリアの作曲家、レスピーギの作品集で、アンタル・ドラティがマーキュリーに残した録音を復刻したものです。 組曲『鳥』組曲『ブラジルの印象』はロンドン交響楽団の演奏で、『ローマの噴水』『ローマの松』はミネアポリス交響楽団の演奏によります。 ドラティは1812年の録音で有名ですが、その演奏も良く聴くとかなり丁寧に演奏しています。 このCDでもローマの松等スペクタクルが売りの作品は大人しめですが、鳥やブラジルの印象等はなかなかです。 録音もマーキュリーの優れた録音のおかげで充分聴けます。
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