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としちゃん さんのレビュー一覧 

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/04/27

    テンポはゆったりしているが,推進力も失われず,聴いていて楽しい。オーケストラは上手で,聴いていて安心して音楽に集中できる。大阪フィルとのスタジオ録音で馴染んだ第3番だが,ライヴが残っているとは。そして,こんなに素晴らしい完成度を持っているとは。この新日本フィル盤の方が,良い演奏だと私は思った。第4楽章の,コーダの入り。巨大さと軽やかさが同居しているような。終演。十分な間を空けて,徐々に高まる拍手も素敵だ。変な叫び声がなくてホントに良かった。ああ,いい音楽を聴いた。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/03/16

    まことに意外ながら、シューリヒト=ウィーンフィル盤を思い出した。F博士とシューリヒトは、互いに尊敬し合っていた仲というのは、アルファベータ社刊の本から知ったような気がしてはいたが。それにしても、約70年も前に、しかも大戦の最中に、このような高次元のブルックナー第5が演奏されていたとは!表情はごく自然。人間的で、とても素晴らしい。音質は明瞭(ただ、楽器の「音色」は失われているように私は感じた)。壮年のF博士と絶頂期のベルリンフィル。なんというもの凄いコンビだったのだろう!

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     2014/03/16

    震災後、時間が味方をしてくれて、フルトヴェングラーを堪能する機会と意欲が湧き上がった。衝撃的な冒頭の響き!怒濤の加速!40年代の絶好調を残している素晴らしい演奏に感激した。音楽に、人生を重ねて聴くのであれば。いや、人生に重ねて音楽を聴きたい人は、フルトヴェングラーは最高のアーティストだと私は思った。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/02/22

    やっぱりワルターは素晴らしい。第一楽章最後の絶妙の間。これはブラームスの第2番でも感じさせられた、ワルターの「間」だ。このような、経験だけではおそらく身に付けられないと思われる身体感覚が才能の証なのだとすれば、ワルター様は天性の音楽家、芸術家なのだと私は思った。最終楽章の堂々とした、せかせか慌てないテンポも大好きだ。そして、この盤の音質はとても素晴らしい。なんていい音楽だろう!

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/01/03

    ●私は最晩年のホロヴィッツの、いくつかの録音がたいへん好きです。筆頭はこの、『モスクワライブ』です。学生の時に初めて聴き、スカルラッティからモーツァルト、ラフマニノフに続くスクリャービンの凄まじい美しさに感動を覚えたものです。その後のショパンからは「おや調子を落としたのかな」と感じ、前半ばかり聴いていたものです。●もう一つはソニーから出ている『ラストレコーディング』というアルバムです。誰がなんと言おうと、ショパンの幻想即興曲の私的ナンバーワンはこのアルバムの録音です。曲と演奏者の感性と技量が、ぎりぎりのところで折り合って見事だと思うからです。スタジオ(自宅)で何度も録音し直すことができたことはファンにとっては本当に嬉しいことです。●年齢をとるのは人間ですから当然で、指・体のコントロールがきかなくなっていきます。モスクワライブもCDではカットされた曲目がいくつかありますね。それでも、その人の積み重ねてきた年月を聴き手は自分の人生と重ね、若手のぴちぴちした切れの良い演奏とは違う楽しみ方ができます。ですから、涙を浮かべて「トロイメライ」を聴くロシアの聴衆の姿は、多くの人の胸を打つのでしょうね。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/12/25

    たいへん上手いアメリカのオケと二人のソリストが見事です。フォレスターは、かのワルターの復活でも歌っているのですね。バトルの声は本当に美しい。独特の節回しは「あぁ、バトルだ」と、一音楽ファンとしては聴いていてただただ嬉しい。バトルはレヴァイン=ウィーン盤でも歌っていますが、録音も含めて甲乙つけがたく思います。復活の録音としては、バーンスタインの新盤よりも、むしろスラットキン盤の方をお奨めしたいと私は思いました。レニーは、再録音するのがやや遅かったのではないかな。ゆですぎの饂飩のような箇所が一部にあり、私はどうしても気になる。オケも、ニューヨークフィルは主席が超絶技巧なのはいいのだが(スミスとかアレッシとか)、まとまりに欠けるようにおもうし(また、クリスタ・ルートヴィヒの、音程が分からなくなるほどのビブラートが、私は嫌いだ)。スラトキン盤は音楽にとって大事な、「調和」を私に感じさせる。指揮者と、オケと、ソリストと、合唱団との。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/09/16

    聴き始めて数秒で、スピーカーから流れ出る音楽に体がぞくぞくと反応する。指揮者と楽団が音楽に夢中になって、全身全霊で紡ぎだす音の、なんという力強さ、美しさだろう。音楽鑑賞で久しぶりに感動した。涙まであふれてきた。しかも曲は、ローマ三部作で。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/08/11

    すがすがしく、とても美しい演奏でした。また、ジャケットもきれいで、購入意欲を高めます(大事なことだ!)

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/08/04

    聴いてびっくりです。ステレオライヴという点がまずありがたい。シューリヒトの録音を聴いていると、音の凛々しさのようなものに心を打たれます。ベートーヴェンはパリ音楽院とのCDも聴いて素晴らしかったんですが、このライヴの方がさらに感動的でした。第2楽章の生き生きとした、音が生き生きと蠢くスケルツォ、最高です。シューリヒトは、こういう音楽、本当に上手ですね。第3楽章のホルンが、おかしなところで音を外していますが、そんなに気になりません。4楽章では、音を割らんばかりに、トロンボーンを合唱と共に吹かせています。これは、シューリヒトの表現なのですね。スタジオ盤でも音をバリっと割らせていましたが、もっと力強く、合唱と共にトロンボーンを歌わせています。4重唱は、フルトヴェングラーとまた違っていて、とても素晴らしい。コーダの決めもばっちり。音楽の使徒、シューリヒトのまばゆいばかりの輝きに圧倒されました。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/13

    先日、クラシカ・ジャパンHDでこのニューイヤー・コンサートが、ノーカットで、曲順に放映され、嬉々として録画。まさに大感動。カラヤンのスピーチ(あれはカザルスのスピーチの引用だろうとクラシック好きの方々はすぐに気付いた、とのこと)も、カラヤンのマイク・スピーカー音声の不具合も、振り間違えの瞬間も、楽団員からの制止のツッコミも、にこやかに夫人を見る眼差しも、バトルの春の声も、すべてが美しく、輝いていた。毎年新たな指揮者が趣向を凝らして世界へ楽しい音楽を発信しているコンサートだが、やはりカラヤン。まさに役者が違う、と思ってしまった。永久保存盤です。ブルーレイでノーカット盤が出たら、私はまた買うだろう。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/13

    20年前、とある寮の一室で友人が聴かせてくれたのが、このカラヤン盤だった(このジャケットじゃないけれども)。その前に聴いていたのがベーム=ロンドンのテープだったのだが、カラヤン盤は聴いてすぐ、「うわ、なんてきれいな演奏だろう」と未だにその一時を覚えているぐらい思い出深いCDだ。その後、悲愴は「極遅バーンスタイン」や「怖いムラヴィンスキー」、「颯爽アバド」、「ねっとりロストロポーヴィチ」、「男気スヴェトラーノフ」、「響き過ぎカラヤンEMI」などを堪能した。ところが前述盤は全て売り払ってしまった。飽きてしまったのだ。今はマルケヴィッチやフリッチャイ、曽我大介盤だけが手元に残った。カラヤンの演奏は本当に久しぶりに手に入れた(西独輸入盤)のだが、やはりカラヤン。無様な演奏は残さないな、と感銘を新たにした。これは、プロの中のプロの到達した、粋を凝らしたセッション録音だと思う。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/13

    クラシック音楽を聴き始めて、はや25年。初めてこの録音を聴きました。以前は聴かず嫌いだった指揮者のCDをぽつぽつと聴いていると、人の感性というのは本当に「揺らぐ」ものなのだな、と思わずにはいられません。カラヤンの第4、凄くいいじゃないですか!弦楽器が、実に美しく響き、歌う。けっして金管楽器が主役ではない感じ。木管楽器と弦楽器の絶妙のアンサンブルは、「ああ、こういう音楽なんだ、」と聴き手が気付くぎりぎりのテンポで演奏してくれているようで私は嬉しくなってしまった。もっと強烈・強靭・激速の演奏はきっとある。でも、こんな大人の余裕のあるCDも、素敵だ。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/13

    人の感性は、どんどん揺らぐ。昔大好きだった録音が、年齢とともに「聴きづらく」なったり「これの何が良かったのか」などと思うようになったりする。その点、昔はほとんど聴かなかったショルティの録音は、ときどき素晴らしい決定盤として、私の中で発見される。この6番とか、大地の歌(旧盤)とか。この録音のおかげで、私は第6番を聴き通すことができるようになった。OVATION盤で初めて耳にして虜になり、輸入盤の『ショルティッシモU』のCDの出来はさらに良かった。おそらくは、レコードのオリジナルジャケットであるデザインが、日本盤でも復活したことは実に嬉しい。美しい。SHM-CD化やSACD化の要望、私も大賛成。いっそショルティ=シカゴのマーラーは、全てSACD化してくれたらいいのに。利便性もあり、多くの人が手に取りやすいハイブリッドでいいから。

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     2013/01/04

    私は、交響曲第4番はチェリビダッケのEMI盤が天下の名盤と思っているので、他の盤を売り飛ばしても、なお棚に鎮座しています。ほぼ同時期にムズィークフェラインザールで行われたライヴ録音を主な目的として、買うならいっそということで6枚組を購入。実にすばらしい演奏に感動を新たにしました。このSONY盤は、個々の楽器の配置がスピーカーの奥から「目に浮かぶ」ような、名演でした。EMI盤は、広いホールの全体を俯瞰して聴くような、やはり大名演です。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/24

    ああ、カラヤンは真のプロフェッショナルだなぁ、と思った。以前の2枚組CDでは、耳をつんざく金管楽器の強奏が耐えがたく、すぐに売り飛ばしたものだが。ジ・オリジナル盤のすべてが素晴らしいとは思わないが、この録音に対しては成功したといえまいか。ずいぶん聴きやすい音質になった。今は亡きヘッツェル氏が完璧なリーダーシップで楽団を引き締めている様が目に浮かぶようだ。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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