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I.O.U さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/03/14

    結論から申し上げると一聴の価値はありました。

    ラフマニノフのピアノ交響曲が大好きなので、ルービンシュタインから始まりリヒテル、クライヴァーン、アシュケナージ(1965・1985)、ワイセンヴェルク、アルゲリッチ、ルガンスキー、アンスネス、グリモー、リッシアそしてブニアティシヴィリと聴き比べたり気分によって聴き分けたりしておりますが、どの演奏がベストと云うよりも、それぞれ一長一短で好き嫌いの分かれるところかなとは思います。
    ピアノの表現を聴きたいのか音楽を聴きたいのかによっても選ぶ音源に違いが出ますが、ブニアティシヴィリの演奏については胃もたれ寸前の絶妙な範囲でピアノが表現されており、音楽もピアノの表現も両方楽しめるギリギリのラインが保たれていると思います。
    最近の演奏に限定するならば、ブニアティシヴィリの演奏で胃もたれを感じるようであればリッシアあたりを聴いてみると良いかもしれません。
    それにしても最近は楽器演奏のレベルが向上し、楽譜どおり弾くだけでも難しいとされるラフマニノフのピアノ協奏曲もテクニカル面では難なくこなし、ピアニスト独自の表現を当然のように加味できる余裕があるのは驚きです。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/03/14

    個人的にショパンは大好物でルービンシュタイン、ホロビッツ、アルゲリッチ、ポリーニ、ペライア、ツィメルマン、ポゴレリチ、ピレシュあたりを主に聴いてますが、特に協奏曲は演奏、録音ともオケとのバランスが難しく音源としての出来不出来がハッキリでてしまいますが、ブニアティシヴィリのPC#2はその点比較的上手く纏まっているのではないかと思います。

    ショパンの場合、曲によってピアニストによる相性もあるため、夜想曲やマズルカは良いが、ワルツやポロネーズは今一つなんてことも良くあります。
    ブニアティシヴィリの場合、どちらかというとショパンに関して云えば、オケと組んだ作品よりも独奏のほうが本領が発揮できている感じがします。

    オケとの演奏はDVDやYoutubeでビジュアル的に楽むのが良いかもしれません。

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     2021/03/14

    ブラームスは名演・名盤も多いが、演奏・音質という観点から云うと個人的には三指に入る名盤だと思う。

    ブラームスのピアノ協奏曲はルービンシュタイン(2演)、バック・ハウス、
    ブレンデル、ギレリス、フレイシャー、ツィメルマン(第1集)、グリモー(2演)、アンスネスのCDを所有しており、聴き比べているが、ブラームスのピアノ協奏曲に重厚長大なイメージを求めるのであれば、ギレリス&ヨッフムのこちらのCDは最右翼となると思う。

    ギレリスというとハンマーピアニストというイメージがあったが、スナッピングを使って叩きまくる煩いハンマーではなく、一音一音丁寧に弾くタイプのハンマーなので独奏などではピアノの音に没入することができる。

    BPOとの親和性も高く、オケとピアノの録音バランスも頗る良好。
    リマスターが上手く決まっており、音質面も現代でも十分通用するものだと思う。

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     2021/03/14

    イーヴォ・ポゴレリチの全盛期の名演を俯瞰的に捉えるには最適な1枚(2枚組ですが・・・)

    個人的にはポゴレリチのチャイコのピアノ協奏曲狙いで購入しましたが、ショパンほか全体的にハイレベルかつよく考え抜かれた名演揃いです。

    これでポゴレリチの演奏が気に入ったらスカルラッティー他の名演も聴けるボックス・セット(EAN : 0028947943501)を購入するのも良いかもしれません。

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     2021/03/14

    ダイナミックレンジが広く演奏の再現性が難しいと云われているチャイコフスキーの交響曲の魅力を余すところなく体感することができる。

    チャイコフスキーというとムラヴィンスキー、カラヤンあたりが定番とされ、名演も多いが、48KHZ/16bitが主流の当時の録音機材だとチャイコフスキーの交響曲の録音では金管や太鼓の音が歪んでしまい音質面で満足できるものがほとんどないが、こちらは96khz/24bitでPCM録音されたものなのでCD化する際のダウンサンプリングでやや劣化はしているかもしれないが、マスターソース自体の音源が良いので数あるチャイコの交響曲の中でもトップクラスの音質だと思う。
    そんな訳で音質面のストレスで悩まされることなくチャイコフスキーの音楽そのものに没入することができる。

    流石にお家芸だけあってたまにチャイコを演奏するオケとは訳が違い、演奏も文句なしにトップクラスと言える。

    ベルリンのチャイコも素晴らしいとは思うがやはりロシアの音楽はロシアのオケの演奏に限るな・・・ と痛感した。

    個人的には買って損のない大推薦盤!

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/03/14

    ラフマニノフの交響曲全集というとムラヴィンスキー、プレヴィン、マゼール、アシュケナージュあたりが有名かと思うが、音質的なことまで考慮に入れた評価だと個人的にはスヴェトラーノフのこの全集が個人的にはナンバーワンだと思う。

    当然のことながらロシアの音楽はやはりロシアのオケでなくては出せない味がある。

    BPOの迫力も凄いがどうしてもロシアの音になり切らず、やはりドイツの音
    なのだ。
    よく金管や太鼓がとか云われるがたとえ金管や太鼓を強化したとしてもロシアのオケでなくては出せないロシアの音がある。

    因みにアシュケナージは当然、ロシア人だがプレヴィンもロシア系だ・・・

    こちらの全集は録音も素晴らしく、ロシアのオケの音を余すとこなく再現している。

    ラフマニノフの交響曲を本物のロシアの音で高音質で聴きたい方にはオススメの1枚!

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     2021/03/14

    フライシャー&セル&クリーヴランド管の組合せなので悪かろうハズがない。
    特にブラームスのピアノコンチェルトはセルと演奏コンセプトのベクトルが同じ方向を向いているので息もピッタリ合っているのではないだろうか・・・
    セルもフライシャーという素晴らしい盟友を得てセルもストレスなくタクトを振っているのがよくわかる。
    とにかく全ての演奏が非常にレベルの高いのには驚かされる。
    半世紀も前の録音だが音質的にもリマスターが成功していて非常に聴きやすいものとなっている。

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     2021/03/14

    チャイコフスキーのピアノソロというと最近のものではヴィクトリア・ポストニコワのボックス(EAN:9029573774)が定番だが、こちらのリッシアのボックスセットは10枚、ポストニコワのボックスは7枚。
    『アナスタジー・ヴァルス』など世界初収録のものもあるのでどちらか一つ選ぶとすれば個人的にはヴァレンティーナ・リシッツァかな・・・

    10枚もあるので飽きそうですが、難曲でもメロディーや歌心を忘れない大メロディー・メーカーのチャイコフスキーだけあって聴き込むのもよし、BGMにするのもよしで10枚一気に聴いても全く飽きません。

    リッシアもこれでもかとテクをひけらかすわけではなく、赤子に子守歌を唄って聴かせるように一音一音丁寧に弾いています。
    ただしダラダラ弾いているいるわけではなくて決め所はビシッと決めていますがベーゼンドルファーの暖かい音色なので刺激的にならない点が素晴らしいと思います。
    音質的にもさすがDECCAと云える素晴らしいものでピアノソロでは個人的にここ数年では三指に入るお気に入りです。

    絶対オススメ!

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     2021/03/14

    グリモーのピアノ協奏曲名盤セット詰め合わせという感じです。
    DISK6は定評のあるラフマニノフ#2、特筆すべきはDisk2・4のグリモー本人も大好きだと公言するブラームスの演奏でDisk4の#1もやはり気合いが感じられます。
    他Disk1・3のシューマンやガーシュウィン、ラヴェルなども平均点以上の出来だと思います。

    名曲ばかり集めたボックスセットなので一気に聴いても飽きません。

    協奏曲では録音バランスの問題なのか独奏以外の部分がオケに埋もれてしまったり、分離が悪かったりするところがあるのが少し残念。

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     2021/03/13

    ジャケットはルガンスキーの写真だが、中身半分はラフマニノフの交響曲全集では定評のあるアンドレ・プレヴィンの名演が収められている。
    プレヴィンの交響曲全集は単品で揃えると高くつくし、全集も実質的には
    入手困難な状況なのでコスパの面ではこのボックスを購入するのが現実的。
    このボックスセットでラフマニノフのピアノ曲から交響曲までほぼフルカバーできることを考えるとラフマニノフをまず一通り聴いてみたいという方にはベストチョイスかもしれない。

    交響曲は前述したように昔から定評がある素晴らしい演奏だし、ルガンスキーも奇をてらうことのないオーソドックスな演奏だ。
    ルガンカキーの演奏は変な主張やクセがないのでラフマニノフのピアノ曲を「曲を中心」に聴くには最適だと思う。


    こちらも国内のサイトではHMVが最安値になっていますので、この値段だったら迷わず買いですね!

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/03/13

    ラフマニノフのピアのコンチェルトはルービンシュタイン、
    リヒテル、アルゲリッチ、グリモー、リッシア・・・
    と数えきれないほどの名盤、名演があるが、ピアノ・コンチェルト
    は演奏だけでなく、オケとのバランスや録音が非常に難しく好き嫌い
    がはっきり分かれるところではあるが、「ラフマニノフのピアノ協奏曲を
    音楽として聴く」という意味ではここに収録された4曲は数ある名盤の中でも個人的には三指に入るものと思う。
    三番のカデンツァは大カデンツァ(ossia)が使われている点も注目に値する。
    一聴の価値のあるピアノ協奏曲ら全集です!

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     2021/03/13

    名演揃いの素晴らしいボックス・セットです。
    2021/3/13現在、HMVが各サイト最安値です!
    この価格でアンスネスの名演CD5枚分を買える
    わけですから文句のつけようがありません。
    これにラフマニノフのピアノ協奏曲3-4を買い足せば
    全盛期のアンスネスの演奏を堪能できます。

    特にラフマニノフのPconはルービンシュタインから始まって
    アシュケナージ、グリモー、リッシァまで10セットくらい
    所有していますが演奏と音質、オケとのバランスという点で
    云えば個人的には三指に入る出来だと思います。

    他にグリーグ、シューマンがセットの中ではお気に入り
    です。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/03/13

    リヒャルト・シュトラウスの管弦楽作品全集としては対局にあるカラヤンのものと2セットあれば個人的には良しという感じです。
    SACD用のDSDリマスターをマスター音源に使っているので音質的にも素晴らしく、複雑なリヒャルト・シュトラウス細かな表現も浮き彫りにされる。全集を通してケンペの力の入れようが手に取るようにわかるはず・・・
    カラヤンのボックスセット比較してみると非常に面白い。

    リヒャルト・シュトラウスの管弦楽作品全集 定番のワンセット!

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/03/13

    グールドのCDはほとんど持っているが、バッハであろうとハイドンであろうとグールドにとっては表現素材でしかないので私のようなグールド好きには「ハイドンの曲を表現素材」としたグールドの演奏を聴くには良いかもしれないが、パロック音楽としてハイドンを聴くのであれば別のCDを選んだ方が良いかもしれない。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/03/13

    エリーザベト・レオンスカヤはこちらのボックスセットに収録されているシューベルトの一連の作品とショパンの夜想曲選集が有名ですが、どちらにも共通して云えるのは優しく歌うような表現と時に力強く訴えかけるような表現が非常に上手と感じました。
    ffで力強く訴えかける場面でも叩いて煩くならないタッチが素晴らしいと思います。

    CD1枚よりも安くWarnerに収録されたシューベルトのピアノ作品が手に入るわけですから買わない手はありません。

    3/13現在、国内の主要サイトではHMVがダントツ最安値となっております。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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