トップ > My ページ > 嘉田玲奈 さんのレビュー一覧

嘉田玲奈 さんのレビュー一覧 

検索結果:11件中1件から11件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/10/23

    この選集は、選曲もよくモーツァルト愛好者には大変嬉しい。シューリヒトの演奏はモーツァルトは曲の本質をよく捉え、どれも素晴らしいが、この選集に交響曲36番、ハフナー・セレナード、フィガロ序曲、アリア、ヴァイオリン協奏曲が収録されていれば良かったのに……と考えるのは欲張りすぎでしょうか。音質について一言。リマスタリングの傾向として高音域が広がり強調された結果、強奏やピアノのフォルテの箇所で音が割れ、歪んでいるのが、とても残念です。特に交響曲23番の冒頭、ピアノ協奏曲9番や22番は音割れが酷くて聴き続けるが辛く、折角のハスキルやニコラエーワの名演がぶち壊しです。これらの曲は正規盤と比較し検証しましたが、正規録音に問題は無く、音質には格段の差があります。推測ですが使用音源(エアチェック?)かマスタリング技術の問題かと思われますので、リマスタリングを望みます。評価は、音質にやや不満があるので★三つ半です。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/03/12

    某レコード雑誌で高く評価され、以前より気に留めていたこともあり購入。入手するまでに時間がかかったこともあり期待して聴いたがそれほど感動すろこともなかった。演奏がライブということもあってか作品への新鮮な鋭い解釈もそれほど感じられず、ショーパフォーマンスに徹したような印象を受ける。これは時間的な制約内で収録を完了させる意図があったのかもしれない。(協奏曲全曲を2日で収録)演奏巧者なのでもう少し時間をかけて録音に望めば違った結果になったと思われる。最後に一言。各曲の演奏終了後に全て拍手が入るのは興ざめで少々うんざりする。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/11/24

    モーツァルトの協奏曲を聴いていたが、メンデルスゾーンなはどのような切り口で演奏するかと半ば期待したが、正直言ってこの奏者の演奏には作品への愛着、作曲家への敬意が欠落しているとしか思えない。技巧的にも決して優れているとはいえないし、演奏に情熱が感じられない。まるでお稽古の演奏である。今後の熟成を期待?して★3つ

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/12/20

    バッハを敬愛し、フーガや対位法の研究成果から作曲されたペダルピアノのための作品(Op.56,Op.58)とオルガン曲(Op.60)を収録。作品56は特に知られ、といっても愛好家だけかもしれないが、独奏ピアノや2台ピアノで演奏された音盤(ドビッシー編曲版等)もある。バッハの作品を感じさせる美しいロマンティックなカノン形式の作品。さて、演奏だがオルガンの製作年が2009年と新しいせいか、音色が残響と調和せず重なって濁ったように感じられる(録音の問題かもしれないが)。オルガンの美しい音色は年代を経てこそ得られるのではないだろうか。録音に物足りところはあるが、どれも素晴らしい曲だ。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/12/11

    「レクイエム」は機会音楽なので、演奏条件などを考慮に入れてかオーケストレーションは小編成です。第3曲キリエにはフーガの手法が見られます。作曲した当時19歳のクラウスは既に対位法の書法を熟知していたと思われます。大変充実した曲です。音盤が少ない曲なので合唱について判断しにくいのですが、個人的には独唱者、特にカウンターテノール(ブックレットにはアルトと記載)のアダムの歌唱法に癖を感じます、しかし総合して独唱者、合唱者は良く歌いこなしていると思います。伴奏のオケも見事です。クラウスの声楽曲の音盤はその他の作品に比べると少ないですが、歌曲などももっと聴きたいものです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/12/07

    クラウスのピアノソロ作品は2曲のソナタと数曲の小品が残されているだけでCD1枚に収まる少なさです。演奏の使用楽器はワルターが1802年頃製作したレプリカ(マクナルティ2001年製)ですが、ブラウティハムは実に見事にこの楽器を駆使しています。クラウスのピアノ曲集は音盤が少なく、今までジャック・デプレとエーラーの2種の演奏で聴いていましたが、演奏は印象の薄い冴えないものでしかありませんでした。このフォルテピアノでの演奏を聴くと、楽器の透きとおった美しい響きに魅了されるとともに、クラウスのピアノ作品が充実していることを理解しました。例えば、ソナタ変ホ長調はモーツアルトのピアノ曲と言われても疑わないでしょう。クラウスのピアノ曲の音盤はこれ1枚あれば充分といっても過言ではなく、クラウス愛好家にお薦めします。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 18人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/10/16

    初期作品を含むこのジャンルのほぼ全作品を収録。断片K.Anh42〜K.Anh45は未録音だが、音盤がある。またK.10〜K.15がチェロ付きの正式なヴァージョンで録音されているのは嬉しい。ポッジャーとクーパーは共に演奏巧者。息の合った端正で見事なバランス感覚で対話を交わしている。ポッジじゃ字ジャーの即興的な装飾も好ましい。実に良く計算され練り上げられた演奏である。座右の愛聴盤としたい全集である。ただ残念なのは付属の冊子は簡略でプロデュース・ノートと奏者の略歴、曲名リストの記載はあるがトラックリストがないこと。そのため目的の曲を聴くときにその開始トラックが解らず、頭出しがスムーズに行えない。曲ごとの各章構成を理解しているとしてもである。ディスクの紙ジャケットにでもトラックリストの記載あれば好都合であった。また冊子とディスク7のレーベル面にミスプリントがある。Fantasia C minor K.394とあるケッヘル番号は正しくはK.396である。演奏が優れているだけに、鑑賞上不親切に感じられる商品仕様は残念である。 

    18人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/06/29

    内容は、以前グラモフォンから1950年代の協奏曲集(5CD)として発売いた商品から、リストのピアノ協奏曲第2番をカットし、モーツァルトの協奏曲、ベートーヴェンのソナタ、ブラームスの4つのバラード、ショパンのピアノ曲を加えた構成となっている。グラモフォン盤が廃盤なのでこの発売は大変ありがたい。メインはケンペン指揮によるベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲だが、これは本当に一聴する価値がある。ただ残念なことはCD6の紙ケースとCDレーベル面に作曲者がモーツアルトとミスプリントされていること。正しくはベートーヴェンである。メンブランの10CDBOXには以前から商品化にともなうミスが多く、問題点が一向に改善される様子がない。メーカーには万全の品質管理を願っている。この製造ミスにより評価は星一つ減点とします。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/03

    REFLEXEシリーズの初期盤全10枚を所有し愛聴していますが、今回驚異的な低価格で再発売されることになり、改めて購入することにしました。国内盤(廃盤)の8枚組みセットには当セットの9,10枚目の曲は収録されませんでした。その後ヴァージン・レーベルから「ミサ曲選集」5枚組みとして発売された際、レクイエムとアヴェ・ヴェルム・コルプスは復活しましたが、「聖体の秘蹟のためのリタニア」K.243と「レジナ・チェリ」K.127は再発売される事なく廃盤の状態でした。今回この素晴らしい演奏を含めてノイマンの全ての演奏が再発売されるのを機に、多くのモーツァルト愛好家に聴かれる事を願っています。ノイマンの演奏の特長はカトリックの典礼に従い、曲の間に教会ソナタを置いている事ですが、古楽器とヴィブラートを廃した合唱による真摯な演奏はモーツァルトの宗教音楽の魅力を余す所なく伝えています。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/03

    解説書にライブとクレジットされていますが、観客の気配が感じられないことから舞台上演ではなく放送番組用の収録と思われます。残念なのは効果音(雷鳴、水音など)を加えるなど、演出上の工夫が全くされていないことです。従って夜の女王の登場の場面等は白けたものになっています。台詞のカットも多いので筋の進行が把握しづらく、聴くオペラとしては生彩を欠きあまり楽しめません。これは放送時間上の都合からとも思われます。歌手はヴンダーリヒ以外は弱く、そのヴンダーリヒも本調子ではありません。ヴンダーリヒとハイティンクの共演は貴重な記録なので、これで演奏が良かったならと少し残念です。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/05/20

    CDのクレジットにピアノ協奏曲第2番は1958年ブカレスで録音とあるが、演奏内容を聞く限り払拭できない疑問がある。バルビローリの指揮には彼特有の歌い回しや覇気がなく、リヒテルのピアノには強靭なタッチも切れ味も感じられないからである。この二人の豪華な共演は果たして本当に実現していたのか。エアチェック音源と思えるこの演奏記録に信憑性があるのだろうか。仮に演奏記録が事実であるなら指揮者と奏者の息があっていない平凡な演奏としか言いようがない。評価はこの演奏記録が真実なものであると仮定して行っている。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:11件中1件から11件まで表示