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ユローヂィヴィ さんのレビュー一覧 

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     2018/12/09

    チャイコフスキイの『フィレンツェの思い出』と、グラズノフの五重奏曲を収録している。

    アカデミー室内アンサンブルによる磨きあげられた演奏におもわず目が覚める。

    『フィレンツェの思い出』がこれまでと違った曲のように聴こえた。
    チャイコフスキイはフィレンツェでいったい何があったのかと心配になるような深刻な演奏がよくあるが、この録音ではどちらかというと明るさも感じられる。

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     2018/12/08

    この先、日本で歌劇『セミョーン・コトコ』が上演されることはないかもしれない。そのことを考えても、商品として世に出してくれたゲルギエフに感謝したい。しかも日本語字幕付きで観ることが出来る。

    ただ、個人的にはここに描かれているパルチザンの物語に入り込む事が出来なかった。強いて言えば、コトコの恋愛の部分のみ共感ができた。
    とはいえ、プロコフィエフの音楽も歌手たちやゲルギエフの指揮も素晴らしい。
    また、演出も作品世界の雰囲気を良く表現しているが、最後の場面で急に皆が踊り出すような、取って付けたような奇妙な振り付けに違和感をおぼえた。それまでのシリアスな世界からシュールな世界に急変してしまったように感じた。

    今後はプロコフィエフの作品では『真実の人間の物語』、『修道院での婚礼』や『炎の天使』。
    リムスキイ=コルサコフの『見えざる街キーテジ』、『五月の夜』、『サトコ』や『プスコフの娘』、『モーツァルトとサリエリ』。
    チャイコフスキイの『チャロデイカ』、『マゼッパ』、『チェレヴィチキ』などなどを日本語字幕付きで発売してほしい。

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     2018/12/04

    シュルホフの作品がとにかく素晴らしい!

    『フルート・ソナタ』は知られざる作品で演奏される機会も録音も少ないと思うが、プロコフィエフの『フルート・ソナタ』には及ばないものの、現代のフルート奏者のレパートリーに是非入れて欲しい作品だ。

    『フルート、ヴィオラとコントラバスのためのコンチェルティーノ』は変わった編成で、洒落の効いた面白い作品だ。

    フェンウィク・スミスが難曲をそれと感じさせないくらい自然に鮮やかに吹いてしまう所も驚きだ。

    シェーンベルクの作品はオリジナルの木管五重奏曲は聴いたことがないが、それほど難解でなく、このフルートとピアノ編曲版の方が作品を理解するのに分かりやすいのかもしれない。

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     2018/12/04

    さすがゲンナディ・ロジェストヴェンスキイの息子だけある、注目すべき選曲。
    ヴァシリイ・ネチャーエフという作曲家は今回初めて知った。
    そしてミャスコフスキイの「ヴァイオリン・ソナタ」の第1楽章の美しいこと!

    母、ヴィクトリア・ポストニコワのピアノによる強力なサポートを得てサーシャのヴァイオリンも的確な演奏をしているように感じられる。
    幾つか聴いた彼の演奏の中では一番いいと思う。

    今後も知られざるロシア・ソヴィエトのヴァイオリン作品を録音して欲しい。

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     2018/10/16

    マイスターは読売日本交響楽団を指揮したのを2回、生で聴いたことがあるが、そのうちマーラーの交響曲第1番はとても素晴らしい演奏だった。
    この録音でもマイスターの知的で交通整理が行き届いた指揮を味わう事が出来る。

    ヴァインベルクの『ヴァイオリン協奏曲』ではスピードに乗って攻撃性と美しさとを表現している。
    伴奏部分までクリアに録音されていて、マイスターが丁寧に音楽を作っているのが分かる。

    珍しいのはカバレフキイがシューベルトの『幻想曲 へ短調』をピアノと管弦楽団のために編曲した作品だ。(それほど独創的な編曲とは思えなかったが。)

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     2018/09/24

    グレチャニノフがヴィオラのために書いた作品はドビュッシー作曲の『2つのロマンスから第1曲、虚ろな心』と『美しき夕暮れ』の編曲のみで、他はグレチャニノフが他の楽器のために作曲した作品をヴィオラに編曲したものだ。

    グレチャニノフの作品には美しいメロディーが散りばめられていて、特に『ヴィオラ(クラリネット)・ソナタ第1番Op.161』はまだオリジナルのクラリネット版で聴いたことがないが、とても魅力的だ。

    『早朝』と『In modo antico』も美しいメロディーに溢れている。

    グレチャニノフの虜になること間違いない。

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     2018/09/23

    マニャールの室内楽作品全集ということでは大変貴重な録音だが、どの作品も少し物足りなさを感じた。

    フランスの作曲家と聞くと華やかで軽めと勝手にイメージしてしまうのだが、マニャールの作品は地味では決してないが、なかなか渋い作風ではある。

    これらの作品の中では『弦楽四重奏曲』と『ピアノ三重奏曲』がなかなか聴き応えがあり、印象に残った。

    ディスクの4枚目にはマニャールの室内楽作品についてのレクチャーが収録されているが、この対訳が欲しい!

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     2018/09/23

    『幻想的ソナタ』や特に『創作主題による変奏曲』の第7変奏など、独特のリズムが印象に残った。

    チャ・グエンの演奏は素直に作品を表現していて素晴らしい。

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     2018/09/23

    デシャトニコフの遊び心満載の『サンセットのスケッチ』にロシアの四季を音楽と歌で綴る『ロシアン・シーズンズ』。

    これは面白い音楽だ。

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     2018/09/21

    これは名盤です。

    ルリエとザデラツキイの作品を聴く事が出来るなんて、なんと珍しいロシア歌曲集だろう。

    ザデラツキイの作品もルリエの作品も静かな曲調で、どの作品も素晴らしい。

    そしてショスタコーヴィチの『日本の詩による6つのロマンス』は芸術性が格段に高い。さすがショスタコーヴィチ、作品に深みがある。

    日本をテーマにした作品を収録しているので、歌詞対訳付きで発売して欲しい。

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     2018/09/21

    『交響曲第1番』はソプラノによるヴォカリーズが入ったり、ビックバンド・ジャズ風の音楽が入ったりと混沌としているが、第5楽章には不思議な盛り上がりがあり、終わり良ければすべて良しではないが、聴き終わってみると漠然と面白かったという感想を持った。

    『The Blockade Chronicle』はショスタコーヴィチの交響曲第7番に次ぐ、「レニングラード包囲戦」を音楽で記録した交響曲だ。
    ティシチェンコのチャンプルー的な音楽ではなく、ストレートな音楽表現で感動的だ。
    ティシチェンコ入門にはこの交響曲がいいかもしれない。

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     2018/09/20

    これは名盤です。
    久しぶりに音楽の力に圧倒された。

    交響曲第1番は何と素晴らしい音楽だろう。第1番にしてこの完成度。あらゆるところから才能を感じることができる。

    交響曲第1番の録音は、他に2009年にNorthern Flowersから「戦時の音楽1941-1945 Vol.5」として発売されている。
    演奏はアレクサンドル・ティトフ指揮のサンクト・ペテルブルク交響楽団。

    改めてティトフの録音を聴き直すと、所々粗っぽさや隙が目立つが、ローカル色が出ていて味のある演奏だった。
    一方、このトルド・スヴェードルンド指揮による演奏はエーテボリ交響楽団の持つサウンドの美しさもあって、スマートで整った仕上がりになっている。

    交響曲第7番は弦楽とハープシコードのために書かれた珍しい編成の交響曲。
    これは交響曲第1番とは全く違う、削ぎ落とされて研ぎ澄まされた音楽。

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     2018/09/19

    ユダヤの民族色が全面に出た『シンフォニエッタ』が特におすすめ。
    ヴァインベルクにしては感情がストレートに表現された異色の作品のように思う。
    フムーラ指揮、ポーランド国立放送交響楽団の演奏が力強く、熱い。

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     2018/09/19

    フルート協奏曲とクラリネット協奏曲の他に小チェロ協奏曲とも言える『幻想曲』を収録している。

    『フルート協奏曲第1番』が耳に残りやすいが、世界初録音となる『フルート協奏曲第2番』が一番の目玉だろう。

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     2018/09/18

    交響曲第3番は社会主義リアリズムの路線に乗っ取った、幸福と未来に対する明るい展望を感じさせる作品。

    『黄金の鍵』はアレクセイ・トルストイの作品を原作としたバレエ音楽。
    組曲第4番とあるから他に少なくとも第1〜3番はあるのだろう。
    交響曲などのシリアスな作品にはないシンプルなメロディーや構成で、ぜひ全曲を聴いてみたい。

    交響曲第3番も『黄金の鍵』も明るい作品なのでヴァインベルク入門にいいかもしれない。

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