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トップ > My ページ > ユローヂィヴィ さんのレビュー一覧
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/06/02
音楽以外の効果音を入れたりと演出が普通の歌劇場とは違うところがまさしくスタニスラフスキイとネミローヴィチ=ダンチェンコの二人の名を連ねた由緒ある劇場だけある。 とはいえ伝統よりも新しいことに取り組んでいる姿勢が素晴らしい。 序曲の後の合唱団の演技からして歌劇を観ているということを忘れさせる。 これだけ歌手に演技を要求する演出も珍しいのではないか? 歌手たちが歌の間に演技とはいえ実際に軽く食事をしているのにびっくりした。 序曲など指揮にざつな所が感じられたが、第一幕最後のコサック・ダンスなどのせ方はうまい。 2008年3月9日のライブ録画なのに音がモノラル録音というのが驚きなのと、映像の方もカメラワークがあまり良くない。この映像は劇場の演出記録映像なのだろうか? とは言え商品としては世界初映像でありロシア音楽ファンにはたまらない内容の作品だ。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/06/01
なんと耳触りのいい音楽だろう。 しかしどの曲を聴いても同じに聴こえる。不思議な曲たちだ。 まるで空気のような音楽。チュルリョーニスに怒られるが、BGMにもってこいの作品たちだ。これこそサティの言う「家具の音楽」に感じられる。 あっさりとしたショパン風の音楽とでも形容したらよいのだろうか。
100台のメトロノームのための「ポエム・サンフォニック」やバレル・オルガンやプレイヤー・ピアノのための(編曲された)作品集。 100台のメトロノームによる時間(リズム)のづれが何とも言えない効果を生んでいる。 その他の作品は自動演奏楽器による(正確無比?)の演奏だが、人間の感情を排した乾いた機械的な響きが安っぽくていい。 バレル・オルガンは言ってみれば手回しオルガンを改良したものなので素朴な響きがどこか物悲しい。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/05/31
シベリウスの交響曲はながらくベルグンド指揮、ヘルシンキ・フィルのものが一番好きで、名盤とも評価の高いディヴィス指揮の演奏を聴いてもベルグンドの素晴らしさが耳にあって素直に聴けなかったが、ヤルヴィとエーテボリ交響楽団は個人的にとても好きなコンビというのもあり、ヤルヴィが指揮するシベリウスの素晴らしさもあるのでこれは名盤と呼べる全集だろう。 交響曲第2番の第2楽章はロシアの支配下にあったフィンランドを表現したと言われるが、あまりにも思い入れを強く演奏すると聴く方がしんどくなってくるが、ヤルヴィのアプローチはどこまでも音楽的だ。 第4番はシベリウスの音楽の中では分かりにくい謎めいた作品だが、ヤルヴィはそこをひとつひとつ明らかにするような演奏をしている。 第1番と第2番はライブ録音だけにスタジオ録音されて聴きなれているものと音のバランスが多少違うので管弦楽の細部も確認できて興味深かった。 ライブだけに音が少しはっきりしないのと楽章間のつなぎが不自然なのが残念だ。(ノイズを消した為だろうか?) それにしてもエーテボリ交響楽団は素晴らしい。 ベルリン・フィルやシカゴ交響楽団のような冷たさはなく、ボストン交響楽団やフィラデルヒィア管弦楽団のような味わいのあるオーケストラだ。 個人的にはウィーン・フィルより好きだ。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/05/31
ショスタコーヴィチと2歳違いとだけあり、第二次世界大戦前にヨーロッパに渡り、ナチスの台頭を目の当たりにした話なども興味深い。 彼が生きてきた歴史の重み、背景がよく分かった。 そして彼の作品がいかに社会と結び付いているかというのもよくわかった。 20世紀の歴史の証人としても貴重な話が聴ける。 なにより音楽についても実に明確に言語に変えて語っている。 映像を見ていて柔和で懐の深い印象を受けた。 エンディングで流れている曲が何という曲か分からないが美しい曲だ。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/05/30
ショスタコーヴィチの映画音楽「馬あぶ」の音楽が実にオルガンに合っていて美しい。 まるで宗教曲を聴いているような感じもする。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/05/30
作品の解説書は付いているものの歌詞が入っていない。 値段を考えたらしょうがないのか? せめてCD-ROMにして入れて欲しかった。 天下のデッカなのだからそこまで手抜きをしなくてもと思う。 国内版の発売をひたすら乞い願う。 収録されている5作品のうち歌劇『皇帝の花嫁』と歌劇『サドコ』が良かった。 歌劇『サドコ』はライブ録音で音ははっきりいって悪いが臨場感があっていい。 歌劇『見えざる町キーテジと乙女フェヴローニャの物語』(ライブ録音)は音楽がいいのだが戯曲がいまいち。 もっと省略できるように思うのだが。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/05/28
高橋悠治の「光州、1980年5月」。 間宮芳生の「三つのプレリュド」。 細川俊夫の「メロディアU」が良かった。 もっとも独創的で素晴らしいと思ったのは佐藤聡明の「インカネションU」だ。 彼の作品はこの曲の他に作品集CD二枚を持っているだけだが、素晴らしい作曲家だと思う。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/05/28
序曲の後に朗読される文章にこの作品が目指すもの全てが語られている。 後はそれらが音楽で表現されているかを味わうだけだ。 序幕での悪魔たちの対話には合唱が付けられ、グノーの歌劇『ファウスト』よりもていねいに創られてある。 グノーの作品ではメフィストフェレスとの契約はある意味、歌劇ならではの面白さがあるが、ブゾーニの作品ではシリアスで音楽にしても宗教的な美しさがある。 エピソードとエピソードの繋ぎに難があるものの音楽も素晴らしい。 ブゾーニ自身の手による台本も素晴らしい。 ファウスト博士を歌うディートリヒ・ヘンシェルが素晴らしい。 また引退したフィッシャー・ディスカウが語りで録音に参加している。 歌劇『ファウスト』や歌劇『メフィストーフェレ』の印象があるためかメフィストフェレスはイメージとしてバスが歌いそうだが、ブゾーニはテノールの役にしている。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/05/27
1990年5月5日、モスクワ音楽院大ホールでのライブ録音。 二つの歌劇からのバレエ・シーンの演奏はハイテンションで特に素晴らしい。 お客さんが沸いているがなるほどこの演奏を聴いていて興奮しないわけがない。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/05/27
ダンテ交響曲第一番が素晴らしい。 しかしロシアのライブ録音はよく咳が入っている。1998年3月20日録音の第一番は冒頭部分でマイク近くの人の咳が実に大きく入っている。 第二番は打楽器が印象的だった。聴きごたえのある作品だ。人間の声も使われているが、あれはとくに合唱団ではなく、オーケストラのメンバーがやっているのだろうか?
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/05/26
スプラフォンならではの録音だ。 新古典主義のスタイルで作曲された作品たちでどの曲もいいのだが、特に深く心に残していく何かが足りない感じがする。 耳にはどれも心地がいい。
素晴らしい。 未完の作品であったがリチャード・ランハム・スミスの補筆、エディソン・デニソフによるオーケストレーションによって生まれかえった。 マスネの歌劇『ル・シッド』と同じ題材による。 ドビュッシーは台本にいやけがさして途中で諦めたと解説にあったが、確かにそうかもしれない。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/05/25
貴重な映像が盛りだくさん。 ロジェストヴェンスキイ指揮の歌劇『モーツァルトとサリエリ』の部分が観られる。(全曲が残っていないのか? 是非観たいし聴きたい。) 歌劇『サドコ』のピアノリハーサルもいい。 ちょっとだけだがポクロフスキイの演出風景も観ることが出来る。 オブラスツォワが歌うカルメンはロシア語で歌っているようだ。 エシュパイの新作バレエの制作風景もいい。 バレエ『アンナ・カレーニナ』も映画版を持っているがここで観られるライブ版の方がいい。 メロディアのスタジオや録音風景も観られる。 プロパガンダ色はほとんどないがヴィシネフスカヤが出てこないのはやはり亡命の関係のせいだろうか?
サロネン、ロス・フィルによる現代的な響きの『大地の歌』。 透明感があって都会的だ。 まるで大都会の高層ビルから中国の詩にある人生や理想について哀愁をこめて歌っているような演奏だ。
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