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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/09/12
それぞれ別に発売されていたものを1枚にまとめてSACD化。シューベルトではリン・ハレル、シューマンではジェイムズ・レヴァインと共演していますが全く違和感はなく、両曲とも最高レベルの演奏だと思います。特にシューベルトは最初に聴いた演奏がこれだったこともあり、他の演奏は情緒過多に感じます。何ともいえない軽やかさと線の美しさは、シューベルト晩年の澄み切った境地を余すところなく捉えています。SACD化で音質改善が顕著なのも嬉しいところです。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/09/10
モーツァルト、ベートーヴェンで数多くの録音を発表しているベザイデンホウトですが、私見ではモーツァルトよりもベートーヴェンとの相性が良いと感じます。男性的で力強いタッチがその主たる原因で、もう少し優雅で洗練されたものが欲しくなります。やや聴き疲れするモーツァルトでした。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/09/10
ラモーの魅力のエッセンスが凝縮された好個の一枚で、収録時間約60分があっという間に過ぎてしまいました。バッハと同時代ながら全く傾向が異なり、劇場的な生命力と愉楽に満ちているとともに、響きが斬新でさえあります。最大の功績者はミンコフスキですが、器楽・声楽とも秀逸です。録音も大変優秀ですので一聴をお勧めします。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/08/17
野放図に声を張り上げているだけのコーラスで、特に高声部は聴くに堪えないド素人レベルです。これが『ノートルダム・ミサ』の純正な再現であるのなら私には無縁の世界だと感じました。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/08/10
まず指揮のティチアーティに喝采を贈りたいと思います。モーツァルト晩年の作品としては密度が薄い、台本が稚拙などと酷評されることも多いですが、この演奏を聴くと大変充実した傑作であると感じました。声楽陣は健闘していて不満はありません。演出・美術・衣裳については他の方が詳しく述べておられる内容に同感です。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/08/03
女声二人ラドヴァノフスキーとディドナートの出来が素晴らしく、男声二人カレヤとローズは決して悪くはないものの霞んでしまうほどです。METの常連リッツィがこの作品にかける熱意は並々ならぬものがあり、オケとコーラスから力強く、かつ美しい演奏を引き出しています。画質・音質とも良好です。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/07/31
現代の服装で登場する人物もいますが違和感はなく、ストーリーをしっかり踏まえた見応えのある演出・美術・衣裳だと思います。歌唱はキャストに凸凹がなく演技も達者です。器楽はモンテヴェルディをよく知っている指揮者による過度な強弱を排しながら表情豊かなものになっています。画質・音質とも良好です。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/07/18
モーツァルトが16歳の時に書いた3時間に及ぶ大作。何も予備知識なしに聴けばとても10代の若者の作品とは思えないでしょう。既にモーツァルトはオペラの書法をマスターしていて、だからこそ後年ダ・ポンテ三部作などの金字塔を打ち立てられたのだと納得しました。独唱・合唱・オケのどれをとっても素晴らしく、特に後半オーボエ、ファゴット、ホルンの三人が立奏しますが、見事な演奏で公演に華を添えています。ミンコフスキのオーバーともいえるアクションも楽しめます。画質・音質とも良好。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/07/05
覚醒した眼差しで捉えられたペレアスとメリザンドで、曖昧模糊とした響きで夢幻的な世界に誘う演奏とは極北にあります。悪いとまでは言いませんが、時代も場所も特定されていない作品としては、もう少し神秘的な香りが欲しくなります。イニョルドを少年が歌っているのも「ゴローの子どもなんだから当然」というロトの主張が聞こえてくるようで(私はソプラノが好きです)、万事がその線で解釈されているように感じました。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/07/02
ヤーコプスの録音はかなり聴いてきましたが、今回はハズレという印象です。馥郁としたドイツ(の森)の香りがなく、独唱・合唱とも美しさに欠けます。特に狩人の合唱は、一人のテノールの声ばかりが目立ち不自然に感じました。ポピュラーな作品ながら満足できる演奏をするのはかなり難しいのかもしれません。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/26
全集完結で全て聴きました。感想は「20年後に再録音して欲しい」です。ヨッフム、朝比奈、ヴァントと比べるのは酷かもしれませんが、瑞々しさよりも底の浅さを感じてしまいます。特に第5番は表面的で感動できませんでした。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/25
序曲ばかりが有名で全曲を楽しむ機会になかなか恵まれませんが、演奏・録音とも素晴らしいSACDが登場しました。早いテンポで喧騒を煽り立てるのではなく、丁寧でゆとりのある音楽作りは、むしろこの作品に相応しいと感じます。台詞も多いですが上品なユーモアがあって、かなり楽しめます。バーンスタインがこの世を去って30年以上経ちましたが、改めて大音楽家だったことを実感しました。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/22
最近購入したCDで一番感動しました。ゲルネの彫りの深い歌唱とトリフォノフの表情豊かな伴奏が相俟って、80分近い長時間収録盤を一気に聴き入ってしまいました。現在ゲルネは最高のリート歌手といえるのではないでしょうか。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/13
素晴らしいテクニックと音楽性で編曲からオリジナルまで堪能させてくれます。特に感動したのが彼女自身の作品『ラ・ボエーム』からの幻想曲で、ハープの華麗にして繊細な魅力が遺憾なく発揮されています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/07/30
今年購入したCDの中で最も気に入っています。イギリス音楽らしい豊かな情感と洗練されたセンスが一体となった、重苦しくない歌の数々は大きな聴く喜びを与えてくれます。声楽陣、伴奏とも優れたメンバーが集まっているのも魅力です。
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