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一人のクラシックオールドファン さんのレビュー一覧 

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     2009/08/24

    1951年BPOとの収録「ザ・グレイト」という事で私は別盤の演奏を聴いておりましたのでコメントさせていただきます。1951年録音の昔からのDG名盤「ザ・グレイト」は・・若干リズム面重たい処もありますがとにかく説得力のあるドラマ性のある演奏です。私は1953年のVPO演奏のCDと聴き比べしていますがこちらの演奏盤の方がマトモさの点では上かも知れません。第1楽章の凝集力のある表現とクライマックスはフルトヴェングラーそのもので第2楽章のニュアンスは忘れ難いものがあります。更に1942年盤もあるそうなので好事家には垂涎な感じですね。本盤そのものの音の状態について諸コメントもありますので参考にされたら良いかと思います。

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     2009/08/23

    第6番「田園」は2008年VRSOとの録音で一見・・・というより一聴テンポが速く淡々と進めているような感じなのですがタイム的には第1楽章は決して短いわけではなくHMVレビューの通りです、第2楽章もしかり・・・。ビリーは私の思う処実務的な感じの指揮者でこのオーケストラの配置や奏法にもよるのでしょうか・・・管楽器の美しさをやや強めにそれが逆に弦セッションのサウンドを時として頼りなく感じていた中頃までの楽章から以降第4,5楽章ではそれを挽回する如く何気なく展開する強かさも面白いとは思いました。しかし全体としてはアッサリ味仕上げの印象は拭えずインパクト感が弱いのが名演盤数多ある中でどう評価するかでしょう。第5番「運命」は未聴ですので当面OKラインとさせて下さい。

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     2009/08/22

    パールマンは勿論後年この協奏曲を再録しておりますがこちらの方は1976年ジュリーニ/CSOとの共演です。一言で申しますと大変丁寧なブラームスヴァイオリン協奏曲かと思います、これはジュリーニの資質にも因る処もあるのではないでしょうか。第1楽章タイム的には24分超と少し長く序奏ヴァイオリンが現われるまでのオーケストラはゆっくり運ばれ出てきたヴァイオリンは纏綿にただひたすらに歌います、とにかく丁寧で落ち着いてしかしダレてはおりません。カデンツァも充分タイムに余裕を見せロマン性を歌い上げます。この楽章・・・終わって素晴らしいの感。次の楽章もゆったり、最終楽章も内声部の詰まったオーケストラをバック充実そのもの・・・。若いパールマンのデリケートさも表出した名演と思います。

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     2009/08/21

    以前他の1940年録音のメンゲルベルク指揮ACOの「未完成」、「ザ・グレイト」について書き込んだコメントを本欄に転写させていただきます。・・・・→以前日本でフィリップスCD盤で出ていた1940年ライブのものと同一かどうか不明ですがメンゲルベルクの芸風の印象の参考にそのコメントを書き込みます。未完成は大変ロマン的アプローチで緩急・・特に主題が変わる切替時の強音・弱音も含めての変化が面白くこれは第9番も同様です。第9番第1楽章は早めの出だしの素っ気無さが展開部になると濃密さも見せコーダは全開。第2楽章の哀愁旋律と終わりの余韻等。ライブなので楽章間の弦調律中に譜面?をタクトで軽く叩いて準備スタートを督促するリアルな音も入っていますが原盤の雑音が有りOKランク。

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     2009/08/21

    1980年代初めのライブ録音で私は第1番と第4番その他序曲の盤を聴いており残念ながら第2,3番は未聴なのですが聴いた範囲内で各交響曲盤へのレビューをここに転写しておきます。第1番・・・1981年ライブ録音のブラームス交響曲第1番、時にはバーンスタイン自ら歌って唸ってのライブならではのリアルな録音で特に第2楽章ではその音声が嵌っています。第1楽章やや固めのティンパニーで緊張感スタート、この楽章珍しく反復演奏をしているので平均タイムより約3分程長くそれだけクライマックスへの道程が楽しめます。終楽章・・他のレビューの方も書かれていますが出だしホルン等管楽器の正にVPOならではの「ゆとり」なのでしょう、そして最後クライマックスティンパニーの呼吸の妙技と指揮の情熱・・・少なくとも第4番よりはバーンスタイン向きなので大変気に入っています。なお、私は「悲劇的序曲」・・・この演奏もじっくり構えた名演ですよ・・・とのカップリング盤で聴いています。第4番・・・同演奏の別盤で他の方が書かれていた「でもなんか違うなー」の感触に小生も近いかも・・。1981年ライブ、多分バーンスタインの唸りも時々?第1楽章タイム的には平均で最後の方ゆっくり目の畳み込みは流石!第2楽章は約13分と少し長めでもその思索的な含みを持たせた翳りとVPOの幾分湿らせた演奏はその長さを感じさせません。第3楽章はあまり大げさにせず若干忙しさを漂わせ終楽章(同じくタイム的にはそう違和感はありません)そんなに敢えて緊迫させず最後の最後クローズで大きく刻みを入れた「間」は出色。枯淡寂寥からは隔たり有り冒頭コメント込みで素晴らしいとします。トータルで以上未聴の分もあり素晴らしい以上のランクとさせていただきます。

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     2009/08/20

    1981年ライブ録音のブラームス交響曲第1番、時にはバーンスタイン自ら歌って唸ってのライブならではのリアルな録音で特に第2楽章ではその音声が嵌っています。第1楽章やや固めのティンパニーで緊張感スタート、この楽章珍しく反復演奏をしているので平均タイムより約3分程長くそれだけクライマックスへの道程が楽しめます。終楽章・・他のレビューの方も書かれていますが出だしホルン等管楽器の正にVPOならではの「ゆとり」なのでしょう、そして最後クライマックスティンパニーの呼吸の妙技と指揮の情熱・・・少なくとも第4番よりはバーンスタイン向きなので大変気に入っています。なお、私は「悲劇的序曲」・・・この演奏もじっくり構えた名演ですよ・・・とのカップリング盤で聴いています。

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     2009/08/20

    今や数多いブルックナー交響曲第9番盤の中で、このカイルベルト盤は1950年代後半の収録でさすがに音色では最近演奏盤にも劣るし盤自体派手な位置を主張しているわけではありません。私も何回目かの廉価盤で聴いているのですが、全体としてはキビキビした印象を受け第1楽章中頃以降全合奏等部分的にアクセント・スピードを上げ靄から現れる堂々たる山頂クライマックスに導いている処素晴らしいです。私は第2楽章の活きた運びの演奏が好きです。テンポもやや速めの第3楽章は妙に弄くらないであっさりとダレていないのが好み次第?今回平林氏の手になる復刻版は楽しみですね。とにかく演奏は素晴らしいのでマニアの方は要注目!

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     2009/08/19

    四大ヴァイオリン協奏曲集です、私は内メンデルスゾーン、チャイコフスキーの曲を別盤で聴いており書き込みする次第です。メンデルスゾーンは1981年の収録やヽタイム的26分弱にはコンパクトにまとめその中で連綿たる情を醸しだした名演、デュトワ/MSOも女性っぽくサポート?この曲では同じ韓国系のサラ・チャンも健闘しておりひよっとして韓国系に適した情緒なのかも。一方チャイコフスキーは彼女がまだ二十歳代の録音で一途に弾いている面は好感は持てますがもう少し噛み締めた側面も聴いてみたい気がしました・・・タイム的には34分余で過不足ないと思います。他の曲は聴いていませんがOK以上ランクとしておきます。

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     2009/08/19

    クララ・シューマンのイ短調ピアノ協奏曲、ロベルト・シューマンの同協奏曲とセットで収録される場合もあるのでしょう。偶然私は前者を本盤で聴きましたので少しコメントする次第です。余りポピュラーではないこの曲クララが多分まだ10代の時・・・・尤も第3楽章は独立したものとしてロベルト・シューマンが手を加えたと伝えられています・・・の作品ですが中々ロマン性に溢れた曲です。第1楽章オーケストラ全奏後ロマンチックな短調主題をもとに入り中間部山を作って長調の流れ・・・そして少々雑な経緯があって休止気味に語る様に。第2楽章・・情緒的にやや室内楽的にピアノとチェロの掛合い、そして先述の第3楽章ジプシー的なしっかりした印象的主題が展開するのですがテーマが盛り沢山すぎて「山」を作り過ぎることもありますがそれはそれで「良し」・・・アンジェラ・チェン等女性陣演奏者に適した曲かも知れません。私はひょつとしてロベルトの協奏曲より好きになるかも知れません?

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     2009/08/18

    中野は私の会社近くの大阪倶楽部などで開催されたマンスリーコンサートにおいてテレマン・アンサンブルのメンバーとして私は比較的以前からその演奏と共にユーモアあるトークを楽しんだものです。バロック音楽・・・特にやはりJ.S.バッハへのアプローチは実に活きいきしたもので多少それが過ぎる場合もありますが確かなテクニックに裏づけされた演奏は明快なものです。CDだと録音の関係でそれがキツく聴こえる場合もありもう少し各曲のニュアンスを楽しめたらとも思ったりした事があります。現在カタログには載っていないのですが別にバッハのチェンバロ協奏曲1,4、ブランデンブルグ協奏曲5などを収録した盤(COCQ83486)でもリズム・テンポは肯ける一方先述の傾向が見られたことを思い出しました。勿論その辺りが中野の魅力でもあるのですが・・・。

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     2009/08/18

    「英雄の生涯」・・・カラヤンの得意曲の一つで私などは1959年BPO,シュヴァルベとの録音をLPで聴いたものです。1974年同じBPO,シュヴァルベでEMI再録、1985年には戻ってDGGにBPO,シューピーラーと正式録音が続出、ライブは1985年BPOものが以前出ましたが今回は1972年のライブでシュヴァルベとの絶好調?コンビによる迫力、正に筋肉質の演奏です。少し雑音らしきものも聞こえますがそれは二の次なのでしょう。「田園」も神経の行き届いた演奏で終楽章など大変美しく仕上げています。ただライブなので演奏後の拍手が本盤の場合入っているのですがほんの数秒間で何か中途半端感を味わいました、難しいですね・・・全く入っていないのも頼りないし。私はLPのDGG版「英雄・・・」がやはり一番ですし他の演奏盤との代替性から判断して今回はOKランク以上とさせていただきます。

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     2009/08/17

    オラモは以前バーミンガム市響と組んで一連のシベリウス交響曲を収録、多分その頃同作曲家のヴァイオリン協奏曲を諏訪内晶子との共演で録っています。その時の交響曲を全て聴いたわけではありませんがシャープな切れ味らしきものを感じた事を覚えています。本盤は2006年グルジア出身の若きバティアシヴィリを立てての同曲、タイム的には32分程度でマァマァなのですが第1楽章からあのシベリウス独特の冷たさというか鋭さは無くヴァイオリンの取り敢えずの出所の後のオーケストラ全奏も何かタッチがソフトです。決してキリキリせず進めています。時に縦線が危うい処らしき箇所もありますがそれは考慮外としてサカリのシャープさとは別の面を聴いた思いがしました。リンドベルイの方は未聴ですので当面OKランクとさせて下さい。

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     2009/08/16

    1981年BDSOとのヨッフムのライブです。冒頭ティンパニーの音の入りとテンポはほぼ最高に近いイメージ、しかし次の展開に入るまでの間このイメージが逆作用気味にダレた印象を与えてしまうのは残念。本提示部は素晴らしい特に第4楽章にも言えるのですがオーケストラの少し篭り気味な音色はただ威勢の良いだけのサウンドでどうしても押し気味になるこの曲にその本質を示しているようです(この意味で私はコンビュチュニー/LGOの演奏は忘れられません)。タイム的にはトータル45分強で過不足感はありません。他のレビューにもありましたように少々のミスはさておき最終楽章ティンパニーの「間」たるや!そして最後の結びの「延ばし」も素晴らしいです。

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     2009/08/15

    ガーディナーが1996年VPOと手兵の合唱団を率いてのブルックナー一連の宗教曲で聴くまでは余り期待していませんでした。ブルックナーの宗教曲ではカトリック信者であるヨッフムがその音楽世界をそれこそ普遍的に再現した名盤がありますが、このガーディナーの演奏は先の普遍的世界よりはややスケールが小さくもっと古典的な響きを展開しております。私などはブルックナーの「くどさ」が希薄化されたこのような演奏に耳障りの良さを聴き取った次第です。ガーディナーもバッハあたりから演奏記録を作って行っている演奏家ですが私のあくまで好み範囲で申せば比較的他のロマン曲も的を外さず健闘していると捉えております。

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     2009/08/15

    若い頃は比較的地味なハイドン交響曲にそんなに深くレコードで馴染む対象ではありませんでしたがこのワルター/コロンビアSOのV字、軍隊交響曲のLPはハイドン交響曲の「良さ」を感じ取ったものです。多分他の指揮者の演奏に最初に接していたならその良さに気がつくのはもっと遅れていたでしょう。それ位ワルターの演奏はハイドン以上(ハイドンには失礼!)の何かふくよかさが込められた様に思え人生の余裕時間を過ごせるようにも感じ私にとっても最高盤、勿論CDもこの版のCDではありませんが愛聴しています。今回のフォーマット変更で更に期待が持てますね。

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