CD 輸入盤

交響曲第9番 カイルベルト&ハンブルク国立フィル(平林直哉復刻)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GS2039
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

いと高き、理想の名演を望みうる最上の音質で!
カイルベルトのブルックナー第9


【制作者より】
LP時代にブルックナー・ファンを狂喜させた宇野功芳著「モーツァルトとブルックナー」(初出は帰徳書房、現在は学研から発売)の中に、「カイルベルトのLPが登場し、ブルックナーの第9はシューリヒト、ヨッフムらとベスト3が出来上がった」とあります。最近ではヴァント/ベルリン・フィルなどの名盤も出ていますが、オーケストラの渋く充実した音色はそのヴァント盤以上であり、安定した適正なテンポもシューリヒト、ヨッフムをしのいでいます。つまり、このカイルベルト盤は今もなおベスト3のひとつと言っても過言ではありません。しかし、長い間廉価盤で繰り返して再発売されていたせいか、特に最近では正当な評価を与えられなくなりました。従って、今回の復刻盤は再び正当に評価される非常に良い機会だと考えています。特に、初めて耳にした人は、こんな名演が存在していたことに驚かれると思います。
 なお、特徴的な個所がひとつあるので記しておきます。第3楽章の206小節(18分39秒付近)の最後の音で、ここは4分音符の長さしかありません。しかし、この不協和音を強調しようとしてほとんどの指揮者はフェルマータのように音を延ばしていますが、このカイルベルト盤は楽譜通りに演奏した数少ない例です。

【解説書の内容】
カイルベルトが倒れた瞬間の目撃証言や、珍しいプログラムなどを掲載します。(平林直哉)

【収録情報】
・アントン・ブルックナー (1824-1896) :交響曲第9番ニ短調(原典版)
 ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団
 ヨゼフ・カイルベルト(指揮)

 録音時期:1956年10月31日
 録音場所:ハンブルク、オスター通りスタジオ
 録音方式:ステレオ(セッション)
 使用音源:テレフンケン(ドイツ) SLT43043

ユーザーレビュー

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今や数多いブルックナー交響曲第9番盤の中...

投稿日:2009/08/20 (木)

今や数多いブルックナー交響曲第9番盤の中で、このカイルベルト盤は1950年代後半の収録でさすがに音色では最近演奏盤にも劣るし盤自体派手な位置を主張しているわけではありません。私も何回目かの廉価盤で聴いているのですが、全体としてはキビキビした印象を受け第1楽章中頃以降全合奏等部分的にアクセント・スピードを上げ靄から現れる堂々たる山頂クライマックスに導いている処素晴らしいです。私は第2楽章の活きた運びの演奏が好きです。テンポもやや速めの第3楽章は妙に弄くらないであっさりとダレていないのが好み次第?今回平林氏の手になる復刻版は楽しみですね。とにかく演奏は素晴らしいのでマニアの方は要注目!

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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